木の枝の陰から視線を感じる、、、
結構コワかったりしたのですこれが。。。
mappet家で最後の週末。土日2日間、
お姫様2人(マリナちゃん・アンナちゃん)のバレエの発表会でした。で、わたしもせっかくなので舞台を観に行きたい!と渡英前にお願いしたら、最後の1枚が残ってたよ~、とのお返事。ラッキーでした。演目はピーターパンです。
わたしがご一緒したのは土曜日。朝からいい天気でした。
舞台は1日2公演でどちらも午後なのですが、みなさん朝早くから会場入りしてリハーサル。それがひと段落しら、とりあえず午後までは空き時間になるということなので、お友達と一緒に会場に残ったマリナちゃんとしばし別行動で、mappetさん、だんな様(エルビス)、アンナちゃんとわたしは近所に散歩がてら食事へ。最初の行き先は、近かったということでこちら
Cannizaro House。豪勢な門から入って
、整然と手入れされた歩道をてくてくと
ここは19世紀初め頃から貴族の邸宅として使われ、20年くらい前からホテルとして営業しているようです。表のカフェに入ろうか、という話もありましたが
…どこからともなく現れた(いや、さっきからずっと一緒に歩いてはいるのですが)こちらの方が、うげーっと嫌悪感をあらわにしていたので、却下。それにしても彼、mappetさんのブログを拝見する限りホントにおもしろそうな方なんですが、実際お会いしてみるといっそうおもしろいです。よくまあ次から次へと頭も口も回ること。。。
というわけで、カニザロハウスはちょろっと見物して気が済んだので、またてくてく歩いて別のもっと庶民的な(?)店で食事をとり、再びバレエ発表会会場へ。(食事を取る前から疲れ気味のアンナちゃん、食後は爆睡でした^^)
午後は2時が最初の公演。いよいよ控え室も慌しくなってきました
髪にリボンを結んであげているお父さん。なんだかいっしょうけんめいですな
みんなばっちりお化粧をしてもらって、舞台に上がる直前に口紅で仕上げ。
ねずみがかわいい~
わらわら
…わらわら、、、
え~、わたしは何の手伝いをするわけでなく、ただその場にいただけなんですが、なんだか胸がいっぱいというか、、、そわそわというか、、、頭がボーっとしてきました。自慢じゃないですがワタクシ、1か所にこんなにたくさんチビッコがいるのもこんなにたくさん女子がいるのも、ほとんど経験したことがないので、なんだか勝手がわからないというか…慣れないのです(汗)。半分困ったように手持ち無沙汰に座っているお父さんの気分(汗汗)。
そんなわたしには関係なく、第1回公演は無事終了し、ほとんど休憩もなく4時過ぎから第2回公演。で、わたしたちはこちらの回を観劇してきました。上演中の写真はありませんが、わたしのような素人目にもはっきりと判る上手な上級生の表現力にうなり、わらわら、ちょこちょこと現れる3歳児集団に頬を緩め、誰もが目を輝かせて踊っているさまをまぶしく眺める、最初から最後まで引き込まれて楽しんだ1時間半でした。本人たちもよくがんばって練習してきたでしょうが、教える先生も、支える保護者のみなさんにも、本当に頭が下がります。というわけで、みなさんおつかれさまでした~。
で、mappetさんとお姫様方は、発表会を終えて週明けすぐに
1か月の日本滞在のためロンドンを出発されることになっていて、まったくもってお忙しいまっただなかだったわけですが、そんななかでも、mappetさんにはなんだかんだといろいろ作っていただきました。
ロンドン到着当日の焼き菓子三昧もすばらしかったけれど、そのあともいろいろ。
プチトマトのソースのパスタ。このパスタ、見た目もかわいいし食べやすくておいしかったけど、なんていう名前だったんだろう、、
ちょっと甘しょっぱく煮たチキン。ビールが進む進む。
パン。これはイーストとりんごジュースをまぜたものがパンを膨らませる働きをするんだそうで(だっけ??)、使うイーストはほんの少しなのに、ちゃんとパンになるのが不思議~。もちろんおいしかったです。
焼きたてワッフル。到着した日にいただいたスコーン同様、
天然酵母を使ったものです。焼きたてもふわっと軽くておいしいのですが、翌日はさらに軽くなっていました。ぱくぱくいけます。
そして、天然酵母といえば、こちら
ころころ、まるい生地がいっぱい並んでいるのを見るだけでもシアワセ
…ですが、出来上がりをいただくのは、もちろんもっとシアワセ。
こちらの記事を見た瞬間、これはゼッタイ好きー!!と確信していた、ボッコンチーノというお菓子。焼き菓子なのですが、焼き上がりにバターとはちみつなどをまぜたシロップをからめて粉糖をふって仕上げたこれは、ちょっとドーナツのような味。mappetさんが「丸めるの手伝ってくれるなら作ってもいいよ~」とおっしゃっていたので、意気揚々とお手伝いしましたが、わたしは自分で丸めた分(半分以上)よりも、食べた量のほうが絶対多いです(断言)。ホントにあとをひくおいしさでした。
そして、これが今回mappetさんが作ってくださった最後のお菓子となり、出発の日、残っていた分を(既にわたしが食べまくっていたのでそんなに残ってなかったのですが、、、)タッパーに入れて、おやつに持たせてくれました。
ロンドンのmappetさんのお宅にお邪魔するのはこれが2回目でしたが、mappetさんはもちろんご家族の皆さんが本当に温かく迎えてくださって、「家族みたいなもんだから~」という言葉と押し付けがましくないおもてなしが最高に嬉しく、ありがたかった1週間でした。最後に電車の駅まで送っていただいたとき、去年はマリナちゃんが走って電車を追いかけて、見えなくなるまで手を振ってくれたのですが(涙)、今回は、マリナちゃんとアンナちゃんの2人が走って手を振って見送ってくれました(さらに涙)。ひとつ心残りなのは、エルビスにお別れのあいさつができなかったこと。彼は今年は日本に来られないということなので、やはり、またわたしが行くしかないですね。(ん?)
みなさま、ほんとうにどうもありがとう。さて、次に会えるのはいつでしょう。
^^