MMD研究所は5月21日、2014年4月の携帯端末購入に関する調査結果を発表した。同調査によると、2014年4月のスマートフォン所有率は56.5%、10代の所有率は84.5%だったという。また、MVNO端末の利用者は1割に満たなかったという。

同調査はMMD研究所が年2回実施している定点調査で、フィーチャーフォンまたはスマートフォンを所有している15歳以上の男女、計30,993人を対象にしたもの。調査期間は4月10日から13日まで。

2014年4月 年代別携帯電話端末の所有率

まず調査対象に自身が所有している携帯電話端末について聞いたところ「スマートフォン」が56.5%、「フィーチャーフォン」が43.5%だった。2012年5月の調査結果(39.5%)と比較すると、17%増加したという。また10代のスマートフォン所有率は84.5%となった。

携帯電話端末所有率の推移

続いて、自身が所有する携帯電話端末のキャリアについて聞いたところ、NTTドコモが42.1%、KDDI(au)が32.6%、ソフトバンクモバイルが22.8%。ドコモなど他の通信事業者から通信回線を借り受けサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の利用者は0.6%だった。

利用している携帯電話会社

利用している通信事業者

またMVNO各社が提供している低価格SIMカード利用者(219人)に自身が契約している通信事業者を聞いたところ、IIJが20.5%、OCNが18.3%、b-mobileが11.9%となった。