無関心を揺さぶりたい ~ 新潟から考える この国の米軍基地問題の課題~
私たちの沖縄基地問題を沖縄におしつけない
~福岡と新潟の「基地引取り運動」から考える。
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↑こちらの公開学習会に参加しました。
沖縄の基地問題について知れば知るほど、沖縄への基地負担のおしつけはこれはおかしいと言わざるおえないなか、
福本圭介先生と沖縄に応答する会@新潟が展開する「基地引き取り運動」の学習会。
この日は新潟より一足先に活動をはじめた福岡からお二人をお招きして運動についてお話いただき、
その後に新潟での展開を福本先生がお話しする流れとなりました。
福岡の方のお話を聞いてて知らずにいて恥ずかしく思ったのは今の福岡空港はかつての米軍基地だったこと。
それが米兵の集団脱走や米軍機墜落事故など度重なる不祥事から反基地運動と呼応するように、次々と撤退し沖縄へと集約されたそうで、それが福岡の人にとって沖縄の基地問題は決して他人事でないと考える一因のようでした。
翻って新潟は福本先生の話で街頭に出てアピールをしても、あるいは議会で陳情をしても、人々も議員もともかく無関心なこと。
ただ関心を寄せてきた若者の例を出し、「自分の荷物は自分で持とう」に共感しながらも、それが米軍基地問題だとわかると、基地はいらないと即答しながら、では沖縄の人たちの立場を問うと言葉を濁したそうで、基地問題も沖縄の立場も理解しながら、それを自分のことと考えるには抵抗があるように聞いてて思いました。
福本先生がレジュメにつけた「無関心を揺さぶりたい」という思いは今後の活動の中で大きな広がりになることを期待し、ただ自分の周囲にも「引き取り運動」について知ってる人が増えているので着実に成果は上がっていると思います。
『沖縄スパイ戦史』にも出てきますが、これまで三上智恵監督が映画で訴えてることは
「軍は住民を守らない」「敵は基地を真っ先に攻撃する、だから周辺の住民が多大な被害を受ける」
いづれも捨石となった沖縄戦で多くの戦死者を出した沖縄へ、これ以上の負担を強いるのはやはり人道上ムリだろうと思うのですが。
福本先生の講演は11月9日『沖縄スパイ戦史』上映会の後に開きます。
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◎ 『愛と法』長岡上映会
日時 11月9日(土) 10時30分~
上映後 黒田隆史弁護士講演 「弁護士という生き方~LGBTsに関わるということ~」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*『沖縄スパイ戦史』長岡上映会
日時 11月9日(土)14時~
上映後 福本圭介氏(新潟県立大学准教授)講演 「今、一市民として沖縄の米軍基地問題をどう考えるべきか?」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail [email protected]
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