iPadを持っていてもiPad miniが欲しい理由
【Apple iPad mini Wi-Fiモデル】
’12年11月頭にiPad miniのWi-Fiモデル(実勢価格 2万8800円~)が発売され、月末にはWi-Fi+セルラーモデルが登場した。ディスプレイは7.9インチのIPS液晶で解像度は1024×768ドット。幅134.7×高さ200×厚さ7.2mm、重量は308gと薄型軽量ボディで、iPhoneとiPadの中間に位置するモデルとなる。さっそく注目のiPad miniの物欲刺激度をチェックしてみよう ◆最強の電子書籍リーダーはコレ!? 軽量スリムなiPad miniが登場 7.9インチ液晶を搭載したiPad miniが登場。7インチ前後のAndroidタブレットが好調ななか、待望されていたiOSデバイスだ。 4インチディスプレイのiPhoneと9.7インチのiPadを持っているユーザーの場合、miniの出番はあるのか?というギモンを感じることだろう。筆者も同感ながら、即入手して使い倒してみた。 薄くなったと言われたiPhone5よりも薄く、iPadの半分以下の軽さ。ボディの高級感はAppleならではで、端末の出来は文句なし。A5プロセッサを搭載しており、動作も軽快だ。 ディスプレイはRetinaではなく、通常のIPS液晶となっており、解像度は1024×768と低い。確かに、Retinaディスプレイを見慣れていると粗さは感じられるが、そんなに気にならない。そのぶん、3万円を切る価格で手に入るのだから、よしとしよう。 とりあえず持ち歩いてみたところ、miniの重さはほとんど感じられなかった。iPadなら明らかに重くなるが、miniなら文庫本1冊分程度。必要かどうかを考えず、常にカバンに入れておける。電車の中で閲覧するのにもいい感じだった。混雑していても、miniなら気にせずに利用できる。ただし、iPhoneのように片手でホールドしつつ操作も行うということは難しい。ページめくりなどを行うときは両手が必要になる。手すりやドアなどに寄りかかりながら使うといいだろう。 画面が大きいぶん、SNSの利用やウェブの閲覧は、はるかに快適だ。なかでも、電子書籍の閲覧には本と同じくらいの大きさのminiが読みやすかった。長時間の利用でも軽いので苦にならない。バッテリーも最大10時間使えるので安心できる。 1台目でも2台目でも、筆者のように3台持ちでも満足できる端末。タブレットを選ぶ際の最有力候補となることは間違いない。■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 3/3
■ 編集担当Kの物欲刺激度 3/3
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