財布に目と口がついて、手触りも楽しい「薄い財布 ダンボー ver.」

これまで使用していたabrasus「iPhoneが入る財布」がだいぶへたってきましたので、新しい財布に移行することにしました。

iPhoneも入る財布」が多くのカード類が入るので便利に使っていたのですが、そのためもあって不要なものを持ち歩くことも多くなっていました。そこで今回は原点に戻って「薄い財布」しかも「ダンボーver.」です。

ちょうど2年9ヶ月ぶりに元ネタの「よつばと! 」の新刊が出ていますので、タイミングもちょうどいいですね。

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ダンボーver. は、 「薄い財布 classic」が光沢のある表面なのに対して、質感のあるザラッとした手触りで持っていてぬくもりさえ感じます。

いま気づいたのですが、この革の色だけでなく、質感とぬくもりもちょうどダンボールのそれを彷彿とさせるのですね。もちろん、こちらのほうがずっと上質な触り心地なのですが。

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さて、引退した「iPhoneも入る財布」と並べてみるとこうなります。やはり「薄い財布」のほうが思い切ったミニマルなデザインをしていて、思想の違いを感じさせます。あと、ダンボーバージョンにだけ存在する、コイン投入口をあしらった細工も可愛い。

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「薄い財布」を使ったことがない方むけの説明になりますが、内側はこの通り。紙幣の入る部分を覆う革が存在せず、いわば靴ひもと同じように自分自身に巻きつくので薄くなるわけですね。

カード入れもミニマルで3枚程度を選ばないといけませんし、小銭入れの部分もうっかりすると溢れてしまいます。

しかし、家の鍵を「小さな小銭入れ」につけて常に持ち歩いていますので、小銭が溢れた場合にはこちらにいれることもできるのであまり困りません。このタッグは個人的に最強だと思っています。

「薄い財布」への移行で楽しいのがカードを取捨選択する部分です。今回はクレジットカード兼キャッシュカードを一枚、免許証を一枚、あとは交通カードを入れて終わりになりました。

職員証をどうしようかと思ったのですが、そちらは常に持ち歩いている「ひらくPCバッグ」の外側ポケットに常に入れておくことでこまらないことがわかりました。どうせいつも職場にはそちらで行きますから。

実際に使い始めると、手にするたびに触った感触が楽しいのがこの「薄い財布 ダンボーver.」です。これはほかのシリーズとも違った、このタイプだけの良さですね。ダンボーの表情の虚ろさも人と会話するときのネタになりますし、財布にダンボーというのはよく考えたと思います。

というわけで、表情が豊かで楽しいのがダンボーver.、クリスマスのプレゼントにいかがでしょうか。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。