ブラックバイト訴訟

大学生「怖くて辞められず」

法廷で行う意見陳述の練習をする大学生。「暴力や脅しを使って辞めさせないのは、絶対におかしい」と訴える=東京都世田谷区で2016年9月11日午後1時47分、金森崇之撮影
法廷で行う意見陳述の練習をする大学生。「暴力や脅しを使って辞めさせないのは、絶対におかしい」と訴える=東京都世田谷区で2016年9月11日午後1時47分、金森崇之撮影

 大手飲食チェーン店でアルバイトをした大学3年の男子学生(21)が4カ月間無休で働かされた上、店長に包丁で刺されたなどとして、運営会社側に未払いの残業代や慰謝料など計約800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁である。ブラックバイトを巡る訴訟は全国初とみられ、大学生は「怖くて辞められなかった。学生を会社の都合だけで働かせるのは許されない」と訴える。

 「何でこんな目に遭わないといけなかったのか」。大学生は包丁傷の痕が残るという左肩をさすった。「『死ねよ』と首を絞められたこともある。殺されるかもしれない、耐えて働くしかないと思った」

この記事は有料記事です。

残り764文字(全文1042文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月
' + '
' + '

' + csvData[i][2] + '

' + '' + '
' + '
' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList; } const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item'); let dataValue = '1_hour'; Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick); }); fetchDataAndShowRanking();