青梅市立西中学校(青梅市梅郷6)の生徒たちが12月14日、青梅市沢井のユズ畑でJA西東京(野上町)と共同で地域特産の「沢井柚子(ゆず)」を収穫した。ユズは地元の特別養護老人ホーム3施設に贈った。
JA食農教育として毎年実施しているもので、作業には1、2年生24人が参加。加藤誠副校長らが引率し、同JA二俣尾支店の川鍋克美支店長ら職員10人が手伝った。
同JAの池田房生代表監事から高枝ばさみの使い方やとげの扱いなどの注意点を聞いた後、生徒たちは作業に当たった。約1時間半かけておよそ100キロを収穫。ユズは現地で仕分けし、市内の聖明園、御岳園、喜久松苑に贈った。
同JAの森田美実代表理事専務は「JA食農教育として取り組み15年以上たつ。地元のJAとして少しでも社会貢献していきたい」と話す。
沢井は昔から「ユズの里」として知られ、江戸時代の「新編武蔵風土記稿」でも紹介されている。