tag:blogger.com,1999:blog-40485496522124850182024-10-07T14:16:40.298+09:00mkawa.xmldomkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]Blogger193125tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-604405248553980652017-02-13T00:46:00.002+09:002017-02-13T00:46:27.495+09:00自動組版の会社が増えた? page2017<h2>
毎年恒例のpage2017、2/8〜10の会期を終了しました。</h2>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqe7rfTF2aXlqfwMj84mzQDquiIMpPbkLDmUrJ92asZ9xD4_GdMjNqW84ZD3bxV6XCE5xEtv-7wU6pkaqN2NbdsKpaTkRkp91IfuxnbuQuZb1MekEYARwH3sibp53s0NmKX-psvD2vH3vi/s1600/IMG_5906.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqe7rfTF2aXlqfwMj84mzQDquiIMpPbkLDmUrJ92asZ9xD4_GdMjNqW84ZD3bxV6XCE5xEtv-7wU6pkaqN2NbdsKpaTkRkp91IfuxnbuQuZb1MekEYARwH3sibp53s0NmKX-psvD2vH3vi/s320/IMG_5906.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<h3>
今年は、デモ専属スタッフ含めて、のべ7人参加</h3>
自分達の製品や日々の制作でやっていることで「これ面白い!これスゴイ!」という伝えたい気持ちがあるなら、それを存分に伝えてきてね、それがニューキャストの真髄だから、というアドバイスだけして、上手く出来るかしらと心配しておりましたが、それぞれの力を発揮してくれました。 <br />
<br />
<h3>
出展の意味</h3>
展示会で「自動組版」を掲げて10年以上たちました。その中で、来てもらった人と会話をして、多くの事を学ばさせてもらいました。 <br />
展示会は、今後どの方向へ行くべきなのかを考える恰好の場であり、制作会社のような表舞台に立つことの少ない企業やそのスタッフにとっては、自分達のやっていることの意味を考え、その価値を確かめ、次を考えることができる良い機会だと感じています。<br />
<br />
<h3>
自動組版の出展が増えた? </h3>
さて、今回のpage2017で感じたことは、例年よりも「自動組版」というキーワードが聞こえてきたことです。<br />
<br />
「自動組版」という言葉は随分昔からあり、色んな企業がパッケージシステムやソリューションを展開してきましたが、それ程目立った成果を上げられなかったことや、印刷不況の時代も重なって、積極的に展開する企業が年々減ってきていました。<br />
当時はどちらかというと、「IT化」によって闇雲に自動組版が語られることが多く、本質を知る企業はごく僅かだったという印象です。<br />
<br />
最近は事情が変わってきており、相談内容の背景には、労働人口の低下や働き方の変化によるものだと思いますが、「人がいない」「人がいなくなる」もしくは「人を減らしたい」という結構ストレートで切羽詰まった悩みが透けて見える企業が増えてきていると思います。<br />
<br />
例年と違った印象を持ったのはこういった理由からだと思います。<br />
<br />
<h3>
自動組版ができる会社とできない会社の差が出てきている</h3>
といっても、自動組版のツールを手に入れたらその願いが叶うかというとそれは大きな間違いです。そこには、お金を出して買えるものと、買えないものがあります。<br />
それを使って成果を出せるかどうかは、それを使う人や企業の取り組み方に委ねられます。<br />
<br />
会場でみた自動組版のツールは、どれも秀逸で、感動すら感じたわけですが、これを使って成果を出してくれる企業はいったいどのくらいいるのだろうと考えると、ちょっと寂しくなります。<br />
<br />
一昔前、こういったシステムやツールの導入を設計するコーディネーター的な人も結構いた気がしますが、導入時だけとか一時的な存在ではやりきれるはずがないし、足が長くなると割に合わないので、最近ではあまり聞かなくなりました。<br />
<br />
<h3>
自動組版が浸透しなかった理由を考える </h3>
そもそも効率化というのを編集や制作部門に押しつけている企業が多いと思います。<br />
それが営業的にも経営的にも大きく影響を与えるものであるということ理解せず、「技術的なことは分からんから」「今まで通りのものが出来ればいい」という会社は今後どんどん遅れをとるでしょう。<br />
<br />
自動組版のような効率化は、会社の収支に関わる事なので、制作以外の部門の人もしっかりと足を踏み入れる必要があります。<br />
制作が「今までこうだったのをこうしたら出来そうなのに」という場面に、営業がうまいこと掛け合って実現するとか、営業的にみて「その拘りいらない」と思ったら制作に言うとか、そういうタッグが必要だと思いますし、仕組みの構築やそのメンテナンスをする社員の登用や、開発投資と売上のバランス調整などは、制作部門の人には権限がないので、経営側からの理解とサポートがなければ成功するはずがありません。<br />
<br />
昔からある自動組版が印刷業界で何故浸透しないのかという問題点はここにあると思っています。<br />
<br />
なんか世間に愚痴ってるみたいになってしまいましたが、「自動組版」がまた脚光を浴びつつあるとするならば、間違った方向や勘違いをされないように見守りたいと思います。<br />
mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-82451898052463587572015-03-20T03:18:00.002+09:002015-03-20T03:18:09.796+09:00InDesignの表を角丸にする(DTP Adobeアプリの日 3/17)3/17にベースキャンプ名古屋で開催された<a href="https://www.facebook.com/events/389281997913714/" target="_blank">DTP Adobeアプリの日</a>を軽くレポート。<br />
<br />
Facebookで、DTPの勉強部屋のYUJIさんが参加するというので、よくわからずに参加をポチる。<br />
10:00〜18:00と知らずに17:00頃、ひょっこり入場。<br />
Macお宝鑑定団のdanboさんがいたので、「Adobeアプリ」に関わらず、Appleの話でも盛り上がる。<br />
<br />
<h3>
理想的な時間と空間</h3>
ここに来られる人たち同士で、ワイワイやってもいいし、黙々やってもいいし、と考えると、DTPやデザイン(紙、WEB関係なく)をやっている人にとって、理想的なスペースが作れそうだ。<br />
<br />
この類の業種はPCに向かって一人でやる仕事なので、実案件に入ってしまうと手順や考え方に対して、これが正解なのか分からずに突っ走らないといけなかったりする。<br />
<br />
で、終わってしまえば、次に来るか分からないし、とりあえずそのままにしておいたりして、、、となるとなかなかスキルも上がらない。<br />
<br />
一般公開前の実作業案件を持ち込めないと思うので、過去データを部分的にピックアップしてリファクタをしたり、別の方法を実験したりと、何かテーマを持ってくると、一人でやってるよりはいいかも。<br />
<br />
個人的にはこの「よく状況が分からない感覚」が好きです。<br />
<br />
<h3>
次回、2015.4.21</h3>
会社勤めの人を考えると、17:00〜21:00とかの方がよいのかなあ。<br />
いつもいけるわけじゃ無いと思いますが、次回は、4.21だそうです。<br />
<br />
<h3>
そういえば…</h3>
そんな中で、社内で昔のデータの改訂の仕事がもうすぐくるけど、<br />
久々に見たら、表の角丸が面倒な作りになっていて、何か方法あるんですかね、<br />
というのを相談されていたのを思い出して、とりあえず表を書いて角丸を付けてみたら、<br />
「CCでもできねえじゃん…」<br />
<br />
<h3>
ふと、目の前にYUJIさんがいたので</h3>
「表の角丸ってできるようになったんでしたっけ?」と質問したら、<br />
「前から出来るよ」ということで、方法を教えてもらいました。<br />
<br />
<h4 style="clear: both;">
<span style="font-size: large;">表を角丸にする</span></h4>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgWcu7dPSXznv4w6urb-lsKBp88oa_p002iFKdzd8ILuDG4epl8T0yjHV0eqoFTZg0Vn_sknh8ZtTzbfUrRavfVcxq7MBL_znfJjC43faiuiy0_a7PS7sjAEIOF2qXpZqvYnYlV8onxsAqV/s1600/11.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgWcu7dPSXznv4w6urb-lsKBp88oa_p002iFKdzd8ILuDG4epl8T0yjHV0eqoFTZg0Vn_sknh8ZtTzbfUrRavfVcxq7MBL_znfJjC43faiuiy0_a7PS7sjAEIOF2qXpZqvYnYlV8onxsAqV/s1600/11.png" height="296" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
完成イメージ</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
1. 表とは別に、ボックスを置く</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzENzlEZQqXFugKnK0BMUxajjqJqWjlIXeaHskGye9OezvZ1z7bAXMJ33FmF4DVa22Zfxq4nqYyZubDhnC2STZtWn5UFRxSBK-KM94uZQ93QWe1ZZjNATIbhkTSI7iOK36Ycmq3SUxurbX/s1600/3.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzENzlEZQqXFugKnK0BMUxajjqJqWjlIXeaHskGye9OezvZ1z7bAXMJ33FmF4DVa22Zfxq4nqYyZubDhnC2STZtWn5UFRxSBK-KM94uZQ93QWe1ZZjNATIbhkTSI7iOK36Ycmq3SUxurbX/s1600/3.png" height="296" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<u>元の表は、余白なしにしておくこと</u></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
2. 線と角丸を付ける</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimD1I9lp7PzO7D4_dtC0w4ybkVOSweKmEMvk9AviSw4RMEUg0UqTZZCpfzqhibaVEY_iTHKXS4XtYz4Hm2-cNphtBJETJSxhzZl-SQjbVNr74AI3k9CweeX5653Ykixrr0Lo0p6t-Lh5Ic/s1600/4.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimD1I9lp7PzO7D4_dtC0w4ybkVOSweKmEMvk9AviSw4RMEUg0UqTZZCpfzqhibaVEY_iTHKXS4XtYz4Hm2-cNphtBJETJSxhzZl-SQjbVNr74AI3k9CweeX5653Ykixrr0Lo0p6t-Lh5Ic/s1600/4.png" height="295" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
3. 角丸にしたボックスの大きさを、表のサイズに合わせる</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwFXZDnW9NCecKyCcq-zuG69mjpIAi8rZgBJEdb95roaSHw4CTOiRyfIybKkYRee5ZFuD4HAv2cK2xmSZqgQ7pnMkHeEfSt_BXuXevY3Wj8_V_z08jUVgED0iKkTFm_M39kRunFwqtKwqc/s1600/2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwFXZDnW9NCecKyCcq-zuG69mjpIAi8rZgBJEdb95roaSHw4CTOiRyfIybKkYRee5ZFuD4HAv2cK2xmSZqgQ7pnMkHeEfSt_BXuXevY3Wj8_V_z08jUVgED0iKkTFm_M39kRunFwqtKwqc/s1600/2.png" height="295" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<u>これを合わせないと、線がはみ出たり、余白が出たりします。</u></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
4. 元の表をコピーしておいて、角丸ボックスを選択して、選択範囲内にペースト</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0ayfimDR-o3N51165QsF1OL4BkEk2TYefND25rkjiOV-3RbFe43frKDsPOHnnirbFZjC9jNsbCIqfTjbFnnT6yYSesJlbJuZDiMIRwu-bUnHrIZdTN_51AGde0jtP-ozZRjJY_Aa00ZgR/s1600/5.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0ayfimDR-o3N51165QsF1OL4BkEk2TYefND25rkjiOV-3RbFe43frKDsPOHnnirbFZjC9jNsbCIqfTjbFnnT6yYSesJlbJuZDiMIRwu-bUnHrIZdTN_51AGde0jtP-ozZRjJY_Aa00ZgR/s1600/5.png" height="295" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
完成</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ペーストした後、表を触りたいときは、どこかのセルや文字を選択した後、外すと選択できてます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
多分ものすごい基本的なTipsなんだろうし、言われてみると、そうだよね、ってことなんですが、よく分かってない人が作ると面倒な作りになっているので、その辺を<u>「もっと良い方法がないか」というのを会社をまたいで考えられたらもっとDTP作業も洗練される</u>のではないのかな、と思った次第であります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
出張がなければ次回も参加予定。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-42450087594535675372015-02-24T12:14:00.000+09:002015-02-24T12:17:50.425+09:00第35回DTPの勉強部屋で「まとめて解る!InDesign自動化の全て」を再演してきました〜その11年ぐらいご無沙汰していたDTPの勉強部屋に行ってきました。<br />
<br />
page2015のAdobeクリエイティブセミナーで講演した「まとめて解る!InDesign自動化の全て」を再演してきました。聞いていただいた方々ありがとうございました。 <br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjz0Kno0FszyoPopxrPTeag0BuIj0AVPwH8aJeMVAweRzJWz9YAw6QtWSRpPzlkeEzRx408gPlj6RdOJsPrk7sPThQZO8DV5NPmU4ZyXAGQMAkXh5JTBv31r7iksn18Cx22L3QAXG4TUuQ7/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%99_01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjz0Kno0FszyoPopxrPTeag0BuIj0AVPwH8aJeMVAweRzJWz9YAw6QtWSRpPzlkeEzRx408gPlj6RdOJsPrk7sPThQZO8DV5NPmU4ZyXAGQMAkXh5JTBv31r7iksn18Cx22L3QAXG4TUuQ7/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%99_01.jpg" height="240" width="320" /></a></div>
<br />
時間を30分に圧縮して駆け足だったので、少し解説を付け足したいと思います。 <br />
(書き始めたら量が多くなってしまったので、数回に分けます)<br />
<br />
※後述でも紹介していますが、dproofsのクーポンコードを当日配布しました。<br />
使い方は、<a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2015/02/pdf-dproofs.html" target="_blank">dproofsクーポンコードの使い方</a>を参照してください。 <br />
<br />
今回「その1」では、以下を補足します。<br />
<ul>
<li>はじめに</li>
<li>段落・文字スタイル</li>
<li>ワード取り込み</li>
<li>タグ付きテキストデータの取り込み</li>
</ul>
<br />
…が、その前に、「フォーマットをつくる」を講義していただいた鈴木誠一先生のかつてのインタビュー記事にあった「<b>資本主義が消費をあくまでも拡大し続けるのであれば,人間をどんどんわがままにしていく宿命を持っている。なるほどと思い</b>…(引用:<a href="http://www.linelabo.com/chie0102.htm" target="_blank">インタビュー 鈴木一誌氏に聞く『知恵蔵裁判全記録』「思想的事件」の全貌)」</a>)」を読んだときに、<u>自動化というものが、ただ趣味趣向のお遊び、やれたらやる、という類のものではなく、「やるべきものである」</u>ということがしっくりきました。この辺りは、また別で書こうと思います。<br />
<br />
<h3>
1. はじめに</h3>
今回のテーマは、<br />
<ul>
<li>InDesignの自動化機能を知る</li>
<li>InDesignを触らない人にも知ってもらうことでメリットが活かされる</li>
<li>自動化の先に何があるか</li>
</ul>
と、だいたいこんなところです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9AMjJc0Wlo3Tsf4qZHDwXWU-aVDlwcycULvDsj3CrEx1vezPB4zZQdJTAQ8i1ppNy9DWImXQKCajC5NMBv9O5evk2zbcnbxIUT_y6CgaMz2EHdiLRfOkYkp7PHbdLKGaYvOV7THrXtP9H/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%99_06.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9AMjJc0Wlo3Tsf4qZHDwXWU-aVDlwcycULvDsj3CrEx1vezPB4zZQdJTAQ8i1ppNy9DWImXQKCajC5NMBv9O5evk2zbcnbxIUT_y6CgaMz2EHdiLRfOkYkp7PHbdLKGaYvOV7THrXtP9H/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%99_06.jpg" height="240" width="320" /></a></div>
<br />
<b>InDesignを上手く使って、時間とお金を獲得しようぜ</b>、ということなんですが、 そのためには、DTPオペだけだ知っている、使っているというより、営業も機能を知れば「こう作ろう」「こう直そう」「こういうデータをお客さんからもらおう」と考えることができたり、校正者も作り方がわかれば「ここを見れば良い」「こういう指示をすればいい」となり、それは効率化に繫がるはずです。<br />
<br />
<h3>
2. 段落・文字スタイル</h3>
レイアウトソフトにおいて、とても基本的なことですが、word(よく知らないけど)なんかに比べると、組版作業を楽にしてくれるようになってます。<br />
大昔のソフトには、スタイルという概念は無かったですが、タグやファンクションといったものがそれをなしていたのでしょう。<br />
今回は例として、ドキュメント内の特定の文字列に対してスタイルを当てられる正規表現スタイルや、自動番号付き箇条書きなどを紹介しました。<b>設定しておけばInDesignが勝手にやってくれる</b>ので、できる限り組版作業のルール(仕様)をこのスタイルの中に入れてしまいましょう、ということです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjOAEf8AwwMlOnyem2Y3aCfw1g0Kp4IABgmh03V5q0kHSbrWZSHVUmM9TROK4ExPYg7PKnZjrWF45qaDpCvoQoCPhREELmyzUQOTxtYo2YBa4c4xbs_Fl63yx_Un_yknO4wcLiL6A704p0T/s1600/%E6%AE%B5%E8%90%BD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86_%E3%81%A8__word%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%AE%8C%E6%88%90_indd___48_.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjOAEf8AwwMlOnyem2Y3aCfw1g0Kp4IABgmh03V5q0kHSbrWZSHVUmM9TROK4ExPYg7PKnZjrWF45qaDpCvoQoCPhREELmyzUQOTxtYo2YBa4c4xbs_Fl63yx_Un_yknO4wcLiL6A704p0T/s1600/%E6%AE%B5%E8%90%BD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86_%E3%81%A8__word%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%AE%8C%E6%88%90_indd___48_.png" height="247" width="320" /></a></div>
<br />
そのためには、前段の見本組などの仕込みとお客さんも含む理解が重要ですね。<br />
ポイントは、この設定でいける範囲に仕様を絞り込まないと、ここからはみ出たところは手作業であり、リスクを伴うよ、ということがあります。<br />
<br />
<h3>
3. ワード取り込み(リッチテキスト取り込み)</h3>
ワードでもらって、InDesignに取り込んで、またワードで返して、InDesignに取り込み直す、という夢のようなことが果たしてできるのか?<br />
今回は、この機能の精度がどんなものか実際InDesignを動かしながら皆さんと一緒に確認してみました。<br />
<ol>
<li>まず、完成したドキュメントからリッチテキスト形式で書き出す</li>
<li>検証用にpdfを書き出す </li>
<li>リッチテキストをwordで開き、doc保存(とりあえず何もせず)</li>
<li> 「3」のデータをInDesignに取り込み(配置)</li>
<li>pdfを書き出して、dproofsでチェック</li>
</ol>
この機能を信用できるかという質問を会場でしてみたところ、半数以上が信用しないということでした。<br />
実際、取り込む時のオプションやテクニックが若干必要なわけですが、ちょっと当日は時間がなかったので、正解も解説しておきます。<br />
上記1〜5の結果のPDFをdproofsにかけて出た差分が以下です。(ドキュメントは2と同じ)<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZTcptm2TfMIpVTWBW0CR46uSSsJEhVSpKC5FjMEITpH84yrPhu0pZRlHjDtQTLgt6seyoKA3liQXmvjm0r-GDy1VRDReyrFNgMkNR15wcsBPM-kMbbTCKwz6eJ3YM6h62zFCILkasdn1C/s1600/wordtest_pdf_diff_pdf.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZTcptm2TfMIpVTWBW0CR46uSSsJEhVSpKC5FjMEITpH84yrPhu0pZRlHjDtQTLgt6seyoKA3liQXmvjm0r-GDy1VRDReyrFNgMkNR15wcsBPM-kMbbTCKwz6eJ3YM6h62zFCILkasdn1C/s1600/wordtest_pdf_diff_pdf.png" height="162" width="320" /></a></div>
<br />
なんか、違いますね。これが当日見せたものですが、以前YUJIさんの紹介記事にもあったような気がするのですが、<u>スタイルパネルで「オーバーライドを消去」</u>した結果が以下です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1uqhvRtmvgvYr7fSoz199JmQ-2uzlcUYXKwBL7b8tF5wasPA1sbHg0LRK0yPw90kTK2PgMS_Izj6e3-HsLs86Gn3x4mWtOYw6uEGKHmYor8prwANS2mvqwQplBFk6BY5OP1VwH455NcFL/s1600/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1uqhvRtmvgvYr7fSoz199JmQ-2uzlcUYXKwBL7b8tF5wasPA1sbHg0LRK0yPw90kTK2PgMS_Izj6e3-HsLs86Gn3x4mWtOYw6uEGKHmYor8prwANS2mvqwQplBFk6BY5OP1VwH455NcFL/s1600/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs.png" height="127" width="320" /></a></div>
「No Diff!」なので、<b>違いなし</b>です。<br />
だから、100%信用していいよ、というわけではないですが、wordというアプリのバージョンとかOSとか、色々あるので、このように検証して、使い処によっては使える機能として知っておいた方がよいと思います。<br />
<br />
<h3>
4. タグ付きデータの取り込み</h3>
昔からレイアウトソフトにはテキストデータにタグを付けて、流し込むときに自動で設定させる機能があります。というか、ウン百万する組版ソフト達は、一人一台なんて大変だったので、そもそもそれを前提としていたと思います。<br />
画面上でテキストを選択して、こちこちスタイルを付けるのではなく、<br />
<ul>
<li>行頭に<pstyle:>といったタグをいれる</pstyle:></li>
<li>テキストフレームに配置</li>
</ul>
すれば、勝手にスタイルが付いてくれます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxM_-PXQ1yMqEeshA8tHECjIT3QJQaoNKkhzuJj2cuqCWwk_TUlzW3V9KIE9OyW9bewEVAyYbkvK_02E__78qpAvovTupW56_3iSqZakuWgDN9dGpy-yXJZbWUnIncwETCASrtTXbU9PzR/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_pdf.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxM_-PXQ1yMqEeshA8tHECjIT3QJQaoNKkhzuJj2cuqCWwk_TUlzW3V9KIE9OyW9bewEVAyYbkvK_02E__78qpAvovTupW56_3iSqZakuWgDN9dGpy-yXJZbWUnIncwETCASrtTXbU9PzR/s1600/DTP%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%83%A8%E5%B1%8B20150221_pdf.png" height="252" width="320" /></a></div>
<br />
これらのタグは、InDesign用となります。他にも色々タグがあるので、それを見たかったら、タグ付きテキスト書き出しをして調べてください。<br />
<br />
これの何が良いかというと、<b>InDesignが入っていないPCでも作業ができる</b>、という点です。原稿がどっと入ってくるというようなことはよくあることなので、InDesignが足りないなと思ったら、テキスト作業を他の人にやってもらう、という方法がある、ということです。<br />
pstyleとか入力間違えしやすいので、「★見出し★」とかで代用するとか、よくやりますね。<br />
<br />
<h3>
その1のまとめ</h3>
当日言わなかったですが、InDesignのこの機能を使ったら、こうなった、使えねえとか、そういう考えを減らしたい。<br />
InDesign信者でも何でもないですが、そもそも月5,000円ぐらい?、そんな金額で手に入るようなソフトウェアであって、ソフトウェアを作る側からすると、だったらもっと高級なソフト買え、となるでしょう。<br />
でも今はもう無理ですね。印刷業界のワガママに飽きて開発側が手を引いてしまっている。<br />
こういう事態になっていることをよく理解して、もっとInDesignをシンプルに使って可能な範囲はここ、って割り切ってやることや、dproofsなどその他のツールを使って検証することも自動化や効率化に繫がる考えだと思います。<br />
<br />
<h3>
次回以降は…</h3>
<ul>
<li>データ結合</li>
<li>XML取り込み</li>
<li>検索置換</li>
<li>スクリプト</li>
<li>もっと効率化できないか、の考察</li>
<li>完全自動組版はアリなのか?</li>
<li>IDMLについて</li>
<li>IDMLでライトなWEB自動組版を</li>
<li>自動化のその先</li>
</ul>
となります。<br />
<br />
書き切れるのかしら。。。 mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-3754010318885849482015-02-22T21:49:00.000+09:002015-02-22T21:49:42.897+09:00中部GC主催 第2回 クロスメディアカンファレンス2015を終えて2015年2月19日に開催された中部グラフィックコミュニケーションズ工業組合(以下GC中部)主催の「<a href="http://gcc.sky-inet.ne.jp/action/schedule/2nagoya.html" target="_blank">第2回クロスメディアカンファレンス2015</a>」が無事閉幕しました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvsfk_XEcc1gh6SDFVbdCKAQ_Lzw-PdFtoI1fmAoYcKngd_1jr4tm0jqRQVmKdtvDpeIhxNCe6W4chSGWy8WiSzr5arFfyJ_LKaj1NxaN7wOjarUZXZOw3QmaQQcz3cK8affR4v9jRBojE/s1600/IMG_4618.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvsfk_XEcc1gh6SDFVbdCKAQ_Lzw-PdFtoI1fmAoYcKngd_1jr4tm0jqRQVmKdtvDpeIhxNCe6W4chSGWy8WiSzr5arFfyJ_LKaj1NxaN7wOjarUZXZOw3QmaQQcz3cK8affR4v9jRBojE/s1600/IMG_4618.JPG" height="150" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3gxf1Ju7nkNGWTrqjax_syv179r1BUIHNx5mRXWmanl-DyLodtYm3qpZ6kGbDfQmLEViBGZYi73g_hUFHKqCIQgFgKD-BGhNVO5MGdG_v8hpllg_oqaCclWpwMUA_7hZxcfnOS7CUGuNe/s1600/IMG_4623.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3gxf1Ju7nkNGWTrqjax_syv179r1BUIHNx5mRXWmanl-DyLodtYm3qpZ6kGbDfQmLEViBGZYi73g_hUFHKqCIQgFgKD-BGhNVO5MGdG_v8hpllg_oqaCclWpwMUA_7hZxcfnOS7CUGuNe/s1600/IMG_4623.JPG" height="150" width="200" /></a></div>
