みんなもう覚えた? 「おそ松さん」個性強すぎる6つ子の見分け方:あのキャラに花束を
どう暮らしたらこんなにバラバラになるんだ……。
第3話の「ほれいけ! DEKAPAN-MAN」に修正が入ったり、パロディ盛りだくさんの第1話が製作委員会の判断で配信終了+BD1巻未収録になったりと(関連記事)、まーお騒がせ続きな「おそ松さん」。周囲の状況もさることながら、本編の内容も大変カオス(具体的に言うと、すぐ死ぬ)。赤塚原作とアニメ「銀魂」スタッフが悪魔合体した、狂ったテンションの作品になっています。
原作の「おそ松くん」は、性格は違えども6つ子の見分けができない、というのがギャグの一つ。しかし「おそ松さん」ではかなりくっきりキャラクターの違いがでています。成長したからね! グループサウンズみたいなハイカラなスタイルになり、昭和絵っぽいのに垢抜けたデザインになりました。
初心者向けに、6人の見分け方を、声優の声以外の部分でご紹介。
おそ松
長男……なんですが、実は一番見分けづらいのが彼。というのも、他のキャラの顔は彼がベースになっているから。アホ毛は二本。
彼を知りたい人は、2話Bパート「おそ松の憂鬱」を見ましょう。いかに雑で、常識がなくて、子供の脳みそのまんまなのか、よくわかります。アニキぶっており、みんなから「兄さん」と呼ばれているのもポイント。小学生っぽい言動が多いので、ルックスよりも行動を見ましょう。
イメージカラーは赤。ファンの間では、おそ松とチョロ松の組み合わせを「速度松」、おそ松と十四松のコンビを「馬鹿松」と呼んだりもします。
カラ松
イメージカラーが青の次男。ドヤ顔でかっこをつけているのは大抵彼です。YAZAWA方面に憧れるタイプの中二病(邪気眼系ではありません)を患っています。変にクールを気取っているやつがいたら、だいたい彼です。あと一番ひどい目にあっているのもだいたい彼です。兄弟からめんどくさがられているのもだいたい彼です。泣き虫でビビリなのもだいたい彼です。
サングラスがお気に入り。空回りしている=カラ松と覚えましょう。カラ松と一松のコンビを、ファンは「色松」と呼んだりします。
チョロ松
イメージカラーが緑の三男。一番しゃべっているのがチョロ松です。いつも困ったまゆげとへの字口の常識人(あくまでも6人の中で)。ボケだらけの世界でのツッコミ役。アホ毛がないので見分けるのは簡単。
熱心なドルオタ。女の子の前ではポンコツになります。アキバ系の服装をしているのも彼。普段はやたらとくどいしゃべり方をします。話の中での出番の多さはダントツなので、真っ先に覚えられるはず。
一松
「市松」じゃないよ、要注意! イメージカラーは紫の四男。髪の毛はボサボサで、目が半開き。あまり笑わず隅っこでひねているキャラクター。猫背でそっぽ向いてるのは一松です。彼の心中は、5話Bパート「エスパーニャンコ」にぎっちりつまっているので、見るべし。猫好きな彼の気持ち、わかってあげて。
不器用で、厭世(えんせい)的で、卑屈で、自分に自信がなくて、皮肉屋で、寂しがりや。十四松と一松の組み合わせで、「数字松」と呼ぶファンもいます。
十四松
イメージカラーは黄色の五男。焦点の合わない目と、開いたままの口で、見た目めちゃくちゃわかりやすいです。アホ毛は一本。
他の兄弟も、彼のことは理解しきれない。会話もおかしいし、行動もおかしい。6つ子は基本みんなおかしいけど、飛び抜けてクレイジー。野球、水泳、プロレスが好きな様子。ただしやる場所がおかしい。テンションが一人だけ異常だったり、放送的に言っちゃいけないことを平気で言うのは彼です。
トド松
イメージカラーはピンクの六男。黒目が大きく、口がアヒル口、一番モテるのがトド松です。女子力が高く、甘え上手。コミュニケーション能力の高さも抜群。職業安定所で、女性職員とLINE交換しちゃうほどのプレイボーイ。童貞力が高い兄貴たちの中では、一際目立ちます。自分がいかにカワイイかをわかって行動しているあたり、賢い。つまり腹黒い。
ファンがつけた六つ子の組み合わせには他にも、「材木松(カラ松、トド松)」、「紅松(おそ松、トド松)」、「若葉松(チョロ松、十四松)」など色々なものがあります。
「おそ松さん」のオチ担当にして、人生楽しそうなカラ松
ここで、ぼくの推し松、カラ松の話をしようと思います。
「おそ松さん」は、「おそ松くん」のキャラクターが大人になった、という設定の作品。チョロ松やトド松は、それらしく成長しています。
しかし、おそ松は「小学生」、カラ松は「中学生」、一松は「高校生」のままのメンタル。十四松に至っては幼児退行しています。人間としての成長度合いがバラバラ。
中でも、面倒くさい筆頭にあがるのがカラ松。普段からかっこつけた顔で、俺カッケーしている。周囲の一般人からは「なにあれ、やだー」扱いされる残念っぷり。特に、内向きにひねくれてしまった一松に、疎まれています。何もかもを遠ざけようとする彼にしてみたら、カラ松の「俺を見ろ」感あふれる鬱陶しさがきついのは、分かる。(もっとも、アニメ内では隣りにいることが多いので、実際はそこまで嫌いじゃないでしょうね)
