ヒトカラってこんなに楽しいんですね! 神田の1人カラオケ専門店に潜入してみた:テンションアゲアゲ!
オープン直前の1人カラオケ専門店「ワンカラ」に記者が潜入。取材だし控えめに1曲だけ……のつもりだったのだが、なんだこれっ想像以上に楽しい。ハンズフリーで歌える備え付けのマイクに向かうとレコーディング中の歌手のような気分も味わえる。
1人カラオケ(ヒトカラ)専門店「ワンカラ神田駅前店」が11月25日にオープンする。22日には店内が一足早くメディアに公開された。ヒトカラ初体験の記者も早速突撃。取材だし控えめに1曲だけ……のつもりだったのだが、なんだこれっ想像以上に楽しいぞ。どうしよう! ということで、テンション高めでリポートさせて頂きます。
ワンカラは、1人用の個室のみを備えたカラオケ店。「何名様ですか?」「1人です」という、あのちょっと気恥ずかしい瞬間なしで思う存分ヒトカラできる。全24部屋あり、女性専用ゾーンも設けた。内装は宇宙船っぽい雰囲気で、店では個室を“ピット”と呼んでいる。ドリンクが飲み放題のカフェスペースもある。
ピットは漫画喫茶の個室くらいの広さ。カラオケ機材を収納した机と革張りのイスが用意されており、正面の壁に液晶ディスプレイがかかっている。机の前に座ってみると……あ……予備校の自習室みたい、と一瞬受験生の頃の苦い思い出が蘇りかけたが、マイクを見つけて再確認。やっぱりここはカラオケルームだ。
ワンカラではハウリング対策のためスピーカーから音を出さず、ヘッドフォンを付けてカラオケを楽しむ。マイクは、ピットの壁から伸びたアームの先に付いており、ハンズフリーで歌える。アームの高さは自由に調節できるため、歌うときは立っても座ってもOKだ。ピットには通常のハンドマイクも用意されているが、アームに取り付けられたマイクの方が高感度でお勧めという。
さあ早速歌ってみよう。隣のピットからはさっきからノリノリな歌声がかすかに聞こえてきている。メディア向け内覧会だから、きっとお隣さんも取材で来ているはずだが、なんというテンションの高さ。ヒトカラはきっと楽しんだろう。記者も負けないくらい盛り上がっていくぞーっ(おーっ!)と、1人で気合いを入れる。
ヘッドフォンを付け、カラオケの定番曲「残酷な天使のテーゼ」をセットした。ヒトカラバージンは、これまで何度も歌ってきたこの曲に捧げるぜ。おなじみのイントロが流れ始め、ディスプレイには新世紀エヴァンゲリオンの映像もキター! 恐る恐る歌い始める記者。取材中に歌うという慣れない環境に少し緊張して音程を外したが、問題なし。だってここは他人の目が気にならないヒトカラさ。
風呂場で歌うような爽快感にいざなわれ、すっかり気持ち良くなってしまった。テンションが高まってきたところで、マイクのアームを上げ、立って歌う。顔の前にマイク、頭にはヘッドフォン……これってレコーディングしている歌手みたいじゃないか。調子に乗って、眉間にシワが入るくらい気持ちを込める。ヒトカラがこんなに楽しいとは知らなかったぜ。ただし個室は狭いのではしゃぎすぎには注意(記者は手を広げすぎて壁にぶつけた)。
ストレス発散にもってこいなワンカラ神田駅前店の場所は、JR神田駅東口徒歩1分の共伸会館ビル5階。営業時間は午後0時〜翌朝6時。料金はドリンクバー付きで、昼(午後0時〜午後6時)が1時間600円、夜(午後6時〜午前6時)が1時間1100円。ナイトパック(午前0時〜午前6時)は2600円。別途ヘッドフォンのレンタル代がかかる。
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