<br />
平日にもかかわらずご参加いただいた皆様、講師の方々に、この場を借りて感謝申し上げます。<br />
<br />
理央周さんと坂本貴史さんをお迎えしての開催となった今回は、「クロスメディアを考えよう」という大きなテーマに、また一歩近付けたのではないかと思います。<br />
カンファレンスというものが単なる個人のスキルアップのためのセミナーではなく、<b>社会全体の中で私たちの仕事が何であるか、何をすべきかということを考える</b>良い機会となったのではないかと思います。<br />
<br />
<h3>
1. 基調講演「顧客視点への転換によるこれからのマーケティング」(理央周さん)</h3>
個人的にも理央さんの人柄がとても好きで、お話を聞いていると、大学で講義を受ける学生のような気持ちになります。<br />
かといって、難しい話をされるわけではなく、私たちに近い等身大でお話いただけるのはとてもありがたいことです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvIuHXbtd5-OUHIJGY4aKrEnqXGmuctcDbMkRPczUrAMhVOju-IF00i_MsijQICEBhZYokkHH7NG8yAmUov3Dq0osSwxsVPkO6yK5_FoE5KakHkQ9V-dYZpMqqvlWn45Pa3ruoZ8GC5U3G/s1600/IMG_4621.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvIuHXbtd5-OUHIJGY4aKrEnqXGmuctcDbMkRPczUrAMhVOju-IF00i_MsijQICEBhZYokkHH7NG8yAmUov3Dq0osSwxsVPkO6yK5_FoE5KakHkQ9V-dYZpMqqvlWn45Pa3ruoZ8GC5U3G/s1600/IMG_4621.JPG" height="240" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
マーケティングというとその範囲は広いので、聞く人たちが期待するポイントは様々です。<br />
80分という短い時間の中で、たくさんの人に一様にお話をして、それぞれが満足するのはなかなか難しいと思うのですが、理央さんのお話は、拡がり過ぎることなく「何を」「誰に」「どのように」という基本が大事であることを納得させてくれるものでした。<br />
<br />
マーケティングというと様々な知識や分析・解析をする力がないといけないような固定観念があるような気がしますが、そんなことより「考えてやってみる」ということがまずあって、それは誰でもできること。<br />
<br />
理論だけでやっても意味が無い、と考えると、専門家にしかできないわけではなく、日々印刷やWEBに関わる私たちもマーケティングという分野にどんどん取り組んでいくことは、これからの私たちの仕事のひとつの姿として充分あるのではないかと思いました。<br />
<br />
<h3>
2. セミナー「IA(インフォメーション・アーキテクト)視点のモノづくり」(坂本貴史さん)</h3>
IAというと私たちには聞き慣れない言葉ですが、今まで私たちが体験してきたセミナーとはひと味もふた味も違い、IAが何であるかというより、セミナーの進行に衝撃を覚えた方も多いのではないでしょうか。<br />
<br />
前半の座学で、モノ作りをする側の「私たちが見るべき視点」を学び、その後は「イベントサイトの画面をどう作るか」を、情報のカテゴライズ、情報の捉え方、考え方などをワークショップ形式(今回は隣同士でペアを組む)で、体験しました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKdR3cGKhVydy_QtBiRO88nb5f0AWOveCcrzpSSr6GJ1XpdwNTtisNy1GqNLjgP0aHxoq7kLKDP3GfDJiqNotzUEJJLQQId_VdkewtKDibrqLHScwsl2EZmuqqsCnK5QkvEqkgQHzGLe-z/s1600/IMG_4624.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKdR3cGKhVydy_QtBiRO88nb5f0AWOveCcrzpSSr6GJ1XpdwNTtisNy1GqNLjgP0aHxoq7kLKDP3GfDJiqNotzUEJJLQQId_VdkewtKDibrqLHScwsl2EZmuqqsCnK5QkvEqkgQHzGLe-z/s1600/IMG_4624.JPG" height="240" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
通常セミナーに参加すると、隣の席の参加者と会話をすることはあまりないと思いますが、このような形式で会話を開始することができると、最初はきごちないかもしれませんが、数分もすれば寧ろ話が弾んでしまうという結果になることを実感しました。<br />
<br />
WEBなんかやったことが無いという人でも気がついたと思いますが、情報が散在する世の中で、私たちの仕事は、その膨大な情報を整理して紙やWEBのコンテンツとしてまとめあげていくことです。そこには実務的な作業もありますが、人とのコミュニケーションがとても大切だということを教えてくれました。<br />
<br />
もともと私たちと同じ業界でグラフィックデザイナーであった坂本さんが今はWEBという世界でご活躍されているわけですが、この業界の若い人材に向けて将来像や可能性を示してくれたとも思います。<br />
そして、ただ言われたものを作るだけではなく、これからの私たちの仕事の役割というものも見えてきたのではないかと思いました。<br />
<h3>
3. まとめ</h3>
主催側としてこのカンファレンスを振り返ってみると、マーケティングもIAも、普段の私たちの仕事とは少し違った世界にみえるかもしれません。もっと実践的な事、もっと具体的な解決策を求める人が多いかもしれません。<br />
<br />
しかし、私たちが主として関わっている印刷やWEBのモノ作りを考える時、少し離れたところから客観的に眺めてみることで、より課題や将来像が見えてくると思います。<br />
<br />
そういった意味では、冒頭に述べた「社会全体の中で私たちの仕事が何であるか、何をすべきかを考える」といったテーマに近付けたのではないかと思います。<br />
<br />
次回はまだ未定ですが、「みんなで一緒に考えるカンファレンス」というものが存在することは、業界にとって、GCCにとって有意義であると思いました。<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-63276407956690019552015-02-22T17:17:00.001+09:002015-02-22T17:17:10.599+09:00PDF差分チェック dproofs クーポンコードの使い方所々で<b>クーポンコードを配布</b>していますので、<br />
ちょっとその使い方を説明しておきます。<br />
<br />
まず、アカウントが必要なので、<a href="http://dproofs.com/">dproofs.com</a>で新規アカウントを作成してください。<br />
作成すると、メールが届くので、URLをクリックして本登録します。<br />
<br />
ログインしたら、下記のプランの変更ボタンをクリックします。<br />
※登録直後はフリープランとなります。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb-1_cc5RLahYCdTSxdVp_ke_TO9jxcU4VbjLY_7HXFpWQsDX9PxIfh5PULtxVGVb63APLjpxXaxR1qcBzQCviks5XA6G17QRYNG05M1vyt8KoMhmHuDXAIgU_cNTYcF4IoZc06HD6kUiS/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb-1_cc5RLahYCdTSxdVp_ke_TO9jxcU4VbjLY_7HXFpWQsDX9PxIfh5PULtxVGVb63APLjpxXaxR1qcBzQCviks5XA6G17QRYNG05M1vyt8KoMhmHuDXAIgU_cNTYcF4IoZc06HD6kUiS/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs.png" height="320" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
プラン変更画面で、クーポンコードを入れるところがありますので、入れて下さい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0OG0MHWFFWU3U7bfplU2GYIN5wupBXlmCeKRthwI0-gX8cwfgnke25UKsLrsyzMqw0aLlSBYbl705bOaejKVydQk8SJq_gg4xm1ihkjtpFlzLdUVDHph0_OK2EWHGCJYZkNAeqAyAdmUE/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7___dproofs.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0OG0MHWFFWU3U7bfplU2GYIN5wupBXlmCeKRthwI0-gX8cwfgnke25UKsLrsyzMqw0aLlSBYbl705bOaejKVydQk8SJq_gg4xm1ihkjtpFlzLdUVDHph0_OK2EWHGCJYZkNAeqAyAdmUE/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7___dproofs.png" height="320" width="287" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
クーポンコードによる特典は、時々によって違います。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
2/21に開催された「第35回 DTPの勉強部屋」は、30日間ライトプランが無料で使えます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
是非お試し下さい。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
尚、すでに有料プランの方は適用外となります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
また、クーポンコード適用後30日を経過すると、フリープランへとダウングレードとなり、データは削除されますのでご注意ください。</div>
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-38760682901668793672015-02-19T01:37:00.001+09:002015-02-19T01:42:55.988+09:00Shelfoto解説 〜仮想パスとは〜画像管理アプリケーションのShelfoto(しぇるふぉと)という製品について解説します。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguEQigDGve0mYxTn6ghz61aIRg0OQwPwHpaO8ElrpSlY6dzQ4tB_4l-hEAH97hRsGFSFhiajKkjJiZXVfcwEMo-iYx1nrE2YDhokVpkajGDZNZZm60TqKEnNXIk4fb2E7Cayfi9_sHfI5R/s1600/shelfoto.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguEQigDGve0mYxTn6ghz61aIRg0OQwPwHpaO8ElrpSlY6dzQ4tB_4l-hEAH97hRsGFSFhiajKkjJiZXVfcwEMo-iYx1nrE2YDhokVpkajGDZNZZm60TqKEnNXIk4fb2E7Cayfi9_sHfI5R/s1600/shelfoto.png" height="111" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<h3>
Shelfotoとは…</h3>
<a href="http://xmldo.jp/shelfoto" target="_blank">Shelfoto</a>とは、foto(写真)のshelf(棚)という意味です。<br />
<br />
画像管理アプリケーションというと、VPJさんの製品など多数ありますが、位置付けとしては、もう少しライトなものになります。<br />
(アセット管理の視点でお探しであれば、是非VPJさんの製品をご覧下さい)<br />
<br />
どちらかというと画像を管理するという人向けというよりは、画像を使う人向けに「探しやすい環境を提供する」というコンセプトのアプリケーションです。<br />
<br />
<h3>
画像探しに困ったことはありませんか?</h3>
一般的に「画像を探しやすくする」ためには、<br />
<ul>
<li>ファイル名やフォルダ名のルールを決める</li>
<li>フォルダ階層のルールを決める</li>
</ul>
といった事が頭に浮かぶと思います。<br />
これができれば、特に困ることはありません。<br />
<br />
しかし、色んな人が画像を入れたり、出したりするわけです。<br />
<b>ルールを決めたとしてもすぐに破綻してしまう</b>ことも容易に想像できると思います。<br />
一旦決めたフォルダ構造を変えるというのはかなり面倒でリスキーな作業なので誰もやりたがりません。その結果<u>放置され、探しにくくなる</u>、ということがよくあるのではないでしょうか。<br />
<br />
<h3>
では、どうすれば「探しやすく」なるのか?</h3>
人が画像を探すときに<u>どのように探すか</u>を考えてみます。<br />
<br />
ファイル名を知っている→ファイル名で検索する<br />
フォルダの場所は知っている→フォルダを開いて中にあるか探す<br />
<br />
これでは確かに探しにくい。知らなければわからないということになります。<br />
数点ならまだしも今となっては数千、数万点の画像がファイルサーバに蓄積しているのではないでしょうか。<br />
<br />
「探す」という行為をもう少し手前で考えてみると、<br />
<ul>
<li>確かあの本で使った気がする</li>
<li>確か◯◯◯の商品が入った写真があったはず</li>
</ul>
というように<b>何かに関連した情報から探し始める</b>のではないかと思います。<br />
<br />
そういった探し方ができれば、画像は「探しやすくなる」はず。<br />
ということで、<u>Shelfotoは、今まで通りにフォルダに入れた画像に情報を付けて、その情報から探しに行くことができるように、画像に情報を付ける機能と、カテゴライズされた情報を階層化して、自由に組み立てることができる仮想パスという機能を持っています</u>。<br />
<br />
<h3>
今までの管理(フォルダ管理)</h3>
通常使用している物理パスは、フォルダの中にフォルダを作ることで階層化されます。<br />
例えば、<br />
<br />
<ul>
<li> A</li>
<ul>
<li>B</li>
<li>C</li>
<li>D</li>
</ul>
</ul>
<br />
というように、AというフォルダにBCDがあるという状態をイメージしてください。<br />
これは、<u>フォルダをカテゴリに置き換えると、AというカテゴリにBCDというサブカテゴリがある</u>、ということになります。<br />
もう少し深くすると、<br />
<br />
<ul>
<li> A</li>
<ul>
<li>B</li>
<ul>
<li>E</li>
<li>F</li>
</ul>
<li>C</li>
<ul>
<li>G</li>
<li>H</li>
</ul>
<li>D</li>
<ul>
<li>J</li>
</ul>
</ul>
</ul>
<br />
というように、AというカテゴリにBCDというサブカテゴリがあり、Bというサブカテゴリの中に、EFというサブカテゴリがある、となります。<br />
このように物理フォルダをカテゴリのように扱って管理する、というのが最初に従来の管理方法です。<br />
<br />
<u>しかし、ある画像をいれようと思ったとき、GかなHかなと迷ったり、Gに入れたけど、実際は、BカテゴリのFに入れた方がいいかも…というように迷い出すと、もう破綻の足音が聞こえます</u>。<br />
<br />
<h3>
探し方、まとめ方は、人によって様々</h3>
また、人によっても探し方・まとめの考え方は違います。<br />
<br />
<ul>
<li>広報課や制作部は、本の発行単位で管理したい</li>
<li>営業部は、商品ごとに管理したい</li>
</ul>
<br />
など、使う用途によって違います。<br />
それぞれ違う考えを持った人が、「探しやすく」するために一番簡単な方法は、それぞれ管理すればいい。<br />
でも、それでは同じ画像が点在することになり、どれが最新なのか、そんな画像があるとは知らなかったとか、どこかでみたからあるはず、といった画像をめぐる混沌とした状況がやってきます。<br />
これは、<u>思わぬ時間を割いてしまったりと業務負荷にも繫がります</u>。<br />
<br />
<b>ひとつのサーバに保管された画像のカテゴライズというのは、もっと柔軟に作れて変えられる必要がある</b>のです。<br />
<br />
<h3>
そこで仮想パスです。</h3>
画像に対して、いくつもの情報を付けられます。<br />
例えば、<br />
<br />
<ul>
<li>発行:2015年2月</li>
<li>タイトル:総合カタログ2015</li>
<li>用途:表紙</li>
<li>掲載商品:商品名1、商品名2</li>
<li>担当部署:◯◯部</li>
<li>撮影者:◯◯</li>
</ul>
<br />
という情報を付けたとすると、<br />
<br />
<b>発行年度から探したい人</b>には、<br />
<br />
<ul>
<li>発行</li>
<ul>
<li>2014年10月</li>
<li>2015年2月</li>
<li>2015年6月</li>
</ul>
</ul>
<br />
といった<u>発行というカテゴリから探せます</u>し、<br />
<b>商品から探したい人</b>は、<br />
<br />
<ul>
<li>商品</li>
<ul>
<li>商品名1</li>
<li>商品名2</li>
</ul>
</ul>
<br />
といった<u>商品というカテゴリから探す</u>ことができます。<br />
また<b>「パス」</b>なので、<br />
<br />
<ul>
<li>2014年10月</li>
<ul>
<li>商品</li>
<ul>
<li>商品名1</li>
<li>商品名2</li>
</ul>
</ul>
</ul>
<br />
といった<b>カテゴリを繋げて階層を作ることも可能</b>です。<br />
<br />
このように、ひとつの画像をひとつのフォルダ階層ではなく、<b>様々な方向から探すことが可能になることによって、画像は探しやすくなります</b>。<br />
<br />
<h3>
次回は</h3>
次回は、<b>情報を付ける機能</b>を解説したいと思います。<br />
<br />
Shelfotoの紹介ページは<a href="http://xmldo.jp/shelfoto" target="_blank">こちら</a><br />
ご質問等ありましたら、[email protected]までお寄せください。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-79994224751313545262015-02-16T02:43:00.000+09:002015-02-16T02:43:21.699+09:00カタログ制作における入稿システムについて(完全自動と半自動組版について)数年前からカタログ制作における入稿システムのオーダーが増えているので、ちょっとまとめます。<div>
<br /></div>
<h3>
入稿システムが必要とされる背景</h3>
<div>
WEB入稿システムが必要とされるのは、複数メーカーから原稿を受け付けるタイプがほとんどで、その理由は、<b>「とりまとめるのが大変だから」</b>がダントツです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
確かに、とりまとめ=原稿整理、進捗管理は、非常に大変です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
原稿がなかなか出てこなかったり、画像がこなかったり、逆に一旦もらって進んでいる途中に差し替えが来たりと、、、下版日が刻々と迫る中、気が狂う人が出るのも頷けます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それでも、カタログに手を出すのは何故でしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
いわゆる厚物で、印刷会社としては金額もそこそこでしょうし、そういう大変なものが出来るというステータスもあるのかもしれません。自分にはこぞって獲りたがっているように見えます。</div>
<div>
一方で、客側は、紙カタログの部数を減らして、WEB用にPDFで展開したり、検索サイトにしてしまったりということもしているので、紙が無くなるわけではないですが、そこへ向ける力のいれ具合は、違うように思います。</div>
<div>
また、自社の基幹システムのデータなど、基本となるデータはあるのだから、これを上手く使えばDTPなんて楽にできるんじゃないの?と思われているかもしれません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そういう中で、客側の手は煩わせず、データを渡すから上手く使ってね、最後にはデータを使いたいので返してね、印刷(制作も含む)が安ければ出すよ、と難題を受け入れざるを得ない状況ではないでしょうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
相談を受けるカタログの特徴を挙げると、<br /><ul>
<li>頁ボリュームが多い</li>
<li>年1回、2回など定期もの</li>
<li>複数メーカーからの原稿回収、やりとりが大変</li>
<li>メーカーから受け付けた後、掲載情報として精査、追加編集する</li>
<li>客先から何かしらの商品データがくる</li>
<li>商品スペック部分はある程度パターン化されている</li>
<li>商品の流用画像や新規撮影画像など画像の取り回しを考慮する必要がある</li>
<li>索引がある</li>
<li>完全自動組版にできない理由がある(デザイン調整が必要など)</li>
</ul>
となります。</div>
<div>
そして、どの工程の人たちも一様に大変だ、というのが現状です。</div>
<div>
この現状を打破するために、入稿システムが欲しい、となるわけです。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
カタログ制作でやりたいことは?</h3>
<div>
<div>
やりたいことは、単純に書くとこうなります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaz66uKX9JSMggA8v0W29ocO9wu61XeYpU-Tkq1fJLZctXREG4uf_BWaU_jZqnNggEEXT4HQe5qwhKga9fi8G34JCX30xrXeNe-M1pmVjLuzqiulrH_HfoMl8qyZxX862wE3N-GdvmPedJ/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%A6%E3%82%99%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaz66uKX9JSMggA8v0W29ocO9wu61XeYpU-Tkq1fJLZctXREG4uf_BWaU_jZqnNggEEXT4HQe5qwhKga9fi8G34JCX30xrXeNe-M1pmVjLuzqiulrH_HfoMl8qyZxX862wE3N-GdvmPedJ/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%A6%E3%82%99%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8.png" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
つまり<b>「データを上手く使って本を作りたい」</b>となります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
本やWEB、その他メディアに向けたコンテンツ制作における効率の良いサイクルを確立したい、ということです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div>
しかし、現実はなかなか難しい状況のようです。</div>
<div>
今までに相談をしてくれた人たちの状況をみてみると、以下のようになります。</div>
<div>
<ul>
<li>客先からきたエクセル(CSV,XMLなど)を使って手動DTP</li>
<li>FileMakerからツールを経由して半自動DTP</li>
<li>WEB入稿システムまでは作ったが、DTPは完全非同期</li>
<li>最後に返すデータはDTPから書き出すか、直接エクセルを手作業で作成</li>
</ul>
<div>
どうみても、<u>それぞれの工程でデータが切り離されていて、本来やりたいことにはほど遠い状況</u>で混沌としています。</div>
</div>
<div>
<b>「データがあれば本ができる」というのは難しいかもしれませんが、それでもこれを理想論で留めるのではなく、目指さなければいつまでたっても同じ悩みで停滞してしまいます。</b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3>
入稿システムの範囲</h3>
<div>
一括りに入稿システムといっても、どこまでやりたいか、予算によってその範囲を決める必要があります。コストがかからない順にいくと、以下のようになります。</div>
<div>
<ol>
<li>メーカーがログインして自社商品情報をエントリーするだけ(メーカー側の機能)</li>
<li>エントリーした商品情報を精査、管理するところまで(編集側の機能)</li>
<li>自動組版または半自動組版データの生成(DTP側の機能)</li>
<li>データ活用のためのデータ出力(客先のシステム部などのための機能)</li>
</ol>
</div>
<div>
※3,4は手法によってコスト順位が変わります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これらは、1だけ、2までなどでも可能ではありますが、本来の目的を達成するためには、3、4まで考えなければ中途半端になってしまいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3 style="clear: both;">
入稿システムを使った制作サイクルの具体例</h3>
<div class="separator" style="clear: both;">
数年前から、色々なタイプのWPS.3をカスタマイズしたカタログ制作向けの入稿システムを稼働させていますが、事例をもとに前述の要望をもう少し具体化すると、以下のような制作サイクルになります。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4eb4wZnxPcsbPDaUYPPhRCAzlmzgTAUJ6MYkgNfElC1UvsbSmpZ7coCrvzeX8d96iF0r43cRF1r-UqU01gTpoRQJqL00jelUpZmBnjuOiYVJm3qLlkh0OQdtfeY1v-pLUsvWT8nuGLsZW/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BE%8B.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4eb4wZnxPcsbPDaUYPPhRCAzlmzgTAUJ6MYkgNfElC1UvsbSmpZ7coCrvzeX8d96iF0r43cRF1r-UqU01gTpoRQJqL00jelUpZmBnjuOiYVJm3qLlkh0OQdtfeY1v-pLUsvWT8nuGLsZW/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BE%8B.png" height="200" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div>
これは、入稿システム上でデータ校了になったことを前提にDTP作業に入り、その後は一般的な印刷物制作の流れを組むものです。システム上からDTPへのデータの引き込みは、スクリプトやCSVなどいくつかの手法があります。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
完全自動組版と半自動組版</h3>
<div>
1と2は、業務フローが確定すれば、それほど大変ではないので、3と4について、現実的な問題はさておき、考えてみます。</div>
<div>
データ活用のために入稿システムが存在するとき、PDFを作る系統は2つあります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4pF1a6yLVJXt2UNv55m2EooFISSIJ72OSV_CwEGPEoweDSNqxXRAXdt6vv8PLsXdTTMdzI0ifr41hnrXGjpSc5fmkXH6RTHpE_MXByRlZf_HGlIWvEkgoZdkeZMQjgHKU6NfcVl3mSz98/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%A8%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4pF1a6yLVJXt2UNv55m2EooFISSIJ72OSV_CwEGPEoweDSNqxXRAXdt6vv8PLsXdTTMdzI0ifr41hnrXGjpSc5fmkXH6RTHpE_MXByRlZf_HGlIWvEkgoZdkeZMQjgHKU6NfcVl3mSz98/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%A8%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C.png" height="228" width="400" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上段の流れは、入稿システムから直接PDFを出力する流れ「完全自動組版」の例です。これは<a href="http://xmldo.jp/wps" target="_blank">WPS.3</a>(自動組版エンジンはAH Formatter)で実現しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
下段の流れは、入稿システムからIDMLをダウンロードしてDTP作業(InDesign)によってPDFを作る流れ「半自動組版」の例です。<a href="http://http%3B//idml.xmldo.jp" target="_blank">IDML Binder</a>が例となります。</div>
<div>
※IDML Binderに関する記事は以下を参考にしてください。</div>
<div>
<ul>
<li><a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2015/01/indesignidml.html" target="_blank">エクセルをアップしてInDesign(IDML)データをダウンロード</a></li>
<li><a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2015/02/idml-binderindesignweb.html" target="_blank">IDML BinderでInDesignからWEB入稿フォームを作る</a></li>
</ul>
</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
完全自動組版の場合の新規・修正の流れ</h3>
<div>
