『奇跡講座』を筆記した女性ヘレン・シャックマンの伝記。著者ケネス・ワプニックは、ヘレンの晩年八年間にわたり彼女と親交があった。本書においては、そうした経験に言及しつつ、ヘレンによる『奇跡講座』筆記の詳細、ヘレンがイエスについて経験していたこと、筆記の協力者にして親しい友人であり同僚でもあったウィリアム・セットフォードとヘレンの間の関わりなどについて語っている。加えて、ヘレン自身による数々の文章(思い出や夢を書きとめたものや、書簡、詩など)からの抜粋や、このコースを筆記する合間に彼女がイエスから受け取っていた個人的なメッセージや指導記録など、未出版の文書も数多く紹介している。
本書は、『奇跡講座』の〈赦し〉の実践に取り組んできた6名の人たちによる手記をまとめたものです。『奇跡講座』の〈赦し〉の実践という点ではどの記事も非常に貴重な体験談となっています。
本書が同じ道を行こうとする人々の目に留まり、こうした仲間たちの存在を知っていただくことで、この道を歩み続けるための励みとなれば幸いです。