玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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資本主義世界のせいで母親が自殺した。アフィリエイトとNHKで呪いあれ

あけましておめでとう。昨年はどんな年だったかな?僕は母親が一ヶ月前に自殺したから最悪だったよ。
そして、僕は呪いのメタファーだよ。
2013年も君たちは呪われている
僕は人の正体がわかった。

去年、一ヶ月前、僕の母親が自殺したんだ。それで僕は気づいた。僕はこの世界が嫌いなんだって。
それについては、先月ブログを書いたから、それを読んでくれたまえ。
純と愛とテレビと政治と世界を呪詛する - 玖足手帖-アニメ&創作-



おやおや、長文を読むのが面倒だっていうのかい?まったく、君たちは仕方のない愚民だね。
では母親の自殺の原因を要点をかいつまんで説明しよう。

  • 母親は父親の退職金をあてにして新しく大きな家を建てようとした
    • 母親は貧乏人は家を買え!というライフハック本を信奉していた。だが、このライフハック本はある程度の資産の余裕のある程度の中の下の資産家向けの本であり、フェイク本だった。

貧乏人は家を買え! (講談社BIZ)

貧乏人は家を買え! (講談社BIZ)

    • だが、父親の退職金は不況と公共事業削減によって少なく、今住んでいる家よりも小さな家しか建てられないことに母親は絶望した。
    • 父親と母親の仲は冷え切っており、会話がなくなっていた。
      • 母親の話を聞いてくれるのはライフハック本と、金を搾り取ろうとする不動産屋と銀行屋だけだった。不動産屋と銀行屋は母親をおだてて無理な契約をさせた後、「建ぺい率が・・・」「キャンセルすると違約金が・・・」などといって母親を追い詰めて言って絶望させた。

    • 私は30歳にもなってとある公共機関の契約社員だが、月給が11万円だけで5年で雇い止めされる。この程度のクズの息子しか育てられなかったことに母親は絶望した。僕が殺したようなものだ。


そして、公共機関の職員に親を養うこともできない賃金しか渡さないことを決めた社会の君たちも母を殺したんだ。

  • 家族の会話が全然なくなったのはテレビのせいでもある



毎日、夕飯は家族が集まって一家団欒を模していたが全員がテレビだけを凝視して無言で食べるという拷問だった。父親と弟はテレビに一番近い席だったので、母親に背中を向けて楽しいテレビばかり見て母親を見なかった。


毎日、その拷問の食事時に流されるのは「純と愛」だった。これは家庭崩壊を描いたドラマである。
NHK連続テレビ小説 純と愛 上

NHK連続テレビ小説 純と愛 上

そんな糞のような純と愛なのだが、ゲゲゲの女房からの惰性で毎日録画して見ていた。母親はジャニーズ.Jrの風間俊介が出ているからジャニ友仲間の付き合いもあり、見なくてはいけないと思っていたようだったし、NHKのドラマだから、という風に信頼して視聴していた。
でも、公営放送への母親の信頼は裏切られた。不愉快さを強調する露悪的なドラマで、毎日嫌な気分にさせられた。
父親は何も考えない人間で、とりあえずテレビに映ってるものはなんでも見てた。母親と退職金や家の将来の話をするよりもテレビで時間を潰すことを選んだ。僕は子供の頃から母親の話し相手だったが、アダルトチルドレンになった。社会恐怖症外と回避性人格障害とパニック障害(過呼吸や持続する幻覚痛)や気分変調障害(難治性うつ病)を患って「母親から距離をとって父親に任せるように」と精神科医に言われて従ってしまい、母親を精神的に孤独にして殺してしまった。

そして母親は死ぬ3日前に僕に
「どうして人生は純と愛とかドラマみたいにうまくいかないんだろう」
「純と愛みたいに、私も目が覚めて別の世界だったらいいのにって思う」
「私は家族に失敗した」

と言い残し、
遺書に
「もう疲れた。お父さんと結婚したのは間違いだった」
と、純と愛の ヒロイン・狩野 純の母、狩野晴海を演じる森下愛子の「本性」と全く同じことを書いて、
テレビドラマに影響されて57歳で死んだ。


僕はアニメオタクでキレる17歳、酒鬼薔薇聖斗、加藤智大世代だから「テレビと現実を混同する若者は気持ち悪い」と母親に言われて育った。中学生の時に「あんたがエヴァンゲリオンに取られてしまう!」って言われて惣流・アスカ・ラングレーの初回特典ポスターを破り捨てられたこともあった。

150ピース ミニパズル エヴァンゲリヲン アスカ・ラングレー 150-149

150ピース ミニパズル エヴァンゲリヲン アスカ・ラングレー 150-149

でも、その母親が僕よりも先につまらないテレビドラマに影響されて自殺した。

本当に、嫌な時代だね。呪うしかないね。


  • では、本題に入ろう



母親が自殺して、その自殺する状況を用意した世の中を呪うブログを書いたら「金目当てのクズ」とインターネットの君達に罵られた。
はてなブックマーク - 純と愛とテレビと政治を嫌悪する - 玖足手帖
ということに対するレスポンスが、この2013年という呪わしい元日の最初のエントリーだ。呪いは年を越えても消えるものか。

