赤城の山のバイオマス発電所
担当者は「みらいの生活を考える会・三条」の映画上映会『阿賀に生きる』や『風の波紋』などにお手伝いにいったりしてます。
一応会員の一人なのですが正直映画上映会のお手伝いしか顔をだしてないのに先日、群馬までの勉強会に誘われ参加しました。
三条市・保内工業団地に現在、木質バイオマス発電所が建設されています。
バイオマス発電は間伐材、廃材などを燃料化して発電、自然エネルギー、クリーンエネルギーの謳い文句が聞こえよく各地で建設されてるようです。
しかし材料となる木材が福島原発事故後に放射能汚染されたものを使用する懸念が拭えず、もし汚染された木材が使用され、それが焼却され排煙されるとなると紛れもなく周囲への環境汚染になるのではと。
保内の工業団地とはいえ周囲には住宅地もあるので結構大きな問題ではないかと思うのですが、三条市は特に説明会も開かず全て事後報告で建設を進めてきたことに、もともと震災瓦礫の受け入れ問題から発足した「みらいの生活を考える会・三条」はこの問題に注視し広報や勉強会も開いていました。
先日、同じくバイオマス発電問題の反対運動をしてる「赤城山の自然と環境を守る会」との交流と勉強会と意見交換を目的にみなさんで群馬県までバズをチャーターして赴きました。
前橋にある赤城山の麓にあるバイオマス発電所は東京電力の敷地内に建設中でしたが、ここがかなり広大で材木をチップ化する工場から置き場、発電所と同じ敷地で出来るようでしたが、それに引き替え三条・保内の発電所は本当に工業団地のこじんまりとしたスペースに一際異質に映るほど聳え立ち、完成後は30メートルになるようですが今現在、これはなんの工場が建つのかわからない有様でした。
比べながら思ったのはとりあえず発電所という名目ですが実際は汚染された木材の焼却炉ではないか?という思いを確かに感じたりしました。
群馬の方々と意見交換を交わして今後互いに連携していこうとなりましたが感じた懸念は拭えず、これは福島原発事故の後処理のひとつなんだろうと、身近な問題として実感していました。
三条のバイオマス発電所の問題はまだそんなに知られてないと思いますが新潟日報も動いてるそうなので、いづれ皆さんの知られることになり議論が交わされるようになればとおもいながら後にしました。
ちなみに近隣に千本桜公園というその名の通りの桜の名所がありましたが、見ごろまではまだまだでした。
画像はお昼に出たまいたけ弁当。うまかったです。
赤城の山と自然環境を守る会
http://blogs.yahoo.co.jp/akagibaiohantai
未来の生活を考える会・三条
http://ameblo.jp/gareki3/
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