GoogleのブログであるInside AdSenseに「Best practices for reviewing products you’ve received for free」という記事が掲載されました。企業がマーケティングのためにブロガーに無料の製品を送る昨今だけれど、ブロガーはどうすべきか、というポイントがまとめられています。
As a form of online marketing, some companies today will send bloggers free products to review or give away in return for a mention in a blogpost.
昔は企業がブロガーに商品を贈るということはほとんどなかったのですが、今では当たり前のこととなりました。中には貰ったものであることを書かないとか、ステルスマーケティングになってしまっているものも少なくありません。そこでブロガーが気をつけるべきことはどんなことなのか? 簡単にまとめておきます。
ブロガーが商品レビューをする際に気をつけるべきこと
1. リンクする際には nofollow タグを使う
企業のサイト、企業のソーシャルメディアのアカウント、商品販売サイト、レビューした商品のレビューサイトのページ、アップストアのアプリのページといったところにリンクする際には、ブロガーは nofollow タグを使うべきとされています。
これは自然なリンクではなく、被リンクを購入する行為に近いとみなされるからでしょう。nofollow タグはリンクする際に以下のように使用します。
<a href=”signin.php” rel=”nofollow”>sign in</a>
2. 関係性を明示する
商品提供を受けて書かれている記事ということを、ユーザーは知りたいもの、故にそれを明示すべき、という話です。どこに書いても良いけれど、ユーザーは必ずしも記事全体は読まないので上部が望ましいとされています。
3. 説得力のあるユニークなコンテンツを作る
多くの成功しているブログは、読者に対して戻って来るべき説得力のある理由を提案している‥‥ブロガーが得意としているエリアで、他にはない、あなただけのユニークなコンテンツを作る、情報ソースとなりうるような記事を書くことに挑戦しよう、とされています。
特に気をつけるべきはリンクと関係性の明示
ユニークなコンテンツを作ることに関しては、もちろん大事なことですし、ひいてはSEOにも影響してくることだと思いますが、特に大事なのは商品提供を受けることで、被リンクを渡すことになるリンクの貼り方と、読者を欺くことになる書き方の問題ではないかと思います。
個人的にも、関係性の明示は特に重要なことだと思いますので、気をつけていきたいと思います。結果的に、それがブログの記事の信用にも繋がっていくと考えています。