6月1日から開催中の東京おもちゃショー2017でハンドスピナーの圧倒的品揃えにより賑わっていたのが、ヨーヨーショップ「スピンギア」ブース。ヨーヨーの世界チャンピオン(2002/2005/2011AP部門)でもある店長・長谷川貴彦(Taka)さんが最新のハンドスピナーを紹介してくれました。
まず見せてもらったのは、その名も「Gokou - 後光」。メイド・イン・トーキョーにこだわり、パーツの製造は普段は自動車部品などを作っているというミツミ製作所が担当。極限まで滑らかな回転を目指したというだけあり、回してみると普通のハンドスピナーよりも「サラサラサラ……」と優しい感触でした。“後光”のように伸びた金の棒を分解し、好きな形にカスタマイズすることもできます。あえてアンバランスにして、ジャイロ感を味わうのも楽しそう。
ブースにいたミツミ製作所代表取締役の山田賢一さんにお話を聞いたところ、「せっかく日本製にこだわるのだからということで、宝具や仏具のようなデザインを目指しました」「地球ゴマのように分解できるのが特徴。子どもたちの教育の一環にもなるのでは」と話していました。
お次に長谷川店長が紹介してくれたのが、禁断の商品「FZ-1 Fidget Spinner」。アメリカの老舗ヨーヨーメーカーとして知られるダンカンが手掛けるハンドスピナーで、スピナー同士を無限につなげ遊ぶことが可能とのこと。む、無限に……!?
スピナーを連結させるコネクターパーツは汎用のものなので、購入すれば他の製品に取り付けることも可能。会場ではスタンダードなスピナーにコネクターパーツを搭載し、脅威の4連結スピナーを体験することができました。長谷川店長いわく、「上2つと下2つをそれぞれ逆方向に回転させることができます。すると回転が相殺されてゼロになるんです」。うおおおよく分からないけどすごい! 相殺されると一体何が起こるのか? 恐る恐る訪ねてみると、「特に意味はありません。そもそもハンドスピナーを回すことに意味はありませんからね……」と、遠い目の長谷川店長。ハンドスピナーを回すのに理由など不要という、ヨーヨーマスターならではの悟りの境地のようなお言葉でした。
他方でハンドスピナーに競技性を持たせようという動きもあるようで、会場では「ビッグ・カップ・キャップ」なる新商品の展示も。持ち手部分を大きくするパーツで、これさえあれば回転中のスピナーを投げてもう片方の手でキャッチするのも容易に。
「Gokou」は6月発売予定で、価格は9800円と見た目通りプレミアムな一品。「FZ-1」は7月発売予定で、価格は1380円。「ビッグ・カップ・キャップ」は今週末にもスピンギアAKIBA店の店頭に並ぶ予定で、パーツ単体1500円/ハンドスピナーとのセットで3000円(※価格はいずれも予価)。
今回紹介したもの以外にも、会場にはたくさんの種類のハンドスピナーが。東京おもちゃショー2017の一般公開日は6月3日〜6月4日。立ち寄った際にはぜひ、最新のスピナーを体験してみましょう。
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編集部でも「面白くはないけどなぜか触っちゃう……やばい」「これ買っちゃうかも……」との声多数。
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