ニートが頑張るブログ

この文章も、１８日には書いてたのだけど、
いざ書いたものの、どうしたものか分からなくて困ってました。


いつもどおりの「アレな文章」「アレな思想」なので、fanboxの３０００円くらいの所に置いといてやろうかとも思ったのですが、
こんなクソ文章をそんな高額で読ませてしまってどうすんだとも思いますし、
１００円でこんなのを全員に読ませても全然いいことないだろうと思ってしまうのです。

よって無理。

だから結局、ゴミ捨て場のこのブログに置いておくことにする。
（大体、昔の自分はこういう文章ばっかり書いてた奴なんだから、別にカッコつけることもないじゃないかとも思う）


ちなみにここで書いてあることで議論とか同調とかそんなの求めてないので、そういうことです。





ボツ文章だと思っといて

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◆京アニ放火について


思ったことがあまりに多くて吐き出すしか無いので、結局書いてしまう。
ダラダラと、デタラメを。



ちなみに、　自分は去年末に　こういうことを書いています。
過去に　こういうことも書いています。


「アニメスタジオに放火」という言葉が飛び込んできた時、自分が最初に連想したのはけもフレ２界隈でした。
つまり自分はそういうことを考えてた人種だということです。




こういうとき、人によって本当に「意見が分かれる」。


どういう点で分かれるかというと、究極的には

・命には貴賤があるかどうか。

という点だと思う。
これを認めるか認めないかで、意見が変わってくる。






どういうところで変わってくるかだけど、

「犯人が燃え死ねば良かったのに」　とか
「〇〇が代わりに燃えれば良かったのに」　とか　（人によって　テレ東とか　けもフレ２のスタッフとかがここに入れられる）

「そんなことを言うお前が代わりに死ねば良かったのに」　

みたいな言説を　認めるか認めないか、許すか許さないか　が変わってくる。


「こんなときに「〇〇が死ねばよかったのに」なんて、不謹慎なことを言うなんて許せない！！！」みたいなことになってくるわけです。


（自分は、自分が燃え死ねば良かったと思ってますよわりと）

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◆命の価値について


#PrayForKyoani
でも誰も#PrayForSagamiharaなんてやらないわけです。 （やってたわすいません）

こういう状況に自己矛盾を感じる人もいるみたいですが、
別に自分はそれがおかしいとも思っていません。


つまり自分は、命の価値には差があると思っています。　
優先順位があると思っている。　



余命や、病気、知能、身体能力、生産性、功績、将来の可能性・・・
そういうことで、人間一人ひとりの命の価値には差があると思っています。



命に優先順位が出てくるので　まぁわかり易い例だと「トリアージ」とかがある。

「一人しか救えない」「一人しか生かせられない」というような「切迫した状況」になったとき、
結局人間は、命を選別しなければならなくなるのです。



勿論トリアージというのは、本当に「土壇場での選択」ということだろう。



でも、世界がもっともっと「世知辛く」なったなら、　それはデフォルトの事となる。

食べ物がちょっと足りなくなる。　お金がちょっと足りなくなる。　場所がちょっと狭くなる。
世界がちょっと生きづらくなる。


・・・
そうなってくると、世界はデフォルトでトリアージ選択状態に近づいていく。


活かすべき人間と死なすべき人間というのが、緊急事態でなくても自ずとハッキリしてくる状況になってくる。


つまり、人間の命には「常に」優先順位が出てくるはずだし、命の価値は皆等価ではないということです。
普段は見えにくくなっているだけ、ということ。

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で、当然、人間と動物、動物と植物とかでもこの命の差は出てくる。　



よく、ヴィーガンの人を馬鹿にするために、　

「お前は植物の命を動物の命より軽いと思ってるのかー」　「ひでーやつだなー」
「お前は命の価値を差別するのかー」　みたいなことを言う人がいますが、

そんなことでツッコミになると思ってるのは、多分ヴィーガンの人よりも　命や痛みや脳化指数について　深く考えたことが無いだけだと思う。





クジラとイクラだって、命の重みに差はあると思っています。

クジラ　＞＞＞　イクラですね。


逆に聞きたいのだが、　命の重さは皆平等なのだと思っている人は、クジラとイクラのどっちを好んで食べるんだろうか？
イクラを食べるほうが重罪になると思うから、やっぱクジラを食べるのだろうか？　だからああいう人たちは捕鯨を喜ぶんだろうか？

