柏崎港にて
「故郷は緑なりき」は長岡がメインで撮影されていますが、
水木襄演じる男子学生が海辺の町の柏崎に住んでいるという設定らしく、
当時の柏崎港が登場するようです。
それでそんな手がかりだけで柏崎の報道各社、
新潟日報柏崎支局、柏崎日報、柏新時報、FMピッカラなどに紹介に回った折に、
ふと柏崎港へと足を運んできました。
冬の日本海とはいえおだやかな日。
当時の面影など失せているばかりか、
本当にここで撮影されたのかもわかりませんが、
この町から柏崎駅へと向かう足取りを体に染み込ませておこうと。
水木襄演じる男子学生は朝鮮から家族でひきあげこの町で暮らし、
長岡までの通学列車の中で佐久間良子演じるヒロインと出会います。
昭和36年公開とはいえ時代設定は昭和25年。
朝鮮からのひきあげばかりかまだ国全体が先の大戦の影が濃厚に漂っていた時代だと思います。
そんな時代の中で苦学している中で出会う少女は本当にまばゆかっただろうと。
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