yumとは、Yellowdog Updater Modified の略です。
Fedora 等で依存関係を考慮して rpmパッケージのインストール、アンインストール、更新等を行ってくれるツールです。
これを使えば、依存関係のわずらわしさから開放されてハッピーになれます。(笑)
yumは、/etc/yum.repos.d/ に登録されているパッケージ登録サーバ(リポジトリ)から自動でダウンロードしインストール、アンインストール、更新を行うので、ダウンロードの手間も必要ありません。
以下が簡単な使い方になります。
【パッケージのインストール(追加)】
# yum -y install パッケージ名
-y は、自動でy(yes)を返答するオプションです。このオプションを付けない場合、確認が入ります。
【パッケージのアンインストール(削除)】
# yum -y erase パッケージ名
-y は、自動でy(yes)を返答するオプションです。このオプションを付けない場合、確認が入ります。
【パッケージの更新確認】
# yum check-update
リポジトリに登録されているパッケージと自分のマシンにインストールされているパッケージのバージョン(リビジョン)を比較して相違があるものを表示してくれます。
あくまでも表示だけなので、更新は別途必要です。
【パッケージの更新】
# yum -y update パッケージ名
リポジトリに登録されているパッケージと自分のマシンにインストールされているパッケージのバージョン(リビジョン)を比較して相違があるものを更新してくれます。
また、パッケージ名を省略すると自分のマシンに登録されているパッケージ全てについてバージョン(リビジョン)の相違があればダウンロードして更新します。