高遠さんの「神様も知らない」の続編
『楽園の蛇』を読みました。
(1巻感想はここ)1年2カ月ぶりの新刊で、正直細かい部分は忘却しまくり。
それでもつい目先の2巻に挑んでしまい「???」かと思いきや
ほとんど問題なしっ。それどころか伏線と謎だらけの
1巻よりも数倍面白くてほぼ一気読み!
早く続きが知りたい~~~~っ!!!この状態でまた1年2カ月待ちと言われたらマジに泣く・・。「神様も知らない」に専念していただきたいですっっ。
今回の2巻は13年前に起こった事件を中心に、
佐季と
司の詳しい過去と
その事件を解決した
流と
佐季の関係が明かされていくストーリー。
で、特に面白いのは<
佐季vs流>で、
この先どうやって流が佐季を追い詰めて行くのかが見もの。
にしても13年も魔少年を捕縛できないから流はあんなヤサグレ刑事になったのか??
高階さんの描くヤング流は一瞬
「誰?」なカッコよさでした(笑)。
ラストは司がある男に追い詰められて、
かなりウァ~~な面白さ。これが原因で慧介を拒絶する司ですが、慧介はこの拒絶を事件解決の突破口にするかも。
そして結局のところ佐季は何人の人間を殺しているのか?司を手に入れただけでは気が済まない彼の黒さと美しさからは目が離せず、
思わず1巻も読み直してしまいました。
- 関連記事
-