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ちなみに、
人間の命の価値　＞＞　動物の命の価値　って必ずしも決めつけてるわけでもないですよ。


自分が死んでも誰も泣かないとは思っていますが、
タコのパウル君が死んだときは、追悼する人や泣く人がいたでしょう。
ペンギンのグレープ君が死んだときも、追悼する人や泣く人がいたでしょう。


つまり、生命の価値というのは、「それが失われたときに悲しむ人間の人数で決まる」と定める方法もあるかもしれません。
（そういうことも過去に書きましたが）



そういう意味では、まさに自分の命の価値なんて、
タコのパウル君以下だし、
ペンギンのグレープ君以下だってことです。


人間の命がタコ以下、ペンギン以下になることだってありうるわけです。

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地球と人間でも同様。


地球　＞＞＞　人間個人　だと思っています。

（人類全滅までいくと、流石にどうかと悩む）
（でも昔の宮崎駿は、それすらセーフだった筈）


でも世の中には「人間の命は地球より重い」と断言する人もいます。わからないものです。
（あれでもこれについて自分の中で意見が二転三転する記事、書こうとしたことあったよなぁ　忘れた）



・・・まぁとにかくそんな感じで、　自分は命の重さには差があると思っています。

（これを認める人と認めない人で世界は二分される）
（認めない人はどういうつもりなんだか）

（命の尊さは無限大だから、　∞と２∞は比較できないとか、　そういう理屈？？）

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で、
「命に差があることを認める」ということは、
「Aさんが死ぬ代わりにBさんが死ねば良かったのに」という状況があり得る、ということです。



「〇〇が代わりに死ねば良かったのに」という発言は、そういうところから来ているのだと思う。

だって、本当に「代わりになるのなら」、それは良いことだからです。



「京アニのスタッフの代わりにニートが燃え死ねば良かったのに」

それで身代わりになるのなら、それはまぁ、正しいことなんじゃないでしょうか？
だって、それで本当に助かるのなら、ねぇ。


でも、そういうことを言ってる他者に対して怒っている人もいます。

そういう発言が許せる許せないというのは、こういう風に「命の優先順位」について考えたことがあるかないか　にかかってくるのだと思っています。

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◆責任能力について

犯人が「キチガイ無罪」になる可能性について不安視している人がいます。

なんかだんだんと、世の中にこういうことを許さない意見が出てきている気がする。



自分もこういうことは考える。


「本当に有害なのはどちらだろうか？」という問題です。





・明確な殺意で、　絶対に許せない仇敵を残虐に殺した　主人公のAさん

・てんかんの発作持ちで、人を轢き殺してしまうドライバーのBさん
・うっかりでよく事故を起こすお年寄りのCさん



多分、現行のルールの中で、一番重く裁かれるのは、Aさんでしょう。



でもちょっと考えてみると、　一番危険性が低いのってAさんだよなぁ　とも思ったりする。


絶対に許せない仇を一人殺しただけだ。　仇を殺してしまったあとは、もう特になにもありません。


勿論、「Aさんをメチャクチャ怒らせたら殺されるぞ」という余地はある。　でも　ここはAさんをダークヒーロのように捉えて欲しい。

仇の野郎は本当にとんでもない悪役だったのだ。　人生で一回、そういう絶対に許せない巨悪を、ちょっと残虐に殺しただけなのだ。
その後は完全に人畜無害な人なのである。　むしろヒーローである。



