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ソニー、PC用ディスプレイと標準型デスクトップPCからの撤退完了を発表

大根田伸行氏

5月16日 発表



 ソニーは、16日に行なわれた決算発表会で、PC用ディスプレイ、および“標準型デスクトップPC”事業の終息を発表した。

 同社の2006年度連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の8兆2,957億円、営業利益が同68.3%減の718億円、純利益は前年比2.2%増の1,263億円。PC関連は、海外でノートPCが好調で売上に貢献した。

 その一方で、同社EVP兼CFOの大根田伸行氏は、撤退予定である15の不採算事業カテゴリに関して、これまで公表された10のカテゴリに加え、PC用ディスプレイと標準的デスクトップPC、CRTプロジェクションが終息したことを明らかにした。ただし、付加価値が出せ、差別化が図れる「type R master」、「type X living」、「type L」などのAV指向製品やポータブル製品は継続する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/06q4_sony.pdf
□関連記事
【2006年1月26日】ソニー、第3四半期はエレキ、ゲームが牽引し好決算に(AV)
-QUALIA、QRIO、PDPなど撤退9カテゴリーを公表
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060126/sony.htm

(2007年5月16日)

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