いい感じのスライド、作るのむずいので、大体いい感じになるKeynoteテンプレート作った。ここからダウンロードできる。
解説
サンプルも兼ねた解説スライド作った。
だいたいスライドに書いたけど要約すると下記のようなことを考えた。
- スライド作るの難しい
- 色とか難しい
- かっこよくしたい
Azusaっていうのを作った
Azusaは、大体いい感じになるKeynoteテンプレートです
Azusaの特徴
- 大体いい感じになるカラースキーム
- 大体いい感じになるフォント
- 大体いい感じになるマスタースライド
色
カラースキーム考えた
- 白っぽい色(白っぽいクリーム色とか白っぽいねずみ色)
- 黒っぽい色(赤っぽい黒とか青っぽい黒とかそういうの)
- 緑とか青とかピンクとかのアクセントカラー1色
- 原色すぎないほうがイマドキっぽい
- このへんを参考:
- これで、例えば下記のような配色が作れる
白っぽい背景色、黒っぽいテキスト色、アクセントとして緑色
↑ これはアクセントカラー緑だけど、これをピンクとか別の色にするだけでかなり印象が変わる。お好みでどうぞ
カラースキーム
- 1ページにつき3色以内にすると大体良い
- 背景色、文字色、アクセント色
- この3箇所に何色を割り振るかで3パターンくらいのカラーバリエーションが作れる
- SpeekerDeckのスライドとかでおしゃれなスライド見ると、大抵3色で構成されてる
フォント
- 好きなの使えばええやん
- Azusa の場合はヒラギノ角ゴ+Avenir Nextにした
- どちらもMacに標準で入ってるので
補足:Macに標準で入ってて、有名なサンセリフフォント
- Helvetica
- Futura
- Myriad(macっぽくなる)
- Avenir
- Gill Sans
↑ これらのフォントをマスタースライドで指定しておくと便利。欧文フォント指定していても、日本語は勝手にヒラギノになるから問題なし
マスタースライド
- いろいろ入ってる
- フォントサイズ大きめ(1ページに文字詰め込みすぎるのを防止)
- コードブロック用のマスタースライドあって便利
ダウンロードする
FAQ
オレは別の色 / 別のフォントがいい
- お好みで変えてください
プロジェクターだとコントラスト強い色のほうが見やすいのでは
- 会場の雰囲気見て見づらそうだったら色変えましょう
いい感じにならないんだけど
- 思い切って大きいフォントサイズで英語書くとおしゃれに見える
- アルファベットはおしゃれ
レイアウトどうすればいいの
テンプレートを使うとしても文字や画像をどういうレイアウトにすればよいかという問題があると思う。こういうのはセンスが必要と思っている人が多いけど、それよりもルールを学ぶことのほうが大事で、揃えるとか、緩急をつけるとか、基礎的なルールに従って配置すればよい。
デザインのルール、本を読むと体系的に覚えることができる。この本は一昨年読んだけど、ASYLの佐藤直樹さんによる超初心者に向けたデザイン解説本で、デザインのなかでも、文字や図版の「レイアウト」だけを懇切丁寧に解説してある。
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とはいえ
プレゼン、トークが基本なので、スライドを頑張って作ったからといってダラダラ喋っているのでは良いプレゼンとは言えない。リハーサルをしっかりしておくに越したことはないと思う。
プレゼンテーションZEN 第2版
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