恐怖の婚活回想記

怒涛の婚活時代を振り返り、その恐怖と反省を綴ります。

『俺の周りはついに絶滅した!』 A男(アラフォー・既婚)は宣言した。彼はときどき私の周りに独身男性を紹介してくれたのだが、最後の大物が結婚したそうな。(=全滅)彼の周りには、個性豊かな仲間たちが揃っていた。まず30歳になる頃にマトモ男子が全て売り切れたとのこ


『俺の周りはついに絶滅した!』

 

A男(アラフォー・既婚)は宣言した。




彼はときどき私の周りに
独身男性を紹介してくれたのだが、
最後の大物が結婚したそうな。(=全滅)


彼の周りには、
個性豊かな仲間たちが揃っていた。


まず30歳になる頃にマトモ男子が
全て売り切れたとのこと。(第一期)


35歳になる頃には、
『あいつは結婚しないだろう!』
と言われたチャラ男たちすら片付いた・・・。(第二期)


時を同じくして
マトモ男子たちが離婚し
婚活界に一瞬舞い戻るも、
光の速さで再婚し、また消える・・・。


常に人材不足であったが、
アラフォーの声を聞く頃には
その傾向は顕著に表れた。



『もうB男しか残ってない!』


B男というのはイケメンなのだが
キャバクラ店長歴が長く、
いつも二十歳そこそこの
若い女性とばかり付き合っていた。


『俺は一生、結婚しない!』


自他共に認める独身貴族。
実家が裕福なため、生活の不安もなし。


生き残りはB男だけ・・・。


・・・ところがだ。
そんな彼すら結婚したというのだ。


誰もが相手はギャルだと思ったが、
写真を見たら清楚な黒髪美人。


『やっぱり最後に選ぶのは、
こういう人なんだよな-!』



男たちは納得のご様子で
あいつもやっと気付いたな!と
仲間の結婚を称えていた・・・。


アラフォーまで散々ギャルと遊んで、
最後は大人の女性と結婚か・・・。


男女逆だと
なかなかないシチュエーションだ。


こちとら40近くまでギャル男と
遊んでいる時間はないぞ。
(そもそも遊んでくれない)


やはり男女間の時間の流れは
大きく違うようだ。


そんなこんなで冒頭の、
『俺の周りは全滅したよ!』
に繋がったのである。
 

61



『しまった!C男を忘れていたー!!』


全滅かと思いきや、
奇跡の生き残りがまだいたのである。


最後の砦(B男)が陥落してもなお
思い出されないくらい、
ナチュラルに独身のC男って・・・。


『俺は絶対に結婚しないよ!』


彼もまた男前で稼ぎ頭なのだが、
付き合うのはいつも
20歳前後のモデルばかり・・・。


メンタルも最強なので、
寄る年波に負けることもない。


彼が結婚したときこそ、
人類に独身がいなくなるときだ。


そうは言っても、
同じように思われていたB男は結婚した。


世の中に絶対はない・・・!


もしかしたら生きている間に、
C男の結婚も見えるかも知れない。


結婚願望がない者でも、
相手とタイミングによっては
いともアッサリ結婚するのね。




『私が間違っていたわー!やはり20代のときに合コン行っとけばよかったー!!』  朝から勢いあるSOSが届いた。婚活を始めたばかりのA子(アラフォー)からだ。    私がアラサー期に狂ったように合コンに行く姿を見ては、 『なんでそんな必死なのっ!?早くない!?』


『私が間違っていたわー!

やはり20代のときに
合コン行っとけばよかったー!!』
 
 

朝から勢いあるSOSが届いた。

婚活を始めたばかりのA子(アラフォー)からだ。
 
 
 
 

私がアラサー期に
狂ったように合コンに行く姿を見ては、

 

『なんでそんな必死なのっ!?早くない!?』
不思議がっていた彼女だ。

 
・・・月日は流れ、
あれは決して早くなかったか!と気付き、
現在は結婚相談所にて活動中である。

 
『オジさんからしか、
申し込みがこないのーー!
自分が申し込んでも、全滅だし・・・!』
 
 
聞いてみたら、
オジさんとは40代であった。

 

こちらの年齢を考えたら、
全くオジさんではない。
 

 
検索で出会うシステムなのだから、
若手の稼ぎ頭は20代に申し込むさ・・・。
 
 
ポンと出会って何となく
いい感じになるケースとは違う。
 
 
同世代と出会いたかったら
直接対決できる場も加えて
活動しなされ・・・と告げた。
 
 
『現実を見なきゃならないか・・・頑張る!』

 
素直な彼女は
再び戦いへと向かっていった。
 
 
当時、
別の友人B子(アラフォー)も婚活中だった。
ところが最近、低迷中とのこと。
 
 
『オジさんしか来ないーーっ!』
 
 

聞いてみると、
彼らはやはり40代・・・。

 

もはや同世代ですがな、
むしろちょうどいいって。 
 
 

一方で彼女がアプローチしている層は、

アラサー世代の年下男子たちばかり。
 
 
一回り以上下でも、
全く気にしていない様子!

 
そこはいいのかーー!?
なんとも不思議だ。
 
 

好みと言われたらそれまでだが、

オジさん枠に対して厳しすぎやしないか。


 
 
 
『私、心は20代なんだけどな~』

 
若い感性が必要な場なら武器になるが、
検索で選ぶ世界ではあまり役立たぬ・・・。

 
心だけ20代では
女版ピーターパンじゃないか。

 
そうなると40代が
オジさんと見えるのも納得・・・!
自分だけ歳を取らない世界だった。
 
 
オジさん世代にも、
いい男はたくさんいると思うぞ・・・。
(独身かどうかは別として)
 
 
なんなら最近、道端にて
孫を連れた爺ちゃん(推定70)を
かっこいい!と思ってしまった私。
随分と広がったものだ。


本日は読者の方から体験談をいただきました!それではご紹介します~。~~A子さん(アラフォー)が婚活パーティにてカップルになったのは、36歳・年収1300万円の男性であった。少々ハゲ散らかしているのは気になったが、そうも言ってはいられないと見ないフリをした。彼から

本日は読者の方から
体験談をいただきました!


それではご紹介します~。


~~


A子さん(アラフォー)が
婚活パーティにてカップルになったのは、
36歳・年収1300万円の男性であった。


少々ハゲ散らかしているのは気になったが、
そうも言ってはいられないと見ないフリをした。


彼からデート候補のお店が送られてきた。


どれもこれも
自分では行けない高級店ばかり!


A子さんはその中から寿司屋を選択し、
当日はお洒落をして出かけた。


待ち合わせに現れた彼は、
ボロボロのスウェットに汚いジーンズ。
清潔感ゼロ・・・いやマイナスであった。


髪の毛もセットしていないのか、
前回よりも散らかりが激しくなっている。


『一緒に歩きたくない・・・!』


見た瞬間に脳内警報がなったが、
逃走するわけにもいかず渋々食事へ・・・。


彼はどうやら、
明日にでも結婚がしたいようだ。


A子さんの年収から家族構成、
家事育児の分担に対する考えを
根掘り葉掘り聞いてくるではないか。


パーティではカップリングしたものの、
まだ2人の交際は何も始まっていない。


彼の中では結婚前提での付き合いが
スタートしているのだろう。


いやいや、
そんな話はまだ早いですし・・・。
言いたい気持ちをぐっと堪えた。


彼の気分を損ねて、
割り勘になったら大変だ。
一番高い店を選択した己を呪った。


専業主婦をしてくれ、
お金はいくら使ってもいい。
君の親の介護代も僕が持つからさ!


