犬にかぶらせろ!: 『W杯ビジネス30年戦争』感想というエントリーより。
ワールドカップでの国同士の闘いがある一方、その裏側ではナイキ、アディダスら世界規模の企業らによる壮絶なビジネス戦争が行なわれている、なーんてワールドカップの裏側がわかるかと思って読んだ一冊。
犬かぶさんで「W杯ビジネス30年戦争」の感想が書かれているのですが、そこにアディダスとプーマの驚くべき事実が!
最初にユニフォームを提供し、契約金を支払い、メーカー以外の製品名が入ったものを身につけるのを禁じたのがアディダスだったそうですが、さらに驚いたのがここ。
引用の引用になってしまいすいませんが‥‥
ダスラー兄弟商会の中心人物であるアドルフとルドルフが、袂を分かつことになったのだ。二人の対立については、戦争の影響があると言われている。第二次世界大戦中、ナチスの仕事を請け負うには、党員である必要があった。ルドルフは党員となることを拒否し、投獄された。一方、アドルフはそれをうまくやり過ごした。その時の齟齬が戦後に大きくなったという。兄ルドルフは持ち株を全て弟のアドルフに売却し、その資金で、新会社「PUMA(プーマ)を設立した。弟アドルフは、自分の愛称アディと姓のダスラーを組み合わせて、ダスラー兄弟商会を「adidas(アディダス)」という名前に変えた。
もともとアディダスとプーマは兄弟だったなんて!! そして、アディとダスラーでアディダスになったなんて!!
いやー、勉強になりますなぁ。