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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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◎~沖縄・福島を観る知る3月11日~

「打ち上げをこのかちんこを選んだのは井上淳一監督が若松孝二監督、荒井晴彦先生のお弟子さんで縁深いと知って、
『キャタピラー』撮影中に若松監督はこのお店にやってきて、
かつてロマンポルノやピンク映画の俳優だったご主人は大変喜んでいて、
脚の悪い若松監督はカウンターに座ってお酒を飲んでいたこと、
そしてご主人が主演し荒井先生脚本の『トルコ110番 悶絶くらげ』の貴重なポスターがいつも貼ってあり、
これをぜひ井上監督に見てほしかったからです」

↑僭越ながら宴が盛り上がった頃、一人一言自己紹介で先陣を担当者が切った際、
こんな感じであいさつをしました。

井上監督も師匠の脚本作のポスターを目にして喜び、
さらに監督と原作者が太文字に対して荒井先生の名が細文字なことに注目しておりました。

それとともに井上監督の『大地を受け継ぐ』上映後の熱いトークは参加者がほぼ目にしており、
懇親会では若者たちのその後について監督は語り続けてみなさん熱心に聞いていました。

個人的にやはり若松監督について関心があり尋ねると最初の出会いは名古屋で、そのまま入場券で新幹線に同乗してこいつは本気だと思ったのか、若松監督は弟子になることを認めて初監督作『パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち』での現場での若松監督らしいエピソードを聞く途中、『われに撃つ用意あり』について。
担当者が最も好きな若松監督作のハードボイルドで観た後に歌舞伎町歩くと、そのままロケ地巡りになるほどの本作、やはりゲリラ撮影のため助監督で参加してた若き日の井上監督はそのスジの人たちに撮影中に酷い目に遭ったそうで、さすが若松監督、映画のためなら助監督の命の一つや二つ(以下略)
担当者は『海燕ホテルブルー』の撮影を見学した際、手慣れた感じで列車内での隠し撮りを慣行してることに気づいて感心していたので歌舞伎町ゲリラ撮影に比べれば赤子の手を捻るようなものかと。

また↓こちらで紹介した
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1438.html
お仲間の長谷川和彦さんも同席、この日は前夜にゆめどりで飲んでいた井上監督を車に乗せて長岡まで連れてきていただきました。
その名前からやはり自然と『太陽を盗んだ男』の話題となり、
見てない方が多いようなので作品についてこれも熱く井上監督は解説しながら語って下さいましたが、確かにあの破天荒な大傑作を観てないのは映画好きとして何割か損をしてると思うので、
ぜひ観ていただきたいと頷きながら聞いておりました。

これはこじつけになりますが『戦場ぬ止み』には県知事選での翁長知事への応援演説に駆け付けた菅原文太兄ィの姿が登場。
https://www.youtube.com/watch?v=8PFTMiaHXAc
もしかしたら遺作といっていいのか?と文太兄ィが出た映画を上映できたことへの喜びもありました。
文太兄ィは『太陽を盗んだ男』に不屈の鬼刑事役でジュリーを追い詰めてましたが、ジュリーも文太兄ィも脱原発を支持するようになったのは“原爆”がテーマの『太陽を盗んだ男』と何かつながりがあるのだろうかと。

さらにこじつけて『トルコ110番 悶絶くらげ』の主演俳優でかちんこのご主人で昨年亡くなった星野暁一さんは『この空の花 長岡花火物語』へ大林宣彦監督に直訴して出演。
映画ではかの坂田明氏と共演。
その坂田氏のサックスの独奏『We Shall Overcome 勝利を我等に』が『戦場ぬ止み』では鎮魂歌のように流れていました。

以上、あんまりなこじつけを書いてしまいましたが夜遅くまで話は尽きず、おそらく若松監督もかちんこご主人も一緒になって笑っていたと思うかちんこの宴でした。

画像は『トルコ110番 悶絶くらげ』のポスターに並んで井上監督を撮影しようと思いましたが、
このポスター、ネットに挙げるにはコンプライアンスが、、、ということで。

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