初詣の参拝客を迎える巨大絵馬が12月31日、町田三天神のひとつ、菅原神社(町田市本町田)に設置された。
2025年の干支「乙巳(きのとみ)」にちなんだ白蛇と菅原神社の家紋「梅鉢」があしらわれた絵馬の大きさは、縦2.2メートル、横3.2メートル。画家の林絵美さんが描いた干支シリーズの9作品目。
描かれた白蛇は、「幸運を呼ぶ守り神」としてあがめられてきた。「乙巳は、これまでの努力や準備が実を結び始めるという意味をもっている。『ヘビはこわい』と思う方もいるので、総代さんたちと話し合って、かわいらしく描いた」と林さん。
「学問の神様をまつる菅原神社で、学業成就にもつながれば」とも。
大絵馬の下絵を元にしたオリジナル絵馬を元旦より、大・中サイズ計80枚頒布する。正月三が日で約3万人の参拝者が訪れる同神社。自動車以外の来社を呼びかける。