君たちは母を死なせて悔やんでいる僕に対してこう言った。これらは全て呪われるべきだよね。

id:nekora 自分に迫る死病をネタにブラックジョークを書く不謹慎アフィ厨の俺もこれにはドン引き
id:megtan00 記事内に配置される大量のアフィリエイト広告が読まずして全てを語る
id:hazardprofile このたくさんの広告って自分で入れてるんですか?
id:REV 呪わない特区をつくり、世界を呪うものたちが、呪わなくてもいいような社会構造をつくったらどうだろう。壁は高めにね。
id:cheapcode 親の死を利用してアフィで稼ぐのは感心しないな。
id:nokonoko11 爆笑したw死んだ母親のネタでアフィてwww 乞食の鑑やで!
id:amerio ネタ 死ぬ人間が服を買ったりしないのと同様、アフィリエイトリンクをシコシコ貼ったりしないはずだね。
id:Assume ブログ#作文 さすがです
id:D1953ColdSummer いちいち貼られている画像のせいで切迫感を感じない。
id:animony 社会 自分なら大量のアフィリンクとアニメのキャプチャは貼れないから多分すごいんだと思う
id:eirun 消費社会においては慟哭であれ呪いであれどこにもたどり着かず、到達するのはアフィリエイトによる入金だけであるというアイロニー。
id:Yagokoro こういう虚弱で甘ったれた精神と貧困は仲がいいね。一生添い遂げろ。
id:activecute 途中でアフィリエイトを入れるな。
id:fncl 自殺 アフィが乞食が言ってる連中は、もしそういうガノタなら世界を呪う前に死んだ親の骨壷なり位牌なりをヘルメットに突っ込んで「……母さんです」なんていう炎上マーケティングとかやるってことも分からいでか。
id:masm アフィリエイト満載で中身が入ってこない。そんな自分自身を呪いたまえ。
id:farako タイトルで盛大に噴いてアニメキャプの連続で心底ゲンナリして「あぁ……」となって読むのが大変だった。
id:murderboy klab,資本主義を呪う割にはアフィリンク盛りだくさん。

僕がブログに規約の範囲内でアフィリエイトリンクを貼ったことに対して、たくさんの人に金目当ての乞食と罵られた。まあ、炎上は呪いを拡散するための道具だから、炎上することも計算してアフィリエイトやアニメ画像を入れたり、ジャニーズやNHKドラマを挑発した。インターネットは人に見られないと呪いが拡散しないからねえ。はてなブックマーク370オーバー、一日あたり2万PVという、僕のブログとしては最大の勢いが出て効果的に呪いをこのインターネットにばらまけたと思う。僕の母親が死んだんだからね、これくらいの破壊力は出てもらわなければ嫌だ。

ビビってブックマークを消してトンズラをしようったってだめだよ。もう、画像で残してインターネットにばらまいちゃったから。

弔問客 - nuryouguda's fotolife
おめでとうございます。君たちはのろわれました。
ここで、「許さない」とか書くと、犯行予告とか官憲に言われちゃうからね。「呪い」ってのが一番穏当な表現だと思いませんか?


あんまり自分の書いた文章の種明かしをするのは物書きとしては格好が悪いんだが、売るつもりも売れる予想もない本に対してアフィリエイトリンクを張ったのは、「こういう本やテレビが出回っている世の中に母親が殺された」「そして、こういう文化を受け入れている君たちの社会は呪われている」「だからこれからも君たちの中から自殺者は出続ける」
「君たちは呪われている」

ということの一つの具体例として使ったんだ。それに、アフィリエイトはアマゾンに直結してるからすぐに書評が読めるし、表紙の画像も使えるし、すごく便利なんだよ。

アフィリエイトリンクが入っていることに対してのコメントが多い。私もアフィリエイトをしているし、文章の切れ間に、その文章を印象付ける書籍等々が入っていることには、特に何も感じなかった。いや、それが出版されている社会と、繰り返される『呪い』というのを感じていた。

勿論、アフィリエイトとか関係なく、画像を表示することもできる訳だけど。その辺りは、エントリに本人のコメントで表示されている。

nuryouguda 2012/12/15 11:54 アフィリエイトは広告収入という意味だけでなく、ブログで簡単に画像やリンクを引用するためのツールでもある、って事くらいはわかれよ。

これに尽きると思う。
アフィリエイトの嫌いが過ぎる、拒否反応に近い気がする。 - 伝外超スデメキルヤ団劇

↑この人は私の知人で、先日のエントリで私がアフィリエイトについて攻撃を受けたときに上記のエントリを書いてくれた。やはり、知人は多少はリアリティを持って読み解いてくれているね。



それに、いちいち単発の訃報記事にアフィリエイトを貼らなくても、私は普通にアニメ感想ブログでそれなりにアフィリエイト収入を得ている。月に2千円くらいかなあ。
でも、先日、僕の半分程度のPVで僕の10倍のアフィリエイト収入を得ている人に会って話したんだが、僕は全然稼げていないね。