完全自動組版では、<u>入稿システムから直接PDF(印刷仕上がり)を確認</u>できるので、修正がある場合は、原稿を作成する本人がシステム上で修正をして再度PDFを生成すれば、<b>入稿システム上で完全校了</b>になります。<b>DTP作業が介在する必要はなく、大きな業務効率化が可能</b>です。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg81GuTTtJcu5XXa4EVv6MMK0OUOxu4TacwDuuozvtRmmdPqq4yy2ChoaT-OQeYb_HL4wwoVZNL9VymEvPWzkamSj-KW4QGLTCEZV00u09WDVmHmj85FK4g7g7qe2txgSuIxe2kkfOJ6gMe/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E6%96%B0%E8%A6%8F%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg81GuTTtJcu5XXa4EVv6MMK0OUOxu4TacwDuuozvtRmmdPqq4yy2ChoaT-OQeYb_HL4wwoVZNL9VymEvPWzkamSj-KW4QGLTCEZV00u09WDVmHmj85FK4g7g7qe2txgSuIxe2kkfOJ6gMe/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E6%96%B0%E8%A6%8F%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C.png" height="223" width="400" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
半自動組版の場合(入稿システムからの自動生成は初校時のみ活用)</h3>
<div>
半自動組版では、入稿システムで生成されたIDMLをダウンロードして、DTP側で開き、デザイン調整を行います。校正者から戻ってきた朱字をDTP作業で修正、調整します。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8HpAci6lO9zXgyQMB8z2WtoWT24D_LsqF-Ac15wUD6pZKJBCbzPUXsCDoCSdDj7ss_TGRCq49q1C11Cg-woJ0WpgjNFuQsA2fpXY9edFhtd708HeUAnKwsAynZWJudPF5CF_FpVTmRxmT/s1600/%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%881.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8HpAci6lO9zXgyQMB8z2WtoWT24D_LsqF-Ac15wUD6pZKJBCbzPUXsCDoCSdDj7ss_TGRCq49q1C11Cg-woJ0WpgjNFuQsA2fpXY9edFhtd708HeUAnKwsAynZWJudPF5CF_FpVTmRxmT/s1600/%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%881.png" height="163" width="400" /></a></div>
<div>
新規作成では、IDMLによって半自動で組版できるメリットはありますが、その後は通常DTPとなり、データを戻すためには、スクリプトなどを使って必要なデータを校了後のDTPデータから取り出して入稿システムへ戻します。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この戻す作業は、かなりテクニカルことが要求されたり、人の手によって無法地帯となった<u>DTPから100%データを戻すことは不可能だと思った方がよい</u>です。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
半自動でもデータ活用を重視したい場合</h3>
<div>
半自動でもデータを戻したいということであれば、戻すことを考えるよりも、データとしてメンテナンスしなければいけないところは、<u>入稿システムを修正し、再度IDMLをダウンロードして、変更部分だけを使う</u>、というのでもよいのではないでしょうか。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgF7ZTEXvnsMYZx3cY8TQuEotuahPSAAfkPO1Kh5OOYPkfLNuyV25uhOdtE3zFh8NpzIuAHzYRr_PzcyTAt0gEa4P4t8R-22e_v2PjQgHaDdp0L1GtpRigbGAp9KTAxpSorZRxZnXLWLaQc/s1600/%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%882.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgF7ZTEXvnsMYZx3cY8TQuEotuahPSAAfkPO1Kh5OOYPkfLNuyV25uhOdtE3zFh8NpzIuAHzYRr_PzcyTAt0gEa4P4t8R-22e_v2PjQgHaDdp0L1GtpRigbGAp9KTAxpSorZRxZnXLWLaQc/s1600/%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%882.png" height="145" width="400" /></a></div>
<div>
この方法であれば、最新データは入稿システムに必ずある状態です。DTPで修正する場合も、最新のIDMLを使う(部分的にでも)ようにすれば正しいデータが反映されることになります。この考えは、<b>カタログでよくある在版流用でも生きてくる</b>と思います。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
完全自動と半自動のハイブリッド</h3>
<div>
もうひとつは、完全自動と半自動のハイブリッドです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhS5tRImt65ELT6bRON74v5l_uxgOXQMG4TmPP7uoh9KVKerkzmxYPqVvl2raz6nTLDMm_UiWWWD6by3NCGq4HypRY09bS7Eywm4IK-uzRVmlqEDyxlY7R1FAjIgeusCuMh33jzC7esOyyN/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%A8%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%99%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%99.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhS5tRImt65ELT6bRON74v5l_uxgOXQMG4TmPP7uoh9KVKerkzmxYPqVvl2raz6nTLDMm_UiWWWD6by3NCGq4HypRY09bS7Eywm4IK-uzRVmlqEDyxlY7R1FAjIgeusCuMh33jzC7esOyyN/s1600/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%A8%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95%E7%B5%84%E7%89%88%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%99%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%99.png" height="251" width="320" /></a></div>
<div>
これは、データ部分は、自動組版によって、印刷仕上がりも確認しつつそれでOKならそこで完結し、それをラフデザイン原稿レベルとして、DTP用のデザイン原稿として使うというのもアリです。このあたりは組み合わせによって色々パターンがあると思います。</div>
<div>
<br /><h3>
最後に</h3>
<div>
システムで楽になるか?というと、「楽になる」というポイントは、人によって違います。とにかく自分の手を煩わせたくない、<u>丸投げタイプの人</u>にとっては、システムによって増える工程を「手間が増えた」と考えます。</div>
<div>
例えば、入稿システムがあれば、今まで期日通りに入れてくれなかったメーカーさんが原稿を入れてくれるかというときっと変わりません。<u>システムはただ面倒に見えるだけ</u>です。別にそれが悪いとは思いません。どちらかというと普通だと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
一方で、<u>データの活用や業務の効率化を真剣に考える人(普通ではない人)</u>にとっては、システムによって安定したフローになったことで「無理しなくてよくなった、楽になった」と考えます。</div>
<div>
<u>原稿整理や進捗管理する人、メーカー担当者も、DTPもみんなの気持ちが楽になったと思えるようになればまずは成功</u>だと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
システムに対する考え方が、それぞれの立場によってもこれだけ違うわけなので、目指すべきところは、何も考えなくてもいい、簡単に使える、という路線と、どんな要求にも対応できる柔軟な考え方と、データの居場所を確保する裏方の部分をしっかり構築する路線が必要なのだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、カタログ制作が一様で、データの中身も変わらないのであれば、入稿システムは必要ありませんが、毎年更新が必要であり、内容もデザインも変わるということにシステム的に柔軟に対応し続けるためには、常にメンテナンスが必要、そこにコストがかかる、ということも内外で理解しておくことも重要です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
次の世代に繋ぐためにも、少しでも理想に近づくため、あきらめずに続けていきたいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
</div>
</div>
mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-67475406310456971012015-02-15T23:52:00.002+09:002015-02-16T02:44:07.003+09:00page2015まとめ その2(paper-webについて)page2015のまとめ その2です。<br />
組合の会報記事へそのままスライドするための草稿です。<br />
<br />
その1では、カンファレンスとクリエイティブゾーンの事を書いたので、今回は、<b>「紙面を1分でWEBへ!paper-web」</b>について。<br />
<br />
<h3>
paper-webとは</h3>
<div>
<br /></div>
WPS.3ユーザーであり今回共同出展企業のしずおかオンラインさん(以下SOL)の新しいサービスです。<br />
<u>貯まったデータをWEBやアプリなどへデータ配信ができるシステム</u>です。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifGu2MKZS5GSEc8_UBwV2jE9g_c6DPycccJEbHgi_ZaRTO63vJ1ujN5APYLZyvt0QJN9FhAGlbru-JYCx-2Q4OIvWSYVxKho_0k5LxGm6_XSJohvGp6-ERCV4NNxnFFog04giS5zNoA6vG/s1600/wps-paperweb.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifGu2MKZS5GSEc8_UBwV2jE9g_c6DPycccJEbHgi_ZaRTO63vJ1ujN5APYLZyvt0QJN9FhAGlbru-JYCx-2Q4OIvWSYVxKho_0k5LxGm6_XSJohvGp6-ERCV4NNxnFFog04giS5zNoA6vG/s1600/wps-paperweb.png" height="235" width="400" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
今回は、同社編集発行のフリーペーパー「womo」から「womoアプリ」へのコンテンツ配信の事例をデモ発表しました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3 style="clear: both; text-align: left;">
本の情報を上手に活用できていますか?</h3>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
本の編集・制作の効率化も課題ですが、コンテンツを効率良く活用することも大きな課題です。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
どこでもやりたいことは、下記のイメージです。</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEic6FLfZtTx8X5UlXeqUWVZ1na9hevBZkbgGfD_bU9CTdxI7mVERsgFP0e93b0Pknv7JoziB-eoqh7X4PjdXTdTUsPydVh3UtC3Q7oc8bYvvunitjBpKItRti9WoH0TQ3yyTpG3VWW2B7D8/s1600/wps-paperweb-02.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEic6FLfZtTx8X5UlXeqUWVZ1na9hevBZkbgGfD_bU9CTdxI7mVERsgFP0e93b0Pknv7JoziB-eoqh7X4PjdXTdTUsPydVh3UtC3Q7oc8bYvvunitjBpKItRti9WoH0TQ3yyTpG3VWW2B7D8/s1600/wps-paperweb-02.png" height="192" width="320" /></a></div>
</div>
この業界(ほとんどは本作りからコンテンツ制作がスタートするので、そちらを基点として考えます。)でデータ活用というと、<br />
<ul>
<li>DTPから書き出して、</li>
<li>決められたフォーマットの</li>
<li>CSVやエクセルにして渡す</li>
</ul>
という事がよくあります。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWlYU0Ezw-zdE40kA7P8k8rF5VQUH9UZboPQl9s34ZpFSYhCJypE3P89PMb95rfXKYxb_axRKvUgRKp6JfULfl_xR_PGWEY0ulG40x4JfJ3nHy0713EvWMLkIFVCW7PVge46m1_fw29DTx/s1600/wps-paperweb-03.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWlYU0Ezw-zdE40kA7P8k8rF5VQUH9UZboPQl9s34ZpFSYhCJypE3P89PMb95rfXKYxb_axRKvUgRKp6JfULfl_xR_PGWEY0ulG40x4JfJ3nHy0713EvWMLkIFVCW7PVge46m1_fw29DTx/s1600/wps-paperweb-03.png" height="192" width="320" /></a></div>
しかし、<br />
<ul>
<li>何に使われるかよく解らない(渡す側)</li>
<li>100%の保証もない(渡す側、使う側)</li>
<li>使えたのかどうかもわからない(渡す側)</li>
<li>最終データがPDFならコピペするか(使う側)</li>
</ul>
と、折角データとしてDTPデータがあるわけですから、使わないのはもったいないのですが、とても不安定であり、渡す側にも、使う側にもしっくりこない作業です。<br />
<br />
<h3>
データ活用の裏事情</h3>
<div>
<br /></div>
大抵の場合、思い通りスルッといかないわけなので、データ加工には、人による膨大な作業が存在します。手動DTPである以上、機械的に抽出をかけるのは困難なので、コピペしたりしながらデータを作り、場合によっては要求された形に加工をします。<br />
さらに、そこにも人の手作業が発生すれば、校正も必要となります。<br />
紙とWEBが違うじゃないか、と言われても、人がコピペしたり、加工しているのだから、仕方ないとしかいいようがありません。100%は約束できないものです。<br />
であれば、そうならないシステムを組みましょう、はい、◯◯◯◯万円です、はい、無理です、なんでもいいので正しいデータをください、・・・となるわけです。<br />
もっとよい方法があると分かっている人にとっては、苦痛でしかありません。<br />
どんな仕事でも過酷な作業はあると思いますが、時間とコストを浪費していく将来の見えない無意味な作業はそのうち誰もやってくれなくなります。<br />
このような裏事情をなくすためには、「もっとよい方法」を導き出さなければいけません。<br />
<br />
<h3>
紙とWEBの壁は人にある</h3>
<div>
<br /></div>
例えばデータ活用する人たちを「WEBの人」とした場合、<u>「紙の人」と「WEBの人」の意志の疎通が出来ていない</u>ことに問題があると思います。<br />
構造的に部署が違うということもあります。また、「制作」ということ自体の考え方も違います。この両者をうまく繋ぎ合わせるには、<b>紙もWEBも関係なく「データを中心に考える」ことが必要</b>です。ただ、現実的にそういうハイブリッドな人はなかなかいないので、その中間を担う人(またはチーム)が必要となります。<br />
<div>
<br /></div>
<h3>
WEB-APIを使ったデータ活用</h3>
<div>
<br /></div>
paper-webは、NCとSOLの両側において「データを中心に考える」という意識を持って進めた結果、構想から二ヶ月余りでひとつの形となりました。<br />
データはどこにあるか?NCが提供する自動組版システムWPS.3にあります。<br />
使いたいデータは何か?コンテンツホルダーであるSOLが一番良く知っています。<br />
であれば、SOL側がWPS.3にある欲しい情報を取り出せるようにAPIをNCで準備しました。<br />
SOL側(paper-web)は、「◯◯号の◯◯カテゴリのデータが欲しい」と問い合わせすれば、WPS.3が「はい、これどうぞ」と返してくれるわけです。<br />
ものすごく単純な話ですが、<b>お互いが「データの居場所」をしっかり認識していれば、ものすごくスムーズに紙とWEBの連携が実現する</b>、というとても良い事例となりました。<br />
<br />
このように、紙とWEBの連動や、コンテンツデータの活用を考える際、今あるデータが取り出しやすい状態にあるか、というところから見直してみると、活用の実現だけでなく、全体的な業務効率化にも繫がります。<br />
WPS.3、paper-webを是非参考にしてみてください。<br />
<br />
<div>
<br /></div>
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-57543480341387489852015-02-10T09:43:00.003+09:002015-02-10T11:16:54.556+09:002/19開催! 第2回クロスメディアカンファレンス講師の紹介〜坂本貴史さんのお話について〜2/19の<b>「第2回クロスメディアカンファレンス」</b>にご登壇いただくUXデザイナーの<b>坂本貴史さん</b>について書きたいと思います。<br />
<br />
<b>「IA(インフォメーション・アーキテクト)視点のモノづくり」</b>と題された講演を拝聴するのが楽しみなわけですが、ここで坂本さんにご登壇を依頼した理由をまとめておきたいと思います。<br />
<br />
DTPや印刷関連の人たちであれば「なんだ、WEBの話か」と言われそうですが、決してWEBだけの話ではないので最初に断っておきます。<br />
<br />
坂本さんを知ったのはご自身の著書「<a href="http://www.amazon.co.jp/IA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-Web%E5%88%B6%E4%BD%9C%E8%80%85%E3%83%BB%E6%8B%85%E5%BD%93%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AEIA%E6%80%9D%E8%80%83%E8%A1%93-%E5%9D%82%E6%9C%AC-%E8%B2%B4%E5%8F%B2/dp/4862671063" target="_blank">IAシンキング</a>」を知人から紹介されて拝読したのが最初です。<br />
それより前から「WEBディレクションをするなら絶対読んだ方がいい」と進められていたのですが、変わりゆくこの世界で「本」を読んだところで…と考えていました。<br />
<br />
しかし、いざ読み始めてみると、自分が根本的なことを考えずにやってきたことが理解できたのと、紙の世界も変わらないと感じました。<br />
機会があれば是非お話を伺いたいと考えていたのが、今回の依頼に至った経緯です。<br />
<br />
<h3>
IAとは </h3>
<b>IA</b>とは、今回の題目にもあるように「インフォーメーション・アーキテクト」の略。<br />
wikipediaに情報アーキテクチャの解説がありましたので引用します。<br />
<ul>
<li><b>知識やデータの組織化を意味する</b></li>
<li><b>「情報をわかりやすく伝え」「受け手が情報を探しやすくする」ための表現技術</b></li>
</ul>
アーキテクトとなると、その設計者を意味することになります。<br />
また、「<b>情報アーキテクチャの考え方自体は、紙面デザインの頃から変わらない。 </b>」<br />
と書かれています。 <br />
<br />
<h3>
WEB制作について考えることで見えてくる、今までのモノ作りの問題点</h3>
印刷、WEBに限らずデザインという言葉は、ビジュアル的なデザインであったり、ユーザーとのコミュニケーションをデザインするものであったり、操作性などユーザービリティのことであったりしています。<br />
<br />
では、なぜ写植屋出身の我々(とりあえず自分のこととして)が、デザインに向かなければいけないのか。<br />
それは、ハードウェア、ソフトウェア両面において専門職的立場を失い、印刷価格に巻き込まれるように、我々の仕事の価値・対価を失ったからです。 <br />
<br />
このような状況下で、10年ぐらい前、WEBでもやってみるかと、始めた人たちも多いのではないでしょうか。<br />
<br />
しかし、実際やってみると、WEBはお金にならない、といった声が聞こえてきました。<br />
<b>WEBは、DTP以上に誰でもできる</b>ので、DTPと同じ原理で、低価格化が進むことは当然のことでした。<br />
<br />
結局、私たちは、<b>業界専用のハード、ソフトに支えられながらモノ作りをしていただけ</b>、ということではないかと思います。<br />
<br />
こうなってしまうと、顧客との関係も「安いから」「融通が効くから」となり、企業にとっても働く人たちにとっても、良い環境になるとは思えません。<br />
<br />
特にWEBは、紙と違ってデザインや技術の流行の移り変わりも激しいので、新しい提案ができないかと右往左往しながら今に至る、というのが多いのでは無いかと思います。<br />
<br />
今わたしたちは、WEB制作に限らず、制作という仕事の在り方を考え直す必要があると思います。<br />
<h3>
今求められているモノ作り</h3>
私たちのモノ作りが、社会的に価値のないものかというとそうではありません。<br />
<br />
エンドユーザーに提供したい情報を持つ顧客と、情報を待っているエンドユーザーの間を取り持つメディアを提供することは、情報が溢れかえる社会にとって重要な仕事です。<br />
<br />
しかし、そこで誰でも作れるようなものを提供して満足してしまっては、質の低下を招くことになり、この業界が活性化することはありません。<br />
<br />
今の状態で、紙やWEBのデザインやプロジェクトに携わることへの憧れを持っている若い人たちが目の前にいたら、この業界には夢がある、とはとても言えない状態です。<br />
<br />
他の業界も同じかもしれません。現在の薄っぺらい日本経済では、労働もその先にある自分の将来でさえも意味のないものになってしまったのかもしれません。<br />
<br />
このような状況から脱却するための<b>「プロだからこそ提供できる価値」</b>が、「IA」によって見えてくるのではないかと自分は思います。<br />
<br />
<h3>
IAでモノ作りを見直す</h3>
詳しくは当日のセッションで拝聴するとして、この考えを頭にいれて進めた案件の私的な感想を述べておきます。<br />
<ul>
<li>ビジュアルデザインはワイヤーに近いレベルで留めて正解</li>
<li>情報整理がしっかりしていればビジュアルイメージも大きくぶれることがない</li>
<li>ビジュアルを先行してしまうとイメージが強すぎて自由が利かなくなる</li>
<li>全体像を把握することを重要視すると、細かい事への拘りが薄れる</li>
<li>柔軟なスタンスは自由なアイディアを生む</li>
</ul>
IAについて全て理解しているわけではありませんが、以前よりはスムーズに進んでいて、お客さんとの関係性も良いと思います。 <br />
<br />
2/19 カンファレンスへのお申し込みは<a href="http://bit.ly/1DfEITd" target="_blank">こちら</a>から(<a href="http://bit.ly/1y1OhP1" target="_blank">申し込み書ダウンロード</a>)。<br />
ご不明な場合は、[email protected]までご連絡ください。<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-2026195571517686232015-02-09T09:30:00.001+09:002015-02-09T17:57:14.877+09:00page2015まとめ その12015年2月4日から3日間開催されたpage2015が無事閉幕しました。<br />
<br />
2月ということもあり毎年天候に恵まれない印象がありましたが、今年は初日から来場者が多く、ブースにも沢山の方にお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。<br />
<br />
また、今年はブース出展の他に、<br />
<ul>
<li>カンファレンスのスピーカー</li>
<li>クリエイティブゾーンセミナーの講師(?)</li>
<li>ITmediaさんからの取材</li>
<li>しずおかオンラインさんと共同出展「paper-web」の発表</li>
<li>IDML Binderの公開 </li>
</ul>
など、充実したものでした。<br />
<br />
<h3>
カンファレンススピーカー</h3>
2月4日に開催された<b>「Web to printの新展開<Web上で動作する新たな組版エンジンの可能性>」 </b>で、<b>「WEB入稿自動組版の過去〜現在〜未来」</b>をお話させていただきました。<br />
<blockquote class="tr_bq">
<i>"Web to printの技術は、ネット印刷ビジネスだけには留まらない。デザインテンプレートや共通パーツによる簡易レイアウト、Web制作と印刷の一元化など、DTPに置き換わる可能性を考える。<br /><br />Web to printは、デザインテンプレートや共通パーツによる簡易レイアウト、Web制作と印刷の一元化など、独自の組版エンジンが動作することによって、DTPに置き換わる可能性がある。専門的な知識やスキルなしに自動組版や簡易レイアウトが行うことが可能になり、さらに印刷物と電子コンテンツのワンソースマルチユースも実現する。これからのWeb to printと新たな組版エンジンについて議論する。"(page2015カンファレンス紹介より) </i></blockquote>
<ul class="name">
<li>村上 真雄(<a href="http://vivliostyle.co.jp/">ビブリオスタイル</a>)</li>
<li>藤原 広光(<a href="http://fit2001.com/">フィット</a>)</li>
<li>川原 正隆(<a href="http://xmldo.jp/">株式会社ニューキャスト</a>)</li>
</ul>
の順番で、各社が取り組み等をお話していくわけですが、アンテナハウスを出てオープンソースプロジェクトでCSS組版を進めている村上さんも、自社自動組版エンジンを使ってマニュアル等のシステムを展開する藤原さんも、エンジンをお持ちですが、ニューキャストにはエンジンはありません。WPSの自動組版エンジンは、メーカー製エンジンであるEdian、MC-B2、Formatterと使用してきました。自動組版は、まだまだこれからも続けていくわけですが、我々が重要視する<b>「エンジンは変わる、それよりもデータが大事」</b>というコンセプトを提唱してきました。その点は、もっと将来を見ている村上さん、自動組版は単なるオプションになりつつあるという藤原さんも根本は同じであろうと思います。<br />
<br />
当日の資料は、<a href="http://slidesha.re/1LRHu4N" target="_blank">こちら</a>。<br />
<br />
<h3>
クリエイティブセミナー講師</h3>
YUJIさんからお話をいただいて快諾しましたが、当日100人以上は参加いただいたのでしょうか、自分のセッションは10人ぐらいでこぢんまりかなと思っていたのでかなり驚きました。<br />
InDesignを、DTPオペレーターだけでなく、みんなが知ることでやっとその機能が活かされると常々思っているので、営業さんなど普段InDesignに触れない人に聞いてもらいたかったのですが、圧倒的にオペレーター関係の方が多いという結果でした。<br />
<ul>
<li>文字スタイル・段落スタイル</li>
<li>ワード取り込み</li>
<li>タグ付きテキスト</li>
<li>XML取り込み</li>
<li>データ結合</li>
<li>スクリプト</li>
<li>IDML</li>
</ul>
と、基本的なところから順番に進めていったのですが、つい「ちまちま」とやってしまう理由は何かというと、「機能が信用ならん」「上手く使えない」ということではないかと話ました。ソフトウェアなので、何か問題、課題は絶対ありますが、折角お金を出して買ったわけなので、単なるレイアウトソフトとして使うのではなく、自分の時間が持てるように使い倒しましょう、というお話でした。<br />
<br />
当日の資料は、<a href="http://slidesha.re/16JcRP3" target="_blank">こちら</a>。 <br />
<br />
今回は盛りだくさんだったので、また続きを書きます。(なるべく早いうちに)mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-73271893255303624652015-02-01T14:32:00.001+09:002015-02-09T14:27:32.984+09:00IDML BinderでInDesignからWEB入稿フォームを作る先日紹介した<a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2015/01/indesignidml.html" target="_blank">「エクセルをアップしてInDeisign(IDML)をダウンロード」</a>を早速、近所の印刷会社さんでネタ話してきたのですが、<br />
<br />
<b>デザインテンプレートとなるIDMLをアップロードすると、タグが入稿フォームになるよ</b><br />
<br />
というのを書き忘れたなと気付きましたので、追記です。<br />
※IDML Binderは、<a href="http://www.page2015.jagat.or.jp/contents/companyDetail/108" target="_blank">page2015 ブース(D-28)</a>、<a href="http://study-room.info/id/page2015/#kawahara" target="_blank">クリエイティブセミナー(まとめて解る! InDesign自動化の全て 2/5 11:40〜12:30)</a>、<a href="http://www.page2015.jagat.or.jp/contents/session/6" target="_blank">カンファレンス()【G2】Web to printの新展開<Web上で動作する新たな組版エンジンの可能性> </a>でもお話&デモします。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTGiNzWudlUoRpv3-HXzsYY7GiG0ZY75ZCGT075GzYVv070WbIEgXSopnGwcBKfnNtJPAJigv-aAe2XmWIbn5Nc-jhjz2b_VJXKi06jy3MFY5Zq6cTTFv3ZMR0U3-yEl8btlnn-3qraaUs/s1600/idmlbuilder_%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%99%E3%81%A8%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%AA%AC%E6%98%8E.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTGiNzWudlUoRpv3-HXzsYY7GiG0ZY75ZCGT075GzYVv070WbIEgXSopnGwcBKfnNtJPAJigv-aAe2XmWIbn5Nc-jhjz2b_VJXKi06jy3MFY5Zq6cTTFv3ZMR0U3-yEl8btlnn-3qraaUs/s1600/idmlbuilder_%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%99%E3%81%A8%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%AA%AC%E6%98%8E.png" height="640" width="451" /> </a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
