松本山雅FC 松田直樹選手が倒れた件と死去までの経過まとめ
松本山雅FCサポーターのみならず、サッカー界に衝撃が走りました。
以前は横浜マリノスでプレーし、日本代表としても活躍していた松田直樹選手が急に倒れたというニュースが!!
取り敢えず、これまでの報道発表などのまとめをしたいと思います。
梓川ふるさと公園でランニング開始(山雅FC公式発表より)
8月2日 9時57分
ランニング終了(山雅FC公式発表より)
8月2日 9時58分
脈拍を測りながらストレッチを行っている途中に松田直樹選手本人から突然体調不良を訴え、その場に倒れ込む。(山雅FC公式発表より)
3キロ走を終えて、「やばい、やばい」と言いながら横になって倒れた。(日刊スポーツニュースより)
約3キロの距離を走った後、「あー!だりぃー!」と言葉を発して仰向けにこん倒。(スポニチニュースより)
8月2日 10時3分
救急車を要請。(山雅FC公式発表より)
練習を見ていた看護師の女性が心臓マッサージを施し、救急車が来るのを待つ。(日刊スポーツニュースより)
8月2日 10時13分
救急車到着。出発までの12分間に人工呼吸・心臓マッサージ・AED処置を行う。この時、既に松田選手の意識は無いとのこと。(山雅FC公式発表より)
8月2日 10時25分
救急車がグラウンドを出発。(途中でドクターカーに乗り換える)(山雅FC公式発表より)
8月2日 10時50分
松田選手が信州大学付属病院救急救命センターに到着。この時、既に心肺停止状態だった。(日刊スポーツニュースより)
その後、急性心筋梗塞と診断され手術を受け、微弱ながら心臓の鼓動は戻ったが、人工心肺装置をつけ意識不明の重体が続いている。(スポニチニュースより)
ツイッター上でもかなり松田選手を心配する声が広がっていました。
松本山雅FC 松田直樹選手が意識不明、無事を祈る人達のまとめ
ハッシュタグには「#松田絶対戻ってこい」というものも
気になるのは倒れた理由。
共同ニュースでは、当初熱中症と伝えていました。
8月2日 14時10分
その後、テレビ信州の生放送『ゆうがたGet』での報道では特に進展なし。
8月2日 16時10分頃
自発呼吸はしているものの、まだ小さく人工呼吸器をつけているとのこと。(神野卓哉氏のツイートより)
8月2日 16時11分
今ある情報はまだかなり良くない状況です
オペをしています
心臓はかすかにしか動いていません
自発呼吸も出来ないようです
少しわかる人がここまで読めば状況はわかるでしょう
ツイッターなどにまどわされないでください
松に会って来ます
(パーソナルトレーナー竹田和正氏ブログより)
8月2日 17時00分頃
日テレニュースエブリイでトップ扱い。
当初、熱中症と言われていたが、心筋梗塞の可能性が高いということ。
いまは、心臓の回りに溜まった血を取り除く手術をしているという情報。
8月2日 17時51分頃
日テレニュースエブリイで再び報道。
医師の診断についは触れず。松田選手が倒れた時の松本市の気温は24度で曇り空。
それほど暑い状態ではなかったと状況を伝える。
8月2日 18時00分頃
フジテレビSUPERNEWSでトップニュースとして報道。
加藤監督のインタビュー「練習始まって10分くらいでミーティングして そのあとランニング15分。ランニングを終えたところで受け身をとるような形でバタンと倒れた。意識は最初あったと思うが、少しずつ時間がたつとともに薄れていった」
その他、日テレと同じく、松本市の気温は24度で曇り空であることを伝え、同じく加藤監督の「熱中症の可能性は薄い」というコメントを流す。
診断については触れず、経過は「現在も治療中」というもの。
また、同ニュースでは心配したサポーターが病院を訪れていることを伝えている。
8月2日 18時30分頃
長野県内の放送局ABN、SBCで報道。
病状は急性心筋梗塞で、現在も意識は不明のまま。人工心肺で全身を維持している状態で、極めて容態は厳しいとのこと。
家族からは、静かに見守ってほしいと手紙が寄せられた。
意識が回復しているというTwitter報道は虚偽であった可能性が高いです。
今回の件で、皆様にはご迷惑・ご心配おかけしております。
松本山雅FC、横浜F・マリノスのファン、サポーターの皆様、松田直樹を応援していただきありがとうございます。