一方、
残りのBさんCさんは、これからも「事故で」人を殺しつづける危険性がずーっと残るわけです。
殺意はなくても。



本当に、社会の害、リスクになってるのはどちらでしょうか？


「刑務所の存在意義」というのに、「社会にとって危険な要素を隔離しておく」という機能があるのなら、
本当に隔離すべきは、AさんよりもむしろBさんCさんのように思えてこないだろうか？？？



・・・

でも、やっぱりそうはならない。

「明確な殺意」で人を殺したAさんが、一番「罪が重い」ということになっていて、
BさんCさんは、軽めなのである。



「責任能力」とか「殺意」とかを基準にするの、どっかでおかしくない？？　逆転する状況ってない？？
みたいなことは思う。



この辺の考えを推し進める、推し進めないでも、また人間の意見は変わってくる。

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◆キチガイ無罪について

今回の犯人はキチガイである可能性が語られています。
「パクりやがって」という発言からですね。



世の中には「こういう人」が一定数いるのです。
根拠のない逆恨みで、本当に他人を攻撃出来る人間です。





これは頭が悪いのかというと、多分　認知が壊れてしまっているのでしょうね。

（だから計画的な犯罪を考える脳みそはある）
（間違った認識でも、綿密な犯罪を計画することができる）



認識がぶっ壊れている人間が何を感じて何を考えているかなんて、誰もわかりようがありません。



統合失調症。

んで、自分の姉もこれですね。　要はキチガイです。

（自分の姉の精神疾患のこと、ちゃんと書いたこと無かったっけ？　分類までは今まで書かなかったか）
　（自分の家は統合失調症の本だらけなので、そういうことなのでした）


ぶっちゃけ、家族にこういうのがいると、意見は厳しくなりがちです。　自分もそういうことです。


まぁこの辺のことは前にも言ったと思いますが、
脳がおかしくなってしまった人間というのは、人間未満で「動物のグラデーションに近づいている」としかいいようがないと思っています。

悪いけどそう思います。　家族にそういう人間がいる立場で、そう思っています。
（まぁこれも人によるかね　「身内の中に統合失調症がいるから寛容になる人」だって居るだろうし）



で、自分がキチガイになったら権利を主張するなんてことありませんよ。


自分は、「アルツハイマーにかかったら自殺を決意した赤木しげる」と同じように考えているだけです。

「自分が自分である根拠は自分の知性にある。それが失われようとしているのだから、その前にすっぱり死ぬ」、ということです。

自分も、ボケ老人になる前に死ねるのなら死にたいと思っています。
まぁ口でそう言ってても、なかなかそれは辛くて出来ないかもしれない。　でも赤木しげるは実行したのです。　

自分が自殺を肯定したり賛美したりするのは、そういうところでもあります。




自分の
・命の優劣や
・知性や精神障害や
・自殺についての価値観は、こんな感じで固まっていますね、と。



ちなみに、こんなことを書いている自分も頭がおかしいのかもしれません。
つーか自分はアスペルガーでしょうしね。
（自分はアスペで、姉は統失で、母は宗教狂いです。　我が家は終わってます。
　なんで生きてられてるんでしょうか？　自分でもわかりません。）



だからここに書いてある文章に不満があるのなら「アスペは死ね」ということになるのでしょうが、　
それって反論になってませんよね。

だってここに書いてあるのは、人間未満は死んでもいい　ということなんだから。　それってあってるじゃんってことです。



で、何の話だったか。

---

◆統合失調症とかについて

まぁこういう風に　認識がおかしくなってめちゃくちゃなことを考えたり信じたり実行する病気があるわけですね。


で、これが多分、人口の　１％くらいでいる。


この「１％」というのは大げさではないと思ってます。
日本には７０万人の統合失調症がいると考えられているのだとさ。


勿論それ以外の理由それ以外の病気で頭のおかしい人だっているわけです。

予備軍やグラデーションを考えれば、１％くらいいると考えて問題ないでしょう。





これってちょっとやばくないかと思います。


世界の１％くらいにキチガイがいるわけです。　犬も歩けば当たるレベル。

まぁ、インターネッツみてると、やっぱそうなんだろうなぁ～と思いますよね。　

（こんな文章書いてる自分もキチガイなのかな）
　（自分だって完全に引きこもりニートだった時期もあるわけで、どう考えてもマトモ側の人間ではない）
　（まぁ完全に正常な人間なんていないんだろうけど）

