【ロビンとサウロ】22年の時を経て…!! 「倒れて動かない」の真相も判明!!

砂浜に倒れるサウロに歩み寄るロビン -ワンピース最新考察研究室.392

サウロのいるエルバフにやって来たロビン…

感動の再会です!!!

-画像はONE PIECE 第392話より引用-


【ロビンとサウロの再会】


第1131話ラストで「サウロ先生が!!!」「倒れて動かない!!!」という衝撃展開。これがエルバフ編のストーリーに重大な影響を及ぼす可能性もあると考えていました。

ずっとハラハラしていたんですよ。

そして今回。その時の巨人族が「あそこです!!」と指さす先にいる、泉の砂浜に倒れるサウロを見て真相に気づきました。ロビンと同じく僕もクスッとなりました(笑

泉の砂浜に倒れるサウロ -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

サウロは22年前の“あの時”を再現したんです!!

なるほど、そう来たかぁと。

このシーンが用意されていたのなら、あの第1131話ラストのヒキは全く“仰々しい”とは言えません。あのヒキがあってこその今回ですからね。

ともかく心配はフッ飛びました!!


そこから第392話のロビンとサウロの初対面のシーンをなぞる様に進みます。あぁ そうだったなぁ… なんて思いながら微笑ましく読んでいたワケですが、

大きくなったロビンに驚くサウロ -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

僕はココでダメでした(泣


驚かすつもりだったサウロが、大きくなったロビンの姿に驚かされる。あの頃と変わらないロビンがそこにいた。対するサウロは顔に大きな傷を作っていて、22年前の事件を経ての“今”である事が分かる。

ただしロビンだって平穏だったワケではなく、

母オルビアの言葉に思いとどまるロビン -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

全ての罪を被せられ世界から追われ、死のうと考えた事もあるが母オルビアとサウロの言葉に思いとどまって来た過去があった。それが先に3ページにもわたって描かれている。


だからこそ互いに生きて来て良かったねと僕達は想わずにいられない。第1133話のラストシーンに心が震えるのです。まいったな… って感じ(泣

サウロは「子供じゃねぇのにな」と言うんだけど…

ロビンとサウロが涙の再会 -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

「褒めてほしい」と言ったり、抱きついて泣きじゃくるロビンは“あの頃”に戻っています。まさに子供の様に。髪型だけが戻っているのではない。それが逆に22年の長い“時”を想わせるんですね。



【ロビンとサウロの“22年間”】


サウロ「よう生きてなァ!! ロビン!!!」-ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

サウロが「よう生きてたなァ!! ロビン!!! 22年!!」と言っています。その前には「あんな子供が!! “世界”に追われて!!」とも言っていますよね。

この「よう生きてたなァ!!」は、ロビンがオハラのバスターコール事件を生き延びたという意味で言ってはいません。それからの22年間の事を言っているんです。

まだ子供だったロビンが“世界”に追われながらも、それでも生きて来られた事に対する発言です。少なからずロビンの情報を拾っていた事がわかります。


サウロは22年間エルバフにいたハズ。

“この地に長居してはならない” 「探検家ルイ・アーノート」-ワンピース最新考察研究室.1132
-ONE PIECE 第1132話より引用-

サウロは22年もの間、エルバフに“長居”していたハズなのです。これはルイ・アーノートの忠告に絡む話になると想うんですね。

寿命が長い巨人族(人間の成長速度の1/2)である“サウロの22年”と、人間である“ロビンの22年”では感覚的な違いがあるのは間違いないでしょう。

しかし、互いに“22年間”というのは変わらないのでは?と。エルバフ島の内外で“時間軸のズレ”というのがあるのでしょうか。ここが問題であります。


そこで気になるのがですね…

サウロが倒れて動かないと言いながら走る巨人族 -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

第1131話で「倒れて動かない!!」と走っていたのは、実は“今”なんですよ。どうやらね。第1131話のシーンは、上の第1133話に続いているんです。

先行して描かれていただけっぽいのです。

第1131話のラストでサウロが倒れ、それから第1132話〜第1133話までずっと砂浜で横になっていたワケではなさそうなんです。そもそもの話、どうしてサウロは倒れたフリをしたのか。

エルバフの樹の上に港!? -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

おそらく“虹”が見えたからです!!

エルバフに架かる“虹”を見た=麦わらの一味を迎えに行った巨兵海賊団が帰って来た=ロビンが来る。それがサウロには分かったが、どういう顔をして再会して良いか分からず倒れたフリをした。

こういう事なんです、おそらくは。



サウロ先生が!!! 倒れて動かない!!! -ワンピース最新考察研究室.1131
-ONE PIECE 第1131話より引用-

↑これは第1131話のヒキなのですが、第1132話のヒキとして使う方が“時間の流れ”としては正しかったハズだと言いたいんです。まだ第1131話の時点では倒れるフリをするには早いのです。


この構成に意味があるのかどうか。


あるのなら時間軸にズレがあります!!