グイグイくる彼。


彼女は適当に話を合わせ続けた。
実に気疲れした食事会であった。


結婚したくて
婚活パーティに出かけたのに、
カップリング相手からの
有難い申し出が受け入れられない。


これが彼女好みの男性ならば、
食事のあとにすぐに
婚姻届を出しにいったかもしれぬ・・・。




どこかで聞いて納得した言葉なのだが・・・、


 
『女性の方が、男性のルックスにこだわっている!』



どうせ男は顔で選ぶんでしょう~!
可愛い子は得よね~!


なんて言いながら、
実は外見に厳しい目を持つのは女だったかー!!


婚活が絡むと年収やら諸条件により
頭が混乱して、
ストライクゾーンは幅広くなる。


建前上はどんな人でも
受け入れているように見えるが、
心のどこかで
拒絶からスタートしていたとは。


この病の厄介な特徴は、
症状に気付きにくいことだ・・・ 。


それどころか自分はイケメンは苦手、
顔なんてどうでもいいし!
と思い込んでいる場合も。



心と体がバラバラになっている。



先日電撃婚をした友人がまさにこれで、
自他共に認めるお金持ち好きであった。


『金さえあれば、他はどうでもいい!』


と豪語していたが、
待てど暮らせど結婚が決まらない。


お金持ちに出会う機会はたくさんあった。
交際する機会もたくさんあった。



結局、彼女が選んだのは、
顔だけが好みの男性。


出会って半年もしないまま
ゴールインした。



『死ぬほど出会ったから見えた結果よ・・・。
私は顔が一番なんだと気づいた!!!』



お見合い、ネット、数をこなしまくった彼女。
一周回って好みが原点に戻ったようだ。


何がなんだかわからなくなったら、
婚活1000本ノックで目を覚ますもあり。


あれこれ出した条件よりも
実はルックスが一番なのかもしれない。


陰気な美人と陽気なブス、どちらが人気なのだろうか・・・。友人の結婚式に出席した時である。司会者がクイズを出した。 『新郎は新婦を、何と呼んでいるでしょうか♥』 ・・・ほう、呼び名とな。『①りーちゃん、②りんポン、③りー助』 そんなもん知らんがな!のThe・定


陰気な美人と陽気なブス、
どちらが人気なのだろうか・・・。



友人の結婚式に出席した時である。

司会者がクイズを出した。
 



『新郎は新婦を、何と呼んでいるでしょうか♥』


 

・・・ほう、呼び名とな。



『①りーちゃん、②りんポン、③りー助』

 
そんなもん知らんがな!の
The・定番お惚気クイズが出てきた。
 


よし、②番にしよう。 



適当に答えようとした時に、
隣にいた友人A子を一瞥した。



なんと、今にも泣きそうな
顔をしているではないか・・・!!

 

それも感動の涙ではなく
悲劇の涙であった。



『・・・ど、どうしたっ!?』


 驚いて聞いた。



『いや・・・
こんなに幸せな人がいるのに、

私って一体・・・って思ってさ』



・・・なるほど。

私もちょうど不幸の絶頂期だったので、
気持ちは痛いほどわかった。



しかし、
その負のオーラはまずいだろう。
ここは結婚式だぞ、

身内が死んだような表情だ。



私も同じ顔になってはいないか、
慌てて鏡で確認した。

疲れた顔だったが、

祝う気持ちが感じられた(と信じている)。



そのまま負のオーラを撒き散らし、
A子は終始無言になってしまった。



彼女の姿を見て、
私は意識的に気持ちを明るく持った。



私は新郎新婦を祝う、
明るい人間ですよ!
恋愛にも困ってない、
幸せな人間ですよ!



誰に対してでもない謎のアピールを
空気に向けて始めた。



何をやっているのだ、私よ・・・。



式も無事に終わり、
負と一緒に帰ることに。


オーラにはますます磨きがかかっている。



もはや葬式を超え、
世界の終わり顔になっていた。

明日、地球は滅びるのであろう。



63



尊敬する上司が言っていた。



『カネのない奴、負のオーラを出す奴、

仕事のない奴には近寄るな!』



人には『気』があり、
負の人間がいると引っ張られるようだ。



思えばこの頃は結婚式ラッシュで、
『毎月、結婚式ばかりですよ(涙)〜』



と訴えたところ・・、



『いいなぁ~!

俺なんか毎年、同級生が死んでいるぞ!』


怖いことを明るく言い放つ姿を思いしたが、
もう、その年代に近付いてきた・・・!


本来は楽しく、
おめでたい結婚式なのだ。

 

一時的でもいいので、負は封印!




 『そういえば、A君が犯罪者になったみたい・・・』なんと中学の同級生が・・・!?聞けばかなりの重罪であった。  もう交流がない人物ではあるが、さすがに驚いた。何故なら彼は、『超』がつく優等生だったから。 牛乳瓶メガネにオカッパ頭の風貌はお坊っちゃま系で勉強
 
『そういえば、A君が犯罪者になったみたい・・・』


なんと中学の同級生が・・・!?
聞けばかなりの重罪であった。
 
 
もう交流がない人物ではあるが、
さすがに驚いた。


何故なら彼は、
『超』がつく優等生だったから。

 
牛乳瓶メガネにオカッパ頭の
風貌はお坊っちゃま系で
勉強もよくできていた・・・。


犯罪から一番、
遠いところにいたような彼である。


ニュースなんぞで聞くコメント、
『真面目で、おとなしい人物でした』
まさにその世界、意外すぎる人物だ。

 

さて、彼とは正反対の
少年時代を過ごしたBがいる。

 
早々とヤンキーに転職し、
地位をどんどん高めて
暴走族の総長にまでのし上がり、
地元で有名な悪い男となった。


ところがデビューが
早かったせいか引退も早く、
10代の頃から社会人へと転身した。


今となっては、
誰よりも筋の通った大人のオトコに変身。


男女から頼りにされる
人格者へと昇格した。


私が怒り狂っているときなど、
『まぁまぁ、落ち着けよ〜』と
逆になだめられるくらいに。


荒くれ者の地位が
逆転する日が来るとは・・・!

