Google AdSenseで生計を立てる人々にtryingから[N] Google AdSenseで生計を立てる人々を読んで。というトラックバックを頂きました。その中に面白い記述が。
USで行われたアフィリエイトカンファレンスに参加した際、ネタフルさんで上げられたAdsenseで生計を立てる人たちが自己紹介する際に自分の肩書きをスーパーアフィリエイターではなく、SEOスペシャリストだと紹介したんだそうです。
なるほどなるほど。tryingでは次のように分析されています。
Google AdSenseで生計を立てる人は、アフィリエイトで稼いでいる意識は少なく、むしろSEOで生計を立てていると感じているのかもしれません。どんなにアフィリエイト技術に特化してコンバージョン率が良くても、まずは集客だと。分母を増やすことが一番だという主張の裏返しなのかなとふと思いました。
そもそもアフィリエイトとGoogle AdSenseは別物、という考え方もありますよね。Google AdSenseの場合は成果ではなくクリック単位での課金ですから。そう考えると、CTRが一定ならば、できるだけ分母を稼ぐという考え方に基づき、Google AdSenserの方々が自分たちを「SEOスペシャリスト」と自称するのも頷ける気がします。
今ではウェブサイト構築ではSEOは欠かせない技術ですから、もちろんアフィリエイトする際にも分母をできるだけ増やすという考え方は基本になると思いますが。
企業のマーケティングとしては、こうした「SEOスペシャリスト」をうまく取り込んでいく施策も考えていかなくてはいけませんね。アフィリエイトの場合、自社製品で検索した際に上位がアフィリエイターで埋め尽くされるということがしばしばありますが、同様にファンブログが数多く上位に表示される、SEOスペシャリストたちのページが上位に表示される、という事実も上手に活用していく必要があるのではないかと思います。ただし、お互いにメリットのある関係をうまく構築できれば、だと思いますが。良い影響もありますが、もちろん悪い影響を及ぼすことだって考えておかなくてはなりませんからね。