【中野・カフェ】古いのに新しい。木のぬくもりとジャズが染みる、お洒落な古民家カフェ「momo garten」
2014/07/01
最近は暇なのでこれまでの比にならないくらいの頻度でカフェに行ってます。PITE.(@infoNumber333)です。
これまでゆうに50以上のカフェを見てきましたが、先日今までのカフェの中で一番なんじゃないかというくらい僕の琴線に触れたカフェがあったので今回紹介致します。本当に素晴らしいお店でした。
中野駅から少し離れた、堀越学園のちょうど真裏にあるカフェ「momo garten」。
住宅街の中に佇む古民家カフェ「momo garten」
中野の住宅街をひたすら歩いて行くとコンクリートの町並みの中に一箇所だけ鬱蒼と木々が茂る古風なお家が見つかります。そこが「momo garten」。真夏なのに涼やかなひと時が楽しめるカフェです。
お店の入り口には園芸の木々と溜池が。浮き草の下には小さいめだかがすいすい泳いでいました。
色鮮やかな金魚も。眺めているとゆったりとした時間が過ぎていきます。
今回は空いていたので窓際の開けた席に座らせて頂くことに。
木々の間からすべり込んでくる風が気持ちいい。夏休みのおばあちゃんの家を思い出します。
この「momo garten」は昭和23年に建てられた長屋を9カ月かけて改築したカフェで、有名な建築家の方が今も手を加え続けているそうです。なるほどその通りで、梁の組み方や柱の間隔、開けた窓、どれ一つ取っても全てが洗練されているような印象を受けます。実におしゃれ。傷んだ箇所を継ぎ接ぎしながらも新しさを追求していく感じ、とても気に入りました。
店内奥には良い雰囲気のカウンターが。気さくで優しげなおじさんが「トントントン…」と食材の下ごしらえをしていました。美味しそうな匂い。
この緑の土壁もとても良い感じ。全く古さを感じさせません。
天井もなく、上にも広い空間が取られています。そして屋根裏の何処からか、おしゃれなジャズが響き渡る。
文字や写真しか伝える手段を持たないので上手く伝えることができないのが大変もどかしいのですが、この「momo garten」で流れてくる音楽が素晴らしい。使っているスピーカーの地力なのか、木材の反響のおかげなのかはわかりませんが、お店のどこにいてもしっかりとした音質のジャズが聞こえてきます。とても立体感があって、まさに「音の粒」が見えるようなジャズ。語る言葉がなく悔しいですが、只々おしゃれで素晴らしい。
日の照る暑い日だったので、ラムネを注文。
甘さと刺激で目が覚めました。久々に飲んだ気がするなぁ。
おわりに
「momo garten」さんは、ただ古民家を利用したというだけではない非常におしゃれで洗練されたカフェでした。和と洋、古風とモダンが調和した素晴らしい空間。木のぬくもりが暖かく何時間でもいられるような落ち着けるカフェです。
今年の上半期行ったカフェの中では一番気に入りました。少し場所が駅から遠いのがネックですが、そのおかげで空いているので我慢しましょう。本当に良いカフェだったのでこれからも少しずつ顔を出したいと思います。
PITE.(@infoNumber333)