 
暴走族時代の話は現在も
ネタとして語り継がれている。


『10代の頃に、出し切ったからなぁ・・・』
すっかり刃が削がれた彼。


人生のどこかで炸裂させると、
その後はシュっと落ち着くのだな・・・。
 
 
畑が違う例えであるが、
遅咲きの狂い咲きほど恐ろしいものはない。


若い頃にパッとしなかった者が、
何かのはずみで急に狂い出すことがある。


その頃には周りもすっかり
落ち着いているので、
暴走を止めてくれる者がいない。


これは恋愛に限らず、
どんな事柄でも同じだ。


大人になってから降ってわいた転機には、
己を狂わす魔力がある。
自分を強く持って対応したいものだ。


『あの人、変わっちゃったね・・・』
悪い意味で言われる変身は避けたいものだ。





私はかつて婚活パーティで司会のアルバイトをしていた。 よく見られた男女模様があるので、ご紹介する~。 その日は可愛い子がやたらと多かった。 すごい美女が一人いるのではなく、全体レベルが高い。 男性客にとっては、ラッキーな日ではないのか。誰にしようか迷うで


私はかつて婚活パーティで
司会のアルバイトをしていた。

 

よく見られた男女模様があるので、
ご紹介する~。

 

その日は可愛い子がやたらと多かった。

 

すごい美女が一人いるのではなく、
全体レベルが高い。

 

男性客にとっては、
ラッキーな日ではないのか。
誰にしようか迷うであろうな。

 

ここで古い男性スタッフが一言。


『これぐらいの女の子って、一番大変だろうね・・・』

 

何が大変なのかと聞いてみると・・・、


『皆、32歳くらいでしょ?
見た目も似たような感じだし、決め手がないんだよ!』

 

・・・決め手がない!!

 

どこを見ても可愛いが、
その中で1人を選ぶ理由がないのだという。
あくまでも見た目だけの話だが。

 

『それは女として困るな・・・』
私はうなだれた。

 

『でも、彼女達は偉いよ!』


彼はドアを開けるジェスチャーをしながら、
『こんにちは~!王子で~す!』
元気よく言った。

 

『家で寝てても、
こんな風に男が来ないでしょ?
探しに来ているだけ、
可能性があるよ!』

 

ちなみに彼は40代の夢追い人、
職業フリーターである。

 

今日来ている女性客から
絶対に選ばれないであろうが、
言ってることには共感した。

 

そこそこ可愛くてまともな
普通女子が一番苦労するなんて。

 

確かにパーティに来る女性は
身なりを整えてやってくる。


婚活さえしていれば
いい男にも出会うだろうし、(その後の進展は別)
色々な意味で、

一番苦戦する層であるのかー。

 

この中から、
『何か』で目立たないといけない・・・。

 

20人と話した後に、
記憶に残っていないと何も始まらない。

 

でかいリボンや、
真っ赤なスパンコールでも着るべきか。
それはそれで縁遠くなりそうだし
どうしたらいいものか。

 

広瀬香美氏のロマンスの神様が浮かぶ。



『目立つにはどうしたらいいの 一番の悩み
性格良ければいい そんなの嘘だと思いませんか?』

 

そう、嘘だーー!!
さすが名曲、わかってらっしゃる。

 

私の苦悩にはお構いなく、
その日は何組もカップルができていた。
 


狩りに出かけている女子は、
やはり強かったんだ。


32


友人A子が高熱を出し、3日間も寝込んだ。聞けば、恐ろしいストーリーが隠されていた・・・。合コンが開催されたのだが、とんでもない輩たちがやってきたという。とにかく全員が終始シモネタしか話さず、その内容もしょうもない。 ⇨俺、●人とヤったぜ。⇨●●って有名人と
友人A子が高熱を出し、
3日間も寝込んだ。



聞けば、
恐ろしいストーリーが隠されていた・・・。



合コンが開催されたのだが、
とんでもない輩たちがやってきたという。



とにかく全員が
終始シモネタしか話さず、
その内容もしょうもない。 



⇨俺、●人とヤったぜ。
⇨●●って有名人ともヤったぜ。
⇨お前の経験人数は?



かなり簡潔に記したのだが、
実際はさらにえげつない
質問攻めでとにかく辟易した。


はぐらかすことも
ごまかすことも不可能。

 
全ての会話が
下ネタの雨となって降り注ぐ・・・!


ドン引きの女子に全くお構いなく

 
『今夜泊まろう(実際はもっと下品な言い回し)!』
を繰り返す彼ら。しつこく誘ってくる。


マトモな会話はできず、
これでは熱が出るのも仕方がない。


道を聞いてきた
見知らぬ人がこんな有様であったら
シカトしてさっさと逃げる。


合コンで遭遇したら悲惨だ。
他にもメンバーはいるし、
退却は自分だけでは決められない。


私も5分で帰りたくなった
合コンは数知れずあったが、
会話が絶望的に盛り上がらない
くらいの理由である。


人は探せばいい所が見つかるが、
下ネタオンリー人間には、
もう長所を探す意味はない・・・。



彼らは
とにかく楽をしようとする。


いきなり目標(ワンナイト)をぶつけて、
それに引っかかる女性だけを求める。


会話し、楽しみ、気を引き、
そんなプロセスが面倒なのか
最初から下ネタからスタート。


人との出会いを
雑に扱いすぎてはいる。


会うなり『結婚!結婚!』と
息巻く女性の気持ち悪さを、
会うなり持ち帰ろうとする
男性と同じだという話を聞いた。


どちらも結果を急ぎすぎるあまり、
無駄なことはしたくない!
というスローガンからきている。 


その結果、欲しいものから
遠回りになろうとは・・・。 



 


ようやく友人の熱も下がった。


詳しく聞いてみると、
そのどうしようもない彼らは

 
私と同じ職場の人間であった・・・!


下の名前しか
名乗らなかったようなので、
誰だかよくわからないのだが 
彼らにも個人を特定されると
恥ずかしい自覚があったのだろう。


いや、既婚者であった可能性すらある。 
どの道、大事故には変わりはないが。


このような不遇があってこそ、
A子には今の平和がある・・・。


最低の振り幅が広がると、
最高の振り幅も広がる!




シケた話をさせていただく。『恐怖の婚活回想記』を書き始めた頃、他の婚活ブログをよく読んでいた。世の中には疲労している女子が多いことに気付いた。  まだブログを書けるだけの元気があるので、ポックリ逝ってしまうことはないと信じている。  かくいう私も、婚活疲


シケた話をさせていただく。


『恐怖の婚活回想記』を書き始めた頃、
他の婚活ブログをよく読んでいた。


世の中には疲労している女子が
多いことに気付いた。

 
 

まだブログを書けるだけの元気があるので、
ポックリ逝ってしまうことはないと信じている。

 
 

かくいう私も、
婚活疲労に関してはベテランであった。


 

世に『婚活疲労症候群』という
言葉がなかった時代に
寂しく患っていたものだ。

 
 

本当に疲れ果てていた時には、
毎晩悪夢にうなされて眠れなくなった。

 
 

特に20代の頃は症状が酷かった。
(今思うと、とんでもなく若いが^^;)

 
 

女友達と遊んでいる時も不安が襲ってくる。


『ここでサボっていてもよいのか?
街に出て、一人でも多くの男を
捕まえなければならないのでは・・・!』



謎の使命感に支配されて
ソワソワ、脅迫感、もはや病。


私、負のオーラが
きっとすごいだろうな・・・。


そんな時、
会社の後輩から突然言われた。



『三重県さんって人生楽しくて楽しくて、
仕方ないって感じですよね・・・(ため息)』

 
 
・・・君は何を言ってるのかね?
心は生死を彷徨っていたのに。

 
 

ちなみに彼女は職場一、
暗いオーラを持っていた。

 
単なる比較法で、
私が明るく見えただけであろう。
 

 

負と負の背比べだった。


 

私は不幸な自分に
酔っていただけなのだな。
負の対決をしている場合ではない・・・!
動かねば!
 
