Ohmori Nozomi

大森望選「ゼロ年代海外SF50」(邦訳書限定)

・対象は「2000年~2009年に(原書が)刊行された本」(短篇集・アンソロジーに関しては、ゼロ年代に発表された作品を1篇以上含むものから選出)。

・原書刊行年別にまとめた(同一年度は作者名の五十音順。シリーズ、三部作などの場合は邦訳最新刊の刊行年。日本オリジナル短篇集の場合は、日本での刊行年を基準とする)。

・12/10 23:55 改訂第2版

【2000年】

マーク・Z・ダニエレブスキー『紙葉の家』

ウイル・マッカーシイ『コラプシウム』

チャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』

ジェフリー・A・ランディス『火星縦断』

【2001年】

ジョナサン・キャロル『木でできた海』

コニー・ウィリス『航路』

フィリップ・リーヴ『移動都市』

ケリー・リンク『スペシャリストの帽子』

【2002年】

テッド・チャン『あなたの人生の物語』

M・J・ハリスン『ライト』

クリストファー・プリースト『双生児』

E・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』

【2003年】

W・ギブスン『パターン・レコグニション』

ダン・シモンズ『イリアム』

C・ストロス『シンギュラリティ・スカイ』

フォード《文学刑事サーズデイ・ネクスト》

デイヴィッド・ブリン『キルン・ピープル』

【2004年】

ガルシア《恐竜探偵ヴィンセント・ルビオ》

アイリーン・ガン『遺す言葉、その他の短篇』

フランク・シェッツィング『深海のYrr』

ケン・マクラウド『ニュートンズ・ウェイク』

マーゴ・ラナガン『ブラックジュース』

ジョージ・R・R・マーティン《氷と炎の歌》

【2005年】

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

R・C・ウィルスン『時間封鎖』

A・C・クラーク&バクスター『太陽の盾』

スザンナ・クラーク《ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル》

ニール・ゲイマン『アナンシの血脈』

チャールズ・ストロス『アッチェレランド』

ジョー・ヒル『20世紀の幽霊たち』

ジェフ・ライマン『エア』

K・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』

【2006年】

グレッグ・イーガン『ひとりっ子』

M・スワンウィック『グリュフォンの卵』

ナオミ・ノヴィク《テメレア戦記》

トマス・ピンチョン『逆光』

マイクル・フリン『異星人の郷』

ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜』

C・マッカーシー『ザ・ロード』

V・ヴィンジ『レインボーズ・エンド』

A・レナルズ《レヴェレーション・スペース》

【2007年】

マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』

U・K・ル・グィン《西のはての年代記》

【2008年】

ジョン・スコルジー《老人と宇宙》

ジョー・ウォルトン《ファージング》

フェリクス・J・パルマ『時の地図』

イアン・R・マクラウド『夏の涯ての島』

【2010年】

ナンシー・クレス『アードマン連結体』

岸本佐知子編《変愛小説集》全二巻

《SFマガジン50周年記念アンソロジー》全三巻(中村融編『宇宙開発SF傑作選 ワイオミング生まれの宇宙飛行士』大森望編『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』山岸真編『ポストヒューマンSF傑作選 スティーヴ・フィーヴァー』)