---

◆キチガイに逆恨みされるリスクについて

で、１％で世界に潜んでいるキチガイの人たちです。



これくらいの根拠で噛み付いてきて、他人を恨んだり憎んだりします。　恐ろしいですね。
思考を盗聴されたとか言ったりします。

（「パクりやがって」とか、そういうことなのではないか？）


自分とこのコメント欄ですら、そういうことで喧嘩が起きたりします。
（ありゃ結局、本当に頭がおかしい人がやってきてるってことなんでしょうか？）


てか本当、メチャクチャなことを言ってる人って、どこにでもいますよね。
ツイッターでも。　ユーチューブでも。　ニコニコでも。　どこでも。
（そういう人の限って政治的主張が強いと思いませんか？）　
　（これって偏見ですか？）　（でもこれが、政治アパシーを引き起こしてると思うのですよ）
　　（政治について熱っぽい奴には頭がおかしい人が多いという傾向）



で、頭のおかしい人をいじってたら、こういう風に実際刺殺されたりするのですよ。
それでオシマイです。


勿論これは、弄りすぎたのが自業自得だとは言える。


でも今回の京アニの事件のように、自分に何の非がなくても、クレーマーみたいにやってきて、
そんで逆恨みで放火してくる奴までいるってんだから、恐ろしすぎる。


こういうのはどうしたらいいのか？


・・・
どうしようもないとは思う。

これは一種の「リスク」だと考えるしかないように思えてきます。

つまり「交通事故」みたいなものです。



現代社会で生きる以上、どっかで、車に轢かれて突然死ぬリスクはある。

自分に何の非がなくてもである。

自分側が何の交通ルールを破ってなくても、車側がメチャクチャやって突然轢かれて人生が終わることはある。

一定の確率でそうなってしまっている。

そういう　「税金」。　皆が享受している、現象。



・・・
そうやって考えると、今回の京アニ放火も、「そういう現象の一つ」のように思えてきてしまうのですが、どうなのでしょうか。

---

◆構造主義について？


つまりなんというか、自分の場合、　今回の事件、　「そういうテンション」になってきてしまうのですよ。



意外と、
あんまり、

「犯人死ね」とか

「犯人を拷問したい！」とか

「犯人絶対に病院で死ぬんじゃねえぞ！！」とか

「犯人には凌遅刑を復活させろ！！！」とか

「犯人は地獄の業火で永久に焼かれ続けろ！！！！」　みたいなテンションにはならないのですよ。実は。




自分には、こういう犯人は「最初から人間に見えない」、　つまり動物のような存在にみえる。
猛獣とか、自然災害とか、交通事故のように見えてしまう。　





「この世に１％くらいでウロウロしているゾンビ」に噛まれたみたいなことではないかと思ってしまう。


ゾンビの脳みその中には、人間の景色なんて広がってないのだから、


「こんな残酷なことをする犯人が何を考えているか分からない！！」
「こんなことをするなんて絶対許せない！！」
みたいなテンションにならないのですよね。
だって、キチガイなんだから。　分からなくて当然というか。

---

勿論、今回失われた財産はあまりに大きいし、そのことを考えると、自分ですら　　（自分は京アニの大ファンだとかでは無いのだけど）　（まぁ最近だと聲の形は良かったです）
なんだかボーっとしてきます。


どんだけのことが・・・　とは思います。



「サーバールームが全焼したから、２０数年分のデーターが全部消失しました」みたいなのを聞くと、なんかげっそりする。

人間が築き上げてきた情報が全部消されるというのに、一番ダメージを受ける気がする。


なんというか、ホライゾンで、あいつがアポロを消した時みたい。

（人類の文化遺産全部消す）



全部ダイナシじゃんって。



そういう意味では、「やりきれない」とか「がっかりする」とか、なんかとにかくそういうモヤモヤとした感情は大量に出てくるけど、
ナンカ知らんけど、自分は犯人に対しては怒りは出てこないのですよね。