  
こうして、
大婚活時代に突入したのである。

 
病んでいても動いていも時間は同じ、
くたばっている場合ではない。 
 

 
 

月日は流れ、
結納を済ませた頃である。


街で綺麗な缶のお茶を見つけた。


『お、美味しそうなお茶だな、買おうかな~!』

 
そう思った瞬間、
涙が溢れそうになった。


 

何かを綺麗だ、美味しそうだ、
と思う心を失っていた。

 
久々に感じた心のゆとりである。


婚活の終了が見えてきて、
ようやく人間の心を取り戻したのを感じた。


必死すぎて街の景色すら、
視界に入っていなかったのか・・・。

 

本当に病んでいる時は、
自分が病だとも気付かない。



『疲れ』の症状がある内はまだ正常値。
人間の心が宿っている証であるので大丈夫だ。


ママ友界に身を投じていると、婚活とは地球の裏側で起きている事件のような感覚となる。そんなある日・・・。ママ友、A子&B子とお茶をしていた。ともに上品で可愛らしく、戦地に赴く姿が全く想像できない彼女たち。きっと学生時代の彼か、職場恋愛などの自然な出会いで結婚
ママ友界に身を投じていると、
婚活とは地球の裏側で起きている
事件のような感覚となる。


そんなある日・・・。


ママ友、A子&B子とお茶をしていた。


ともに上品で可愛らしく、
戦地に赴く姿が
全く想像できない彼女たち。


きっと学生時代の彼か、
職場恋愛などの自然な出会いで
結婚したのだろうな〜。


突然、
A子がこんなことを言った。


『皆さんはご主人と
どこで出会われたんですか?

私は合コンも
数えきれないくらい行きましたが、

最後は紹介でご縁がありました!』


・・・えーーーっ!?


この方の口から『合コン』
というワードが飛び出すなんて・・・!!
仲良くなれそうっ!(←何基準)


死ぬほど出会いの場に赴き、
疲れ果てたところに友人からの紹介。


とんとん拍子に結婚し、
不妊治療にもチャレンジして
2児の母となった。


『全て神様からの贈り物なので、
ありがたく頂戴しています♥』


とのことで現在は平和を満喫している
元戦士だったという告白であった。
私が神なら、贈りがいがある女よ・・・。


これに反応したのがB子。


常にスカート、
レースにフリルと可愛い彼女。(男子2人の母)


『私は29の時に6年付き合った彼が
結婚願望がなくて別れました!』


29か・・・医学的には若いが、
当時は辛かったであろうにー!


家にまで挨拶に来た彼氏が
結婚をウジウジ渋ってきて、
意を決して別れることに。


『29歳だったので、
もう夢は捨てた!と思い、

パーティもたくさん行ったし、
結婚相談所も入会しました!』


あぁ・・・こんな子が現実を見るぞ!
と活動していたのね〜。
普段のふんわりした姿と
ギャップがすごくて想像できんー。


『なかなかご縁がなくて最終的に
主人とはアプリで出会いました♪』


おおーいまどき!


『なんだかんだで、
1年くらいはかかりましたけどね・・・』



1年で出会えれば十分なのでは!?


結婚する気のない彼氏と
離れて現実を見たことが
今に繋がっている・・・。

ーーー

私が婚活で苦しんでいるとき、
年上の既婚友人から


そんなガチガチに考えなさんな、
スーパーに行ってみなよ?
みんな結婚してるってわかるから!


というアドバイス?をもらった。


今となって思うのはスーパーで
普通に買い物している主婦たちも、
全員が簡単に結婚したわけではなく、
人知れずどこかで
泥水飲んでいたかもしれぬ。


結婚するとは簡単なようで難しい、
個人差が激しい生き物だと痛感する・・・。
 

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本日は読者の方からのお便りをご紹介しまーす♪『20代後半から30代はなかなか語り尽くせないほどの経験をしてきました。コンパの数は三重県さんと競うくらいこなしたんじゃないかと思います。 週2、3はザラ、人数は延べ何百人でしょうか、、、ただでさえ田舎で人がいないの

本日は読者の方からの
お便りをご紹介しまーす♪


『20代後半から30代はなかなか
語り尽くせないほどの経験をしてきました。


コンパの数は三重県さんと
競うくらいこなしたんじゃないかと思います。

 
週2、3はザラ、
人数は延べ何百人でしょうか、、、


ただでさえ田舎で人がいないのに、
よくこれだけ頑張ったと自画自賛してます!


婚活を頑張った仲間は
半分くらい結婚したでしょうか、、、

 
その中でまだ結婚してない仲間のひとりは
駐車場の車の中で開始時間待ちの時に、

 
おそらくお相手だろう数人が暗闇の中、
車から降りてきた姿を見て、

 
シルエットがイヤ!
と言い放った彼女。


 
え、まだ喋ってもないし、
顔もわからんやん!って、
総ツッコミしましたが、

 
その彼女はまだイケメンの年下で
話が面白い彼氏を募集している43歳です。


婚活って、辛かったことも
死ぬほどいっぱいあったけど、 
終わってみれば懐かしい気持ち。

 
もう2度とごめんですが、
三重県さんのブログは、あーそうそう、
と思うことが多々あり楽しいです。


それに、つられて
ストレッチポールも買いました(笑)

 
これからも楽しい記事お待ちしてますね!』



ありがとうございますー!!


婚活、辛かったが懐かしい、
本当にその通りですねぇ・・・。

 
それにしても人がいない地域で
週に2〜3の合コンとは・・・!

 
都会に住んでいたら週8くらい
開催するヤリ手になっていた予感。

 
婚活仲間で結婚したのが半分だけとは
なかなか意外ですが、
人が少ない地域ということは
すでに街中の人と知り合ってしまった
可能性もありますよね〜。

 

ご友人のシルエット嫌!事件(笑)
ある意味、プロ意識を感じますわ。


造形美へのこだわりか、
第六感が優位なのか・・・。

 
影の時点から裁かれるとは
ダイエットに姿勢に髪型にと
外枠から整えねばなりませんので、
なかなかのハードモード。

 
薄毛あり、肥満あり、抜け歯あり、
その他もろもろ出てくる中年・・・。

 
何なら併用していることもあるし、
相手のことに目をつぶることによって
自分も安心して?老いていける。


むしろシルエットから完璧な人と
隣を歩く自信がないー!


ご友人には、
『ちょっと力抜きなよ?』と誰かが
肩に手を置いてやってくだされ・・・。


彼女も勝負の降り方が
わからなくなっているはず。


人生も後半だし1秒でも早く
楽になればよいのですが・・・!!


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『半年前は生理的に受け付けなかったのに、何だか素敵かも・・・!?』友人がA子(アラサー)が商社勤務の男性から口説かれていた。しかし、どうにもこうにも気が進まなかった。交際の申し込みも断り少し疎遠になっていたのだが、再び誘われて会うようになった。・・・すると

『半年前は生理的に受け付けなかったのに、
何だか素敵かも・・・!?』


友人がA子(アラサー)が
商社勤務の男性から
口説かれていた。


しかし、どうにもこうにも
気が進まなかった。


交際の申し込みも断り
少し疎遠になっていたのだが、
再び誘われて会うようになった。


・・・すると、
今回は素敵な人物に見える。


なぜかと言うと・・・。



『彼に会う前日に、
悲惨すぎる婚活パーティに行ったの!』



なるほど・・・!!