つまり、</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<span style="font-size: large;">IDMLのタグ = 入稿フォームのフィールド = エクセルの項目 </span></div>
<br />
になります。 <br />
<br />
これは、先に開発を進めていたWPS4IDML(WPSのIDML出力版)の中にあった機能で、これを切り出してよりライトな仕組みからやってみようというのが、IDML Binder。<br />
WEB上の入稿フォームというと、大がかりなデータベースを想像してしまうのですが、自分達が欲しいのは、掲載情報を入れる場所。それが、エクセルでくる、それをInDesignにはめ込みたいだけ。というようにシンプルに考えています。<br />
<br />
タグ付けは、データ結合と同じイメージでいいと思います。<br />
データ結合の場合、<br />
<ul>
<li>InDesignフォーマットを作る</li>
<li>CSVを指定</li>
<li>CSVのフィールド項目をInDesignのフォーマットにマッピング</li>
</ul>
となりますが、<br />
IDML Binderの場合は、<br />
<ul>
<li>InDesignフォーマットを作る</li>
<li>タグをInDesignのフォーマットにマッピング</li>
</ul>
となります。<br />
データ結合の不便なところは、ドキュメントとなるInDesignとCSVとマッピングしたセットの情報が残らないので、一連の作業を一気にやらないといけないのが、<br />
「いいんだけどイマイチなぁ。。。」 となるのですが、<br />
IDML Binderは、テンプレートをあげておけば、項目名をもとに、InDesignとエクセルデータを紐付けしてくれます。<br />
なので、項目名さえ合わせておけばいいということになります。<br />
この辺りもデータのハンドリングが軽やかになっていいのではないかと思います。<br />
<br />
是非ブースで見ていただいて、感想など意見交換できたらいいなと思います。 <br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-28461117647630358152015-01-27T11:51:00.000+09:002015-02-09T14:27:32.980+09:00エクセルをアップしてInDesign(IDML)データをダウンロード<div>
ずっと組版を自動でやりたくて、<b>WPS</b>が出来たことによって<b>「入稿データをそのままサーバで自動組版する」</b>というところは完結。</div>
<div>
その後、<b>「もっと自由度の高いレイアウトに対応して対象範囲を拡げたい」</b>となって、<b>WPS.3</b>がそれを解決し、でもやっぱり<b>「自動で組んだあとInDesignで触りたくもなる」</b>という気持ちを<b>WPS4IDML</b>が解決へと導きつつあります。</div>
<div>
これらのアプリケーションは、10年の歳月を経て、色んなことを想定して改良を重ね、そして、たくさんの人たちに使ってもらえるようになりました。</div>
<div>
WPS系列は、今ではかなり沢山の機能を詰め込んだサービスとなっていますが、<u>世の中にはまだまだ大変な作業、非効率な作業を強いられている現場がある</u>ことも事実です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h3>
今日紹介するのは、デキタテほやほやの「IDML Binder」</h3>
</div>
<div>
いわゆるオンライン自動組版のアプリケーションです。</div>
<div>
制作入稿したエクセルと、流し込みたいデザインがあるとき、どうしてますか?</div>
<div>
コピペ?データ結合?プラグイン?</div>
<div>
きっと、それぞれのやり方があることと思いますが、</div>
<div>
<u>エクセルを投げたら、InDesignデータが出来るなんていうサービスがあったらいいよね</u>、</div>
<div>
という話を前から言っていて、つい昨日見せてもらったのが今から紹介するアプリケーション<b>「IDML Binder」</b>です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h4>
0. 準備</h4>
</div>
<div>
流し込みたいテンプレートは、IDML形式です。</div>
<div>
データ結合で使うイメージで、タグを付けたInDesignデータを作成し、IDML書き出ししておきます。</div>
<div>
また、タグに対応するエクセルも準備しておきます。</div>
<div>
※テンプレートアップ後に、空のエクセルをダウンロードも出来ます。 </div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfyjxu7iyMzHRXarIxHxeCTPBL-zm7L53QIBTly5g5W78I0ShlhaXcvlO9gxSj-YSZI5Fk6UwFgCFh_LbOzOqoChlPX1FD44Q38fOu1yhoYpIIG9uBkrLZzw-RAzqJ0EeDM6EhKwlLhuY1/s1600/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfyjxu7iyMzHRXarIxHxeCTPBL-zm7L53QIBTly5g5W78I0ShlhaXcvlO9gxSj-YSZI5Fk6UwFgCFh_LbOzOqoChlPX1FD44Q38fOu1yhoYpIIG9uBkrLZzw-RAzqJ0EeDM6EhKwlLhuY1/s1600/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88.png" height="206" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
サンプルデータのイメージ </div>
<div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
</div>
<div>
ちょっとまだURL非公開です。(page2015でお知らせするかも)</div>
<div>
<h4>
</h4>
<h4>
1. サインインは、googleアカウントで。</h4>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi22e4uwNNpZacmtaK8UPFNAI90W-UIf3kntPLJFOZe4CjQ6aFfVauoG3kaZMHVUi4PeBb8-mDVCBkdFBs95Sl2JiIYVGSDH6WhbCHTVfracTTgQAKaOLFfgQA_IyuVE2YYnPLPq6CwRVib/s1600/IDMLBinder%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9A.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi22e4uwNNpZacmtaK8UPFNAI90W-UIf3kntPLJFOZe4CjQ6aFfVauoG3kaZMHVUi4PeBb8-mDVCBkdFBs95Sl2JiIYVGSDH6WhbCHTVfracTTgQAKaOLFfgQA_IyuVE2YYnPLPq6CwRVib/s1600/IDMLBinder%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9A.png" height="208" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0st24tcHsgiMcgwQWA9_Xy4v3gozKotjFbo_Oac7dg-4_nJKZP6Dzr0hKI62nmODyquKWVUDEj4HU7eP1bzJ0-MFG67ZQTF0rapnxEhieZmWyroEQqYDWG7rpOHwkJzm2zeEaMHJxBDrr/s1600/Google%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E9%81%B8%E6%8A%9E.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0st24tcHsgiMcgwQWA9_Xy4v3gozKotjFbo_Oac7dg-4_nJKZP6Dzr0hKI62nmODyquKWVUDEj4HU7eP1bzJ0-MFG67ZQTF0rapnxEhieZmWyroEQqYDWG7rpOHwkJzm2zeEaMHJxBDrr/s1600/Google%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E9%81%B8%E6%8A%9E.png" height="240" width="320" /></a></div>
<div>
アカウントを選択すると、登録画面が表示されます。名前をいれて登録を完了します。</div>
<div>
<h4>
</h4>
<h4>
2. まずはプロジェクトを作る</h4>
ログインすると自分のプロジェクトが表示されます。<br />
新規プロジェクト作成をクリックしてプロジェクトを作成します。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
名前を付けたらプロジェクト完成です。 </div>
<div>
<h4>
</h4>
<h4>
3. テンプレートをアップロード</h4>
</div>
<div>
「テンプレート管理」をクリックして、IDMLテンプレートリストを表示します。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZHiwxyehpcRLfwhm2nVClMMxjMkVQ3ScJp7UIKeZXJ_NydmiOHIJ_mCGH_pAAKgY8vPtHrMdQC6BHAjYGEKpZEQK1sBVczYuHsV5HX07wxx8GhuTZpOZdTdbXQ3sWEFtoKOsHKnPkeXiR/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%90%E5%BE%8C.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZHiwxyehpcRLfwhm2nVClMMxjMkVQ3ScJp7UIKeZXJ_NydmiOHIJ_mCGH_pAAKgY8vPtHrMdQC6BHAjYGEKpZEQK1sBVczYuHsV5HX07wxx8GhuTZpOZdTdbXQ3sWEFtoKOsHKnPkeXiR/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%90%E5%BE%8C.png" height="247" width="320" /></a></div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZ4XW_SUwMG8v7vHTZPDjltfjf26x4TqHkMvCcjJwMTJdd3a4PzjQ28-r3__hEuVKcJ6-C1hAbYGedaf6_x55WD03ayg26rEVn6ez9WGi7UL8c7HEItBumyhwm8c-2ZCZAT38ZXiTF2oNw/s1600/IDML%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZ4XW_SUwMG8v7vHTZPDjltfjf26x4TqHkMvCcjJwMTJdd3a4PzjQ28-r3__hEuVKcJ6-C1hAbYGedaf6_x55WD03ayg26rEVn6ez9WGi7UL8c7HEItBumyhwm8c-2ZCZAT38ZXiTF2oNw/s1600/IDML%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88.png" height="247" width="320" /> </a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
IDMLアップロードに準備したIDMLをドラッグしてアップロードします。 </div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUDP8MkQe1CS2_GJekRBdSX8iGSkC_RssXwWjBROw-WQl0OvhbC2KIDsK8n2a-JA0sDEdTWBMJOU-qaO3CbiTC2B4-H0OlONznEXUBXlBYJ1xPUD4cx5a8ceHaPysq-8EN9vdrt_eFQ2ou/s1600/%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUDP8MkQe1CS2_GJekRBdSX8iGSkC_RssXwWjBROw-WQl0OvhbC2KIDsK8n2a-JA0sDEdTWBMJOU-qaO3CbiTC2B4-H0OlONznEXUBXlBYJ1xPUD4cx5a8ceHaPysq-8EN9vdrt_eFQ2ou/s1600/%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.png" height="247" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSTxmHdz5o7Y33XFid2g5TJkkddfCSzTv8uqo56SqLkWkSqNu_rwvzIHpi375pNTtirAimzf0pmeHbS4PLzZG66Xe1wZiaLgBY_0cM01uRGiXsjC-_ZZ-RKAs9wqAdqHWwUV9nwt_dWpEl/s1600/IDML%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E7%99%BB%E9%8C%B2%E5%BE%8C.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSTxmHdz5o7Y33XFid2g5TJkkddfCSzTv8uqo56SqLkWkSqNu_rwvzIHpi375pNTtirAimzf0pmeHbS4PLzZG66Xe1wZiaLgBY_0cM01uRGiXsjC-_ZZ-RKAs9wqAdqHWwUV9nwt_dWpEl/s1600/IDML%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E7%99%BB%E9%8C%B2%E5%BE%8C.png" height="247" width="320" /></a></div>
アップロードが完了すると、リストに表示されます。これでテンプレート登録は完了。プロジェクトへ戻ります。</div>
<div>
<h4>
</h4>
<h4>
</h4>
<h4>
4. エクセルをアップロード</h4>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
エクセルはIDMLのタグと紐付いていれば良いですが、最初から作りたい場合は、「記事データダウンロード」をクリックすると、空のエクセルデータをダウンロードできます。 </div>
<div>
</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ0tIpYEaShGxXizLALCfDPBdkZeEP7qJzlg2k_Y-_pJvqI7Hl7L609Cagz09GzjGQEc5CVOphP16e3dl6m1H8WM_SR9_aNiwMr_G-4LW0Fi1x-Ppr40G6AdmZF6eca8dJltWBuZhiEVdK/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E3%82%B9%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB_xls.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ0tIpYEaShGxXizLALCfDPBdkZeEP7qJzlg2k_Y-_pJvqI7Hl7L609Cagz09GzjGQEc5CVOphP16e3dl6m1H8WM_SR9_aNiwMr_G-4LW0Fi1x-Ppr40G6AdmZF6eca8dJltWBuZhiEVdK/s1600/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99%E3%82%B9%E3%83%98%E3%82%9A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB_xls.png" height="203" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
アップロードするサンプルエクセル</div>
<div style="text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9GtkG7aDQAkGTKPClB6d-YuXx7A6pXNH2auWc7x_JSm0FG65ep_arfw1N9ceddBqqA3aWD8DWvjkmajFjKYWUUsRi7SNNmO1feC0E22qo-jGEA5xuYmR4O85_eRwQds7qMHEf5Ax5Onww/s1600/%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9GtkG7aDQAkGTKPClB6d-YuXx7A6pXNH2auWc7x_JSm0FG65ep_arfw1N9ceddBqqA3aWD8DWvjkmajFjKYWUUsRi7SNNmO1feC0E22qo-jGEA5xuYmR4O85_eRwQds7qMHEf5Ax5Onww/s1600/%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99.png" height="247" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: left;">
「Excelデータ取込」ボタンのあたりにエクセルをドラッグ&ドロップしてください。</div>
<div style="text-align: left;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6ZdYVjdi0uuOp3_jQIPLC-EwDsSt9vNDdC3g6qbrsZ-MDrMgQQSH44xjESYaT8KWdxWjgFshoRMblX-kBej9PANdIW07tzzoMFeae2fY6_39gJyMZ9mL2pzFiScHLtKgQfEMG-WM87VJu/s1600/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9A%E5%BE%8C.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6ZdYVjdi0uuOp3_jQIPLC-EwDsSt9vNDdC3g6qbrsZ-MDrMgQQSH44xjESYaT8KWdxWjgFshoRMblX-kBej9PANdIW07tzzoMFeae2fY6_39gJyMZ9mL2pzFiScHLtKgQfEMG-WM87VJu/s1600/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9A%E5%BE%8C.png" height="252" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: left;">
アップロードが完了すると、リストを表示します。</div>
<div style="text-align: left;">
※データはすべて上書きされます。 </div>
<div>
<h4>
</h4>
<h4>
5. IDMLをダウンロードして、InDesignで開く</h4>
上記スクリーンショットの「Edit」ボタンをクリックすると、データの編集ページを開きます。 </div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQC-e1wv4X6Xo5TEq0Y45THMszHWvdfeKIoH8-CSRFoEKvo7QGS0xyDSD14JFxWNCKCwaHrEESwtEpFSL-P5afhNiztNBxbOZZWbKwxx-bIScAXfE48ov2X3b0G163voTJQKYmp6t5HrIW/s1600/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQC-e1wv4X6Xo5TEq0Y45THMszHWvdfeKIoH8-CSRFoEKvo7QGS0xyDSD14JFxWNCKCwaHrEESwtEpFSL-P5afhNiztNBxbOZZWbKwxx-bIScAXfE48ov2X3b0G163voTJQKYmp6t5HrIW/s1600/%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0.png" height="320" width="286" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
「IDML生成」ボタンをクリックしてIDMLを生成後、「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロード。InDesignで開いてみてください。</div>
<div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi_Hkfu3qOp6BGjRKuN7NBJkD3LvGg0kGzhNccVJ_vYR4BTjZnOtq2HsFlFQPFIYxISkr0fmgMEMlo5D-mYG8AdNbP-DssWM9gFbF-WOg6Q0VsVqPalYdOVF_FIpL1a3_1CQI4KBZZeRRfL/s1600/IDML%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi_Hkfu3qOp6BGjRKuN7NBJkD3LvGg0kGzhNccVJ_vYR4BTjZnOtq2HsFlFQPFIYxISkr0fmgMEMlo5D-mYG8AdNbP-DssWM9gFbF-WOg6Q0VsVqPalYdOVF_FIpL1a3_1CQI4KBZZeRRfL/s1600/IDML%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F1.png" height="206" width="320" /></a></div>
<br />
<div>
</div>
<br />
<br />
<div>
内容のデータを直したいときは、編集画面で、デザインを直したい場合は、テンプレートを変更して再度アップロードして、同じ手順で進めれば修正が可能です。</div>
<div>
<br /></div>
<br />
<div>
<h3>
</h3>
<h3>
さて、これで何が想像できますか?</h3>
</div>
<div>
制作の効率化ってなんだ?とよく聞かれますが、ずばり<b>「入り口と出口の距離を縮める」</b>ことだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
今回は、カタログのスペックっぽいものですが、フォーマットのあるページレイアウトなら何でもよいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
例えば、</div>
<ul>
<li>エクセルをもらった営業さんが、これを使ってIDMLをデザイン担当に渡したら、これを調整しておいて、で済むかもしれない。</li>
<li>そもそもエクセルをもっているお客さんが先にアップロードして、営業さんにIDMLで渡してくれるかもしれない。</li>
</ul>
<div>
などなど、「入り口と出口」が少しでも縮まるのではないでしょうか。</div>
<div>
そして、これによって効率化のための色んな想像ができそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「IDML Binder」は、今まで色んな事に取り組んできたけれど、もう一度やりたかった原点に立ち返り、<b>今何ができるのか、今後どうなっていけるのかをイメージさせてくれる夢の詰まったアプリケーション</b>だと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これから「IDML Binder」をブラッシュアップしていきたいと考えています。</div>
<div>
<b>page2015のセミナーで紹介</b>もしますし、<b>ブースでデモ</b>もできます。</div>
<div>
これからの制作効率化について是非皆さんと一緒に考えたいと思います。</div>
mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-40353154928623941682015-01-09T17:49:00.002+09:002015-01-09T17:49:56.828+09:00中部GC主催 クロスメディアカンファレンス2015(2月19日)についてわたくし、中部GC(中部グラフィックコミュニケーションズ工業組合)のクロスメディア委員会の委員長なのです。<br />
今年2月19日に第2回を開催いたします。<br />
(開催概要は<a href="http://gcc.sky-inet.ne.jp/action/schedule/2nagoya.html" target="_blank">こちら</a>です。 )<br />
<br />
前回は、<br />
・小林弘人氏 メディア化する企業と新しい時代のマーケティング <br />・徳力基彦氏 企業のソーシャルメディア活用の基本コンセプト<br />・町田聡氏 最先端映像表現を用いたマーケティング手法<br />でした。<br />
SNSや口コミによるマーケティングの全体増や事例から、プロジェクションマッピングなど新しい情報を得ることができました。<br />
<br />
今回ご登壇いただく方は、<br />・理央 周 氏(本名:児玉洋典)「顧客視点への転換によるこれからのマーケティング」<br /> マーケティング アイズ株式会社 代表取締役<br /> 関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 准教授<br />
<br />
・坂本 貴史 氏 「IA(インフォメーション・アーキテクト)視点のモノづくり」<br /> ネットイヤーグループ株式会社 UXデザイナー<br />
のお二人です。<br />
<br />
とても魅力的な活動をされていて、自分自身もの凄く楽しみにしています。<br />
詳しいご紹介は次回としまして、 組合会報に寄稿した記事を転載します。<br />
<br />
<h3>
将来に真剣に向き合うカンファレンス</h3>
「私たち社員は使い捨てなのか」ということを言われたことがあります。<br />そのようなつもりで経営しているわけでは勿論ありませんが、何故そのようなことが言葉として発せられたのかを考えてみると、そもそも私たちが日々作り出しているモノが世の中の役に立っているのか、使い捨ての産物をただ排出しているだけなのではないか、なんのためにやっているのか、将来はどうなるのか、を示すことができないことが根本にあるのではないか。<br />さらには人口低下、労働力低下で縮小する日本経済においては、大企業と中小零細企業の格差は開く一方であり、私たちの業界における雇用の確保、人材の育成は一層厳しくなると予想されます。<br /><br />また、社外のお客様から見ても、私たちの業界が何を主体としているのか、はっきりと理解している人は少ないのではないかと感じています。<br />私たちは、紙以外のメディアとしてWebやアプリ、デジタルサイネージなど電子化を進めてきましたが、それによって主体性を欠き、顧客は一層混乱したかもしれません。<br />そして、TwitterやFacebookなどSNSの登場は、お金を出さなくても世に情報を発信することを可能にし、私たちに一番近いメディアであった印刷は安くやるものだというTVCMが流れ、ネット通販の感覚で価格競争に陥っています。<br /><br />このような中で、私たちが右往左往している様を、社内外に見取られてしまっているのではなないでしょうか?<br /><br />組合として、また、業界として、働く人にもお客様にも何ができるのか、その将来を真剣に向き合わなければいけない時期にきているのではないかと思います。<br />
<h3>
今回のテーマは「考える」</h3>
今回登壇される理央氏は数々の企業での実務経験のあるマーケティングの専門家であり、坂本氏はUXデザイナーとして、社内外各所でセミナーやワークショップを開催し、これからのモノ作りを考える活動をされています。<br />「モノを売ること=営業」「モノを作ること=制作」と考えると、一見繋がらないように思うかもしれませんが、「売れる(集客できる)モノを作る」と考えてお二方の著書、理央氏「なぜか売れる仕組み」、坂本氏「IAシンキング」を読めば、その多くの共通点に気付きます。<br />
ここでいくつか紹介したいと思います。<br />
<h4>
「何を」「誰に」「どうやって(どのように)」</h4>
「デザイン性の高いチラシと売れるチラシ」「デザイン性の高いWebサイトとアクセスの多いWebサイト」のどちらが求められるかを考えれば、売ることと作る事は直結していることに気付きます。<br />その中で重要なキーワードとなるのが、「何を」「誰に」「どうやって(どのように)」。<br />
理央氏は、その順番が重要だと語り、坂本氏は、モノ作りのスタート地点であり、そのためには、今までとは違った「視点」で物事をみる必要があるとしています。<br />
私たちが、言葉は悪いですが、「いいなり」で作るのではなく、基本を押さえ、見えるもの、見えないものを網羅した情報解析による提案ができれば、予想通りいかなかったとしても、そこには価値を見出すことができます。<br /><br />
<h4>
「正解はない」「自分で考える」</h4>
お二人の著書では「ここに正解はない」と最初に言い切っています。<br />マーケティングの世界にも、デザイン、Web、モノ作りの世界においても「正解はない」ということを私たちはまず認識する必要があります。<br />突き放されたような気がしてしまいますが、世の中に溢れかえる情報は、あたかも正解を教えてくれるようにみえます。<br />自分で考えなくても、誰かに聞けば、本を読めば、ネットで検索すればいいという考えが染みつき、そして、それがすぐに自分に身につき、実行できるものと勘違いしてしまっています。<br />また、機器やソフトウェアが一定の水準まで達してしまった今では、それまでの技術や創意工夫での差別化ができなくなりました。<br />さらにデフレによる「良い物を早く安く」という消費者的感覚は、私たちから「考える力」「考える時間」を奪ってしまったような気がします。<br />このまま「安かろう悪かろう」となってしまっては、業界自体が社会的に見放されてしまうのではないかと危惧してしまう程です。<br />それぞれの著書では、正解に近づくため、確率をあげるための知識の体系化、考え方のフレームワークといった実にシンプルな理論が語られています。<br /><br />是非、カンファレンスでは聞くだけではなく、「自分で考える」こと、そして、「考えるプロセス」の重要性を感じ取っていただければと思います。<br /><br />今回のカンファレンスで、私たちの組合、また業界は、冒頭で申し上げた背景、状況下にはありますが、決して暗い将来ではなく、理央氏の言葉を借りれば「考えて考え抜く」ことで、今まで以上の顧客との関係構築、豊かな社会生活に多いに貢献し、必要とされる業界であるという明るい未来が存在することを参加者全員で感じとることができればと願っています。<br /><br />当日は、時間の都合上全てを語っていただくことは難しいので、沢山のヒントがちりばめられたお二人の著書を一読されることをお薦めします。それによってこのカンファレンスがさらに意味のあるものになることは間違いありません。<br /><br />皆様のご参加を心よりお待ちしております。<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-86078233162096075492015-01-08T02:56:00.000+09:002015-02-09T14:28:09.945+09:00page2015展示会に向けてpageです。<br />
印刷メディアビジネスの総合イベントです。<br />
(開催概要は<a href="http://www.page2015.jagat.or.jp/" target="_blank">こちら</a> )<br />
<br />
またそんな季節がやってきました。 <br />
<br />
<a href="http://www.page2015.jagat.or.jp/contents/companyDetail/108" target="_blank">出展情報</a>を暫定版で更新しました。<br />
<br />
この時期は、制作的には2〜3月下版、印刷、そして4月にはサイトリリースなんていう案件が目白押しなので、なんでこの時期なのかといつも思いつつも、他の時期も思いつかないのでよしとして。<br />
<br />
来場する企業側的にも会場で決裁するわけでもないので、色々見て今後の参考にということであれば、出展社側としては、会期終了から半年ぐらいの長いフォローアップが必要となるのかなと。<br />