---

これって究極的には、「構造主義」ってことなのだと思う。　（自分流の）


つまり、　「人間なんて同じ立場じゃ同じようなことするしかないだろ」みたいな気分です。
行き着く果ての考え。　自分はそう考えます。



自分だって、キチガイに生まれたら何するかわからんでしょう。キチガイなんだから。
統合失調症になったら、何するかわからんでしょう。統合失調症なんだから。　（偏見が酷い？）　（姉がアレだから）


（まぁそれがいざ実際に家族の中にいると、途端に姉のことを許せなくなるのではあるけど）
　（それだって、自分の立場では許せなくなるっていうだけのことです）


「人間は、その状況の中でそういう風に動くしかない」　みたいな感覚から絶対に逃れられないのです。


少なくとも人は自らの意志さえ 自由には出来ない。



脱構造主義？しらん。　それは結局　無理でしょ？

---

勿論じゃあそれで全ての犯罪は無罪になるのかよとなると、そんなワケないのは、当然です。


自分は（人生の全てを見渡せる）閻魔大王の前では　むしろこういうことを言ってやれると思ってますが、
相手が「所詮人間」の裁判官である場合は、　こういう理屈は通用しません。


相手もまた、刑務所のルール、社会のルール、裁判のルール、そういうのに囚われて「そう」動くしかないのだから、そう動いているだけです。

（まぁ対面で説得できるのなら、すればいいけど）



まぁそんな感じ。


あんまし自分は今回の犯人に怒りが湧いてこないのが不思議。




どういう点で不思議なのかつったら、
だって、
自分は高橋ナツコとか、けもフレ２のスタッフとかに対しては　「誰かに刺されて当然のやつ」みたいに思っているのに、ですよ。

