自分の自我を知る

おはようございます。
今日のテーマは何度も書いてる「自分を知る」
早速本題に入りますが
元プロ野球選手のイチローさんは
現役時代
「プロとして大切なことは何ですか？」
と聞かれ「自分を知ることです」と答えた

これは、前にも書いておりますので
覚えておられる方もおられると思いますが

「人間として大切なことは、自分を知ること」
誰一人例外なく
「自分を知ること」が生きる上で
最も必要なことではないかと思うのですが

皆さんはどのようにお考えになっておられるでしょう？



そして、そのためには
「自身の自我意識を、まるで他人のように眺め
　観察すること」

普段の生活を送る中で
個々が体験する出来事の中から「自分自身の性質」
「いろいろな物事の捉え方・思考や様子を知る」ということ

自分自身を知るにはこの方法しかありませんし
特に自分自身を苦しめる（自分で自分を苦しめる）
思考・想念が湧き出している時には
絶好のチャンスだと思うのですがいかがでしょう？



そして
「自分を知る」ための意識として必要なのが
自身に映る世界の全ては
自身の意識の投影なのだから
まずその自身の意識、波動を客観的に知る
ここから始めないと現実も変わらないと自覚すること

そして、その第一歩ともいえる大切なことは
自身の世界にある、起こるすべては、全部自分のせいか
全部他人のおかげという認識

ですから
「いいことがあったら自分の実力」と
へりくだる気持ちがなく、思いあがってしまったり
「悪いことがあると他人のせい」
なんて思っているままでは
生涯「自分を知る」ということは出来ないということを
ご理解いただければと思うのですが

皆さんはどのようにお考えになられるでしょう？



また、三次元世界の三次元意識
「脳」の自我意識…湧き出す「思考」や「感情」
この「自我意識」に
自身のコントロールを委ねっぱなしにして
それを許してしまいますと

「荒海の荒波に漂う小船のように
　翻弄され続けて生きることになる」といえますし
ここで、もう一度しっかりとご理解いただきたいことは

「自我意識」からの感情という声は
実は自身の本質からの声ではなく
脳内に住む自分以外の他人
女性であれば
「過去の記憶だけを頼りに生きる脳内おばさん」
男性は
「過去の記憶だけを頼りに生きる脳内おじさん」
というのがそれらの声を発する正体
思考の正体だと思ってもいいのではないかということです。



そして
「脳内おばさん」「脳内おじさん」の最も得意とするのが
「○○しい」という表現と感情
つまり「嬉しい」「悲しい」「楽しい」「苦しい」
「恥ずかしい」「寂しい」などを繰り返し
外の状況次第でコロコロと変わり続けるということ

ですが、コロコロと変わり続けるモノに本質はなく
コロコロと変わり続けるモノに舵を任せていたら
「何処に行くかはわからない」「決められない」
ということを繰り返してしまうということ
さらに、それは一瞬ですので
あたかも自分がそのように思っている
感じているという気にさせてしまうということです。



ですから、これらの声に「一々反応しない・同調しない」
これが大切だということ

「自己観察」で三次元の自分自身を客観的に眺め
自身を俯瞰的な視点からコントロールする
このことが大切であるということはいうまでもありませんし
ゲームの中のバーチャルな主人公を
俯瞰的に眺めながらコントロールするように
楽しみながら
「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声を聞いてみること



そして、しつこいようですが
日に6万回以上ともいわれる
「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声
それら全ては日々日常で様々に湧き起こってくる
雑念、想念、煩悩ともいえますし
それらすべての想念が「自我意識」
この三次元世界の三次元意識であるということ

さらに、その声を無くそう
鎮めようとする意識自体も「自我意識」
その正体は「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声。
まさしくそのような状態が
「脳内おばさん」「脳内おじさん」に乗っ取られ
コントロールさせている状態であるということを
是非覚えておいていただければと思うのです。



ですから、繰り返しますが
それらすべてをまるで他人のように眺める視点
観点にいる存在こそが
本当の、本質的な自己であるということ

ネガティブな信念、想念を
自身の内の世界に自覚できないままでおりますと
当然、手放すこともできませんから
その「脳内おばさん」「脳内おじさん」が自分である
と誤解したまま、それが自身の意識で
外の世界に相応な想像(創造)を
繰り返してしまうことになるのです。

そして、究極の方法は「考えないこと＝感じること」
「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声を止めるということ
自分がしていると錯覚している思考や雑念を止める

やめるには「感覚」に意識を向けること
「感じること」
そのためには「呼吸」に意識を向ける
ということが必要であるということです。



「えっ、たったそれだけで？」
と思われるかもしれませんが
よ～くお考えになられてみて下さい。

わたしたちがこの世界で生きていくうえで
最も大切で無くてはならないものは何でしょう？
「お金を稼ぐこと？」「豊かな生活を送ること？」
色々答えはあるかも知れませんが
ぜ～んぶ違います。
それはただただ「呼吸」することです。

そして、そうしますと
無駄な「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声
思考はできなくなるということも
間違いありませんので
いつものように
無駄な「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声
思考が始まったら
騙されたと思って「呼吸」に意識を向けてみられて下さい。



おそらくほとんどの方は
「『呼吸』と思考とは同時にはできないんだなぁ・・・・・」
ということにお気づきになられるはず。

さらに「脳内おばさん」「脳内おじさん」の声
思考が止みますと
わたしたちの脳内では
「何をしても満たされない波長のβ波の脳波」から
「何もしなくても満たされる波長のα波」の脳波へと向かう
というのも事実です。



「呼吸」といいますのは
「呼（出す）」と「吸（入れる）」という「出納の法則」
宇宙のルール・法則の中でもとても大切なものです。

ですから
すべてはここから始まる
といっても過言ではありませんし
これを意識しますと間違いなく
「ニュートラル」な状態が自身の中に創られます。

そして「ニュートラル」な状態
＝バランスされた調和の取れた状態
この状態になってこそ
初めて「感覚」に意識を向けること・感じることができる
ということも、是非覚えておいていただければと思います。



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