  • ところでNHKってずるいよね。

連続テレビ小説 純と愛 Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 純と愛 Part1 (NHKドラマ・ガイド)

僕は確かに、インターネットで母親の自殺について書いた。そして、その状況を作り出した社会を呪った。それと、アフィリエイトは母親の自殺の前から使用していたし、幾分かのポイントを稼いだ。
そして、母親の死についての記事は5万アクセスあった。たった5万!
それって、悪いことだろうか?
NHKは母親を毎朝陰鬱な気持ちにする純と愛を放送して死に追いやった。もちろん、純と愛だけのせいじゃない。不動産屋や、母の話を聞かなかった父親、母の話を聞く余裕がないくらい精神障害になってしまった僕も呪われているし、悪い。
でも、純と愛は確実に母親を嫌な気持ちにさせたし、母親が見ていたテレビのほとんどは純と愛だったし、ドラマに影響されて心を病んだような言葉を僕に残して母は死んだ
そして、今もNHK、日本放送協会はそんな不快感と興味を煽るドラマを数千万人に向けて放送している。僕のブログなんかよりももっと巨大な影響力で人に呪いを振りまいている。君たちは呪いの電波を受けている。
そして、今年からは、純と愛は視聴率上昇のためのてこ入れとして新しい舞台に移るそうだ。
視聴率上昇のためのテコ入れ、って、営利目的だよね?営利目的で家族崩壊の不快感を朝から放送してるんだよね?
僕よりももっともっと悪くないか?
しかも、「公共放送」っていう看板を使って放送してるんだよ。私の母親のような自分でドラマを見るかどうかを判断できない程度の中高年も「とりあえず朝ドラだから」って動機で純と愛を毎朝見てるんだよ。
僕のブログは1回きりだし、嫌なら途中でブラウザを閉じることもできる。でも、朝ドラだよ。「毎日朝ドラを見ることを習慣にしてる家族」は僕の家の他にもたくさんあるはずだ。「朝ドラは家族でいつも見てたし、急に見るのを辞めるって家族に言い出しにくいな」という人は何万人もいるんじゃないかな。
そんな家には、これからも呪いの電波が映し出される。そして、みんな嫌な気分になるんじゃないかな。
純と愛に呪いあれ


とりあえず、NHKは僕の母親を殺した片棒を担いだ程度の責任を公共放送として背負っていってほしいね。
でも、紅白歌合戦に水樹奈々様が出たり、歌う声優三昧を放送したことは僕はちゃんと良かったって評価してるよ。



ただ、クズは呪う。永遠にだ。


  • NHKの営利目的のドラマは良くて、個人ブログでアフィリエイトリンクを貼ることは悪か?

実際の肉親の自殺という題材を書く事が悪なのか?でも、テレビって大家族もの、とか実話感動ドラマとかやってるよな。ニュースだってそうだ。実際の人の事故や殺人をコンテンツとして消費して、CMを入れている。公共放送のNHKも受信料金を徴収しているし、その説得力を上げるために視聴率をあげようと煽っている。営利目的だ。
だが、それを個人ブログでやると叩かれる。ちょっとアフィリエイト広告を文章の修飾に使っただけで、本文の内容を無視される。
これって矛盾してますよね。
この程度の論理矛盾もわからずに僕を一方的に批判しているようなはてなブックマーカーって本当にクズの集まりで、そのクズゆえに、僕が直接手をくださなくても呪われている。
僕の書いた文章の本筋を無視して、アフィリエイトっていうちょっとした部分だけに対してあげ足をとって、一時的な優越感に浸っているはてブ村民って呪われているね。たくさんのニュース、たくさんの不幸にたいして「ワロタ」「これはひどい」「あたまわるい」などと一方的に書き込んで捨てて、文章が訴えたい本質からは目をそらして自分の矮小な価値観だけを後生大事に守っている。でも、自分がそういうことをしていることも自覚せずに、インターネットで偉そうなことを書き込む快感に浸っているだけ。
そう、自分では何も生み出さないくせにテレビを凝視して時間を潰して、母親を無視し続けた僕の父と同じだよ。
はてなブックマーカーに呪いあれ
君たちは何も考えず、目の前の人の気持ちを無視して、見たいものだけを見て、嫌な真実からは目を背けて人生の時間を無駄にして、与えられた資本主義文化を消費するだけの、きっと何者にもなれない、本当につまらない奴らだ。



もちろん、人を呪わば穴二つ、こうやってインターネットで世界を呪う僕も呪われているし、母を死に追いやった一つの要素としての不愉快さはずっと継続するんだと思う。

でも、それでいいんじゃないかな。僕が死ぬほど不愉快になることで、母親が死ぬときに味わった苦しみの数万分の一でも、数万人に味あわせて不快にさせて、この世に呪いを撒ければ、僕はそれで十分なんだ。

夏菜写真集/「夏菜 GANTZ/K」 (タレント・映画写真集)

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言っておくけど、僕は悲しいけど、ものすごく怒っているんだよ。
自殺者遺族ってのは悲しみに立ち向かう健気な弱者なんかじゃ、ないんだよ。

空想ルンバ

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自殺で家族を亡くして―私たち遺族の物語

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