戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)=戦場にとどめを刺して終わらせよう
本日、アオーレ長岡市民交流ホールAが空いてたので、
届いた上映素材の試写をしながら『戦場ぬ止み』『大地を受け継ぐ』を見返し、
スクリーンを前に観賞すると変に書くと自画自賛になりどうかと思いますが、
この時期での上映にふさわしいと強く思いました。
『戦場ぬ止み』のタイトルは2014年11月の沖縄県知事選の際に抗議行動が続く辺野古前で歌われた琉歌からとられたもので、
今年 しむ月や(くとぅし しむちちや)=今年の11月にこそ
戦場ぬとどみ(いくさばぬ とぅどぅみ)=戦場にとどめを刺して終わらせよう
沖縄ぬ思い(うちなーぬ うむい)=沖縄の思いを
世界に語ら(しけに かたら)=広く世界に知らせましょう
http://www.magazine9.jp/article/mikami/15722/
映画では沖縄県知事選に沖縄知事選で翁長知事誕生で沸き返る人々を映しながらも、
その数日後に粛々と工事が進められる姿も映され、
映画が終わってからもご存知のようにこの二月に辺野古埋め立て工事が着工してしまうことを
これから観る人たちは知っていること、
また反対派リーダーとして鬼のような形相と場の空気を読んで大衆運動は自己責任ではないと冷静に諭すなど、
魅力的な姿をとらえてる山城博治さんは昨秋に微罪で逮捕され、
病気なのに「逃亡の恐れがある」という不可解な理由を掲げて最高裁でも釈放が認められないという人権侵害が進んでることなど、この映画が終わっても辺野古の戦いは続いてることに様々なものが去来するかと思います。
『大地を受け継ぐ』はあの原発事故について若者たちに語る
福島の農家・樽川和也さんがスクリーンに大きく映し出され、
その苦悩の表情から様々なものを読み取れるように思いました。
本格的な劇場ではないとはいえ市民交流ホールAのスクリーンは、
ちょっとしたミニシアターに引けを取らない迫力があったりするので、
充分に観賞に耐えられるかと思います。
間違っても井上淳一監督が憤慨していたような大阪の某映画祭のような事態にはならないいと断言できます。
念のため画像はアオーレでありますが、ここで上映するわけでなく現在ナカドマの大型ビジョンで予告編を流しています。
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◎~沖縄・福島を観る知る3月11日~
会場 アオーレ長岡 市民交流ホールA
日時 2017年3月11日(土)
『大地を受け継ぐ』 公式HP https://daichiwo.wordpress.com/
*10時20分 ウィズコーション ライブ (長岡で活動する4人組バンド 上映前に福島への思いを歌います)
*10時35分 『大地を受け継ぐ』上映 (85分)
*12時~ 井上淳一監督トーク(30分)
『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』 公式HP http://ikusaba.com/
*13時20分 『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』上映 (129分)
*15時30分~16時30分 講演「沖縄の現状と憲法」
講師 馬場秀幸弁護士 (新潟県弁護士会)
*17時~ 『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』上映 (129分)
*入場料 1作品 前売 1000円、
当日 1200円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示お願いします)以下 500円
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=BHsYI1H78HM&feature=youtu.be
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail [email protected]
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
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