松田直樹に携わってくださった方々、ありがとうございます。
今、松田直樹は頑張っております。ただ、今病院におりますので皆様そっと見守ってください。
周りに沢山の患者さんもおりますので宜しくお願いいたします。
松田 真紀(松田直樹 姉)・・・松本山雅HPより
8月2日 23時05分頃
日テレ NEWS ZEROで報道。
病状や診断に関してのそれまでの発表と変わらず、現在も治療が続いているとのこと。
倒れる前から「やばい、やばい」と言っていたという事実も。
信州大学附属病院 今村医師によると「(現役アスリートに急性心筋梗塞が発症するというのは)無いわけではないが、非常に稀だと思う」とコメント。
病院には、城彰二さんがお見舞いに駆けつけている。
8月3日 5時48分頃
フジテレビめざましテレビ内で報道。
現在も治療が続いているとのこと。
信州大学附属病院には、横浜Fマリノスの中村俊輔さんが昨夜お見舞いに駆けつけたと報じる。
8月3日 6時00分
スポニチニュースが報道。
容体については未だ人工心肺装置をつけ意識不明の重体が続いているとのこと。
松田選手は2月にメディカルチェックを受けたが心電図や血液検査で異常はなかったという。
7月30日のアウェー町田戦は出場停止だったが会場に足を運び、試合後は昨季まで16年間在籍した横浜の大宮戦を日産スタジアムで観戦。
翌31日に松本市内で行われた松商学園との練習試合では約75分プレーするなど特に変わった様子はなかったという。
松本山雅FC加藤監督「(松田選手は)自分の体調と相談しながらトレーニングするタイプで、練習中に倒れたことは意外。チームの動揺は大きく、あす(3日)以降の練習や試合は選手の意向を聞きたい。」と報じている。
8月3日 6時30分
日テレZIP!が報道。
容体については未だ変わらず、意識不明の重体とのこと
8月3日 7時45分
スポニチアネックスが報道。
横浜市・福田医院の福田伴男院長の見解、「心筋梗塞の予兆は、心電図の検査などで必ずしも分かるわけではない。スポーツマンでも何の前触れもなく、突然発症するため予防は大変難しい」とのこと。
心筋梗塞の原因として考えられるのが動脈硬化で、「激しい運動をすることで生まれる活性酸素は体をさびさせる作用があり、これが長年積み重なることで血管細胞の老化、劣化を引き起こして心筋梗塞や脳梗塞につながる可能性がある」とも話す。
同医師は松田の今後について「心肺停止に陥ったことで、脳に血液がまわらない虚血状態となり、必要な酸素が不足したことで脳にダメージが残る恐れがある。心臓の手術が成功したとすれば、回復は本人の体力、生命力次第だと思う。ただし、サッカー選手として現役を続けることは難しいでしょう」としている。
8月3日 8時45分
テレビ朝日モーニングバードで報道。
容体は未だ厳しい状態が続いているとのこと。
ロザン宇治原氏「気持ちも言動も体も強い選手だと思っていたので、突然の心筋梗塞というのが結びつかない」
8月3日 11時33分
日テレNNNストレイトニュースで報道。
現在も人工心肺をつけ、集中治療室で治療中とのこと。
午後には再び会見を開くという発表あり。
8月3日 13時22分
読売新聞ニュースで報道。
松本山雅の加藤善之監督が松本市内で記者会見し、意識不明の状態が続いていることを明らかにした。
8月3日 16時58分
スポニチアネックスで報道。
松田が倒れたグラウンドがある公園は、自動体外式除細動器(AED)が設置されていなかったが、3日朝の練習にはレンタルしたとのこと。
8月3日 19時18分
日刊スポーツニュースが報道。
日本代表候補合宿最終日の3日、スタンドには松田直樹選手の容体を心配したサポーターによって「祈 松田直樹」と大きく書いた横断幕が掲げられた。
8月3日 23時07分
日テレニュースZEROで報道。
依然、容体は変わらず。
昨夜、お見舞いした城彰二選手や中村俊輔選手に加え、田中マルクス闘莉王選手、楢崎正剛選手、横浜Fマリノスの選手たちがお見舞いに病院に訪れたことを伝える。
また、イタリアの新聞社でも松田選手の容体を心配する記事が報じられているとのニュースもあった。
8月4日 6時00分
スポニチアネックスが報道。
