・図書館建設住民投票条例案提出:NHK
これは小牧市立図書館に関して活動する市民団体「小牧の図書館を考える会」が主導して行った、山下しずお と『CCC』が強引に推し進める新・小牧市立図書館の計画を白紙に戻す住民投票を行うよう市に求める署名運動で、署名数が有効数に達したため、法律に則って提出されたものです。
この議案に対し、おそらく前代未聞!…と言うか、こんな話を聞いたことがないのですが…山下しずお が"反対意見書"(市議会議員に「住民投票を行うのを止めろ!」と言う意見書)を添えて、議会に提出しました。
・新図書館建設計画を白紙にすることに関する住民投票条例について(※PDF)・・・全13ページと非常に長い文書です。
これは本当に、山下しずお の"独善性"が際立った"異常な行動"と言えるでしょう!なぜならこれだけの数が求めた住民投票を否決するよう求めると言うことは、市議会議員に対し「市民の意見なんか聞くな!」と主張しているのと同じなのですから!!山下しずお は自分が"市長"でなく"皇帝"にでもなったつもりなのでしょうか?
しかもこの反対文書の中では、相変わらずひとりよがりな"自己正当化"に終始し、公然と「市民の意見を聞いてやってきた!」と嘘までついています。この反対文書における明らかなる嘘は、"公文書偽造"に当たる可能性があるそうです。
・山下史守朗小牧市長に対し、議会における発言等の訂正を求めました: こまき無答塾ブログ
マニュフェストに「(図書館に関して)市民の意見をよく聞いて、検討する!」と宣言したにも関わらず、これまで市民の意見を一度も聞かず、小牧市立図書館のラピオ移転を"代替案無いまま"勝手に中止させ、その後3年間この問題を"先送り"し、今度は勝手に『CCC』とアドバイザリー(助言役)契約を結んで、図書館計画全部を『CCC』に丸投げ!費用は大幅に増大!しかもその増大した莫大な費用の中には、図書館に全く必要ないどころか、どう考えても図書館として使い勝手が悪く、バリアフリー的にも防災面でも管理面でも問題のある"本棚(書架)のピラミッド"や"巨大な壁面本棚(書架)"が含まれ、更にこれまた図書館に全く必要ないどころか、図書館の環境を壊し、更に周辺店舗にも悪影響を及ぼす『CCC』の商業施設(カフェや書店、レンタルショップ)の費用も含まれてるのですから、市民から白紙撤回を求める署名運動を起こされるのは、当然の事でしょう!
だいたいおかしいのは、『CCC』と結託して推し進める自分の図書館計画が本当に良いと思っているのなら、堂々と住民投票を行って市民に意見を聞けば良い話です!もし住民投票で白紙撤回でない結論が出れば、この"馬鹿げた計画"を堂々と推し進める事ができるのですから!しかし山下しずお は、これ(住民投票)を異常なまでに避けようとしている。
その理由の1つは、先日別の記事で書いた山下しずお の"独善的性格"にあるでしょう。市議会議員に密約文書を送り自身の政策をチェックしないよう市議会議員たちに求めたり、更に市議会議員の数を3分の2に減らそうとしていたことも、山下しずお の"独善性"を裏付けています。もう1つ考えられるのが、山下しずお が「この計画の賛否を市民に投票させれば、否決される恐れがある」と考えてるからではないでしょうか?もしそうであれば、市民から否決されるような計画を強引に推し進めている事になる訳ですから、これもまた極めて重大な市民に対する"背信行為"と言えるでしょう!