ということは、展示会に至るまでの導線と当日のデモ、その後の営業活動やサイト告知なり戦略的にいかなければいけないのだろうと思います。<br />
<br />
と、いつも思っていても、例年時間がない。<br />
僕らはメーカーではないし、少人数なのでプロモーション専任もいない。<br />
そして、そもそも営業がいない。 <br />
制作しつつ、開発しつつ、サービスのサポートをしつつ、<br />
展示会の準備をするしかない。 <br />
<br />
しかし、良い事もある。<br />
展示するものは、実戦で自分達が自ら使ってきたものだから、<br />
ユーザーと同じ目線で話しができる。<br />
<br />
原稿の催促や、バラバラな原稿を読み解いたり、繋げたり、確認したりする原稿整理の大変さや、<br />
わざわざ面倒臭くなっている組版仕様との戦い、<br />
どこにあるのか、もらったのかどうかも分からない画像の捜索、<br />
いざ印刷入稿時に未知のエラー検証、<br />
DTPデータをWEB用に取り出すときのあの何とも言えない非効率感、 <br />
丸投げ感満載の担当者との闘いは、<br />
かなり多くの人と共感しながら話ができます。<br />
<br />
なので、共感してくれた人を裏切らないように、<br />
少しずつかもしれないけど、毎年進化していっているということを伝えたり、<br />
これから先をイメージできるものを考えて、展示会に出すということを続けています。 <br />
<br />
今年は、例年以上に明確なメッセージを伝えられるのでは無いかと自分自身期待しています。<br />
<br />
キーワードは、IDMLとAPIの活用です。<br />
※IDMLのAPIという意味では無く別ものです。 <br />
<br />
眠たくなってきたので詳しくは次回に回しますが、InDesignデータとなるIDMLを現実的な線で、うまいこと制作の効率化に繋げられないか、<br />
WPSのデータをAPIを使って取り出して別のサイト、アプリに持って行く仕組み(しずおかオンラインさんと共同開発)がメインとなりそうです。<br />
<br />
ご期待ください。<br />
<br />
そんなことより、お前、、、進行中の案件大丈夫だろうな。。。<br />
と思われないように、勿論そちらも頑張ります。 mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-62471184705646415342014-02-20T23:00:00.000+09:002014-02-20T23:00:15.315+09:00【WPS.3】ユーザーさんが教えてくれたその威力オンライン入稿・自動組版システムの「WPS.3」のユーザーさんは、北は山形から南は熊本まであって、そのうち何カ所かは年に何回かお邪魔させてもらう機会があります。<br />
<br />
WPSやWEBサイト、その他よく分からないけど面白そうな話題について色々とお話を聞いたり、したりと、当然マジメな話しもするのですが、いつも楽しく訪問させていただいています。<br />
<br />
WPSは、ユーザーである出版社さんにとっては、業務システムのひとつであり、それが稼働しなければ、業務に支障を来すので、我々も真剣に取り組んでいるのですが、それ以上に、厚い信頼や期待、たまに説教(良い意味で)をいただき、本当にお客様に恵まれているなあとつくづく思います。<br />
<br />
その中で、経営者の方からのお話でよくあるのが、次の効果です。<br />
<i><b>「もし、このページ量をWPS.3無しでやっていたら、今のスタッフの人数では無理。その場合、コストが合わくなってしまって利益も出せないし、競争に勝てなくなる。」</b></i><br />
<br />
なんだか手前味噌っぽくていやですが、<br />
そもそも、こういう仕組みをやり出した頃、何人かの同業者から言われた言葉をよく覚えています。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">自分で自分の首締めてどうするの?</span><br />
<span style="font-size: large;">制作の仕事がなくなるじゃないか</span><br />
<br />
当時若輩ものなので、「そのうち自分たちの仕事はそうなるから、今のうちにやった方がいい」とは言い返さず「ですよねぇ」ぐらいにしておいたかな。<br />
<br />
WPS.3が稼働すれば、究極的に言うと、<br />
<br />
<b><span style="font-size: large;">今のスタッフの数で、倍稼げる</span></b><br />
<br />
と声を大にしていいたいところですが、<br />
裏を返すと、<i>「今のスタッフの半分でも現状こなせる」</i>となってしまうのです。<br />
そこで涙を流す人もいるかもしれないと思うと、躊躇してしまうわけです。<br />
<br />
そして、そちら側の立場にたてば、<br />
<b>機械じゃ、こういうのができないだろ?だから人がやるんだよ!!</b><br />
と言ってしまいそうです。<br />
<br />
でもですよ、、、<br />
<br />
本来、DTPやデザインをやる人たちが、ちょっと整理すれば機械でも出来ることをわざわざ人の手でやるよりかは、機械ではできないこと、人にしかできないことをやった方がよっぽど世のため、人のため、そして何より自分のためだと思うのです。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">雇用が減るじゃないか!?</span><br />
<br />
自分は違うと思います。機械でもできることをただ黙々とやるロボットのような人材を雇用する方が失礼だと思います。いつでも入れ替え可能な人材で回すなら、そこにはクリエイティブのかけらもありません。<br />
<u>人にしかできないこと、新しい企画やデザインを考え、ビジネスを拡げていく部分に人材を投下した方がよっぽど将来性がある</u>のではないでしょうか。<br />
<br />
世の中の出版物をすべて自動組版できるとは思ってません。<br />
ただ、よくよく今の制作仕事を見つめてみると、<u>非効率なことがいつのまにか当たり前に</u>なってしまっていないでしょうか。<br />
一度ずれてしまうと、どんどんずれます。<u>根本的な部分を見直せば、解決する</u>ことも多々あると思います。<br />
<br />
そして、それが解決されたとき、今まで出来なかったことが出来るようになっている、そういう夢を繋ぐためのシステムとして認知され導入されると自分達はとても嬉しいです。<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-89280162497649556672014-02-18T15:29:00.000+09:002014-02-18T15:29:22.221+09:00【WPS.3】編集・制作の課題解決〜DTPの功罪を振り返る〜<div>
<h3>
20年前〜DTP移行の理由</h3>
wikipedia先生の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/DTP" target="_blank">DTP解説</a>には、それまでのアナログ工程がDTPに移行した理由が書かれている。</div>
<blockquote class="tr_bq">
<span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;"><i>Macintoshによる組版は、<b>仕上がりをその場で確認できる</b>ことや、文字通り机上で、<b>ぎりぎりまでデータ修正が可能</b>なことなどのアドバンテージを持っていた…</i></span></blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
<i><span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;">また<b>製作コストを下げたい</b>という出版社</span><span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;">の需要の中で、次第にDTPへの移行がなされていった。</span> </i></blockquote>
あれから20年程が経過して、どうなったか。<br />
<br />
・製版工程の知識がない素人が作る印刷データに悩み、<br />
・夜中ぎりぎりまで修正の連絡を待ち、<br />
・効率化を協議するまでもなく、とにかくコストを下げてくれ…<br />
<br />
<h3>
レイアウトソフトが主役の制作工程</h3>
DTPをそれ以前の「アナログ」と比較して、「デジタル」ということがあるが、<br />
手がマウスに変わっただけで、特にデジタルと呼べる代物ではない。<br />
<br />
確かにPostscriptやフォント、カラーマネージメントやコンピューター自身の処理性能などを含め技術は飛躍的に向上した。<br />
<br />
しかし、ずっと取り残されているのは、人がレイアウトソフトを使って印刷データを作る部分である。<br />
<br />
多分、今では誰でも気付いていると思うが、DTP移行当初にあった<br />
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>仕上がりをその場で確認できる</b></i><br />
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>ぎりぎりまでデータ修正が可能</b></i><br />
<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>・</b></i><i><span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>製作コストを下げたい</b></span></i><br />
これらを実現するのは、「レイアウトソフト」ではない。<br />
パッケージソフトの「機能」「使い方」を研究・検証するだけでは、全体的な解決、継続的な解決はできない。<br />
<br />
<h3>
内省化をもうひとひねり</h3>
出版社がDTPを内省化すれば、コストが削減できると考えたのは、間違っていない。<br />
ただ、デザイン・DTP部門を人・設備もろとも持ってきただけでは無理が生じる。<br />
結果、コストを抑えるどころか、膨れあがるのを実感したことだろう。<br />
<br />
出版社がやりたかったのは、作成した原稿が、<br />
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>仕上がりをその場で確認できる</b></i><br />
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>ぎりぎりまでデータ修正が可能</b></i><br />
<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>・</b></i><i><span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>製作コストを下げたい</b></span></i><br />
<span style="font-family: sans-serif;"><span style="background-color: white; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;">であればよかったわけで、それが自社で内省化しなくてもよい方法があれば、採択したはずである。</span></span><br />
<br />
簡単なことを言えば、遠隔地にあるレイアウトエンジンにデータを投げて、<br />
結果がPDFで返ってきたとしたらそれでよかった。<br />
<br />
20年前の当時、そうした方向へ向かうための環境は整っていなかったのは事実である。<br />
組版エンジンやフォントのライセンスを所有するメーカーにとっては、例えば10台分が1台分でまかなえるとなれば、売上を下げることになる。もしくは、1台を10台分の価格で販売するしかなくなる。<br />
しかし、そこへ踏み出さなくても、現状をみれば、国産の組版エンジン(レイアウトソフト)は全滅状態にある。<br />
せめて、レイアウトソフトのGUIを取り除き、今後を見据えたエンジンとしての供給が積極的にされていれば結果は少なからず変わっていたことだろう。<br />
<br />
もう一点は、レイアウト・体裁を「手で細かく調整するこだわり」が邪魔をしている。<br />
思い切り手をかける本であれば賛成である。「美しいデザイン・組版」というものを、コスト度外視で自分もやってみたいものである。<br />
大半は、作り手側のエゴであり、今の読者はそれよりも質の高い情報を求めている。<br />
ある程度のセオリー通りの文字組がされていれば文句を言う人はいない。<br />
「ここの中ゴの英数字のアキがちょっとおかしい」というのは関係者だけである。<br />
そういった小さな拘りが、現状の課題の要因であることをそろそろ理解しないといけない。<br />
<h3>
DTP化理想論の後始末のためのWPS</h3>
DTP化で残された課題を解決するためには、原稿作成から印刷データとして出力するまでの、編集・制作業務の仕組み(システム)を作らなければいけない。<br />
SGMLやXMLを使ったもの、大がかりなデータベースを使ったもの、Flashを使ったもの、レイアウトソフトのプラグイン…様々な試みが各所でされ、そして消えていった。<br />
<br />
WPSは今年で10年目を迎えたが、DTP化の後始末をするために開発されたものでもある。<br />
<div>
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>仕上がりをその場で確認できる</b></i><br />
・<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>ぎりぎりまでデータ修正が可能</b></i><br />
<i style="font-family: sans-serif; font-size: 15.454545021057129px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>・</b></i><i><span style="background-color: white; font-family: sans-serif; font-size: 14.999999046325684px; line-height: 22.656002044677734px;"><b>製作コストを下げたい</b></span></i></div>
<br />
言っていることは同じだが、アプローチは違う。<br />
レイアウトソフトを基軸にするのではなく、<br />
データを基軸にして、人がどのように情報を与えていけば、最終的に欲しい形にすることができるか、欲しい形にするには、どの組版エンジンが最適か、それだけである。<br />
<br />
果たして組版的な機能、レイアウトソフトの選定は、重要ではあるが、読者も含めた全体からみたとき、優先すべき要素なのだろうか。<br />
<br />
今の時代は、情報を与えるために、電話・メールなどする必要はない。<br />
WEBを介してオンラインでアクセスできれば、いつでもそこに情報を与えることができ、またその結果をその場で確認することができる。<br />
<br />
<h3>
「従来通り」を捨てて、これから先を作る</h3>
全ての印刷・出版物を対象にはしないが、汎用性や再利用性が求められているコンテンツは数多く存在する。これらのデータを「従来通り」の枠を取り払って、作り手側が考え方を変えることで拡がる新しいビジネスはあると思う。mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-10928900764617876002014-02-13T02:19:00.002+09:002014-02-13T20:50:02.953+09:00【dproofs】使い方のおさらいまた、dproofsに戻ってきました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" height="200" width="200" /></a></div>
<br />
page2014でお会いした方から、早速いくつかお問い合わせがあったので、dproofsについて簡単におさらいしたいと思います。<br />
<a href="https://info.dproofs.com/" target="_blank">info.dproofs.com</a>で、使い方やプランも掲載していますので、ご覧下さい。<br />
<br />
<h3>
1. ブラウザは、FirefoxかChromeで</h3>
申し訳ないですが、InternetExplorerには対応していないので、<a href="http://www.mozilla.jp/firefox/" target="_blank">Firefox</a>、<a href="https://www.google.com/intl/ja/chrome/browser/" target="_blank">Chrome</a>でお試し下さい。SafariでもOKのはずです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span id="goog_1947323908"></span><span id="goog_1947323909"></span><a href="https://www.blogger.com/"></a><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoCv6D6Of76x30olPPhjQ5bM6R-ECjUlPmFRweILL1W-IFfGphfGGRSYXcHS1oZ9UwZdRoNMMp2BC__UktK-ahqkTyZDR3UpTfc-vU3qWGMfnn7TXCww1wLk6nR0xZEX8-7_F6Tian2v-T/s1600/chrome_logo_2x.png" height="64" width="200" /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhJs9NWCvmTQN4ezVoRdwDXzO6G_iCmnSSmzemyg6mUo-dltlqoT1L_eu1w5B7_sYGo42uk3-oYUrEPwL10t3ac50HqZOK3yEX5LhNY3Rk4uPpY9o3caEpRF9UyqtVmn_FOiV-1dTUdDinO/s1600/wordmark-logo.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhJs9NWCvmTQN4ezVoRdwDXzO6G_iCmnSSmzemyg6mUo-dltlqoT1L_eu1w5B7_sYGo42uk3-oYUrEPwL10t3ac50HqZOK3yEX5LhNY3Rk4uPpY9o3caEpRF9UyqtVmn_FOiV-1dTUdDinO/s1600/wordmark-logo.png" height="63" style="cursor: move;" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
<h3>
2. まずはアカウントの新規登録(無料)をしてください。</h3>
<a href="https://dproofs.com/register" target="_blank">こちら</a>をクリックすると、新規登録ページに飛びます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgY3dmq5Mcxf3TSjxy92gu0ZCyKb4vdvYCUDjd0zUVsg0pH4tVaNUzJNQ0z3eSGKHqKe1-HjGTx3VzKMwNuz80n4vjcTNFluqPrIPw01K_k65j0Na8hmSaZlNS_3n0f31YqD1jDiuB-FeYc/s1600/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E6%96%B0%E8%A6%8F%E7%99%BB%E9%8C%B2___dproofs_%E3%81%A8_Blogger__mkawa_xmldo_-_%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%82%92%E7%B7%A8%E9%9B%86_%E3%81%A8__develop2-10.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgY3dmq5Mcxf3TSjxy92gu0ZCyKb4vdvYCUDjd0zUVsg0pH4tVaNUzJNQ0z3eSGKHqKe1-HjGTx3VzKMwNuz80n4vjcTNFluqPrIPw01K_k65j0Na8hmSaZlNS_3n0f31YqD1jDiuB-FeYc/s1600/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%E6%96%B0%E8%A6%8F%E7%99%BB%E9%8C%B2___dproofs_%E3%81%A8_Blogger__mkawa_xmldo_-_%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%82%92%E7%B7%A8%E9%9B%86_%E3%81%A8__develop2-10.png" height="290" width="400" /></a></div>
<br />
登録の手順については、<a href="https://info.dproofs.com/howto" target="_blank">こちら</a>をご覧下さい。<br />
プラン変更しない限りフリープラン(無料)でお使いいただけます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvzP1tBquGNdhLjLhgAUjxIEr_vXAf0NjTYbI0AaNkvtYKQ1CFgWh7gvs41eg2k_mLrDeyXWzcI3JFbV5JxtcHNPQVDoCe1f0POQMOPxbjKLH7JfsH3NdBcwJTMSjpuhRSwCueo1Jw-JAa/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs-6.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvzP1tBquGNdhLjLhgAUjxIEr_vXAf0NjTYbI0AaNkvtYKQ1CFgWh7gvs41eg2k_mLrDeyXWzcI3JFbV5JxtcHNPQVDoCe1f0POQMOPxbjKLH7JfsH3NdBcwJTMSjpuhRSwCueo1Jw-JAa/s1600/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%99%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs-6.png" height="211" width="400" /></a></div>
<br />
<h3>
3. 試しにPDFの差分をとってみるには</h3>
以前書いた<a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2013/05/dproofs1_24.html" target="_blank">記事</a>をにスクリーンショット付きで解説していますので参考にしてください。(少し加筆修正しました。)<br />
下のようなボタンが表示されたら差分がとれています。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF-25vMEuZTPgpHZSNNq1Q8Sr2lHeV9TR-j4mFqZ_ZRpqee38AB0X5vOZcEozewtlx_eSy8yvfmrmsBIsCUl8RkOyCxm2J43a1_wvdYQC68UN0A75c-2vL3ElfE9jiaVezDPhYkqJKThS0/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs-6+2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF-25vMEuZTPgpHZSNNq1Q8Sr2lHeV9TR-j4mFqZ_ZRpqee38AB0X5vOZcEozewtlx_eSy8yvfmrmsBIsCUl8RkOyCxm2J43a1_wvdYQC68UN0A75c-2vL3ElfE9jiaVezDPhYkqJKThS0/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs-6+2.png" height="103" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
(Adobe Acrobat Xで、出力プレビューのCとMだけチェックを入れると下記のようになります。)<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifBcehc4b8zpg9wFnaBepYjpkZRcV6_wFNzjzXdmQLU7l-lE9fvL3Flsvr3pIHYgaWN5Cm9B2CMeuio5MuGkw8E6HRd5XpnNBylnprPeYkXgwEDwV9vJyCMA3DAB8BQ9nHfTXh9_zkF-G9/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-12+20.33.37.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifBcehc4b8zpg9wFnaBepYjpkZRcV6_wFNzjzXdmQLU7l-lE9fvL3Flsvr3pIHYgaWN5Cm9B2CMeuio5MuGkw8E6HRd5XpnNBylnprPeYkXgwEDwV9vJyCMA3DAB8BQ9nHfTXh9_zkF-G9/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-12+20.33.37.png" height="285" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<h3>
4. フリープランの制限について</h3>
各プランについては、<a href="https://info.dproofs.com/plan" target="_blank">こちら</a>をご覧下さい。<br />
フリープランは、アップロードするPDF-1ファイルのファイルサイズが30MBまでとなります。(合計ではありません)<br />
<br />
<h3>
5. 違いが無いことを教えてくれる「No Diff!!」</h3>
「No Diff!!」と表示されます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhk1btqkY6Mzwdkqs_TEDgJFBQJ5PJh5uk6xHHBXudLuAreRv1R2h28dr5tJkEWry-r9WuN8oIazGX_1WhxXZNMZMiKzQ435vX1OiB1mjzccS906GY450rkzxU9xFfRf2YZyuIB22JsRTPO/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs-6.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhk1btqkY6Mzwdkqs_TEDgJFBQJ5PJh5uk6xHHBXudLuAreRv1R2h28dr5tJkEWry-r9WuN8oIazGX_1WhxXZNMZMiKzQ435vX1OiB1mjzccS906GY450rkzxU9xFfRf2YZyuIB22JsRTPO/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs-6.png" height="96" width="400" /></a></div>
<br />
違いがないことを確認したいとき、便利です。<br />
<br />
<h3>
6. 複数ページのPDFをアップした場合の結果はとても便利</h3>
勿論複数ページでも差分はとれます。<br />
そして、新旧を比較して、差がああったところだけを繋いでPDFを作りますので、差がなければそのページは出ません。結構便利です。<br />
<br />
<h3>
7. 複数ページの場合で、追加削除があった場合でも差分をとりたい場合</h3>
そのまま差分をとると、ズレズレになってしまうので、元PDFのページを任意で削除または白紙ページを入れるなどして追加してください。<br />
<br />
<h3>
8. 他のユーザーとプロジェクトを共有</h3>
<div>
dproofsはログインした人のプロジェクトしか表示されませんが、自分がプロジェクトのオーナーであれば、共有ユーザーを設定できます。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhuOragB4jmtkSCjIvOSe08Pm9xD5gPuSZpg7EQ1dTfoUnwMYVYLXjhfDbB7hZPnSGRRoMGEAF2VHiarugIgl6MYaWMP2UH3wVkVxKhyycuFOQ-30wqa7leITnGQV1vQ0LDX0gthm_TXM7R/s1600/%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs-8.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhuOragB4jmtkSCjIvOSe08Pm9xD5gPuSZpg7EQ1dTfoUnwMYVYLXjhfDbB7hZPnSGRRoMGEAF2VHiarugIgl6MYaWMP2UH3wVkVxKhyycuFOQ-30wqa7leITnGQV1vQ0LDX0gthm_TXM7R/s1600/%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88___dproofs-8.png" height="137" width="400" /></a></div>
<div>
フリープランでは、自分以外にあと2人を設定できます。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
9. 共有ユーザーにPDFの場所を教える</h3>
<div>
差分PDF及びアップロードされたオリジナルPDFのダウンロードリンクまたはボタンを右クリックして、URLをコピーしてメールなどでお伝えすれば、共有しているユーザーはそのリンクをクリックすれば、すぐにダウンロードを開始できます。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj__ra9h0ua9j9MfHIjlkpuxOaYAr-zVXr3NRrQz_78xUA7iM3AnrKC8RLte8Nx6lFyWl9fOPGW-rnXAn1VEDbBf6aRyKqzEYj2Xb1Lbb-DZ55nciwowqoNmRNjZKpW-IdYRQL6z_Rhvsy2/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs+2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj__ra9h0ua9j9MfHIjlkpuxOaYAr-zVXr3NRrQz_78xUA7iM3AnrKC8RLte8Nx6lFyWl9fOPGW-rnXAn1VEDbBf6aRyKqzEYj2Xb1Lbb-DZ55nciwowqoNmRNjZKpW-IdYRQL6z_Rhvsy2/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs+2.png" height="163" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicypmzrz8sITSUQn3ekI-WMvkPDxVkIQ4v1AZPxk4dJJA0GYPbOtY8zGnLCoEGfxMncukmLgkuzbTcMdtSDdyQZSRpcCkBvVMU7IypmXnxh4l7wxOlFVzyPwsi_DW6B3tA5-oSjkfuLasq/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicypmzrz8sITSUQn3ekI-WMvkPDxVkIQ4v1AZPxk4dJJA0GYPbOtY8zGnLCoEGfxMncukmLgkuzbTcMdtSDdyQZSRpcCkBvVMU7IypmXnxh4l7wxOlFVzyPwsi_DW6B3tA5-oSjkfuLasq/s1600/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AB___dproofs.png" height="163" width="320" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
10. 有料プランお支払い方法について</h3>
PayPalによるカード決済となります。法人様向けに毎月請求書を発行し、口座振り込みしていただくこともできますので、利用人数とともに、お問い合わせ下さい。<br />
<br />
<h3>
11. その他ご意見ご質問お待ちしています。</h3>
プラン内容や金額、容量制限、使い方、感想など、お待ちしています。<br />
お問い合わせページは<a href="https://info.dproofs.com/contact" target="_blank">こちら</a>から。<br />
<br />
<h3>