『わかるーーっ!!』



その場にいた女たちが共鳴し、
一体感が湧いた。


直前に変なメンズとの接触をかましておくと、
マトモ男子の有り難みが倍増する効果がある。


パーティに来ていた男性たちだが
一癖も二癖もある、
曲者祭りであったそうな。


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まともに会話は噛み合わず、
連絡先を交換しても
話が全く通じずにやり取り不能。


『もう独身男性って彼らしか、
この世にいないのか・・・!?』

 
絶望に突き落とされ、心は折れた。
・・・そんな翌日だ。


生理的に受け付けないと
思っていた男性とご対面すると・・・。


全然アリではないかーーーーっ!
むしろ超・マトモすぎる!


会話のキャッチボールが
できる喜びもひとしおだ。
自然に話ができるって、
こんなに喜ばしいのね。


もう彼が神か仏にしか見えない。
あぁ、何故あの時はダメだったのだろう。


・・・そうか、
比較対象がいなかったからか!


別にこの人でなくてもいいか
→『受け付けない』に変換されていた。


最低を知ることにより、
マトモの有り難みがわかる。
何事も無駄な経験などなかった。


恋愛ブランクの長い女子の
理想が高くなる理由は、
最低にも出会っていないので、
マトモの有り難みを感じないからか。


最低を経験することも婚活では大切。
日常生活では遭遇することのない、
モンスターの生態も知れるのだ。


最低の振り幅を大きくしておけば
最高を感じる幅も大きくなってお得!!


浮き沈み色々あってこそ、
濃い女の人生よ。



この度マトモに返り咲いた彼とは、
花火大会に行くことになったようだ。


彼のリクエストで
浴衣を着用したA子。



『どうせ浴衣を着るから、
昼にもう1現場(婚活)こなしてくるわ!』



暑いしギリギリに家を出る!ではなく、
どうせなら他の人にも見せに行く・・!


猛暑でも浴衣を一日中着るのが
本物の証だな・・・。
これこそが、執念!


 

女子大生向けのファッション誌に、『格付けしあう女たち』という特集を発見。自分の優位をさり気なくアピールすることを、『マウンティング』と呼ぶ。女性のマウンティングトークはわかりにくく、例としてこのように載っていた。『目がスッキリしてていいね!私、二重の幅が


女子大生向けのファッション誌に、
『格付けしあう女たち』という特集を発見。



自分の優位をさり気なくアピールすることを、
『マウンティング』と呼ぶ。



女性のマウンティングトークはわかりにくく、
例としてこのように載っていた。



『目がスッキリしてていいね!
私、二重の幅が広いから眠そうに見られるの~』


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なるほど・・・。



私はパッチリ二重なのよ!と、
裏メッセージが込められている。



急に高校生の頃の記憶が蘇った。
ミス○○高になったクラスメイトのセリフだ。




『私、可愛くないんだよね~太ってるし!』



・・・何を言い出すのか。



あんたの美貌は
全校生徒の投票が証明している。
どこからどう見ても可愛い。



『可愛いじゃない!すごい細いし-!』



平民の私が何故、
ミスを慰める風で褒める
トークをしなければならんのか。



この雑誌特集で答えが見えた。


マウンティングとは違うが、
彼女は本気で己を
卑下していたわけではなかった。
 


さて話を戻し、
他の例をご紹介しよう。



『アジアンビューティだよね!
平安時代なら絶対モテたよ』



思い切り相手を下げているのは気のせいか。
現世ではモテないと言ってるぞ。



『合コン?羨ましいな。
私、行ったことないんだよね!』


これはマウンティングなのか?
 


思えば男が途切れたことがない
女たちからはよく聞いた台詞だが・・・。


本当に行く必要がないからだ。
知らない国に行ってみたい!
王族が平民の暮らしを
覗いてみたい!的なやつか。
 


女の世界は厳しいものだ。



『(SNSにて)明日も読モの撮影で4時起き~涙』



個人的には
これ系の投稿は好きだー!
おもしろいから!
どんどんやってくれ。



『仕事充実してて、いいな。
私は彼に働かせて貰えなくて・・・』

『マメな彼氏で羨ましい。
私の彼、お医者様だから忙しいの~』



おお、これが褒めているようで、
自分が上ですよトークの例か。
なかなか出くわさないが
こちらも面白いのでヨシとしてくれ。 



最後のまとめにて、
こう書いてあった。



『友達と喋っていて、
気持ちよくなっていたら危険!』



知らず知らずのうちに、
マウンティングしているらしい。
気を引き締めねばならない。



しかし一つだけ、
これは使ってもいいのでは!
と思う台詞を見つけた。



人様の彼氏や旦那の写真を見て、一言。


『実力派俳優っぽいよね!』



すごくいいじゃないか!!
これダメなのかー!?



イケメンではないと、
暗に匂わせるのがNGとのことだ。 



あくまでも女子大生向きの雑誌なので、
中年とは文化が違うようだ。



実力派俳優・・・。



大人の男性ならば
経験豊富さが顔に滲み出ている
褒め言葉に聞こえるがーー!


サスペンスドラマで
序盤に殺されそうだとか、
いらんこと言わなければ
主役級すら匂わせる。


やはり、女の世界は難しいのね・・・。


96

合コンが好きで好きでたまらない、三度の飯より飲み会ラブ! 寝ても覚めても出会いで頭がいっぱい。こんな男性たちを知っている。 彼らに共通していることは、365中、300日は飲み会へ出勤。 これをやっていると時間を忘れる!どんなに疲れていても元気が出る!その対象が


合コンが好きで好きでたまらない、
三度の飯より飲み会ラブ!

 

寝ても覚めても
出会いで頭がいっぱい。
こんな男性たちを知っている。

 

彼らに共通していることは、
365中、300日は飲み会へ出勤。

 

これをやっていると時間を忘れる!
どんなに疲れていても元気が出る!
その対象が飲みの場だった。

 

仕事もあるのに、
ゆっくりと休みたい気持ちはないのか?
エネルギーを他に費やせないのか?
 
 

様々な疑問を押しのけての一位は


『何故、毎晩、飲み会のネタがあるのか?』


この謎に迫ろうと思う。

婚活女子にも応用可能な部分もあった。

 

A男は大手商社に勤めており、
女性のほうから
合コンを頼まれる機会が多い。

 

それだけでスケジュールが
パンパンに埋まってしまうそうな。
社名の力とはすごい。


例え本人がイマイチであっても、
彼の周りをうろつきたい者は
いくらでもいた。


ちなみにA男は既婚者であるが
決して自分が主役になろうとせず、
独身の後輩を連れてくるという
控えめさ?はあった・・・。


続いてB男、
最も達人であった。


彼は自らスケジュールを埋める派だ。


『今日はありがとうございます。
また皆で美味しいお酒が飲める企画をしましょう!』

 

彼と飲んだ帰り道、
必ずこのようなメールが届く。
当たり障りのない社交辞令である。

 

彼はこの内容を、
出会った女性全員(←ポイント)に送る。



間違いなくコピペであろうが、

婚活中の私は出会いネタに食いついた。


 『いいですね、またやりましょう!』

 

返事をすると、
その場で日程を詰めてくる彼。


それも1ヶ月以上も先の
日にちを出してくる。
どれだけ忙しいのか。

 

 『B男から飲み会しようって、しつこく連絡がくるの!』


多くの女性は
彼からの連絡を面倒がっていた。

 

シカトされようが、
彼にとっては痛くもかゆくもない。
誰に送ったなんて覚えていないからだ。

 

5人に頼めば1〜2人はOKが出るので、
案件はジワジワと増える一方。

 

これを永久に繰り返しているので
彼のスケジュールは先までパンパン。

 

ひどいと一度の合コンが、
25対25なんて日もあって面食らった。
もはや婚活パーティである。
 
 

全てを開催する時間がなくなり、
合同としなければ
まわらなくなったそうな。


無理もない、カラダは一つ。

 

女性幹事5人ほどに頼み、
それぞれ友人を連れてきてもらう。

 

男性は自分の知り合いだけを
一気に集めていた。


そこまでして、何故ーー!