おそ松やチョロ松は「兄さん」と呼ばれているのに、カラ松は呼び捨て。雑な扱いを受け続けています。6つ子の中でも、極端にひどい目にあう、ギャグ的においしいポジ。
熱血で暴走しがちな彼は、大変イタイ奴です。
サングラスに憧れた。かっこいいジャケットに憧れた。女の子が自分を見ていると錯覚をした。作中キャラたちは、失敗を想起させるから歯がゆくて、ひいてしまう。
ただ「イタイ行動」をしている時って、めちゃくちゃ人生を楽しんでいる。トト子ちゃんのライブの時、カラ松は10万円近くグッズを買い込んで、全身完全装備の応援団になっていました。
「バカだから」と称された彼。何の後悔もなく、目を輝かせていました。
バカなまま振りぬく生き方。純粋に信じて疑わない生き方。ステキじゃない。これでいいのだ。
(たまごまご)
関連記事
- TVアニメ「おそ松さん」人気すぎて兄弟が劇中で着ている「松パーカー」再販に戦争が起きる
シェー!(驚愕) - アニメ「おそ松さん」第1話がBD・DVD未収録&配信終了へ 製作委員会の判断により
あの第1話は伝説となったのだ……。これでいいのだ……。 - 「おそ松さん」のタイトルロゴを再現 「六つ子フォント」でコラ画像がはかどりまくる
お好きな「何松さん」を作ろう。 - もう作り直そうぜ! Twitterの「お気に入り」が「いいね」に変更されハッシュタグ「いいねに変わる新しいボタン」が盛り上がる
越後製菓ボタン欲しい。 - お好きな“松”を……! 「おそ松さん」のプリントロールケーキがまさかの第1話イケメンアイドル風ビジュアルで登場
推し松ケーキでいいのだ。 - ねとらぼレビュー:これは昭和へのあり地獄……「コンクリート・レボルティオ」が一周した昭和感
昭和チックなタイトルが並ぶ2015年の秋アニメの中でも違和のある昭和感。それがコンレボだ! - 青森ケーブルテレビが来年3月からテレビ北海道を放送再開 テレ東系の番組が見られるようになるぞおおおお!
地デジ完全移行と同時にいったん放送を終了していました。 - クソロックっすね〜! 「銀魂」制作陣が手がけるサンライズの新作アニメ「森のおんがくだん」のインパクトがすごい
ネズミとアライグマとリスとイノシシがバンドを組みます。 - 「おそ松くん」が成長して大人になった! 「おそ松さん」今秋テレビアニメ化決定
監督は「銀魂」などを手がけた藤田陽一さん。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
-
「麻央さんにそっくり……」 市川團十郎の11歳息子・勸玄の成長ぶりに驚きの声 「大きくなってる!」「すでに貫禄がある」
-
「すごい漢字!」 YouTuberゆたぼん、運転免許証公開 「本名の漢字」に衝撃の声続々
-
「なにこれ」「凄まじい…」 帰省ラッシュで東京駅が“大混雑”…… 回避の方法は? 「混んでますなあ」
-
「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく
-
夫婦げんかの翌日、夫が妻に作った“仕返し弁当” いやいや→予想外の仕上がりに「大爆笑」「うわって声出た」
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
【編み物】セリアの赤い毛糸を編んでいくと…… かわいすぎるモチーフの完成に「早速編みたい」
-
書籍の原稿を作者に無断で“改変”→長期間放置…… KADOKAWA謝罪「行ってはならないこと」
-
「使えるの羨ましい!!」 辻希美、“食費1回分”の規模が予想外に! 驚く視聴者へ長女・希空も「一気に爆買いしてるから」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
- 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
- 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
- “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
- 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
- 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
- トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
- “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」