レアル・マドリーの11日は休日だったが、MFカカーはスペイン『カデナ・セル』の番組でインタビューに応じている。司会者は「あまり知られていないカカー、夜に出歩かず、光り輝くピアスもせず、自由時間は奥さんや子供と過ごすカカー」を紹介すると約束し、その通りにカカーはサッカー以外のことについて語っている。

−名前
「子供のころからなんだ。弟が『リカルド』と言うことができず、それで『カカー』になったんだよ。妻は『アモーレ』って呼ぶね。両親は『リカルド』か『カカー』。イタリアでは『リッキー』、ブラジルでは『カカー』だ。僕にとっては同じだよ」

−恥骨炎
「僕は恥骨炎を抱えて7カ月プレーした。ミランで左足を痛め、ピッチへ戻ったときに問題が出始めたんだ。痛んだり、痛まなかったり。プレーのときにはかなり制限されるし、ある時点でもうできないということになり、ストップすることにしたんだ。42日間離脱して、痛みはようやくなくなった。神様のおかげだ。あちこちがイタンで、日常の動きにもすべて影響する。ベッドから起きたり、歩いたり、せきをしたりね。ピッチ上ではなおさらさ。僕にもっと期待していたのは分かっているけど、恥骨炎はかなりの制限になるんだよ。それに、いくつかは良いこともやったと思っている。いろいろあったけど、僕はマドリーで一番アシストしているんだ。同じ問題を抱えた選手たちとたくさん話した。バルダーノ(ゼネラル・マネージャー)がかなり助けてくれたね。彼は2度も手術をしたんだ」

−穏やかな生活
「僕は若いし、友達とディナーに出かけるのは好きだ。映画へ行くのもね。普通の、落ち着いたことが好きなんだよ。クラブはあまり好きじゃないな。何かに勝ったら行くのも良いよね。シーズン後にはお祝いに行くかもしれない。でも、シーズン中は行かないよ」

−悪態
「嫌いだね。耐えられない。ここスペインでは、イタリアより少ないよ。イタリアでは何度か、ミランのチームメートたちに、悪態をつかないように頼んだことがある。ゴールやパスをミスしたからって、神様のせいじゃないんだ」

−洗礼
「キリストはすべてに耐えた。僕らもやれるんだ。宗教の面で、僕の人生のキーポイントとなったのが洗礼だよ。12歳のころで、そこで僕はたくさんのことを学んだ」

−処女性
「ビジネスにできない、僕の一部でもある価値だよ。僕と妻は未経験で結婚を迎えた。信じない人は多いけど、本当のことだし、それを誰かに示さなければいけないわけじゃない」

−セリエAとの比較
「ここの方が楽しめている。よりオープンなサッカーで、よりテクニックにあふれているからね。イタリアのサッカーはより戦術的で、より研究されている。練習のようんあんだ。ミランでは戦術のほかに、フィジカルトレーニングもたくさんやっていた。ジム練習は少なかったね。ここではもっとボールを使ってテクニックやシュートの練習をしている。戦術練習はイタリアより少ないよ」

−ドレッシングルーム
「ドレッシングルームでは7番のラウールと、9番のクリスティアーノ(・ロナウド)の間で着替えている。2人とも偉大な選手たちだ。彼らとはかなり話すよ。ロッカーの違い? 香水やクリームとかかな…僕のロッカーにはクリームとか少ないんだ。僕は見栄っ張りじゃないからね」