 

彼自身は結婚しているし、
ガツガツもしていない。

 

なるべく多くの人と喋れるようにと、
席替えのタイミングも無駄に上手い。
敏腕黒服のような働きも見せた。

 

『あいつは一体、何が目的なんだろうな・・・』


彼の友人すら、
このように不思議がる始末。

 

その答えが冒頭にある、
『好きで好きで、たまらないから』であろう。

 

『好き』は理屈を超える。

 

好きな芸能人にハマる、
没頭できる趣味がある。


ワクワクすることは日常に彩りを添える。

 

私にとっては苦痛でしかなかった合コンも、
ある人物にとっては生き甲斐なのだ。

 

興味がない人物でも繋いでいく姿は、
婚活女子も見習いたいところ。

 

飲み会くらいならば、
何も考えずに気軽に頼める。


動かすのは親指一本だけだ。


4


いまとなると、
飲み会命!な彼が羨ましくもある。


人生において大切なものを
どれほど見つけられるかによって
エンジョイ指数が
大きく変わりそうだからだ。



女は女優・・・、時に自分自身すら騙す。『か、会社で椅子を並べないといけないから、そろそろ帰ります!明日すごく早いんです!』突然、A子が閃いたように言い出した。我々は悲惨な合コンの真っ最中であった。男性陣のワガママにより、月曜の遅い時間からスタートしていた。


女は女優・・・、
時に自分自身すら騙す。



『か、会社で椅子を
並べないといけないから、
そろそろ帰ります!
明日すごく早いんです!』



突然、A子が閃いたように言い出した。
我々は悲惨な合コンの真っ最中であった。



男性陣のワガママにより、
月曜の遅い時間からスタートしていた。

ただでさえトーンダウンしたところに、
彼らによる自慢合戦が止まらない。



我々は話す隙すら与えられないほど、
マシンガン自慢が降り注ぐ。 



今のようにLINEがある世の中ならば、
『危険!すぐに撤収!』
味方との意思疎通も簡単に図れたのに、
そんな便利ツールはなかった。
 


ここで我々は、
阿吽の呼吸にてトイレを利用した。



一緒だと不自然になってしまうので
友人がトイレから帰ってくる直前に、
私が席を立つ。



僅かにすれ違う時間にて
お互いの意思確認&
(万に一つでも、気に入ってた男性はいないか)
今後の展望を手短に伝え合った。


この時間、1分もなし。
会議はダラダラと長くやるものではない。



『私に任せて!』
友人A子の目が光った。



その結果、冒頭の
『椅子を並べなくてはならないから帰る』
に繋がったのだ。



他にも『終電が・・・!』
とか言い訳は色々あるだろう。


友よ・・・
なかなかマイナーなのを選んだな。



そんなバカな!と思うだろうが、
彼女の話し方が妙に上手くて
『そうだった・・・明日は早いんだ』

嘘だと知っている私までが
何だかその気になってきた。



敵を騙すには、まずは味方から。



よし、生還は近い。
希望の光が見えた。
ここでまさかの、味方からの攻撃。



『え~?明日、そんなのあったっけ~?』



声の主は天然のB子。
おーい!先ほど脱出しようと
しっかり話し合っただろう。



心の綺麗な女なので、
言葉を間に受けたようだ。



うちの部署の恒例行事なんだよ!
と言いくるめ、強引に脱出。



・・・嘘も方便!!


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法事で寺に行った時のこと・・・。
鬼に舌を抜かれている地獄絵を見つけた。



子供が見たら、
トラウマになるであろう残酷な様である。



『嘘をついたら、こうなります』
和尚から有名な小話を聞かされたのだ。



閻魔様・・・人間界、
中でも婚活界は時に
綺麗事だけでは済まされないのです。



どうか、大目に見てくださることを。


あれはハッキリと覚えている・・・。私はピチピチの27歳だった。 今思えば輝く20代ではあったが、当時の私は結婚への焦りMAXの生き急ぐ女。 あぁ・・・結婚したい!結婚したい! 全身から溢れる負のオーラはどうしても隠せやしなかった。 そんな時だ・・・。先輩A子(当


あれはハッキリと覚えている・・・。
私はピチピチの27歳だった。

 

今思えば輝く20代ではあったが、
当時の私は結婚への焦り
MAXの生き急ぐ女。

 

あぁ・・・結婚したい!結婚したい!

 

全身から溢れる負のオーラは
どうしても隠せやしなかった。

 

そんな時だ・・・。
先輩A子(当時30歳・既婚)が言った。

 

『三重県君、結婚がゴールではないのだよ・・・?』


どこかで聞いたことがある有名な台詞、
『結婚はゴールではない』が飛び出た。

 

頭ではわかっているが
体がついていかない。


独身の私には全く響かなかった。
彼女は続けた。

 

『結婚したらしたで、旦那の稼ぎはどうだ?
子供が生まれたら生まれたで、どこの幼稚園だ?
家を建てたら建てたで、どんな家なのか?
女の戦いは、一生続くのだよ・・・?』

 

だから結婚ができたところで、
次から次へと欲望が出てくるのだよ・・・!
と諭されたものだ。

 

そんな彼女は次のステージ
(と呼ぶのかは謎だが)の
妊活について思い悩んでいた。

 

あまりにも子どもを望みすぎて
妊婦を見るのも辛くなり、
産休に入る女性が出る度に心を痛めていた。

 

・・・その気持ち、わかる!