12. 「目指そう!DTP事故ゼロ!!」ステッカー及びポスター</h3>
DTP関連のイベントでお得なクーポン付きで配布予定です。<br />
(主催者の方、お声がけください)<br />
それとは関係なくとりあえず欲しい人は、ご相談ください。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" height="200" width="200" /></a></div>
<br />
看板は、ちょっと今のところ無理です。。。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0WhWbg8oo5WlN6QeqJlHkSC5BRb3CkZ0yQqYPsZb1EKyxf6BPoppDDUDY_dFDwGwipPbpp2AqrYV4bJJwipHhJkiuEPXfR4ISgI1VVHRhTr_IDJSTkAkF5VX-KpckLpX82-HCwOYakik0/s1600/page2014%25E5%25B1%2595%25E7%25A4%25BAdproofs_%25E5%25AE%258C%25E6%2588%2590%25E7%2589%2588.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0WhWbg8oo5WlN6QeqJlHkSC5BRb3CkZ0yQqYPsZb1EKyxf6BPoppDDUDY_dFDwGwipPbpp2AqrYV4bJJwipHhJkiuEPXfR4ISgI1VVHRhTr_IDJSTkAkF5VX-KpckLpX82-HCwOYakik0/s1600/page2014%25E5%25B1%2595%25E7%25A4%25BAdproofs_%25E5%25AE%258C%25E6%2588%2590%25E7%2589%2588.png" height="128" width="400" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<!-- Blogger automated replacement: "https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2F2.bp.blogspot.com%2F-8lqk3cD8ijs%2FUvo32a8rerI%2FAAAAAAAADLs%2FsYFQSh2fI1E%2Fs1600%2Fwordmark-logo.png&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*" with "https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhJs9NWCvmTQN4ezVoRdwDXzO6G_iCmnSSmzemyg6mUo-dltlqoT1L_eu1w5B7_sYGo42uk3-oYUrEPwL10t3ac50HqZOK3yEX5LhNY3Rk4uPpY9o3caEpRF9UyqtVmn_FOiV-1dTUdDinO/s1600/wordmark-logo.png" -->mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-9679011616570333582014-02-11T13:49:00.000+09:002014-02-11T13:49:20.540+09:00【WPS.3】オンライン自動組版は別世界なのかちょっと最近、dproofs推しすぎるので、骨休めにWPSについて。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQAa-EkPVfYsj0DNcqIFil9ZyTODhfVll03xXqlvAdmx8U8C6QB28mtEHgCoZHvf-_nkw8a_p3HuVHNfst1uzTA9U3uSkDwMIEy9r-GTyQcaOUD0sSYs7tZu-XWKYB5N_SgYHayBA_nbGJ/s1600/banner_top_wps.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQAa-EkPVfYsj0DNcqIFil9ZyTODhfVll03xXqlvAdmx8U8C6QB28mtEHgCoZHvf-_nkw8a_p3HuVHNfst1uzTA9U3uSkDwMIEy9r-GTyQcaOUD0sSYs7tZu-XWKYB5N_SgYHayBA_nbGJ/s1600/banner_top_wps.png" height="106" width="400" /></a></div>
<br />
<h3>
見かけなくなった自動組版のソリューション</h3>
先日page2014に出展しましたが、以前は「自動組版」というキーワードで出展しているブースも多かったように思いますが、最近ではあまり見かけなくなった気がします。<br />
<br />
皆さんからみて興味がないのか、別世界のものとして諦めてしまったのか、あんなに盛り上がっていたのになあと。<br />
<br />
実際、オンライン入稿や自動組版、またその掛け合わせは、<b>導入時よりも稼働後の方が結構大変</b>です。<u>推奨してきた提供元が、そこまでフォローできないからユーザーも諦めてしまったのでは</u>と考えると寂しい限りです。<br />
<br />
ということで、WPSは、次のような人たちに<b>お薦め</b>したいです。<br />
<br />
<h3>
編集・制作の効率化・コスト削減を成功させる秘訣</h3>
<h4>
1. 編集・制作の効率化やコスト削減を真剣(優先)に考えている</h4>
現状のフローやコストの把握、目標としたい効率化の成果目標、コスト削減をイメージしていると尚よいです。<br />
<h4>
2. そのために多少の犠牲はいたしかたないと考えている</h4>
犠牲とはデザイン性のことではありません。効率化は特効薬でもあり、時に劇薬となることがあります。「多少◯◯があっても、それよりも効率化やコスト削減が重要だから」と割り切れるかどうかです。なので、<u>ある程度の判断を会社から任せてもらえるような方がリーダーになるとスムーズ</u>です。<br />
<h4>
3. 信頼関係を築き、常に柔軟に臨機応変に対応していこうと考えている</h4>
導入する側も慣れるまでエネルギーが必要です。<br />
最初は、今まで見えていた<b>自分の責任範疇を超える</b>ことで、「本当に使えるのか」「出版できなかったらどうしよう」など考えたらキリがない程、<b>不安</b>になると思います。<br />
その不安と闘いながら、海の物とも山の物とも分からない私たちを<b>信頼</b>していただいて進めなければいけません。また、色々と見えてくると、最初はこうしようと思ったけれども、やっぱりこうするべきだ、などが出てきます。そういった方向修正に柔軟に対応することも重要ですが、最初の目的「編集・制作の効率化・コストダウン」など、その<b>芯を容易にずらさないこと</b>がもっとも重要です。<br />
システムが崩壊するときは、その制御が出来なくなった時。多分これは、人間社会、企業社会でも同じことです。システムもその中に秩序を持った社会を作り上げる必要があります。そういった面もサポートしてきた結果、導入企業内、そして私たちとの信頼関係が構築され、<u>10年目を迎えた自動組版システム</u>として今があると思っています。…とか、堅いことはこれぐらいで。<br />
<br />
<h3>
潜在的な効率化への気持ちを引き出す</h3>
なんだか、折角やってみようかなと思っていた人たちに、いきなりハードルを挙げた感じですが、<u>何もせず効率化・コスト削減など出来るはずがありません</u>。<br />
導入企業の出版存続、出版競争に勝つためには、相応の気合いが必要です。<br />
<br />
勿論、私たちも全力でサポートしますが、この考えがあれば、必ず成功します。<br />
最近導入されたお客様も、この考えをしっかりお持ちで、スタッフ皆さんの協力体制が素晴らしく、半年たらずで<b>50%コストダウン</b>したそうです。<br />
その他にも生産力がアップして<b>受注が増えた</b>制作会社さんもいらっしゃいます。<br />
使いよう、考えようによっては、それぐらいの力を秘めているのが、「オンライン自動組版」であり、<u>皆さんの効率化しようと思う潜在的な気持ちを引き出して</u>くれます。<br />
<br />
<h3>
編集・制作の効率化のための基本を抑える</h3>
展示会場では、原稿作成から下版までの流れが分かりやすい情報誌向けのデモを展示していましたが、これはWPS.3のひとつの形であり、これがすべてではありません。<br />
<br />
<b>・オンラインでいつでもどこからでも入稿を受け付けられる</b><br />
<b>・原稿情報を入力して、ボタンを押せば、その場で仕上がりが確認できる</b><br />
<br />
これによって<u>得られる効果</u>は何でしょうか。<br />
<br />
<b>効果1)</b>原稿は随時システムにあがってきますので、従来のような原稿整理をする必要がない。<br />
<b>効果2)</b>制作への指示、制作の待ち時間、制作後の校正の必要がない。入稿した人が入れた情報がそのまま出てくるからです。<br />
<br />
今現在、インターネットに繋がるPCで仕事をしているなら、入稿にあたって特に準備するアプリはありません。<br />
これだけでもものすごい効果があると、今まで編集・制作をされてきた方々は想像していただけると思います。<br />
<br />
難しく考えてはいけません。まずは、<u>考えるな、感じろ、</u>です。<br />
<div>
それに向かって何ができるか、それを考え、実現するためのベースがWPS.3です。</div>
<br />
少なからずこの仕事に従事している方々は、効率化やコスト削減を考えたことがあると思いますが、「うちの案件では無理かな…」「それするとある部署の仕事がなくなっちゃうんだよね…」とか色々な事情を抱えていると思いますので、無理にお薦めはしません。<br />
ただ、<u>社内的に効率化・省力化・コスト削減の声が現状を上回った場合には、是非前述を参考にご検討</u>ください。<br />
<br />
<h3>
ここから宣伝</h3>
WPS.3を検討したいということであれば、<a href="http://xmldo.jp/contact" target="_blank">こちら</a>からお問い合わせ下さい。<br />
その際、ターゲットにしている媒体仕様やPDFを送っていただけると助かります。<br />
<br />
また、ニューキャストの制作チームでは、編集・制作の効率化をしたいが、システム導入まではちょっと手が出せないといった方向けに、<b>WPS.3制作パック</b>なるものを提案しています。<br />
これは、制作案件として<u>従来のコスト</u>(ページ単価なのか一式なのか)を教えていただければ、予算的にはまずその範囲で<u>従来通りの成果物</u>(印刷用データ)を納品しつつ、<b>システム的な検証</b>も含めて行っています。その結果をもとに導入するかどうか検討していただければというサービスです。<br />
<br />
<h3>
別世界と思っていても、別世界からの侵略は着々と進んでいます</h3>
ビビらそうと思っているわけではないです。<br />
ただ、我々がシステム系にも足を突っ込んでいるで、ソフトウェアハウスやWEB専門企業、またはそういったことに明るい出版社などから、コンテンツのデータベース化の話しがよく聞こえてきます。<br />
もともと彼らには紙というメディアの制約がないので、システム・アプリ開発、もしくは新たな情報サービス提供など、「コンテンツ」を基軸にして色々なことを進められる立ち位置です。<br />
折角、<u>コンテンツというものに毎日のように身近にふれている出版、印刷、制作などの企業</u>が真剣に考えていかないと、根こそぎ持っていかれるか、彼らの出してくるデータを元にしなければいけない、もしくは蚊帳の外、そういったことにならないように、<br />
<b>・データの整理や管理を進める</b><br />
<b>・編集・制作の効率化を図る</b><br />
ということを出来るところから進めて行かないといけないと思います。<br />
そのための取り組みがWPS.3でもある、ということをご理解いただければと思います。<br />
<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-19490969915211027802014-02-09T09:37:00.002+09:002014-02-09T09:49:23.652+09:00page2014-ご来場ありがとうございました。2月5日に開幕した「page2014」が7日閉幕しました。<br />
<br />
JGATの発表によると、来場者数は、<br />
【3日間合計】65,220人(前回64,760人)<br />
だそうです。全体的には変わらずといったところでしょうか。<br />
newcastのブースはカウントしてませんが、自分の感覚でしかないですが1.5倍以上はあった気がします。ありがとうございました。<br />
<br />
<h3>
検版ツールのクラウド版 dproofs?</h3>
何度も説明するうちに、立ち寄られた方へ声をかけるときのキャッチコピーになっていました。これは、流れてくる人たちが「あー、検版ツールね」といっていたので、借用したのですが、dproofsは、いわゆる検版ツールとはちょっと違う気がするので、その立ち位置を検証したいと思います。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEtKlMHbUI7KgHBds3opjp9JDYJjFGRXh9UDx0Cl5EQaEYexT_krB67Ah4XxVuJncRuajdvwLyyhiXJhx3RN_PdUm5utGmVraAUU3PwKl36ucJR-e2PMlH-w9t1wCn1dvyNTQZnilL-o6A/s1600/dproofs%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB2.png" height="200" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
<h3>
検版ツールの分類</h3>
検版ツールというと今回の展示会でもいくつかあるので分類すると、<br />
1. PDFを解析して比較・検査<br />
2. RIP後のラスターデータを解析して比較・検査<br />
3. 現物をスキャンして比較・検査<br />
<br />
どちらかというと、これらのツールは<u>DTPの工程ではなく、色校から後の工程での使用を想定しているものが多い</u>のではないかなと。もしくはその発想を基点にして、前工程のための機能が付いている。<br />
<br />
<h3>
前工程と後工程の「人種」の違い</h3>
前工程=DTPと後工程=印刷、と大きく2つに割ってみます。<br />
どこかの会社で話していたことを思い出したのですが、後工程で使っている検査ツールを前工程でも使えば、ミスは減らせると思う、でも、つかわねえんだよな、、、と後工程の方が言ってました。何故使われないのか…<br />
<b>前工程は…</b><br />
作っては変えての繰り返しでデザイン(データ)を作り上げていく工程の人たちだから、細かく毎回みても、ざっくり消える箇所もあるかもしれないし、そもそもデータ的なチェックをする時間が組み込まれていない。<br />
<b>後工程は…</b><br />
ミスったら印刷がムダになって多大な損害が目の前にあるので、かなり神経質になってチェックする。<br />
<u>前工程は、データ的なチェックよりも内容が正しいかを重視して、後工程は内容よりも印刷事故を防ぐためにデータ的なチェックを重視</u>する。<br />
しかし、このままでは、後工程でのチェックに比重がかかりすぎるので、<b>前工程で抑えられるところは抑えてくれ</b>、というのが後工程の人たちの意見ではないかと思います。<br />
<br />
<h3>
dproofsで何が抑えられるか</h3>
dproofsで検知できるものは、<b>「見た目の違い」</b>です。事故の原因の一つである「見た目は同じでもDTPデータの作り方がおかしい」という部分にはタッチしません。<br />
また、文章がおかしいなども検知しません。あくまで「見た目」です。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3hYXFOG6evm_lNNZJ0K-_bRaGgByeYLxMnWVfv7Jw4lhxFk5DFMvpvfe43330ozJUpG4XiJCj3q7jJlKwVABrJyhG6BuBz6EgvkbwR9q94Ctg7kRkEVZN_7jzdAnDXACK5B_zSCcoeCMw/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-09+9.33.44.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3hYXFOG6evm_lNNZJ0K-_bRaGgByeYLxMnWVfv7Jw4lhxFk5DFMvpvfe43330ozJUpG4XiJCj3q7jJlKwVABrJyhG6BuBz6EgvkbwR9q94Ctg7kRkEVZN_7jzdAnDXACK5B_zSCcoeCMw/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-09+9.33.44.png" height="145" width="200" /></a> <a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2GyN_wJSZYCXBNjwQBAqXyrBE1T9_NP_FdKz7Nn-TOYAF0A-5FjEmqY8EnfLL-1dJQq8YxUKt-GCdoc8IH9XKjwa9azMLXHvPU9fm9tvnxNypGHmi6iPgNAzneA2Md3sTjJUcqDCY2JRc/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-09+9.34.42.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2GyN_wJSZYCXBNjwQBAqXyrBE1T9_NP_FdKz7Nn-TOYAF0A-5FjEmqY8EnfLL-1dJQq8YxUKt-GCdoc8IH9XKjwa9azMLXHvPU9fm9tvnxNypGHmi6iPgNAzneA2Md3sTjJUcqDCY2JRc/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2014-02-09+9.34.42.png" height="145" width="200" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
左)dproofsが生成した差分PDF 右)Acrobatの出力プレビューで違いだけを表示</div>
<div>
<br /></div>
dproofsは、作業前後のPDFの違いがどこにあるかを発見するだけですが、それだけでミス発生率は下げられます。<br />
それは、日々繰り返される制作・校正の中に潜むミス<br />
<b>・間違えて文字・画像を消してしまった</b><br />
<b>・知らない間にボックスを触ってずらしてしまっていた</b><br />
<b>・変わるはずのないところが変わっていた</b><br />
を検知することで、注意を促し、ミスの発生率を下げることができるからです。<br />
これは、従来の校正では、「まさかそんなことをするはずがない」というのが頭にあるので、全てを見切ることはできません。また、「見た目」の目は「機械の目」であり、疲れによってかすんだり、経験にも左右されません。いつでも同じ結果を教えてくれます。<br />
そして、制作作業と校正は繰り替えさえるものなので、誰でも簡単な操作で日常的にできる、ということも重要です。<br />
一回こっきりの検査ではなく、何回も繰り返される制作作業でストレスなく検査できるツールでなければ、誰も使わなくなります。<br />
dproofsは、こういった従来の事情を抑え、使い続けることで現場をしっかりカバーします。<br />
前工程で抑えられることが増えれば、後工程での負担も減らすことができる、全体的な事故防止に繋がるのではないかと思います。<br />
<br />
是非、お試し下さい!!<br />
<br />
<a href="http://dproofs.com/">dproofs.com</a>から新規登録でまずはフリープランでお試しできます。<br />
IEは×なので、FirefoxかChromeでお願いしますm(_ _)m<br />
使い方は、公式にもありますが、<a href="https://info.dproofs.com/" target="_blank">以前書いた記事</a>にもありますので参考にしてください。<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-34505300555708160632014-02-07T08:18:00.000+09:002014-02-07T08:18:05.840+09:00page2014-2日目終了 本日最終日おはようございます。<br />
<br />
2/5〜7までpage2014に出展しています。<br />
中日の昨日は、またまたPDF差分チェッククラウドサービスの説明やデモを多くの方にさせていただきました。<br />
<br />
<h3>
目指そう!DTP事故ゼロ!!ステッカー、好評です。</h3>
その中で、ブースに置いた<b>「dproofsの看板が欲しい」</b>と言う方や、ステッカーを<b>「うちのスタッフに渡すので沢山欲しい」</b>という方がいらっしゃっいました。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<ブースの看板></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0WhWbg8oo5WlN6QeqJlHkSC5BRb3CkZ0yQqYPsZb1EKyxf6BPoppDDUDY_dFDwGwipPbpp2AqrYV4bJJwipHhJkiuEPXfR4ISgI1VVHRhTr_IDJSTkAkF5VX-KpckLpX82-HCwOYakik0/s1600/page2014%25E5%25B1%2595%25E7%25A4%25BAdproofs_%25E5%25AE%258C%25E6%2588%2590%25E7%2589%2588.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0WhWbg8oo5WlN6QeqJlHkSC5BRb3CkZ0yQqYPsZb1EKyxf6BPoppDDUDY_dFDwGwipPbpp2AqrYV4bJJwipHhJkiuEPXfR4ISgI1VVHRhTr_IDJSTkAkF5VX-KpckLpX82-HCwOYakik0/s1600/page2014%25E5%25B1%2595%25E7%25A4%25BAdproofs_%25E5%25AE%258C%25E6%2588%2590%25E7%2589%2588.png" height="103" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<div style="text-align: center;">
<シール></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCvn4Bbd8nHXjGJK1xym0g2uZnwRL3GOUIhTq6i_r-Y11XMfmNLK9IxK8uJK6Cyvvi0eMWThsuEuwrH2VNdDN92Ax3-xqPCNpsC9XYA9H4Ja5ooDRMTmccbnTtPWVMhLQ7rTFVk8T-5EIy/s1600/dproofs%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCvn4Bbd8nHXjGJK1xym0g2uZnwRL3GOUIhTq6i_r-Y11XMfmNLK9IxK8uJK6Cyvvi0eMWThsuEuwrH2VNdDN92Ax3-xqPCNpsC9XYA9H4Ja5ooDRMTmccbnTtPWVMhLQ7rTFVk8T-5EIy/s1600/dproofs%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB2.png" height="200" width="200" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
dproofsの機能については、昨日の記事で紹介したのでここでは書かないですが、どんな試みをしたとしても、やはり「日々の意識」ではないかと思います。もしかしたらソフトウェアやシステムなんかよりも、この<b>事故防止にステッカーが一番効き目があったりして</b>とか。。。</div>
<br />
で、今回は…<br />
<h3>
オンライン入稿、自動組版でPDFを出力するWPS.3について少々</h3>
<br />
ブース手前に事例としてユーザー様からいただいた「実際の本」をいくつか置かせていただいています。<br />
前にも書きましたが、newcastが提供しているものは、アプリケーションというわけではなく、ユーザーが本を作るための仕組み。出版という業務を続けられるようにすることが本来提供しているものです。<br />
<br />
何度も言ってますが、我が社も写植時代から今でもDTPチームによって印刷物の制作作業が行われていて、「原稿をもらって組版する作業」というのは本質的に変わっていませんが、業界的に<b>「DTPってお金にならない」</b>というのは、もはや定着してしまったのではないかと思います。<br />
予算が絞られる中、編集や制作業務の負荷軽減やコストダウン、時間短縮などは現場を任された人たちの悩みの種になっていると思います。<br />
<br />
このような中では、若い人材が育つ環境を作ることも難しく、アナログ時代の方々が引退し、アナログからDTPの切替時代にあったようなエネルギッシュな人材も高齢化していく時代に突入すると、ますますこの部分に真剣に取り組めなくなる=効率化は進まない=企業の業績は伸びない=業界も伸びない=ユーザーのニーズに応えられなくなるというように<b>印刷・出版業界の悪循環はもっとひどい状況になる</b>、ということになりかねないのではと危惧してしまいます。<br />
<br />
Webもありますが、メディアとしての印刷物も作られねばというのはまだまだ残る中で、非効率のまま進めていくのは将来性のない仕事となってしまいます。<br />
<br />
とか。長い前置きはこれぐらいで。<br />
<br />
今回展示デモしているWPS.3では、情報誌がメインとなっていますが、<br />
印刷データが出来上がるまでの工程は、原稿作り(編集)、制作指示、制作、校正といったフローの繰り返しであり、どの印刷物もほぼ変わりません。<br />
<h3>
WPS以前</h3>
WPS.3のユーザーが「WPS以前」「WPS以後」という言葉で、導入前と導入後を表現されていたのでそのまま拝借します。<br />
WPS以前は、1.原稿をとってくる営業、2.制作にわたすための原稿整理をする編集、3.DTP作業者、4.校正担当者(内校)と、4は兼任かもしれませんが、こういった登場人物が必要でした。これは、作業を割って、それぞれが専任でまとめてやる、という発想で、これが限界にきているのが現状です。<br />
<br />
これを効率化するにはどうすればいいか。誰でも単純に1の人が全部できればそれで終わる、と考える思います。そのためにはどうするか。<br />
<h3>
営業がInDesignを使って原稿を作りながらDTPをする?</h3>
この場合、各営業さんがInDesignを覚える、各PCにインストールするなど環境作りが大変です。これでは本来の営業業務が停滞してしまいます。<br />
そして、そもそも、1の人が2,3,4の作業をするだけなので、時間的には何も縮まってはいません。また、毎回それぞれのスタッフが作っている状況ではデータ管理がされていないので、混乱してさらに時間がかかります。<br />
<h3>
エクセルや簡易DBからプラグインやツールを使ってInDesignで自動組版する?</h3>
各担当者のPC間でやりとり、あるPCにインストールされたソフトウェアでの作業は、集中化したときに混乱を来しますので生産力の限界値はほぼひとりの能力の範囲となります。またデータと組版が離れた場所にあるので、仕組みとしては不安定さが出てしまいます。<br />
<h3>
DTPとはそもそも</h3>
昔は紙を切って貼ってとかでやっていた版下作業が、パソコン上でできるようになったというのがDTPです。<br />
それは人間が機械に指示をすることで、機械がそれを再現するということです。<br />
しかし、今はあくまでもアナログの手をマウスの手に置き換えただけなので、本来のデジタル化は達成していないと思います。<br />
今の現状を打破するためには、マウスの手を機械への指示に置き換える必要があります。人間的なあいまいな表現ももちろん必要なので全てではないですが、人間がやること機械がやることを棲み分けしてあげれば、効率化が見えてくると思います。<br />
<h3>
原稿作成者がそのまま組版仕上がりを確認できるWPS.3</h3>
WPS.3では、インターネットを使ったオンラインシステムなので、原稿を書く人がいつでもどこでもアクセスして、原稿作成や過去データを検索したり、それを在版として流用したりということができます。さらに、ボタンひとつで自動組版が行われてPDFが出力されます。<br />
前述の1の人ですべて簡潔させられる仕組みとなっているので効率化を図ることができる、ということになります。<br />
<h3>
WPS.3のねらい</h3>
さらに言うと、「データベースを作ろう」となると、結局はある範囲の人、データしか蓄積されずに終わってしまう、変えてしまうということがありますが、WPS.3のねらいは、「印刷物を作る」という今までと同じくやらなければいけないことの入り口を変えるだけなので、データベースを作るという意識ではなく、自然とデータが蓄積されます。そして、結局のところ自動組版が大事なのではなく、データが大事というのが全体的に見えるようになります。こうなれば、「このデータを使ってWEBサイトに流用できるのではないか」「このデータを使って他の販促物をお客様に提案できるのではないか」など、また発想が拡がっていきます。これが効率化の意味であると思います。<br />
<h3>
ユーザーがずっと使い続けられるように</h3>
newcastはシステム屋さんではありません。DTPと開発ができるスタッフがいる会社です。ずっと印刷物を作ってきているので、下版間際の緊張感や、原稿作り、原稿整理の大変さを知っています。<br />
また、アプリケーションとして提供する限り、その監視・管理や、データのバックアップ、機能のブラッシュアップなども勿論セットで考えています。<br />
このようなベースのもとにWPS.3は存在し、newcast自体を表している、もしくはnewcastが目指してきた、目指したい世界が凝縮されていると思います。<br />
<h3>
お陰様でWPSは10年目に突入しました</h3>
2004年に最初のユーザーに導入(今もそのユーザーはお使いいただいています)が、ユーザーからユーザーへの紹介もありながら、バージョンアップを繰り返し、着々と導入数を増やしてきました。ユーザーにシステムを販売するというよりは、サポートさせていただきながら一緒に進んでいくという姿勢でいきたいと思います。<br />
<br />
明日大雪とか。。。どうしよう。。。<br />
<br />
<br />
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-27883427471761884562014-02-06T08:58:00.002+09:002014-02-06T08:58:29.720+09:00page2014-1日目終了- dproofsについて解説します(このブログはオフィシャルではないので、たまに、はみ出したことを言いますので宜しくお願いいたします。)<br />
<br />
page2014に今年も出展してます。<br />
newcastは「何やっとるかわからん」という声が多い中、PDFの差分がとれるクラウドサービス「dproofs」は、説明も簡単なので引きが強く、今回ブースに思わず立ち止まってくれた方のほとんどがdproofsに興味を持っていただいているようでした。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhH3RnuE0V7IpuHx46fzlYLxoZhKrX8n-IMd0qfpCczJbWjpuxYC2BnKI-hpU3xFd2Oo_SNP2l5SOD3XZpVbSHyNaye0Wmx4PpxRsqrGtG5YyAYIaAXcT28-RguXSnC0fPooQ0wwo-luGnv/s1600/IMG_0085_jpg-11.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhH3RnuE0V7IpuHx46fzlYLxoZhKrX8n-IMd0qfpCczJbWjpuxYC2BnKI-hpU3xFd2Oo_SNP2l5SOD3XZpVbSHyNaye0Wmx4PpxRsqrGtG5YyAYIaAXcT28-RguXSnC0fPooQ0wwo-luGnv/s1600/IMG_0085_jpg-11.png" height="226" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
page2014のブース風景</div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
なので、まずはdproofsの解説を少々。<br />
<br />
今日お話して共感していただいたのは、<br />
DTPオペレーター本人が気付かないうちにミスが発生していて、それが誰にも気付かれず印刷されてしまって大事故、損失に繋がるという経験談でした。<br />
<br />
これは全く以て恥ずかしいお話なのですが、<br />