所属するJFL松本山雅の大月社長によると、前日行った緊急手術については「冠状動脈の詰まりをワイヤを使って取る処置をした。人工心肺をつけて、カテーテルを入れて、検査、治療をした」と説明した。
その他、容体を心配する熱いツイート、コピペまとめ
昔マリノスが強かった時、負ける相手チームが戦意喪失してもうやる気を見せないまま試合が終わった。 その試合後のインタビューで、泣きながら相手チームに最後まであきらめるなと怒ってた人を見た時感動した事を覚えてます。 松田直樹生きろ!帰ってこい!@MakotoKawagoe
昔、たまたま見たスポーツニュースで松田が勝ったのに、泣きながらインタビューに答えてた。相手が攻めてこない、諦めてるのが悔しいって。こういう風に考える選手もいるんだ、漢だな~って、もらい泣きした。@tomokoi0405
松田「俺、まじサッカー好きなんすよ!まじでもっとサッカーやりたい!サッカーって最高だし!俺みたいな存在がいるっていうのもアピールしたい。これからも続けさせてください。」と言っていたじゃないか。お前の仕事はまだ終わってないぞ。這い上がってこい。@zuka2011
松本山雅に関わるすべての人達のためにも、彼を愛したマリノスサポのためにも、彼を慕う選手達のためにも、そして、日本のサッカー界のためにも、松田直樹は再び立ち上がらなきゃいけない。絶対に。@JINNAI_ShowHey
松田選手が心配です。韓国のFW シン・ヨンロク選手も試合中に心肺停止となりましたしたが、先日40数日ぶりに意識取り戻しました。だから・・・頑張れ!@shinmukoeng
直樹は、プロまで辿り着けなかったU-17の仲間や俺達みたいなポンコツプレイヤーの想いまで背負って代表のユニフォーム着てくれてたんだ。絶対死んじゃダメな奴なんだ。絶対帰って来い。絶対帰って来い。お前、家族に何も言ってないだろ。@anne_NO21
前園真聖さんのツイート
吉原宏太さんのツイート
稲本潤一選手のブログ
石川直宏選手のブログ
箕輪義信選手のブログ
心筋梗塞から復活した人たち
松村邦洋さん(当時41歳)
東京マラソンに参加中、一時意識喪失した松村氏。
その後容態は回復し、4日後には「良好な状態に向かっている」との報道があり。
現在も芸能活動を続けている。
大山のぶ代さん(当時71歳)
脳梗塞と心筋梗塞を併発し、緊急入院。
その約4ヶ月後に退院し、一時は言語障害なども引き起こしたが今も声優の仕事に復帰している。
CCB関口誠人さん(当時47歳)
突如、心筋梗塞を発症。病床で「もう一度C-C-Bとして活動したい。ずっと思い続けてくれたファンに音楽を通じて感謝を伝えなければ、自分の人生に悔いが残ると強く思った」と語る。
声質や発声に若干の違和が生じたが、手指の神経などに問題は残らずギターを弾くには問題ない状態まで回復。
現在もシンガーソングライターとして活動している。
8月4日 13時36分
スポニチアネックスが報道。
サッカー元日本代表で、日本フットボールリーグ松本山雅FCに所属する松田直樹選手(34)が4日午後、長野県松本市内の病院で死去した。
AED設置問題
Jリーグでは練習施設でのAED(自動体外式除細動器)の設置が義務付けられています。
松本山雅はJFLという下位リーグなので、その規定が無かったようです。(ちなみになでしこリーグも同様?)
同公園には心臓発作などで倒れた人にショックを与えて心臓の動きを元に戻す自動体外式除細動器(AED)が、設置されておらず、チームも所有していないという。(時事通信より)
・松田選手の心筋梗塞にAEDが効果あるのか?について
→確証できる記載などが無い上に、松田選手の具体的容体がわからないので現時点ではなんとも
→ただ、倒れた時点で症状を把握できなかったはずなので、AEDが設置されていていれば何らかの処置はできたはず
→またAEDは無かったが、その中で救急処置として看護士による心臓マッサージと人工呼吸が行われているので、適切な処置がなされているのでは?という意見もある
あるドクターのツイッターより
ドクターとして全てのスポーツ現場や人が集まるところにはAEDを設置すべきだと思う。松田選手ではマスコミがAEDがなかった事を強調して報道してますが、AEDの適応は心室細動・頻拍であり、他の心停止には無効。そして救急車到着までの心臓マッサージは適切な処置だと思う。@akipon0101
キーワード:山雅