レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは最新のインタヴューの中で、レディオヘッドやトム・ヨークとの関係について語っている。
フリーとトム・ヨークは、レディオヘッドのプロデューサーであるナイジェル・ゴッドリッチをメンバーに迎えたアトムス・フォー・ピースでの活動を共にしている。
BBCのインタヴューに答えたフリーはレディオヘッドとの出会いについて次のように振り返っている。
「(トム・ヨークに)最初に会った時は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとレディオヘッドがフェスで一緒だったんだ。確か『ザ・ベンズ』の頃だったと思うよ。本当に美しいアルバムで、その時は僕たちみんなレディオヘッドが大好きだったね。彼が歌っているのを聴いてそう思ったんだ。その時にお互い知り合いになって、彼のライヴに行ったり、あと本当にびっくりなんだけど、彼がレッド・ホット・チリ・ペッパーズが好きで、演奏するために僕らのところに来てくれたりしたよ」
なぜトム・ヨークがレッド・ホット・チリ・ペッパーズを好きだということに驚いたのかという質問に対してフリーは以下のように語っている。
「君も知ってるように、僕らはまったくバンドとしては違うタイプだからね。でも、彼は僕らの中にある何かと繋がっていて、それが本当に好きだったんだ。僕も彼が大好きだし、絶対に似たようなスピリットがあると思うし、ミュージシャンとして非常に尊敬しているよ。彼とソロ・アルバムで一緒にバンドをやることにした時は、衝撃的だったけど、本当に楽しかったよ。(トム・ヨークのバンド・メンバーは)また全然違った意味で素晴らしいミュージシャンなんだよ。一緒にまたバンドをやることになったら、バンド・ジャムをやって、最高にワイルドで楽しいものができると感じてるよ」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは現在ヨーロッパ・ツアーを行なっており、イタリア、ボローニャでの先日のライヴでは、ギタリストのジョシュ・クリングホッファーがレディオヘッドの“Spectre”をカヴァーしている。
ジョシュ・クリングホッファーがレディオヘッドの“Spectre”のカヴァーを演奏するファンによる映像はこちらから。
また、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスは先日、カナダのメディア「スティングレイ」のインタビューの中で、レディオヘッドと共にツアーをするのは歓迎だという自身の考えを明らかにし、「最後に買ったCDはレディオヘッドの最新のアルバムだったと思う」と語っている。
「僕らはブルックリンでビデオを撮影してて、レディオヘッドはマディソン・スクエア・ガーデンで、2晩ライヴをやっていたんだ。もちろん僕らはレディオヘッドのライヴには行けなかったんだけどね。彼らはシカゴのロラパルーザにも出演して、僕らはその次の夜に出演したんだ」
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