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実体が表れたハンナラ党の「コメントバイト」
記事入力 2008-04-04 09:53 原文

ソウル地方検察庁、ハンナラ党員を起訴…学生12名雇用9197個コメント

ハンナラ党「コメントバイト」の実態が表れた。ソウル中央地検公安1部（コンサンフン部長検事）は1日ハンナラ党大選候補競選の際にアルバイト生を動員して一方の候補を一方的に支援する内容のコメントをつけさせた嫌疑（公職選挙法違反）でハンナラ党城北区党員協議会所属のS（３７）氏を不拘束起訴した。

検察によるとS氏は去年7~8月女子大生12名を雇い有名ポータルサイトに載った30個の政治記事に9717個のコメントをつけさせた嫌疑を受けている。S氏の支持を受けたアルバイト生達は「国家情報院、TFで李昭博の裏調査を認める」記事に290件のコメントを集中的につけ「その日の最多意見ニュース」項目の9位に上げたことがわかった。

S氏はネットカフェを利用してコメントをあげたアルバイト生達に1349万ウォンを直接渡したことが調査された。

検察はS氏がハンナラ党内部の誰の指示を受けてこのようなことをしたか調査を行ったがはっきりした証拠が見つからないとしS氏を起訴するレベルで捜査を終結する計画である。

また、アルバイト生達は初犯の上に未成年者も含まれているという理由で不起訴処分することにした。しかし今回の事件はインターネット世論操作を担当するコメントバイトの存在についての疑惑が現実で証明されたという点で波紋が予想される。キムヒョン統合民主党の副代弁人は「検察はハンナラ党札束事件の当事者のキムテクギ前候補についての調査さえおろそかだ」とし「検察は権力の様子を見ずに世論操作の背後の勢力を明かし、金の出所を見つけなければならない」と主張した。

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