なおこの住民投票条例案の採決は、9月10日(木)に行われるそうです。あと最後にこの件に関して、非常に印象的だった『CCC』問題に取り組んでるアイヴァーンさんのツイートと、ブログ『こまき無答塾』のこの件に関する記事へのリンクを、以下に掲載しておきます。
・日本一最長で、日本一最低の意見書???: こまき無答塾ブログ
小牧市長,自治条例で「第20条 市長は、最少の経費で最大の効果を挙げるとともに、常に中長期的な視点を持って健全な財政運営を行うものとします。」って言ってるんですが,建設予算も決めずに青天井で基本設計したら約42億円になりました,ってのは問題があるのでは? #小牧市
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 5
小牧市長「市といたしましては、条例制定請求者代表者証明書交付申請書が提出された6月30日以前に、新図書館の建設費について「30億円」や「約40億円」と発言した記録は残っていません。」
私「…青天井で,予算も決めずに設計を行わせたのですね?その財源はいったいどこに求めるので?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「この建設費の増加は、平成25年以降の全国的な建設労務費及び建設資材費の高騰によるものであります。その高等率は、約1.3~1.4倍であり...。建設規模の縮小をはじめ、コスト縮減努力を行った結果、約1.2倍で...」
(つづく)
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
(承前)
私「設計しないと予算も算出できないのに,コスト縮減努力が可能なんですか?基本設計の段階で1割の予算削減ができたとしても,それは本設計時にどうなるかわからないということに相違ないのでは?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
“新図書館の建設事業の財源としては、これまで市で積み立ててきた図書館建設基金(約20億円)や国庫補助金(約10億円)の活用を見込んで...建設費の増加抑制に努めていきます。” - 日本国民の皆様,小牧市長は国庫からの支援を期待し,建設費の増加を抑制することに努めるそうです。
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
市民から白紙化すらをも求められし設計の施設について,一部私たち国民の血税からの支出をあてに,建設費の抑制を検討されるのではなく建設費増加を抑制することに努めると申されています。はたしてそれは,本当に必要な機能を吟味されたうえでの,必要な建設費なのでしょうか?(・.・;)
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「図書館本来の機能を充実させる...時代のニーズに合った付加価値の高い図書館、遠くからでも行ってみたいと思われる魅力ある図書館とすることを目指しています。」
私「図書館って,行ってみたいと思われることが魅力とは到底言えず,“利用したい”と思われなくては意味がないのでは?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「具体的には、指定管理者による自主事業(ブック&カフェ)やライフスタイル分類といった利用者の利便性...」
私「ブック&カフェという自主事業は,委託先の営利企業による自主事業であって,図書館としての魅力そのものではないですよね?営利施設ではないのですし!?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「ヒューマンスケール(居心地の良さ)をベースとした空間デザインにより...」
私「図書館って,図書資料をライブラリーし,それを利用し,あるいは図書類を楽しむための施設ですよね?居心地がいいに越したことはないでしょうけど,ヒューマンスケールとして機能性は具備しているので?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「多くの方に来館いただくことを期待しているところですが、こうした内容も、きちんとホームページに掲載しています。」
私「来館してもらえばいい施設ではないですよね?利用していただくことを企図すべきなのでは?そもその点から目的を違えているのでは!?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「対案が示されることなく、事業の「白紙」の是非のみを問う住民投票を行おうとするのは、極めて無責任であると考えます。」
私「事業の白紙化を求める住民投票請求など,されていないですよね?計画の白紙化を求める住民投票ですよね?悪意のある請求内容の改変には怒りを禁じ得ません!!」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「それは、「白紙」という意味は、図書館や中心市街地の問題解決を放棄し、単に問題を先送りすることに他ならないものだからです。」
私「いや,今まで先送りしてきたのは市長や市議会の方でしょう?ようやく進んだ案に対し,市民からノーの意見を提示されたのですよ?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
私「それを,自らの諸行を棚に上げておいて,再考を求めることに対し問題解決の放棄だとか,先送りだとか,まさに悪意を持った歪曲意見陳述だとしか受け止められません。本当に,怒りを禁じえない意見です!」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
私「“市民から負託を受けた、市民の代表である市長と市議会が、広い視野と高い見地から問題を調査検討し、様々な角度から議論を重ね、総合的に判断”して施策を進めるのでしょう?にも拘らず,それを市民に対案なくば反対意見を述べて住民投票を求めることがおかしいというのですか?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
私「現行の案に対し,議会の議決に反して市民がノーを突き付けたというならば,別の道を模索するのが市民の負託を受け,広い視野と高い見地で考慮できる市長,市議会議員の仕事なのではないですか?誰しもが対案を考えられないからこそ,負託された代表たる貴方たちが在るのではないですか!?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
私「それを,市民からのノーの意思表示に対して対案なき意見は無責任だとは,貴方たちこそ市民の負託を受けたものとしての責務をどのように理解しているのですか?無責任に対案を求めることこそ,自らの職責をどのように認識されているというのですか!?」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
小牧市長「...。それが現在の地方自治制度の根幹である議会制民主主義の姿であります。」
私「どのような形であれ,市民が参加してこその自治でしょう?議会制民主主義は,民主主義を実現するための手段に過ぎないと考えます。貴方の認識は間違っていると考えます!」
— アイヴァーン (@Ivarn) 2015, 9月 4
【関連リンク】
・新小牧市立図書館建設基本設計(案)に係る意見募集:小牧市・・・9月15日まで、パブリック・コメントの募集が行われています。
・新小牧市立図書館建設基本設計(案) (※PDF)・・・計画の概要をまとめたPDFファイル
・小牧市に市民のための図書館を・・・小牧市立図書館問題について分かりやすくまとめられているページ。スマホやタブレットで、非常に見やすいです♪ 作ってくれたのは、CCC図書館問題に取り組んでいる @keikuma さん(感謝!!)
・小牧の図書館を考える会・・・小牧市の図書館建設に関して活動している市民団体。
【関連記事】
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!!・・・『CCC』の問題や館内に作られようとしている巨大な書架について、あと館内に作られようとしてるカフェや書店の問題について書いてあります。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その2・・・新・小牧市立図書館を"商業施設"として見た場合の分析とその影響について、書いてあります。
・Kyu3's LOG : 山下しずお とCCCが進める新・小牧市立図書館建設に反対!! - その3・・・巨大な書架の問題点についての最初の記事の補足が、書いてあります。