一部のアニメスタッフに対しては、そういうことを思ってるくせに、
人を実際に３０人以上殺したキチガイに対しては、あんまし何も感じないとは？


状況によって許せる奴と許せない奴が変わってくる。


（ま、腹が立つ人間と腹も立たない人間がいるということ）
（追悼したくなる人間と追悼したくならない人間がいるということ）





まぁとにかく
今回の事件、やっぱり「不運」だったとしか言いようがないと思う。


たまたまNHKの取材があって、たまたま警備が空いた瞬間に、キチガイが入ってきて放火したんでしょ。

警備の問題ではないような気がする。　ただただ、めっちゃ運が悪い。

---

◆虐殺器官　ルワンダについて

（ここで時間が空く）
（しばらくして自分の文章を振り返ってみて）


ところで思ったのだが、今回の自分の発言、　一種の　「統合失調症の人に対してのヘイトスピーチ」になりうるんだよね。


自分でそういうことに気がついた。


自分はそこまで言ってないけど、　ネット上は今、そういう意見が渦巻いて来ている。
「キチガイはもう全員病院に隔離しとけよ」みたいな風潮である。




これを高めていくと、「虐殺器官」の言うところの「虐殺の文法」になるのではないかと、突然気づきました。




「ルワンダの虐殺」について考えてみよう。
どうやってあのような虐殺が引き起こされたのか？



キッカケは、大統領の暗殺でしょう。　（それ以前の下地とか入念な準備があったとか、そういう話もあるだろうけど）


で、それを「少数派のツチ族がやった」ということにされた。

そこで、今まで抑圧されてきた不満、怒り、憎悪が爆発した、ということでしょう。

もうコイツラを許しておけない、コイツラを抹殺しなければ、と。


そうして虐殺が引き起こされた。

---

自分は、どっかでこれが
今回の事件からのネット上の意見に似ていると思うんです。


・人間社会の中に、少数で潜んでいる　統合失調症の頭のおかしい人達がいる、と。

（多数派のフツ族と少数派のツチ族）


・そういう人たちって、なんか怖いねー、何考えてるかわからないねー、何やらかすかわからないねー、という「漠然とした恐れ」があった、と。



・そこで、京アニという「象徴」が、破壊されたとする。
（これが大統領の暗殺）



で、その犯人は、統合失調症のキチガイということにされた。
（まだ確定事項ではない）
（でも、大統領の暗殺はツチ族がやったということにされた）



「ほら見ろ、あんな奴らを野放しにしていたら、もうこれからどれだけ損害を被るかわからないぞ！」
「こんな奴らは捕まえてどっかに隔離しなければダメなんだ！」


ということである。

（ちなみにジェノサイドの中には必ずしも殺害は含まれない。むしろ集団を隔離しようとする行為なんかがジェノサイドである）

---

◆虐殺の文法


社会に紛れ込んでいる少数派のリスク　という、不安を煽る。

そいつらによってどれだけの不利益を被るかを、煽られる。

お前たちの敵はお前たちの近くに居るぞと不安を煽る。


何か大きな事件が起きた時、その犯人をそいつらのせいだということにする。


それまで抑圧されてきた怒り、恐怖、不安、憎しみが爆発して、少数派への虐殺が開始される。


これが自分の考える「虐殺の文法」です。



MPOのジーンの演説も、そういうことなのだと思う。





（興味深いのだが、　MPOって２００６年発売だよね）
（虐殺器官って２００７年）

---

つまりこれから、　
オタクによる　「頭の弱い人たち」への迫害というのが、起きてくると思うのですよ。

（まぁネットの掲示板上ではもう、そういう気運になってるよね、ほんと）


今までは、頭がちょっとおかしい人は、嘲笑の対象くらいでしか無かった。
それが「次のステージ」に行く感じである。



ネット上の頭がおかしい人に対する反応の変遷。


最初はいじってた　馬鹿にしていた。

ちょっと進むと、　「あれは頭の病気の人なんだから、いじるのはかわいそう」という意見になる。

でも更に進むと、「いや、こういう人間を野放しにしているから、今回の京アニ放火みたいなことが起きるんだ！」ということになってくると思う。



「こういうやつはネット上でキチガイ同士で固まってないで、
　さっさと病院に行って隔離されてこい」、みたいなことになってくると思う。


これから
「頭のおかしい人を燻り出して攻撃する勢力」というのが、出来てくる気がする。　ネット上で。

---

ちなみに、「虐殺の文法」というのは、正確には
虐殺器官というSF小説の中の、架空の設定です。

人間の脳の中には「同種殺し」を発動させる器官があって、
それは特定の文脈がトリガーとなる、みたいな設定だった気がします。

んで実際は、人間の脳の中にはそんなモノ無いでしょう。　多分。



でも、もしも　現実的に「そのような文脈」があるとしたら、このようなモノかと自分は考えているのです。




でもって、
「日本人は虐殺なんかしないだろう」
「虐殺の文法なんて、日本語じゃ無理だろう」って思う人もいるかもしれない。


（ホテル・ルワンダで聞こえてくるラジオからの声はとても怖い）

（バイオハザード５でもヘイトスピーチしてる人いるけど、やっぱ外国語のヘイトスピーチはすっごい怖い）
（威力が違うと感じる）

（あれと同じようなことを日本語で言えるとは思えない　ように感じたりはする）



でもやっぱり、同じようなことは歴史の中で繰り返されてきてるんだよね。


関東大震災のときの朝鮮人虐殺だって、おんなじことだよ。

「放火をしているぞ」という流言飛語が出て、ああいうことになったワケです。
ドサクサに紛れて少数派の人たちがやり玉にあげられて、　普段の怒りや不満が爆発して、虐殺が起きるわけ。



