江島絵理『柚子森さん』1巻感想。柚子森さんは江島先生がツイッターにアップされていた作品をもとに連載化された作品で、ウェブ漫画サイトのやわらかスピリッツにて連載中のおねロリ漫画。江島先生はヤンマガサードにて女の子たちが殺しあうマンガ『少女決戦オルギア』を描かれていましたが、新作の柚子森さんは百合でほんわかした雰囲気となっています(JKの子が暴走寸前ではありますがw)。
その瞬間から目が離せなくて
遅刻しそうと急いで学校に向かう女子校生・野間みみかは途中で小学生に出会う。あまりの可愛らしさについ声をかけてしまうみみか。
しかしいきなり知らない人に話しかけらた彼女は警戒して防犯ブザーを手に、その目は不審者を見る目に(当然か)。
財布をなくしたことに気づいたみみかが公園で財布を探していると、今朝であった小学生に再び出会う。なにをしてるのと彼女に聞かれ、財布をなくしたことを話すと彼女が一緒に探してくれることに。
そして財布を取り戻した時に彼女が「よかったね」と天使の微笑み。これを切っ掛けに2人は友達になるのでした。
これは恋なのか?
連絡先を交換し友達になった2人。小学生の名前は「柚子森 楓」で小学4年生の女の子。2人で一緒に帰ったり、学校帰りにアイスクリームを食べたり、みみかの家に柚子森さんを招いて遊んだりとすっかり仲良くなる2人。
ただ手を繋いだだけなのに大きく動揺し、その手の小ささと柔らかに感動する。もうどんどん彼女の魅力にはまっていって彼女がアイスクリームを食べているだけなのにその唇から目が離せなくなるみみか。
柚子森さんはクールな感じの美少女なので主にみみかのモノローグ中心で展開されそのドキマギする様や、彼女に振り回される姿がユーモラスに描かれていて面白い。
同級生のしーちゃんに柚子森さんとの日々を語ったら返ってきた言葉は「ロリコンなんじゃん?」。その言葉にショックを受けるみみか。だけど手を繋げば興奮し、彼女が食べたアイスを一口貰えば打ち震え、部屋で一緒にTVゲームをした際には前屈みになった見えちゃうっと(ノーブラだったから)っと完全に友達の指摘通りな彼女。
疲れて眠ってしまった柚子森さんにキスしたくなるもギリギリで踏みとどまるなど、ドキドキさせられぱなしで色んな意味で面白かったです。
終わりに
柚子森さんの尊さとその少女に振り回される女子高生の図が見ていてドキドキとさせられてたまらなかったです。『柚子森さん』は前作のオルギアとは全く違った話ですが、こちらの作品の方が自分は好みかな。オルギアは作中で瞬殺されたモブキャラ達による4コマとか好きだったですが。
コメント