それを表現する構成になってる。


では、それで何が起きてしまうかについては別で考えてみようと思います。具体的にどうなってしまうと言うのか。ちょっとヤヤこしいんです。何もないかも知れませんしね。



【サウロのこれまで】


サウロの生命力 -ワンピース最新考察研究室.1133
-ONE PIECE 第1133話より引用-

クザンに全身凍らされたサウロでしたが、島の炎がそれを溶かした事で生き延びていたそうです。その際に海に落ちて溺れそうになったみたいですけどね。

それからオハラの考古学者達が湖に沈めていた文献を見つけるのでしょう。どうにかしなければ。そこで頼ったのがエルバフであって。まずサウロはエルバフに行き…

オハラの文献を引き上げる巨人族についてのSBS -ワンピース最新考察研究室.108
-ONE PIECE 108巻SBSより引用-

沢山の巨人族(その中にハイルディン達3人)を引き連れてオハラに戻る。そして大量の文献をエルバフに持って行く。それは今「フクロウの図書館」にあるのでしょう。

それから22年間 サウロは学校の先生をして来た。主に歴史の授業を受け持って来たみたい。エルバフに文献を持ち帰って来てからは一度もエルバフを出ていないと思われます。

そうでなければ、

なぜロビンに会いに行かなかったのか?となるからです。あるいはロビンが生きて来たのを知っていたのなら、なぜ自身の生存を知らせようとしなかったのか?となる。

できなかったんですよね。

サウロとは言えないシャカ -ワンピース最新考察研究室.1066
-ONE PIECE 第1066話より引用-

身を潜めておく必要があったから。

もう死んだ事になっていなければならない。オハラにサウロの骨が残っていなくても、海に落ちて流れたのかな?で済む状況だったんです。実際にサウロは海に落ちましたから。


サウロはオハラの文献を守りたかった。受け入れてくれたエルバフに迷惑をかける事もできなかった。だからオハラの文献と共に自身の存在も消さねばならなかった。

サウロからロビンに会いに行けないし、エルバフで生きている事を伝える事もできなかった。この22年間サウロはサウロで辛かったハズです。待つしかなかった。来るかどうかも分からないロビンを、です。


そこに、あのメッセージです!!


ジャンプフェスタ’24 尾田栄一郎直筆メッセージ -ワンピース最新考察研究室.24



ジャンプフェスタ2024で尾田先生が、エルバフに行かないルートも考えたという風なメッセージを出していましたよね。そういう未来になっていたなら今回の再会はないのです!!

そうは言ってもですね、

エルバフに行かないルートなんて考えられない!!

エルバフに行く事は決まっていたハズ。それも連載当初からです。それなのに上の様なメッセージを残していたのは、このロビンとサウロの再会というのは“運命のあや”でどうとでもなっていたって事。

これを伝えたかったんじゃないかなぁ。

もちろんロビンとサウロの再会も予定されていたものでしょう。もうエニエス・ロビー編の時から構想されていたハズ。だから再会は必然なんだけど… 僕は運命を感じずにいられないのです。上のメッセージかあったからです。

色々と上手だなぁと思います♪


いや〜 しかし良かった良かった!!!


誇張なしにウルっと来ました…





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コメント 4

There are no comments yet.
ミーちゃん
2024/12/09 (Mon) 12:13

今回ロビンとサウロがついに涙の再会を果たしましたが、二人が再会するのは明らかだったので、わざわざロードに拉致される展開を間に挟む必要があったかは不明。そのまま出し惜しみせずに二人の感動の再会を描けばよかった気も。

今回の回想シーンを読むと、ロビンが世界中から敵視される経緯には海軍政府が裏でそう仕向けるように動いていたことも判明しました。それ故、昔と現在の物価の違いはあれど、ロビンの懸賞金は年々上げていても良かった気もします。世界の敵とまで表現されたロビンを、いつ頃から海軍政府側が追跡しなくなったのかも気になるところ。

またエルバフの地形もいろいろ新情報が判明しましたが、改めて空島との関連性を匂わせます。

何故、ここまで空島と関連性があるのか。世界はいずれ海に沈むと煽られて久しいですが、エルバフの民が世界に点在する空島を作った?宝樹アダムが浮雲の原型を作り出している?化石化したモノが浮遊する素材に変化していたりする?

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2024/12/09 (Mon) 20:40

ロビンはアラバスタで亡くなった人々や遺族に対して何か思うことはないのだろうか
普通味方側に寝返るキャラってどんな事情があるにせよ十字架背負ってたりするけど
そういうのあったら生きたの褒めてなんて言葉は出てこないだろうからないんだろうな
尾田さんもロビンは何も悪くないって認識なんだろう

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2024/12/10 (Tue) 22:55

コメントの人、海賊に何を求めてるんでしょうか🤔

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2024/12/11 (Wed) 08:03

それな
そもそもワンピースは生きるためには
他の人間を犠牲にするのが当たり前な世界じゃん
基本的に弱者に人権がない世界
海賊なんだから当たり前
ワンピースの世界は人を犠牲にせずに
生きられるほど甘い世界じゃないって
今まで散々見てきたはず

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