 

私も結婚する友人を見る度に焦り、
幸せそうな姿を己と比較して嘆いた。

同じ図式ではないか・・・。


まぁ結婚も妊娠も義務ではないので
希望者のみが、『●●活』と
呼ばれる努力を強いられる。

 

女の活動(欲望)は一生続くのだな・・・。
全ての煩悩を捨てた人間になりたいものだ。

 

24



正反対の例として先輩B子もいた。
当時33歳だった。


『結婚なんて、全然焦ってないよ~?
もっとゆっくりでいいと思ってるなぁ~?』


優しい人ではあったが、
ずんぐり肥満したオカン体型かつ
男っ気ゼロの隠居女性であった。

 

・・・焦らないと30代でこうなるんだ!!
マズイ、もっと急がねば。



これがトラウマになったのか

焦る者に『まだまだ結婚は早いよ!』
と慰めでは言えないくなった・・・。



そして40代の現在、
全てを活動しきったとのことで
終活を開始している友もいる。


棺桶に入るまで、
活動が泊まらないのだった。



 

婚活仲間にミーハーな女、A子がいた。 彼女はある大物芸能人と出会うことに命を懸けていた。   努力が実を結び、 ついに彼に会える日がやってきた。大物のマネージャーから突然に呼び出された。 『今から、女子を数名集めてから来い!』なんと深夜の1時だった。何が何でも


婚活仲間にミーハーな女、A子がいた。


彼女はある大物芸能人と出会うことに
命を懸けていた。

 

 

努力が実を結び、
ついに彼に会える日がやってきた。


大物のマネージャーから
突然に呼び出された。


 

『今から、女子を数名集めてから来い!』


なんと深夜の1時だった。


何が何でも大ファンの芸能人に
会いたいA子は
知り合い中に連絡をして、
我々にも緊急招集がかかったのだ。
  

 

私はその日の昼、
海で泳ぎすぎて疲労で寝込んでいた。
わんぱくなアラサーである。


婚活の役に立たない会に
今からメイクをして
出かける元気はゼロ・・・。


 

 

ここで力を出してきたのは、
ルームメイトB子だ。


彼女も昼は共に泳いでおり、
疲労はMAXのはず。


 

しかし、無理やり立ち上がったのだ。


B子にとっても大ファンの
芸能人だったのである。


『三重県も一緒に行こう!
こんなチャンスはもう二度とない!』



私は一歩も動けなかった・・・夜中1時。
そう、弱者へのお呼びは突然しか来ないのだ。


  

私は動けぬ、気にせず置いて行け。
彼女に告げ、そっと目を閉じた。


 

B子は何を着て行くべきか悩んでいた。


『これとか、どう?ちょっとでも細く見えるし!』


 

半目を開けると、
彼女の勝負服が見えた。


肉感的な体を、
ほっそりと見せるワンピースだ。



婚活ではレギュラー戦闘服であった。

 

 

『それはやめておけ・・・
彼は細いモデルなんて見飽きている。
埋もれるぞ・・・』


半分寝ながら、
ピチピチのノースリワンピを薦めた。


 

これなら、
彼女のセクシーバディが一層引き立つ。



ここで私は落ちて、友は戦場へ~。



3



『・・・ちょっと、正解だったわ!』


朝、戻るなりA子は言いだした。

 

 

芸能人の彼は
彼女のムチムチな腕に釘づけとなり、

沢山の女がいる中で

ずっとB子の隣にいたそうだ。

 

 

『俺、これくらいの腕が好きなんだよね~!』


腕をナデナデ、すっかりお気に入りに。



さらに芸能人の彼が後輩に指示を
出していたのが聞こえた。

 

『B子ちゃんの電話番号、聞いといて・・・!』


 

これが聞こえたB子は、
超ー!ハイテンションに。


 

ついつい力が入ってしまい、

バシバシと彼を叩いて
突っ込みを入れまくった。


 

元々、力が強い彼女。
有頂天になり力の加減を忘れたそうな。


 

『・・・痛いんだけどっ!!』


彼は激怒し、モデル風の女性と
個室へ消えていった・・・。


 

あっけない最後だったという。


ここから学んだ教訓は・・・。

 
 

 

①うかれたからと言って、我を失わない。
家に帰るまでが、合コンだ。


 

 

 ②自分の短所を隠す服も大事だが、

勝負の時には、長所を伸ばす服を。 

没個性にならず、
周りから抜きんでる効果がある。

 

 

③芸能人は婚活には役に立たない。
今なら這ってでも行ってみたいが
・・・もはや誘いはない。

 

 

以上である。

 

 

『私が婚活していることは、内緒にしといて!』 このような女子が結構多かった、なんでも恥ずかしいらしい。  しかし婚活をしているのなら、世界中にお知らせた方が断然お得だと感じる。 こんなエピソードがある。 我が家に友人が集まって、皆で行った旅行写真を見てい


『私が婚活していることは、内緒にしといて!』

 
このような女子が結構多かった、

なんでも恥ずかしいらしい。

  

しかし婚活をしているのなら、
世界中にお知らせた方が
断然お得だと感じる。

 

こんなエピソードがある。

 

我が家に友人が集まって、
皆で行った旅行写真を見ていた。

 

無邪気な笑顔を見せるA子が登場、
絶賛婚活中の身である。

 

『Aちゃんが夜の東京(婚活)で、
こんな笑顔を見せないよね~!』

『誰かこんな笑顔を引き出せる男性、いないかね~!』

 

なんて話していた。

 

すると夫が登場し、
『なら、Bさんがいるよ!?』 

会社の独身先輩を思い出し、
すぐに紹介の段取りが組まれた。

 

この一連の動きを見て、
その場にいた友人が声を弾ませた。

 

『やっぱり婚活中ってことは、
周りに言うべきね!
紹介するのって労力が必要だし、
わざわざやる気のない人に
声をかけないもの!』

 

確かにー!紹介するならば
求めている人に提供したい。


 

声がかかる優先順位だと、
こんな感じになるのだろう。


世に知らしめておくだけで
話は結構やってくる。

 

91


A子に紹介の件でメールをした。

見た目も悪くないらしいで?
と伝えると・・・。
 
 

『私の顔面の許容範囲は
宇宙規模だから大丈夫!
昨日も前歯二本ない人と食事に行ったYO!』

 

地球外も受入れるとは逞しい返事だ。

紹介する男性に歯があるのは、
確認済みである。


それにしても突然のアクシデントで
歯を失ったのだろうか。

まずはデート前に治療からだ。
(↑この紹介はご縁はなかったみたいだが)


A子は最終的に歯がきちんと
生え揃った男性と結婚し、
婚活の幕を下ろした。


きっかけはやはり、紹介であった。
やはり周りを巻き込むのは
チャンスが多いようだ。



 

独身生活で最も恐ろしいことは、ゴキブリ(以下G)に遭遇した時である。 ある日のこと・・・、ドアを開けて背筋が凍りついた。 真っ白の壁に黒光りする物体、・・・奴がいる! 恐怖のあまり、心臓の鼓動が急速に高まった。 そのまま石化し、15分ドアを開けたまま立ち尽く


独身生活で最も恐ろしいことは、
ゴキブリ(以下G)に遭遇した時である。

 

ある日のこと・・・、
ドアを開けて背筋が凍りついた。

 

真っ白の壁に黒光りする物体、
・・・奴がいる!

 

恐怖のあまり、
心臓の鼓動が急速に高まった。

 

そのまま石化し、
15分ドアを開けたまま立ち尽くした。

 

Gも1歩も動かない。
両者の睨み合いは続く。

 

先に動いたのは人間(私)だ。

 

部屋の明かりを点けるためには
Gがいる場所を通り抜け、
スイッチを押さねばならない。

 

ドアが閉まる一瞬だけ、
視界は真っ暗になる。


この恐怖、お分かりいただけるか。
私とGが闇に二人きり、山場だ。

 

後ろから奴に襲われたら、
ひとたまりもないだろう。

 

心臓が口から飛び出しそうだが、

急いで明かりを点けた。


光のように早く動き、

すぐに奴の位置を確認した。

 

わずかに横にずれたが、
高いところから私を見下ろしている。

 

ここまでだ・・・Gよ。


ゴキジェットを手にした私は、
勝利を感じた。

 

レバーが壊れそうなほと
力強く噴射すると、
Gがポトリと音を立てて落下!