やはりどの会社さんでも「あるある」でした。<br />
<br />
制作に関わる方達にとって、これが大きな課題として存在していて、今回のような展示会で、解決できそうなソフトウェアを探している方が多いということも分かりました。<br />
<br />
ツンデレ的にいうと、別にdproofsを導入してもらわなくてもいいもん、になってしまいますが、選び方のポイントとして考えて欲しいことがあります。<br />
<br />
<b>DTPの現場でミスを抑えたいなら製版や印刷工程用のツールとは別の視点で考える</b><br />
製版工程、印刷工程のツールはそれようの機能が充実しています。とても有効なツールだと思いますが金額も高級になります。そうではなく、制作・校正の現場で抑えたい、と思うのであれば、自分たちの責任の範疇をよく考えて、そこを守れるものをコストパフォーマンスも考慮しながら絞って探した方がよいと思います。<br />
<br />
<b>全員が日常的な制作現場でストレスなく使えること</b><br />
この人は使える、使えない、このPCではできる、できない、となることは避けた方がよいです。そのうちお蔵入りになります。<br />
<br />
<b>データを触る人=DTPオペレーターが自分で使うこと</b><br />
ミスの出発点は、データを触る人の誤操作です。自分の作業の確認を次の工程に押しつけてはいけません。ついつい校正担当者がいると、そこに頼ってしまう、という流れを日常化してしまうのは、結局非効率にながれていきます。<br />
<br />
dproofsも、いわゆる検版ツールになると思いますが、<b>他社さんの製品との違い</b>をここで挙げてみたいと思います。<br />
(dproofsの使い方の公式ページは<a href="http://info.dproofs.com/howto" target="_blank">ココ</a>。mkawaが昔解説したものは<a href="http://mkawablog.blogspot.jp/2013/05/dproofs1_24.html" target="_blank">ココ</a>にあります。)<br />
<h3>
1. 今すぐ使えるクラウドサービス</h3>
ブラウザからクラウドサービスにログインして使用しますので、特別なソフトウェアをそれぞれのPCにインストールする必要はありません。アカウント登録すれば、すぐに試すことが出来ます。<br />
<h3>
2. 自社で開発し、自社の制作部でも使っている</h3>
このサービスを提供しているニューキャスト自身が2年ほど前から日常的な制作の現場で使い続けていますので、実績と効果をもとにオススメできます。<br />
<h3>
3. 複雑な機能はあえてつけません</h3>
難しい操作、手順が多い操作にしてしまうと、そのうち使われなくなります。実際の制作現場で、誰に対してもストレスなく使われ続けないと導入する意味がありません。なので、事故を減らすためにやることとして、<b>「ブラウザにドラッグして差分をとって確認してね」「差分をダウンロードして確認してね」</b>だけです。<br />
<br />
試していただいて、よし、じゃあ現場に導入しよう、これで事故を減らそうじゃないかとなったら、その前に必ずみなさんの現場でやって欲しいことがあります。<br />
それは、<br />
<b><span style="font-size: large;">「出稿する前にdproofsを絶対通す」</span></b><br />
というルールを作って全員で徹底するという誓いをたててください。<br />
<br />
個人で使っても全然構わないのですが、個人の方は自らの意志、自らを守るために利用するということなので、意識が違いますが、<br />
人間は集まってしまうと、まあ今回ぐらいいいかな、あいつもたまに使ってない、というのが少なからず出てきます。<br />
<br />
実際、この気持ちが事故の最大の原因だと私は有権者に訴えたい。<br />
そういう現場では、何を導入してもこの課題は解決できません。<br />
dproofsを導入して、救えるミスが救えなかったとき、<br />
これはもう「<b>業務上過失</b>」だと言い切ってもよいのではないか、<br />
それぐらいの緊張感を持ってやらないと制作者としていかん、<br />
とか、思うわけです。<br />
<br />
ただ、それも意識統一が一番重要で、当たり前のように使っている状況になればそういう問題も出てこなくなると思います。<br />
<br />
自分も制作オペレーターなので、その視点でこのdproofsの本当の意味が何かというと<br />
<b><span style="color: blue; font-size: large;">「作業者を守る」</span></b><br />
です。<br />
自分たちに与えられる時間や内容についての理不尽な依頼・要求もある中、それを乗り越えてやってやろうとする制作者の方達が、ちょっとしたミスで痛い目をみるのを何度も目にしてきました。そういった制作者をサポートができればと思います。<br />
dproofsを通して、自分の作業に自信を持って、次の工程に渡せるようになれば、<b>安心して過ごせる時間が少しでも増える</b>のではないかと期待しています。<br />
<br />
ということで「他社製品との違い」は、このようなコンセプト・ポリシーを根底に持っているということではないかと思います。<br />
<br />
newcastでも、いくつかの製品やphotoshopのアクション操作や、acrobat標準の文書比較ツールなど使ってみた結果、それぞれいいところはありますが、newcastで使うならこういうのがいいなというのを開発した次第で、今からも「こういうのがあったらいいな」という機能が吟味した上で、付与していきたいと思います。<br />
<br />
page2014は、あと二日ありますので、興味があれば是非ブースまで!<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC9eXgbSG1-C-NR_LqiV-msn8Jk26KtxZN9xKHguy2TdG2gCaCBaFcjBd6CSyZ3Pd58EJHc9lZvkDlYo1AK4PRoV9PwntSDkoT3viFJ-529caFE_FQSLiEjKnLWI_WxfbEuQoZt6RQ2fcA/s1600/dproofs%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%86%99%E7%9C%9F.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhC9eXgbSG1-C-NR_LqiV-msn8Jk26KtxZN9xKHguy2TdG2gCaCBaFcjBd6CSyZ3Pd58EJHc9lZvkDlYo1AK4PRoV9PwntSDkoT3viFJ-529caFE_FQSLiEjKnLWI_WxfbEuQoZt6RQ2fcA/s1600/dproofs%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%86%99%E7%9C%9F.png" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
こんなステッカーを配ってます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
数に制限があるので無くなるかも…</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
欲しい方は声かけて下さい。</div>
<br />mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-39991943167354903052013-06-07T11:43:00.001+09:002013-06-07T11:53:22.487+09:00【dproofs】ズレ検知がどこまでできるのか〜PDFの解像度によって検出が変わるのか実験<style media="screen" type="text/css">
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</style>
<a href="http://dproofs.com/" target="_blank">dproofs</a>の「ズレ検知」について、お問い合わせがいくつか重なったので、ちょっと調べました。<br />
<br />
<h2>
アップするPDFの解像度によって、検出精度が変わるのかどうか</h2>
ずっと使っている制作チームに聞いた方が早いので、その結果からすると、<br />
「関係ない」とのこと。<br />
<br />
社内での実験によると、PDFの解像度を150/250/400で試して見た目で精度の違いは分からない。<br />
<ul>
<li>解像度150dpi</li>
</ul>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvSGbI4m6bPCTJIxOqVImXULq45oaQBibBgsqC-5Mz0E29KH9qRWJkRAkTko7PUoMGRZgLkdcWOmMbufTh5i-lWAskviPcvjDX2V03wJx2-2URwcnBvkD5Ds13Kq6zil2iLMqZQmYE14oI/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.54.27.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="70" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvSGbI4m6bPCTJIxOqVImXULq45oaQBibBgsqC-5Mz0E29KH9qRWJkRAkTko7PUoMGRZgLkdcWOmMbufTh5i-lWAskviPcvjDX2V03wJx2-2URwcnBvkD5Ds13Kq6zil2iLMqZQmYE14oI/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.54.27.png" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJwM-2mGFdCgXOS2DGYRAAKIcc9xV_qJ2Ioucyq0Wdkm8sFOzp3KZTVbgLmk1zFCt2X0mvtftNutkvfuLwESMrJEbA1eNmjpLUYkr9xFHq749BDbQ9SxIrO4Gg780VMoIy89DZ61kREO4a/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.55.12.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="76" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJwM-2mGFdCgXOS2DGYRAAKIcc9xV_qJ2Ioucyq0Wdkm8sFOzp3KZTVbgLmk1zFCt2X0mvtftNutkvfuLwESMrJEbA1eNmjpLUYkr9xFHq749BDbQ9SxIrO4Gg780VMoIy89DZ61kREO4a/s200/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.55.12.png" width="200" /></a> </div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">【10Qぐらいの小さい文字】<!--10q--><!--10q--></span></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQ1Zx70HMVO3ENSmhroGki3aU8ppZJmsefcTD4EMW6VGfNX7E0tPH30Yj4vjfk70rAJSokxu_geIOCrzQVCnf7MWN176SHi_msKYerIy5NuUE_75orHikQ4SRBI4ifvujBjKXlmKlrowm1/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.56.00.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="81" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQ1Zx70HMVO3ENSmhroGki3aU8ppZJmsefcTD4EMW6VGfNX7E0tPH30Yj4vjfk70rAJSokxu_geIOCrzQVCnf7MWN176SHi_msKYerIy5NuUE_75orHikQ4SRBI4ifvujBjKXlmKlrowm1/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.56.00.png" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">【色変更】</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<ul>
<li style="text-align: left;">解像度250dpi</li>
</ul>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgEVoUi4KZqVQAVizt0ucm9NxDFfutcjOQPh6DIMemQjNUoRNOhjTYj572-T-aN6D3VdAmYtYTRRCTxw6Dl2IqMrpslJuxit96ChJ5JPlghkYXmxeE88_tbv__U9swqLUY3Y2XTMsnOLBJ1/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.28.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="71" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgEVoUi4KZqVQAVizt0ucm9NxDFfutcjOQPh6DIMemQjNUoRNOhjTYj572-T-aN6D3VdAmYtYTRRCTxw6Dl2IqMrpslJuxit96ChJ5JPlghkYXmxeE88_tbv__U9swqLUY3Y2XTMsnOLBJ1/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.28.png" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhPaIRYyoXHI9qbYpqxtxaUwM5uDqSYKt4uMCxfeU0ANjj4yAzMoTB9VtZZihbVbFDFvFbe-hwMSg45hR6e39B5rK0pvfovJPlbqFy4FNkytk6zItz_pvEAZFjFzgNGR97Gkn1iVHnaRVNd/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.36.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="62" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhPaIRYyoXHI9qbYpqxtxaUwM5uDqSYKt4uMCxfeU0ANjj4yAzMoTB9VtZZihbVbFDFvFbe-hwMSg45hR6e39B5rK0pvfovJPlbqFy4FNkytk6zItz_pvEAZFjFzgNGR97Gkn1iVHnaRVNd/s200/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.36.png" width="200" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoiNmD-2NmTJQgMwt1W-xXCLak7R84EkFFXqEQ-ASDoCOjrfY9d7q1mcxOSopS3g7kYxsuux3DcoWSFd6QMnusPVqgyJX8X5oW4Bs2B2mtqWzyKBwRJ00nVzhzi97TYTz89E0yymJw0umP/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.46.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="63" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoiNmD-2NmTJQgMwt1W-xXCLak7R84EkFFXqEQ-ASDoCOjrfY9d7q1mcxOSopS3g7kYxsuux3DcoWSFd6QMnusPVqgyJX8X5oW4Bs2B2mtqWzyKBwRJ00nVzhzi97TYTz89E0yymJw0umP/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+10.59.46.png" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<ul>
<li style="text-align: left;">解像度400dpi</li>
</ul>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgreWpsUQVuP1N3CHv9bUNJAMlQVhhM3eqgCENwmyrgMZSqe9omIhUfVraRazeR7oPI9gmNHmTTd4e4S2l4LE76QxE3JTsLIxJ2eV2P_ygGRFslN8N_Wr05YW4XVW6YvLLZXisQkcFq9DLz/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.01.29.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="61" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgreWpsUQVuP1N3CHv9bUNJAMlQVhhM3eqgCENwmyrgMZSqe9omIhUfVraRazeR7oPI9gmNHmTTd4e4S2l4LE76QxE3JTsLIxJ2eV2P_ygGRFslN8N_Wr05YW4XVW6YvLLZXisQkcFq9DLz/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.01.29.png" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqaW2GOtpFwb0kw0FlCP6WbuYyRrqnlUpF0L05jXGf7gKIWXO4DGmJrzYetRJmKnL1oCGaNjeGWRZw-31paviwiolBJBnq2JYqlgbM0cbBw_CEP2zZHpMzR-2ZxxGu0rqvDkbWxqaTn6By/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.01.34.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="57" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqaW2GOtpFwb0kw0FlCP6WbuYyRrqnlUpF0L05jXGf7gKIWXO4DGmJrzYetRJmKnL1oCGaNjeGWRZw-31paviwiolBJBnq2JYqlgbM0cbBw_CEP2zZHpMzR-2ZxxGu0rqvDkbWxqaTn6By/s200/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.01.34.png" width="200" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEid8Yw-Vh6XayMjFZej_3_CUL0pSMCCvvVcRneWykmYiH_paaiEBgp7YlywBj6INCX5J9vBTtbpwcxf8JPqyC2ivr27jKiZC1zNaDsLEBryfzILrINubNIRhhbsYP3V-ldcAzyFBOVZkGgc/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.02.14.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="64" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEid8Yw-Vh6XayMjFZej_3_CUL0pSMCCvvVcRneWykmYiH_paaiEBgp7YlywBj6INCX5J9vBTtbpwcxf8JPqyC2ivr27jKiZC1zNaDsLEBryfzILrINubNIRhhbsYP3V-ldcAzyFBOVZkGgc/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.02.14.png" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
※赤、青で検出が変わっているのは、この実験のためにデータを触って、削除、挿入を検知しているからです。<br />
<h2>
dproofsにアップするPDFを作るときの考え方</h2>
あくまでも社内でのルールですが、<br />
<ul>
<li>文字物で頁数が少ないときは印刷時の出力プロファイルのまま</li>
<li>PDF容量が大きい場合(カタログやチラシなど画像がいっぱいある)は、</li>
<ul>
<li>解像度を下げる</li>
<li>ページを分割する</li>
</ul>
</ul>
としています。<br />
これは、<u>アップロードの時間や差分のレスポンスをよくする</u>ために、そうしています。<br />
<h2>
もっとしっかりチェックしたい場合は</h2>
ただ、社内からのアドバイスで、<br />
<ul>
<li><u>元々薄いアミの上の抜き文字</u>などは、高解像度でも検知しにくいかも。</li>
<li><u>ウェイトが低い文字</u>に関しては検知されていても気付きにくいかも。</li>
</ul>
という場合は、<br />
<div>
<ul>
<li>出力する</li>
<li>拡大して確認する</li>
<li>acrobatの出力プレビューでCとMだけチェックしてみる</li>
</ul>
ということでした。</div>
<h2>
Acrobatさんの力を借りる</h2>
<div>
Adobe Acrobatには、便利な機能がありますので、その紹介をします。</div>
<div>
<b>「表示」<「ツール」<「印刷工程」</b>を選ぶと、下のようなウインドウが出ます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZ5tp8tcQ1gxMBLwUwaEJRkliZthkdWcpnZXEJuOMsw-ZHnsg7nRa6kDd1HcxutzO48iGI4Qhq1rBCmlDBE19iqBxuLYY7XRLURzm5ENAgXMk6n0CMO4GrsE_Db4uVmqhj_9D3Dgr6WE7F/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.19.22.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZ5tp8tcQ1gxMBLwUwaEJRkliZthkdWcpnZXEJuOMsw-ZHnsg7nRa6kDd1HcxutzO48iGI4Qhq1rBCmlDBE19iqBxuLYY7XRLURzm5ENAgXMk6n0CMO4GrsE_Db4uVmqhj_9D3Dgr6WE7F/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.19.22.png" width="282" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<b><br /></b></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<b>「出力プレビュー」</b>クリックすると、下のようなパネルが出ます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEFl2RbHtrH_lsUAIcnxOvnuyNa5CebSZdXb-EXj88A5MlHt6FhTtPZ7PGrPRZL0m3yn8tF6ebzQ7-HPHv_eN73f6ZONcUyybvZRICgPLM-dcCR1CDf0B7xhczjqb43UgY8_51wg21Cv0C/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.25.47.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEFl2RbHtrH_lsUAIcnxOvnuyNa5CebSZdXb-EXj88A5MlHt6FhTtPZ7PGrPRZL0m3yn8tF6ebzQ7-HPHv_eN73f6ZONcUyybvZRICgPLM-dcCR1CDf0B7xhczjqb43UgY8_51wg21Cv0C/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.25.47.png" width="243" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
通常は、プロセス版、C、M、Y、Kにチェックが入っていますので、<b>CとMだけチェック</b>してみます。そうすると、下のように差があるところだけに色が付くので、確認しやすくなります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrC8PRH9EvAAjH2B_ecxZRVmBJ_PU2Xq8J3SHc6ep1mY8qq1aeYkVTWoxsbDCDbmUET-Dc6ag_DR7rdj9DI9qJJNTJncK81Fmqj5E_PjHV0Bxsgd_Zt0OQ05Pp_fFmPbVfm4Wh2EObOFjt/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.28.59.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="132" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrC8PRH9EvAAjH2B_ecxZRVmBJ_PU2Xq8J3SHc6ep1mY8qq1aeYkVTWoxsbDCDbmUET-Dc6ag_DR7rdj9DI9qJJNTJncK81Fmqj5E_PjHV0Bxsgd_Zt0OQ05Pp_fFmPbVfm4Wh2EObOFjt/s320/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2013-06-07+11.28.59.png" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<acrobat><!--3--></acrobat></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">【出力プレビューでCとMだけにしたとき】</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
右下の違いは、人の目ではまずわかりにくい。dproofsを通しても、違いは分かるはずですが、より注意して確認したい責了間際であれば、このような使い方をオススメします。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ただ、画面のゴミかもしれませんので、画面はキレイにしておきましょう。</div>
<h2>
日々使うことが重要</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
作業が終わったらアップする、差分を確認する。そのためには、人やシステムに負担にならないように使う。これだけで、<b>救える事故がある</b>と思います。そのためには、使うシーンをわけるのではなく、何でもここでやるぐらいのルールと、<b>何故そうするのかという目的の共有を徹底</b>させることが必要だと思います。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div>
<br /></div>mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-66750296177815645142013-05-24T11:50:00.000+09:002014-02-11T23:07:17.317+09:00【dproofs】制作現場に合わせたプランの選び方(1)〜フリープランを試してみよう2013年5月1日に、<a href="https://dproofs.com/" target="_blank">校正支援クラウドサービス【dproofs】</a>をベータリリースしました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYUHfnBIbeU4hzLimLJar7_bIrgCmbC2KnXIBbJ1tRr4nhE_8ry8BdFrP3jBw-b57dj_jcn6VYcoEgWZlxgHAubfsbo_goPebWD9kRhSor4Fx0GCe9XYMY5kj0dVxv7zGFlxN-P4xJTo_o/s1600/dproofs-top.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYUHfnBIbeU4hzLimLJar7_bIrgCmbC2KnXIBbJ1tRr4nhE_8ry8BdFrP3jBw-b57dj_jcn6VYcoEgWZlxgHAubfsbo_goPebWD9kRhSor4Fx0GCe9XYMY5kj0dVxv7zGFlxN-P4xJTo_o/s320/dproofs-top.jpg" height="240" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
紹介ページは<a href="http://xmldo.jp/dproofs" target="_blank">こちら</a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
様々な制作現場で使っていただきたいので、<br />
<ul>
<li><span style="color: #38761d;"><b>フリープラン(無料)</b></span></li>
<li><b style="color: #38761d;"><strike>パーソナルプラン</strike>(月額1,980円) </b><span style="color: red; font-size: x-small;"><i>2013年7月にスタンダードプランに名称を変更しました。</i></span></li>
<li><span style="color: #38761d;"><b>オプションプラン</b></span></li>
</ul>
などいくつかのプランを用意しています。<br />
※詳細については、<a href="http://info.dproofs.com/plan" target="_blank">公式のプラン紹介ページ</a>をご覧下さい。<br />
<br />
1人で使っても良いですし、少人数の制作チームから大人数で使うこともあるかもしれません。より多くの人に使ってもらって、<br />
<ul>
<li><b><span style="color: #38761d;">安心できる制作、信頼される制作現場作り</span></b></li>
</ul>
に役立てていただければと思っています。<br />
<br />
そこで、今回から、<b>使い方</b>や、<b>どのような現場でどのように使えるのか</b>、<b>どのプランが良いのか</b>などを解説していきたいと思います。<br />
<h2>
まずはフリープランで試してみる</h2>
フリープランは、プロジェクト1個、プロジェクトにアップできるPDFは2ファイルまで、それぞれのPDFファイルは30MBとなります。無料ですから、このフリープランをうまく利用することをお奨めします。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAtVO0yGFCCk-vM009mrpbV0LFX896AEML8022ePGs8ME4hSkw6KkhuzC8B9sOaXmLlccWSiPnSy7VBBM01uGrsptfzbdaVT99huQiQ6qWqNVMiI_zzjQQ9AnAa19vyBICnDlYiDrDHjoO/s1600/dproofs-register.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAtVO0yGFCCk-vM009mrpbV0LFX896AEML8022ePGs8ME4hSkw6KkhuzC8B9sOaXmLlccWSiPnSy7VBBM01uGrsptfzbdaVT99huQiQ6qWqNVMiI_zzjQQ9AnAa19vyBICnDlYiDrDHjoO/s320/dproofs-register.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<br />
<div style="text-align: center;">
アカウント登録は、<a href="https://dproofs.com/register/registration" target="_blank">こちら</a>から<br />
<span style="color: red;"><i>2014年2月追記)アカウントIDは、英数小文字のみです。</i></span></div>
<br />
<h3>
使い方1)まずは、プロジェクトを作る</h3>
