千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが、23日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『世界ベスト・オブ・映像ショー 頂上リサーチ』(19:00~21:54)で、本格的なスキューバダイビングに初挑戦したことが11日、明らかになった。

『世界ベスト・オブ・映像ショー 頂上リサーチ』で本格的なスキューバダイビングに初挑戦したふなっしー

不定期で放送されている特別番組『世界ベスト・オブ・映像ショー 頂上リサーチ』は、世界の各ジャンルのプロフェッショナルが厳選したプロ目線の"スゴイ映像"をランキング形式で紹介する番組。今年4月に放送された同番組で、ふなっしーは初のハワイロケでスカイダイビングに挑戦した。今回挑むのは空ではなく海のダイビング。前回のハワイロケでは海に入ってマンタを観察したが、体質的な問題でどうしても水に浮いてしまっていた。そこで今回は、ロケに備えて潜水の猛特訓。「絶景頂上映像」を撮影すべく本番に迎えた。

ふなっしーがダイビングに挑戦したのは、世界最大の人工岩礁、ネプチューン・メモリアル・リーフ。アメリカ・フロリダ州マイアミから5キロあまり沖の海底で、深さ約12メートル、広さ6万5,000平方メートルもある世界最大の人工岩礁。世界でも珍しいダイビングスポットとしても知られており、サンゴで覆われたアーチやライオン像の間を、ダイバーや海洋生物の研究者らが行き交っている。

快晴の青空のもと、マイアミアリーナからボートで出航。仲良しのお笑い芸人・スギちゃんが同行し、映像プロフェッショナルのタイラー・ローマー氏が撮影に参加した。大西洋を約30分間航行した後、2人が見守る中、ふなっしーがついに海中へ。深さ約12メートルにある巨大な海底遺跡のセンター位置を目指して降下し、珊瑚礁構造の巨大墓地が眠る海の底を散策した。撮影を終え、「最初もぐった時は、まわりが何も見えず、ただ流されている感じで怖かったなっしー」と吐露するふなっしー。それでも「アメリカの海はとてもきれいで別世界だったなっしー」とご機嫌だった。

また、西海岸では太平洋の海を「逆さ西海岸」というテーマで撮影するため、セスナ機に乗ってアクロバット飛行にも挑戦。逆さの状態で大空を飛び回り、風圧で顔が変形しても大興奮のふなっしーだった。そのほか、フロリダではメジャーリーグの始球式に登場。マイアミ・マーリンズ対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの公式戦で、大観衆が見守る中、ピッチャーマウンドに登った。