パナソニック、Core Duo搭載で重量930gの「Let'snote R6」

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パナソニック、Core Duo搭載で重量930gの「Let'snote R6」
～76cm動作時落下耐性、防滴キーボード搭載

Let'snote R6

3月8日　発売

価格：オープンプライス

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　松下電器産業株式会社は、CPUに超低電圧版Core Duo U2400(1.06GHz)を搭載した軽量モバイルノートPC「Let'snote R6」を3月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後の見込み。

　B5サイズのモバイルノートPC「Let'snote R」シリーズの最新モデル。筐体デザインを一新し、銅チップ入りアルミコートグラファイト放熱板の採用や、新設計の電力管理ソフトウェアにより、ファンレスでありながらCore Duoの搭載を実現した。HDDも回転数5,400rpmの2.5インチタイプを採用し、パフォーマンスを追及した。

　また、対衝撃性能を高めた新しいHDDダンパー、LCDの抱え込み構造、マザーボードをフローティング構造にすることで歪みを減らす構造、本体周囲に設けた環状パイプ構造などの採用により、動作時76cm落下の落下耐性を実現。机からPCを落としたときのリスクを軽減させた。キーボードも従来のY5シリーズと同様に防水シートの採用や、継ぎ目のないシーリング構造により、防滴仕様となった。耐加圧は100kgfで従来どおり。

　さらに、厚さ0.2mmの液晶ガラスの採用などにより、本体重量930gを実現し、従来の999gから軽量化が図られた。ACアダプタも重量約155g(従来は約190g)のものを採用し、モビリティを向上させたとしている。このほか、液晶にLEDバックライトを採用し、5%の省電力化を実現させたほか、インテルとの共同開発により、デュアルコアCPUを搭載しつつ8時間駆動を実現させた。

　主な仕様は、CPUに超低電圧版Core Duo U2400、メモリ512MB(最大1.5GB)、Intel 945GMS Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、60GB HDD、1,024×768ドット(XGA)表示対応10.4型液晶、OSにWindows Vista Businessなどを搭載する。なお、Vistaの3Dユーザーインターフェイス「Aero」はデフォルトでOFFとなっている。

　インターフェイスは、Type2 PCカードスロット×1、SDカードスロット×1、USB 2.0×2、IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、ミニポートリプリケーターコネクタなどを備える。

　バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約8時間。本体サイズは229×187×29.4～42.5mm(幅×奥行き×高さ)。

　直販サイト「マイレッツ倶楽部」では、BTOに対応しており、オンボードメモリ1GB、120GB HDDや、Office Personal 2007の搭載、カラー天板、ローマ字すっきりキーボード、オリジナルネームプレートなどを選択可能。一例としてメモリを1GB、HDDを120GBに変更した場合の「CF-R6MWVAJP」は239,700円となっている。

　カラー天板は、プラチナライト、レッドベリー、ブルーアップル、ピンクペタル、ホワイトエアー、ブラックストーンの6種類。カラー天板への変更価格は5,250円。

　なお、Let'snote Y5/W5/T5の新モデルおよび発表会の様子は別記事で紹介する。


発表会で展示されたLet'snote R6	ACアダプタも小型軽量化	電源ボタンはプッシュ式で本体左上に配置された

本体前面はマイク/ヘッドフォン端子およびインジケータ	左側面はType2 PCカードスロット、ミニD-Sub15ピン、DC入力のほか、新たにY5と同じミニポートリプリケーターコネクタを備える	右側面はUSB 2.0×2、モデム、Ethernetを装備

プラチナライト	レッドベリー	ブルーアップル

ピンクペタル	ホワイトエアー	ブラックストーン