<div>
最初は空っぽの状態なので、下の写真のように「新規作成」をクリックしてください。</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikWx92icl2qBN-1C3Cx7zJTl6I3kqeQI0oNr3LLMZnimYCTzpwtA8tA_U2_tRjPABdhAjs8OP_fCk6g6Y_S_d1C_yNAhLRyKk3sgcfg_Ga4Mkj6E6Hof4kmdgC8DhoEeE-jXnZLMUaGDmt/s1600/dproofs-createProject.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikWx92icl2qBN-1C3Cx7zJTl6I3kqeQI0oNr3LLMZnimYCTzpwtA8tA_U2_tRjPABdhAjs8OP_fCk6g6Y_S_d1C_yNAhLRyKk3sgcfg_Ga4Mkj6E6Hof4kmdgC8DhoEeE-jXnZLMUaGDmt/s320/dproofs-createProject.png" height="320" width="296" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<br />
プロジェクト名を設定して、「作成」をクリックすると、新規プロジェクトが作られます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTUD7mX9B8Gg0A2W6E_gWpYtQ9YBYsuLqoOFIIQx86fa42eb5mTjdIPTp_i-gjJDQM8r7AcM9EsNhj5ZwKpYD6bbDBNMHunxcZvrxTGXWbxvqZXSJat3IG3cHJzJSs8QIFTuU4GrQD7jAX/s1600/dproofs-project.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTUD7mX9B8Gg0A2W6E_gWpYtQ9YBYsuLqoOFIIQx86fa42eb5mTjdIPTp_i-gjJDQM8r7AcM9EsNhj5ZwKpYD6bbDBNMHunxcZvrxTGXWbxvqZXSJat3IG3cHJzJSs8QIFTuU4GrQD7jAX/s320/dproofs-project.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<h3>
使い方2)初めてのPDFアップロード</h3>
水色の部分の<b>「ココにPDFをドラッグしてください。」</b>のところに、PDFをドラッグします。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwlCr9byHhHTRC9NHLiVzZdJmlD6vTTKH6GJ4YYi7H-32sxt_lsMnCKWUNmSjCD4myilN-nV1TeHSyEugCz3ysiu47XVtMe78kMQgiXgTLVGn2wTK8_8ObvAYIaaJPJKzCYTuOMLKspx5L/s1600/IMG_0055.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwlCr9byHhHTRC9NHLiVzZdJmlD6vTTKH6GJ4YYi7H-32sxt_lsMnCKWUNmSjCD4myilN-nV1TeHSyEugCz3ysiu47XVtMe78kMQgiXgTLVGn2wTK8_8ObvAYIaaJPJKzCYTuOMLKspx5L/s320/IMG_0055.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
きゅきゅっとPDFがアップされていきますので、しばらく待ってください。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<u>ここで待ちきれずに、ブラウザを閉じたり、リロードしたり閉じたりすると上手く登録されない可能性があります。</u></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
時間帯や環境にもよりますが、この時には20MBが1分ぐらいでアップされました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlvbaTqDJgrjUvffmbUU7a_b_tBjJd6DOB3zXw7xBbYur3yLNRVXM_UDHtRDJEkjxe-SbsbRQ4ZtFIup4jG9qwlbwrid8mEyEnfq5rbfNxBNRlIanIt3QhnZr2qN6x-8LX63eHnYTXi3Az/s1600/IMG_0054.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlvbaTqDJgrjUvffmbUU7a_b_tBjJd6DOB3zXw7xBbYur3yLNRVXM_UDHtRDJEkjxe-SbsbRQ4ZtFIup4jG9qwlbwrid8mEyEnfq5rbfNxBNRlIanIt3QhnZr2qN6x-8LX63eHnYTXi3Az/s320/IMG_0054.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
下のようになれば<b>成功</b>です。別のファイルをアップロードするときは、同じように作業してください。これで差分元となるファイルの準備ができました。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPayHhwNpemjSG6_nMtVSLJEeAcUS_X7RI6BvJyQJG_zpRlaZb5tH0PhwFZZv5qcnI8YdQnk5Sk53k58Ynt-7nPGQavjetmR3axt3D3xZlt0RdSyu10zHL-EgmsImQR9CcU9O0p7dw81zd/s1600/IMG_0053.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPayHhwNpemjSG6_nMtVSLJEeAcUS_X7RI6BvJyQJG_zpRlaZb5tH0PhwFZZv5qcnI8YdQnk5Sk53k58Ynt-7nPGQavjetmR3axt3D3xZlt0RdSyu10zHL-EgmsImQR9CcU9O0p7dw81zd/s320/IMG_0053.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<h3>
使い方3)差分をとりたいPDFをアップ!</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ここからが本番です。そして、今のところお問い合わせNo.1の<b>「で、どこにアップすんねん」</b>にお答えします。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5z5SskZSbeRDHFmHOXzO6gPDvYdo64VKU4dAX3Xiue7yTqDU4L43L_nM51TJpzSJdAUHv7WbG-PIFM0KthK6QYPi-I6TF-NjlULdmV8GG_fUlmfT1g9ARuzo8uOCY_lzAY95cn-BwKjKg/s1600/IMG_0052.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5z5SskZSbeRDHFmHOXzO6gPDvYdo64VKU4dAX3Xiue7yTqDU4L43L_nM51TJpzSJdAUHv7WbG-PIFM0KthK6QYPi-I6TF-NjlULdmV8GG_fUlmfT1g9ARuzo8uOCY_lzAY95cn-BwKjKg/s320/IMG_0052.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<b><span style="color: red;">そうです。ここに重ねるのです。</span></b>(もっと分かりやすくする予定※自分タスク)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both;">
また、きゅきゅっとアップロードされていきますので、ほっておいて次の仕事をしてください。次の黄色いバーが出てくるまでは、リロードしたりせずにお待ちください。</div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-4HxHQ1tTc29mYrDz65Y2qW_HKZy2T6v89mKdP7lVBTzTBDd5a8HmhKIivYsrXsjo9LhnbZLXPHYYoLAcapwKnapZIfs0OZbhvIYH63kXNwFD2OXd_iyquK3EhIlqonq5bFGXgK7tpdl_/s1600/IMG_0051.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-4HxHQ1tTc29mYrDz65Y2qW_HKZy2T6v89mKdP7lVBTzTBDd5a8HmhKIivYsrXsjo9LhnbZLXPHYYoLAcapwKnapZIfs0OZbhvIYH63kXNwFD2OXd_iyquK3EhIlqonq5bFGXgK7tpdl_/s320/IMG_0051.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
そして、そのまま次は、dproofsが頑張っている画面になります。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg3cVj-cojNd4zeK4Swg0n1bXA7-TBkJsAAROfS26Gj6QalRssvUcHfZJg9UfXKbpA3_eO5_qnxDZJKfteRFukzqHZmp-D-SPlVFTPwwnCSyYKFcJm9Oqw_VL1T_-om2fpzgz4FFeZD5jJ/s1600/IMG_0050.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg3cVj-cojNd4zeK4Swg0n1bXA7-TBkJsAAROfS26Gj6QalRssvUcHfZJg9UfXKbpA3_eO5_qnxDZJKfteRFukzqHZmp-D-SPlVFTPwwnCSyYKFcJm9Oqw_VL1T_-om2fpzgz4FFeZD5jJ/s320/IMG_0050.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
しばらくすると、差分があれば、下のように緑のボタン<b>「Latest Diff PDF」</b>が出てきます。(なければ、No Diff!と出てきます)</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
このボタンをクリックすると差分結果のPDFをダウンロードできます。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlKifNQLJcR5QgSnMu2P_jCxOnbcdRqVpeqj6PfB7dPcOUv4w4nW5SWQP8UqPlhNiE1HhbPuA2qBYO8E77Vs4HvdsWrMHSBS8GtyhN0lWnCUhqWdxoHnNhgR_pbIJqyg7J-YeExXK0WJq3/s1600/IMG_0049.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlKifNQLJcR5QgSnMu2P_jCxOnbcdRqVpeqj6PfB7dPcOUv4w4nW5SWQP8UqPlhNiE1HhbPuA2qBYO8E77Vs4HvdsWrMHSBS8GtyhN0lWnCUhqWdxoHnNhgR_pbIJqyg7J-YeExXK0WJq3/s320/IMG_0049.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
容量が大きい場合、前の画面で止まったように見えるときがありますが、200ページ20MBぐらいの差分出力が、約5〜10分程度(混み具合による)ですので、この目安でそれよりも長いなと思うときは、画面をリロードしてみてください。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<u>アップロードが完了した状態であれば、差分処理に入っていますので、リロードしても問題はありません。</u></div>
</div>
<h2>
</h2>
<h2>
フリープラン制限の30MBでいけるのか</h2>
「30MB」という制限は、<b>アップロードするPDFの1ファイル当たりの容量</b>です。100P程度の文字物、ページ物なら30MBに収まるはず(経験値でしかないですが)。<br />
ものによってまちまちなので何とも言えませんが、だいたいそのレベルだと思います。<br />
<br />
チラシだとB4クラスで片面50MBを超えることもありそうですが、内校用と考えたときに、PDF作成時の解像度を下げておくなど、ファイルサイズを小さくしてください。<br />
<br />
これは80MB制限の上位プランでも同じことなのですが、アップロードするファイルが大きなサイズになればなるほど、転送時間、差分生成時間がかかります。これが生産性を下げてしまってはいけないので、できるだけ軽くするように考えてください。<br />
※それなりの高精細で運用したい、という場合は別途ご相談ください。<br />
<h3>
そもそも1ドキュメントで大量ページや大容量の写真は制作で扱いにくい</h3>
InDesignで100Pの文章ものって、ちょっときつい。ページものに強いとされていたEdianでさえ、実際には多くて50Pぐらいだった気がします。<br />
<br />
ドキュメントを開くのも遅いし、ページ移動も結構大変。<br />
どうしても1ドキュメントとして扱いたい場合を除いて、大抵は章ごと、節ごとでドキュメントを分割していると思います。<br />
<br />
写真点数が多い場合も同じで、マシンスペックが良くなったとは言え、チラシなどで1P100点以上の実画像を扱うのは結構大変です。<br />
そういった問題の解決策もありますが、要望があれば、また別の機会に紹介します。<br />
<h2>
30MBでは足りない?</h2>
パーソナルプランへの移行(80MBまで可)を考える前に、PDFを2つに分割してアップしましょう。フリープランはプロジェクト1個の中に、2つのPDFをアップすることができますので、事足ります。<br />
<h2>
プロジェクト、ファイル制限を超えないように消す!!</h2>
フリープランは、プロジェクト数1、アップできるPDFが2と、制限があります。案件を1人で同時に沢山扱っている場合には、パーソナルプランへの移行が賢いかもしれませんが、無料で貫きたい場合は、終わったものから消して、必要なときにアップするという手もあります。<br />
<h2>
制限は、あくまで現在の暫定数値です</h2>
みなさんのご意見を聞いて最適なプラン設定を考えますのでご相談ください。<br />
<br />
次回は、もう少し具体的な例としてチラシ制作での使い方を書きたいと思います。mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-79203581602195398412011-08-05T01:43:00.003+09:002011-08-05T11:56:22.265+09:00物作りをする人たちが最終商品の品質についてどこまで考えられるかについてネタ的には、出版界の恥を晒してしまった<a href="http://gigazine.net/news/20110730_randomhouse/">書籍「アインシュタイン その生涯と宇宙 下」が機械翻訳だったため回収へ - GIGAZINE</a>という記事について制作という立場から思うことを書いていたら、8月4日に発生した<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/04/news053.html">東海テレビのテロップ表示の放送事故</a>、同日開催されたグラフィックコミュニケーションズ工業組合の電子書籍セミナーが本題に関わるのでまとめてみる。<br /><br />まず、機械翻訳で出版したものが後で発覚して自主回収という、なんだそれ、状態の話。別に糾弾するつもりはない。<br />これは謝罪文によると7月1日となっていて、発行されたのは6月末頃らしい。ネットで機械翻訳の噂がというか、もうあからさまなんだけど、いろいろと盛り上がって、ここ数日前に投稿された多くの記事でそのひどさについて書かれている。<br /><br />書籍を制作している自分の立場から考えても「?」が多いこの話。出版社内部で制作してんのかな。<br />普通だと著者(今回は翻訳者)←→編集←→制作でこねこねしながら、権限のある人が校了フラグを立てるまで、数回「校正」という工程があるはず。<br />その後印刷に回るわけだけど、そこでも誰かが間違いに気づいたりして印刷機を止めてもう一回その版だけ刷り直すとか、そういうあんまり効率的ではないと思われるほど、完成物に対して神経を尖らせている、そこまでやらないと自分たちの仕事は完結しない、のだとこの話を聞くまでは思っていた。<br /><br />実際自分でも印刷入れした後に、「はっ!やべえ!」って気づいて印刷屋さんに青くなりながら連絡したりとかあったんだけど、そういうのもなしで、あんだけの本を刷っちゃうんだなあというのがあると、よっぽど腹が据わってるかと思えば自主回収だし、、、て考えていくと、まさか売るためのネタ作り?とか思ってしまうのだった。ま、そんなわけ無いけど、中古本が高値になってるらしいので。<br />んでもって、早急に修正しますってあるけど、ここまできたら時間よりも内容だと思うんだけどなあ。<br /><br />著者、編集、制作、印刷という分担作業の中、データでのやりとりが普通になったことで、システマチックな制作フローが組めるようになって、右から左に流れていくようになっている。<br />それでも、各工程で、今回のような「校正」以前に内容についての推敲や議論がされない状況では、出版社における編集という価値が低下傾向にあって、世の中の出版不況が活字離れとか言ってたけど、それって違うよねと。根本的なところに立ち返る必要がある気がする。<br /><br />で、これは出版社に対してだけじゃなくて、制作する自分たちも、「これはおかしいよね」と普通に言えるようにならないといけない。<br />分業で、いつのまにか制作担当者の地位は、「ただ言われたとおりにやればいい作業者」として扱われるようになっている。<br />内面的な意識も「自分たちは言われたとおりにやればいいだけ」「余計なことをする(言う)と怒られる」とか、そうなっている傾向が見受けられる。当然、そうでない人もいっぱいいる。<br />それは意識だけの話じゃなくて、行動で示さないといけないわけで、ことの顛末の記事を見ると、編集長から延期を社長に申し入れして、却下されてとにかく出版した、ということらしいけど、編集長さんだけじゃなくて、もしそこに自分たちが関わっていたら、物作りをする立場の人間として「これじゃ絶対に出してはダメです!」って言えたかどうか。。。<br /><br />東海テレビの放送事故も考えられない失態なんだけど、制作スタッフが先行して作って、あとはダミーデータにしておく、ということはよくあることで、これは印刷物やWEBなどの物作りに限らず、システム開発なども一緒。作っている最中にちょっとした遊び心(今回のは度が過ぎるけど)でダミーを仕込むことがよくある。そういう「緩さ」というのが命取りになるということを制作に携わる人がよくよく理解していないといけない。話によると、番組は打ち切りかもしれないらしい。<br /><br />ここだけの話じゃなく、企業組織やビジネスの中で普段は軽視されがちな制作のちょっとしたことかもしれない作業が、とんでもないところまで波及する可能性を孕んでいるということを理解できているかどうか。<br />やっちまったなー、って傍目で見ていていい話じゃないと思うのです。<br />印刷物やWEB、メディア関係の物作りという仕事における今現在のひとつの象徴である気がするのです。<br /><br />DTPオペレーターもアニメーターもデザイナーもWEB屋も放送メディアの制作スタッフも給料がめちゃ安いという話を聞いたことがある。<br />DTPは知っていたけど、他もそうなんだと。これでは育てる環境が作れない、それが作れないということは良いものが作れるはずがない。<br />そういう中で、物作りの仕事することはもちろんのこと、楽しく仕事するのも大事、でもその領域をちゃんと理解できる良識を持った人材を年代に関係なく教育していくこともとても重要な仕事だと思います。<br />どうも日本は古来からの営業スタイルによって営業が強すぎる気がするんだよな。それは他業界は違って良いかもしれないけど、物作り、クリエイトする仕事において、価格が営業主導で決められるってのはどうなのって思う。<br /><br />本日のセミナーによると、一般書(印刷)からeBookになったところで、出版社が痛手を被ることは少ない、若干良い方向へ向いていくが、その中で、「品質を保つ、アップさせるという工程の価値が高まっている」とのこと。<br /><br />製版・制作会社が多いGC(グラフィックコミュニケーションズ工業組合)に対して、JAGATの小笠原さんが総括的におっしゃっていたが、今まで「印刷物を作る」ということが、データを作って印刷は別のところがやるということで、誰かの手が加わったものが商品になっていたが、電子書籍などを作れば、今自分たちが作っているものが、最終商品になる。<br />そこにはチャンスがいっぱいあるわけだけど、そのためには、今とは違った意識で取り組む必要があると。その商品の責任がすべて自分たちにかかってくるということ。それは、お客さんの商品だけど、それをどうやれば売れるのか、ということに本気になって向かっていけるかどうか。そういう面で意識を変えないといけないということだった。<br /><br />「校正」というものが、専任の担当者がやる仕事、という理解ではいけないわけで、「これでいいのか」ということは携わる全ての人が意識をしないといけない。印刷がただ刷るだけでいい、制作もデータ流せばいい、あとは知らん、という意識が浸透してきている気がするのと、物作りが、なんだか歪んだ、ふざけた感じで、いいんじゃね、しらね、という意識が表面化してきている気がする。<br />そうなると、工賃作業から自分たちの価値を対価に変えることができるというせっかくのチャンスを取り逃すことになりかねない。<br />もっと、物作りという行為や、商品というものに対する意識を高く持たなければ、自分たちの環境などその上に成り立っているわけで、よくなるわけながない、と思う。<br /><br />最初の3つが繋がったかどうか、、、mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0tag:blogger.com,1999:blog-4048549652212485018.post-1552308100627481922011-06-26T04:11:00.001+09:002011-06-26T04:14:48.194+09:00花火を見て思ったこと〜お客さんと一緒にシステムを作る試みのプチまとめ40も近くなると、忘れてしまうことも多くなる。<br /><br />でも、今日の出来事はちょっと胸に刻みたい。<br />そして、受託開発ではない「お客さんと一緒にシステムを作る試み」の一つの区切りなので、<br />それをまとめておきたいので書いている。<br /><br />今日は、うちの<a href="http://www.xmldo.net/Home/products/dot3">dot3</a>(旧WPS)の導入先のお客さんが、<br />情報誌の誌面リニューアル、WEBサイト公開にこぎつけたので<br />出版記念パーティをするからおいでと声をかけていただいていた日。<br /><br />サーバ移行もあったので前入り、後入りで総勢4人。<br /><br />パーティは総勢80人ぐらい。<br />海が見える素晴らしいロケーション。<br /><br />が、しかし、、、<br /><br />花火を打ち上げる予定があったけれども、<br />午後から降り出した雨が開始早々いっそう激しくなり、<br />海はおろか外の景色も見えないような状況で、<br />これは無理だなと。。。<br /><br />5年ぐらいのお付き合いの会社さんで、<br />1年ぐらい前、このリニューアルにかけて当時使っていたWPSを廃止して、<br />自社開発でやろうかなと。でもまだ迷っているので、ちょっと何ができるか<br />相談したいんだが、、、というお話をいただいた。<br /><br />WPSもその頃には、安定期を超え、<br />次のPA^N(WPSを柔軟な仕組みに切り替えたもの)へと<br />開発フェーズも移り、さらに練り直しをはかろうかというところだった。<br /><br />その間、僕らは営業というものが<br />社内で確立していないことを言い訳にしてしまっているが、<br />既存のお客さんへのレビューなどほとんどしてこなかった。<br /><br />だから、新しいものを見せたとき、<br />「それだよ!なんで教えてくれなかったんだ!」<br />というような、お叱りでもあり感嘆でもある言葉をいただいた。<br /><br />しかし、僕たちの見せる技術は、海外では当たり前であっても、<br />日本国内ではかなり先駆的な技術。<br /><br />大手であれば、必ずNoと言われる。<br />そんな知らない技術は、採用できない、<br />まずは外部設計と、詳細設計がないと受け入れられない、などなど。<br /><br />技術なんて日々変わっていくものだ。<br />余計な時間をかけるだけ、日本はどんどん遅れていく。<br /><br />Web入稿、自動組版やWEBサイト連携という仕組みなので、<br />入稿したものが出ればいいし、その他付随する機能は、<br />どんどん付けて、いらなければ外せばいい。<br />そもそも、お客さんが思う範囲、言われたことしか開発できないなら、<br />その大元のアイディアはお客さんにあるわけで、<br />開発者ではない。ただのコードがかけるプログラマ。<br /><br />お客さんが言うことを覆せとは言わないが、その先を考えて、<br />いいものを提供する、お客さんがどういおうがそれを説得するだけの力を持つのが、<br />開発者という立場じゃないだろうか。<br /><br />ここで、いつも問題となるのが日本の確固たるシステム開発におけるビジネススタイル。<br />「最初に明確な要件定義とそれに基づく見積もりありき。」<br />「設計書が全部そろってから開発開始」<br /><br />これだけビジネスのスピードが速く、技術の進歩も早いなかで、<br />最初に決めることへのリスクがどれだけ高いかというのは、<br />多分、開発という行為を「価値」にかえて売るのではなく、<br />開発した「もの」を売る商社的な人たちには分からない。<br /><br />そこで、やってみたのが、<br />「お客さんと一緒にシステムを作る」試み。<br />今思えば、よく納得してくれたなと思う。<br /><br />現在では、数本このようなプロジェクトが社内で走っているが、<br />1年前というつい最近でもまだ認知されるものではなかった。<br />世の中がアジャイルという手法に取り憑かれ始めた頃だったと思う。<br /><br />その主な内容は、<br />・システムリリース、サービスインが納品ではなく、<br />プロジェクトの開始から月額決めた金額をいただく。<br />・短期間で区切って進める。<br />・お客さんからも開発メンバーを出してもらう。サーバ構築、プログラミングを覚えてもらう。<br />・要望の変更、追加は随時受け付ける。もちろんこちらからも企画を出す。<br />・金額の範囲内で、動かせる人員、工数が出るので、そこで出来ることを基本として優先順位を決めて動かす。<br />・ハードウェア、サーバ構築は、スタートアップとしては小さくしておいて、システムがベータ版になるぐらいで導入検討を行う。<br />・設計書は書かない。動くもので確認して、さらに進めていく。<br /><br />つまり、両社で納得しながら順番に進めましょうという試み。<br />アウトソースというよりは、業務提携に近い。<br />うちからは、アーキテクト、サーバ、プログラム、サポートに関わる専門知識を持つ人間が、<br />それぞれの役割を、そして、お客さんも開発を投げっぱなしではなく、分からなくてもそこに加わる。<br /><br />僕らが、やっていくうちに業務を理解できてくるのと同様、<br />お客さんも僕たちの世界を垣間見る。<br />そうすることで、あーそういうことか、とか、<br />ここは自分たちで決めないと先に進まないな、とか<br />意外と大変だ、これはプロの力を借りないと無理だなとか、<br />意外と簡単だ、これなら自分もできるなとか、<br />そういうことが見えてくる。<br /><br />あんときああ言ったじゃないか、というのがプロジェクトが炎上するときの発火地点。<br />言った言わないになるのは、「最初に明確な要件定義とそれに基づく見積もりありき」に<br />全員が縛られるから。そこがあるから、という頭にどうしてもなってしまう。<br />見積もり段階で、点の技術検証はとれていても、複雑に絡み合う機能になった場合に、<br />その立証は、動かしてみないと実際のところできない。出来るはずがない。<br />それが言えない状況がシステム開発にはよくあることだと思う。<br /><br />納得するというのは、お互いの気持ちを理解する、これが重要だと思う。<br />そうすれば、柔軟な方向転換が可能になる。<br /><br />そうやって、お客さんと一緒に、<br />何でも言い合えるチームというのを確立することで、<br />開発側も今すべきこと、この先にすべきことが見えて、<br />意見を言うことができるようになる。<br /><br />これがパートナーシップに基づいたビジネスだと思う。<br /><br />といいつつも、、、<br /><br />すべてが順調に行ったわけではない。<br />技術コンサル的な位置付けもある中で、お金をもらっている以上、<br />中途半端なことはできないから、今までよりもさらに<br />リサーチと検証を注意深く重ねなければいけないこと、<br />手法の柔軟さから、お客さんの方が決めかねるシーンがあったり、<br />最初の思惑と違うことが出てきたり、<br />いや、やっぱりちゃんと決めた上で動かさないといけないんじゃないかという意見が出たり、<br />今回はなかったけれど、人の問題や、外部要因(震災の影響とか)も入ってくれば、<br />柔軟でなければ、なんともならない。<br />プロジェクトがストップしてしまうことが、一番の痛手であって、<br />大抵の場合、拘りを捨てれば前に進める。<br /><br />そういう中で、右往左往、試行錯誤しながらも、<br />無事出版され、WEBサイトも公開され、終わってはないが、<br />一段落したところで、振り返ってみると、<br />今後を占う良い事例になったんじゃないかと思う。<br /><br />それが良かったかどうかは、<br />こういった場で、関わった人たちが一堂に介し、労をねぎらい、<br />次への意気込みを語り合うことで確かめられる。<br /><br />ビジネスである以上、お金ももちろん大事だけれども、<br />それを生み出す人たちが、同じ方向を向いていないと、何も生み出せない。<br />そうしなければ単発の意味のないものに終わるだろう。<br /><br />パーティは、来賓の方のご挨拶や、スタッフの紹介が終わったところで、<br />いつの間にか雨がすっかりあがっていた。<br /><br />そして、予定通り(なのかな)花火が打ち上がった。<br /><br />花火大会でみる花火とは違って、ここにいる人たちのためだけの花火ってのは、<br />感動もひとしお。<br /><br />うちの人たちも、時には技術的な面、気持ち的な面で叱責を受けながらも、<br />夜遅くまで、土日問わずやっていたときもあっただろうし、お客さんの方も、<br />リニューアルっていう不安の中で、営業の人も制作の人も、<br />毎晩遅くなってもあきらめずにがんばっていた人たちがいっぱいる。<br /><br />でも、こうやって一つの結果を出すことができたというのは、<br />力を合わせれば、あきらめなければ、やればできるっていう証明。<br />そりゃあ涙も出ます。<br /><br />開発メンバーの他にもうちには制作もいるわけで、<br />この話は今苦しんでいる制作にもちかえってやりたいと強く思った次第。<br /><br />僕たちがやっている開発や制作というのは、縁の下の力持ち的な部分が大きい。<br />時にその存在を忘れられることもある。<br /><br />WEBサイトやアプリは華やかにレビューされるが、<br />そこにデータを渡す仕組みを開発することや、<br />リスクを考えたサーバ構築や、<br />コンテンツを作るという作業自体には、あまりスポットがあてられない。<br />いや、これは見えない世界だから仕方ない。<br /><br />出版物やサイトが正常にできあがって当たり前。<br />当たり前を当たり前のようにやる。<br /><br />それでも、ちょっと悔しかったな。<br />華々しいことを期待するわけじゃない。<br /><br />もっと自分たちが認めてもらえるように、<br />それを個人ではなく、チームとして、会社として認めてもらえるようになりたい。<br />ここで、自己満足してる場合じゃない。<br />もっともっとできることがいっぱいある自分たちだからこそ、<br />それを発揮して、今度は自分たちのためだけの花火をあげてみたい、<br />と思った一日でした。<br /><br />来月また行くことになりそうなので、<br />がんばれば道がひらけるんだという勇気をもらったこと、<br />この感謝の気持ちを忘れないようにしよう。<br /><br />あいかわらずぐだぐだなブログだけど、<br />そろそろちゃんと書き始める。<br /><br />ということで、4時やん。。。寝よう。。。mkawahttp://www.blogger.com/profile/08631738449640548108[email protected]0