つまり日本人も、虐殺の文法は当てはまる。

ルワンダも、
MPOも、
関東大震災も、
割とこれで説明がつく。


そして・・・？

---

だから自分的には、
この京アニ放火事件の後で、　どういうことが起きてくるかといったら、　
第二第三の　「相模原の障害者殺傷事件」なのではないかと思うのです。



んで、もう既に、ネット上ではそういう意見が熟成されてきてますね。

「キチガイは隔離しろよ」
「こいつら何するか分からない」
「こいつらを野放しにしてると、これからもこんな酷いことが起き続ける」

・・・ということです。




繰り返すけど、
オタクを「フツ族」、　統合失調症の人たちを「ツチ族」、という風に置き換えれば、
まさにそういう対立の構図になっている。


今、「京アニ」という「象徴」、　「大統領」が暗殺された段階にあるワケです。
まだ、犯人がツチ族かどうかは、確定したわけではありません。


こっからルワンダ虐殺と同じ流れになるかどうか？、ということですね。

---

（でもさぁ、ホント、ネット全体がそういう風になってきてるよ）


（松本人志が「不良品発言」して、「よく言った」とか褒められたりするからね）
　（自分も同じようなこと言ってんだけどね）



でもさぁ、オタク自体だって普段から「オタクは犯罪者予備軍だ」って言われてる存在じゃん。
それが今度は「統合失調症は犯罪者予備軍だ」って言って、ネット上でそういう人たちを攻撃しだすのだろうか？


いやまぁそれすらもまた、ツチ族とフツ族みたいなことなのかもしれん。
（植民地支配下に置かれていた歴史）



勿論、ニートだって、ヘイトの対象です。
「ニートの親は、全員「事務次官」しろよ」とかね。
（事務次官は動詞）

---

・・・
という感じでした。
あの事件を受けて、自分はそういうことを考えましたと。


自分の文章自体がキチガイの書く文章みたいになってるじゃねーか！！、というオチですね、これ。



「京アニ放火事件」と「相模原障害者殺害事件」を結びつけて、　これは「ルワンダの虐殺の歴史」と似たようなことになるって？


はい。



いやでも別にフザケてないですよ。
割と真剣に、　「あ、これホテル・ルワンダだ」　「あ、これ虐殺器官だ」って、気づいちゃったんです。


MGSプレイヤーなら、こういうこと、考えるでしょう？？？



（この、何でもかんでも結びつけて考えちゃうところがまさにキチガイ固有の思考なんだって自分でも思うけど、もう、自分はそんな感じのやつなので）
（無限ループ）

---

ちなみに、別に犯人を擁護しているわけではないです。


てか、どっちかというと、ルワンダ虐殺は大統領殺したの、おそらくツチ族ではないんでしょうが、

今回の京アニ放火事件は、まぁ、犯人は十中八九、精神疾患持ってる人ですよ。

（頭がおかしくなかったら、一体どんな理由があったら、３０人もクリエイターを焼死させられるんだよ）
（どんな理由があってもおかしい。　つまり、「犯人の頭は絶対におかしい」ということになってしまうのだがー）

合ってるんじゃねーか、ということではあるんです。


じゃあその上でどうするのかっていったら、まぁ、警備体制を考えるくらいしか、やることないよなぁとは思うのです。

ガソリン持って自滅覚悟で突撃してくるキチガイを食い止める警備を用意することは不可能？
はい。


あとは社会保障？　それもなぁ
はい。



・・・
まぁとにかく、匿名ネット上で　統合失調症とかの人への風当たりは強くなるでしょうね、それは確実です。

---

◆死と興奮について


本当、「黙祷してろよ」ってときに、いらんことを我ながらべらべら喋ってますよね。


でも
人間ってこういう風に、　「大量の他人の死」に直面したとき、どっかで興奮状態になってしまうんだと思う。
じっとしてられない。ヤキモキしてしまう。　何かを言ってしまいそうになる。


（うんこちゃんもそういう話してたことがある　病院ではよくあることらしい）

（まぁそうだよね。　冷静でいる方がおかしいとは思う）




だからその興奮の結果、こうやっていらんことを口走ってしまうのだと思う。



今回の事件でも、いろいろ、妙な失言をしてしまった人達がいますね。



でも自分は、「それも含めて人間ってそんなもんじゃん」　とは思っているのです。




◆津山三十人殺しについて


◆無敵の人について

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