 

その転落音にGの質感を感じて、
再びゾクっとした。

 

『ぎゃぁぁぁぁっぁーーーー!!!!』

 

お気に入りの皿の上にGが墜落、
悲しみよりも恐怖が勝った。


私はさらにゴキジェットを噴射、

部屋中が毒ガスに包まれる。
致死量を超えての攻撃だ。

 

Gが死ぬか、私が死ぬか。
いや、私のメンタルはもう死んでいる。


完全に奴が動かなくなり、
今度は死体の処理に困った。

 

ティッシュでも怖い、
うっかり直に触れたら気絶する。

 

苦肉の策で、
割り箸に摘んでトイレに流そうとした。

 

触れた瞬間、ぐにゃり!
・・・Gの感触!

 

『ぎぇぇぇっぇぇぇーーーーっ!!!!』


2度目の絶叫。
ちなみに深夜3時である。

 

叫びたいのはGの方だな。

その後は本当に記憶がない・・・。


ショックの向こう側に
行ってしまったのだろう。

 

この話を友達にしてみた。

 

『ゴキブリが嫌い!?あんた、素手で殺しそうなのに・・・!?』



叩くだけでなく、
そのまま掌を滑らせて潰せそうとのこと。
ワシはどんなイメージよ。


想像だけで卒倒しそうなのに!

 

31



たかがG、されどG。


一人きりで戦わねばならない、
この孤独感。

 

Gに強かった両親と住んでいた、
実家が懐かしい・・・!

 

強い者と住むのは心強いが、
危機感を感じなくなるものでもある。

 

一人暮らし&独身・・・。
孤独を知ることも婚活のパワーとなる。


『私が結婚できる可能性って、1%みたいなの!』友人A子(40代半ば)は結婚相談所のドアを叩いたところ、担当者から現実を知らされたのだと。『99回はうまくいかないと思ってね?20回、30回ダメだからと言って諦めずに、100人と会うつもりなら可能性があるわ!』そんなこんな

『私が結婚できる可能性って、1%みたいなの!』


友人A子(40代半ば)は
結婚相談所のドアを叩いたところ、
担当者から現実を知らされたのだと。


『99回はうまくいかないと思ってね?
20回、30回ダメだからと言って諦めずに、
100人と会うつもりなら可能性があるわ!』



そんなこんなで算出された1パーセント、
数字を絶望視して入会を断念した。


・・・いや、
1パーセントあるなら十分ではないか!!


他の婚活方法を選択したところで、
20回、30回でうまくいく保証はないし。



いい人を見つけるどころか、
くたびれる可能性の方が高い。


20回の合コンや婚活パーティなんて、
ちょっと根性を出せば誰でも達成可能。


出会いのイベントは
年間で最も盛り上がる時期に突入。


最近はちょいと勝手が違うので
オンラインでも何でも使えば。


100回挑戦して、結婚できるなら御の字。


戦略次第では短縮も可能、
まぁ確実な保証はないのが、
婚活の恐ろしいところだが・・・。


どんなにいいオンナが活動したところで、
10回や20回で決まらないこともある。


40半ばとなると、
年頃の独身男性を自力で
見つけること自体が難しくなる。


見合い相手を見繕ってくれる上に、
1パーセントでも可能性がある。


苦しい戦いだが決して
悪い話ではないような・・・!


何もしなければ0パーセントなのだから。


1パーセントと聞くとA子のように、
「無理!やーめた!」となる。
大半の人が諦めるかもしれない。


そこに気合が入ったオンナが乱入してきて、
本気でひと暴れをしたら・・・。


すんなり1パーセント側に入れそうだ。


結婚できる可能性が1パーセントと言うより、
活動を継続する者が1パーセントなのかも。


89


努力が関係ない事例だが、
B子(40代半ば)がいる。


彼女は不妊治療をしていたが、
医師から止めらたのだ。


『君の年齢では可能性がほぼないよ。
それでも諦めないなら、僕は止めないけど!』


彼女は『なに!?やってやろうじゃないか!』
と強い気持ちで挑戦。


結果、待望の第二子を授かり出産した。


『君の年齢では可能性が低い』
プロにこう言われてもチャンスはあった。


殆どの人が諦めてしまう上での確率だから。


『執念で続けていれば、何とかなるかもよ?』
という意味でもあった。

 

アプリ婚活中のA子から連絡がきた。『・・・報告がある、機密事項だ』なんと出会ったのは同じ会社の人とのこと。共通の知り合いも多く、怪しい人物でもない。彼女は浮かない顔をしている。『店に入った瞬間に、クーポンを出してさ・・・』 クーポンか・・・。善か悪かと聞か

アプリ婚活中のA子から連絡がきた。


『・・・報告がある、機密事項だ』


なんと出会ったのは
同じ会社の人とのこと。


共通の知り合いも多く、
怪しい人物でもない。


彼女は浮かない顔をしている。



『店に入った瞬間に、クーポンを出してさ・・・』


 
クーポンか・・・。


善か悪かと聞かれたらどちらでもなく、
全く問題はない。


出した男性をスタイリッシュに
素敵に見せるアイテム?か
と聞かれたら決してそうではない。

 
節約に関心があるのはいいことだが、
仲を深めたい女性と食事の際には
コッソリ出して損はなし。


決してモテアイテムではないからな・・・。


クーポンを出すだけあって
とにかく飲食代を
1円でも削りたいことが、
全身からビシバシと伝わってきた。


頼むものも安い前菜を数品のみで、
全てを食べ尽くしても
追加注文をする気配はゼロ。



『女の子はどんどん出会ったらいいんだよ!
リスクがないんだし』

 
彼は何やら呟いたが、
A子は聞き流した。


しかし・・また言い放った。

 
『女の子はリスクがないんだから・・・』


リスク?そりゃ女性だってリスクはありますよ。
どんな人が来るかわからないし・・・と答えた。


『男と違ってお金もかからないし、
リスクがないよね!
全然、無駄がないから!
その点、男はさぁ・・・ブツブツ・・・』


彼はお金さえ失わなければ、
何も失っていないと考えていた。


・・・時間の無駄シリーズを知らんのか。

 
お金は取り戻せるが、
時間は取り戻せないぞ。


彼にとって最も大事なお金を使うのだし、
どうせなら『いい男だった』と
思われたくないのだろうか・・・。


せっかく奢ったのに、
無駄にケチな印象を与えてしまった。


飲んで食べて、会計は6000円。(推定)

 
後日クーポンを調べてみたら、
『月曜日は会計20%!』
と書かれていたそうな。


月曜日ばかりを異様に
プッシュしてきた訳が判明した。



 
私もかつてクーポン男子に
遭遇したことがある。

 
心まで貧しくなりそうな
セコい食事に苦しい時間、
頼みたいものも頼めない圧力。
そして割り勘。


無理して店を選ばなくても、
サイゼリヤで豪遊したほうが
腹いっぱい食べられたのに!


悪い記憶で残り続けている・・・。


もし男に生まれ変わったら、
どんな女からも1円も取れない
・・・怖くて!!


とはいえ、
結婚後はクーポンを駆使する夫の方が
様々な面で活躍するのは間違いない。


お金の使い方の
バランスが難しい問題である。


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