当サークルは今年度も冬コミに出店します。
スペースは
3日目(12/31 月曜日)の東K-26b
サークル名は「京都大学SF・幻想文学研究会」です。会場では新刊「WORKBOOK111」および「中間子2018」に加え、既刊の販売も予定しています。以下、頒布物の紹介です。
○新刊 WORKBOOK 111
今回は「京フェス2018」特集となります。内容は以下の通りです。
・京フェスレポート
京フェス2018の内容をレポート。
そもそも「京フェス」とはどういったものかという紹介から、今年度の各本会企画の内容まで、京フェスを知らない方にも楽しめる内容となっています。
こちらはブログにて先行公開していますので、是非お読みください。(京フェス2018レポート - 京大SF・幻想文学研究会ブログ)
・対談「電子書籍で何ができるか——出版の新しい形を探る」書き起こし
京フェス2018本会で行われた、西崎憲・藤井太洋・大前粟生による対談を書き起こし。
電子書籍の持つ特異性や可能性、そしてより広くこれからの出版に関して、電子書籍の最前線をはしる三氏の貴重な対談を収録しています。
・登壇者最新作レビュー
藤井太洋・大前粟生・飛浩隆・酉島伝法・小川一水の最新作をレビュー。
レビュー対象作品は、
藤井太洋『おうむの夢と操り人形』/大前粟生『回転草』/飛浩隆『零號琴』/酉島伝法「彼」/小川一水『アリスマ王の愛した魔物』
となっています。
B5中綴じ・32ページ・300円
○既刊 WORKBOOK 110 その他
「バカミス・バカSF」特集号。会員によるバカミス・バカSFレビュー、および恒例の新入生レビューを掲載。
B5中綴じ・48ページ・300円
その他の既刊も可能な限り持っていく予定です。
KUSFA / 京大SF研@月曜東K26b
京フェス2018本会1コマ目「電子書籍で何ができるか――出版のあたらしい形をさぐる」企画が始まりました!#kyofes2018 https://t.co/jeyydwnOCj at 10/06 11:34
◯合宿についてKUSFA / 京大SF研@月曜東K26b
本日の本会最終企画、京フェス2018本会3コマ目「〈天冥の標〉シリーズ完結記念 作家・小川一水の描いた軌跡」」企画が始まりました! #kyofes2018 https://t.co/5qnULGjC7L at 10/06 15:29
お久しぶりの句会ロボ1号です。今年も来たる京フェス2018の合宿企画にてSF句会を開催いたしますので告知に参りました。
SF句会もはや6回目です。色々あって1号が主催になりました。よろしくです。
!注意! 今年から投句方法が変わりました!. あと〆切がいつもより早いです!
☆これはどんなイベントですか?
事前に募集するSF俳句を肴に、句会というものをしてみようという企画です。こちらの記事に詳しく書いてあります。
http://blog.kusfa.jp/article/379060332.html
大体こんな感じで、みんなSFだけではなくアニメ漫画映画BL百合など自分の好きなものになぞらえて句評をなさる感じです。4コマ目なのでみんなべろべろです。べろべろになったSFファンたちが持ち寄ってきた俳句をダシに萌え語りするイベントです。
また、句会ってそもそもどういうものなのか、についてはこちらの記事に詳しいです。
http://blog.kusfa.jp/article/374273302.html
川柳ではなくより俳句らしいSF俳句を目指してみようという主旨がちょっぴりありますが、句会の進行を務める京大SF研会員は年に一回この企画の時だけ俳句を作る素人です。舐めてかかってきてください。参加方法は色々ありますが、飛び入り参加で句評をするだけというのもいいのよ! もちろん「俳句って知ってるけど実はよく分からない」「俳句はともかく句会って何それ?」というのは当たり前ですので、事前のフォローはさせていただきます。
■【参加方法説明】
SF句会の参加方法 (1)~(3)
句会には大きく二つのパートがあります。その組み合わせで参加方法も異なります。
A 俳句を作って出す
B 良い句を選ぶ+句評を述べる
(1)A+B「がっつり参加したい」
→参加したいという人へ。やっぱりこれが一番楽しいです。
自作のSF俳句1~3つと共に、専用フォーム http://nanos.jp/kigawa/form/1/ にてお送りください。
(2)A「俳句を出すだけ出したい」
→ 自作のSF俳句を1~2句(それ以上は受け付けません)作っていただき、記名と共に先述のフォームにてお送りください。来れない方のためのオプションという側面もございますが、もちろんその場にいらっしゃった方が楽しいですし、句会の進行もスムースになります。どうぞご参加を。
(3)「見学したい」
→ 申し込みは必要ありません。飛び入り参加も歓迎します!!
発言の機会を用意されるわけではありませんが、句会の中では、司会の配慮によって見学者に意見を求める場もあるでしょう。
※
・(1)参加の受付上限は12名 とさせていただきます。
・俳句の受付上限は、(1)(2)合わせて、40句とさせていただきます 。
■【スケジュール説明】
SF句会のスケジュール
・9月15日~9月30日
俳句の提出+本参加(A+B)申込み期間
・~10月5日
提出された俳句から良いものを吟味する期間(KUSFAブログとKUSFA公式ツイッターで公開いたします)
・10月6日
SF句会当日。存分に語らいましょう。
■【SF俳句作りのルール説明】
・作り手がSFを感じるものであること
・季語を含むこと
・五七五の十七音であること
下の二つは俳句の原則ですが、もちろんこれを破っていても構いません。
ただし、句会の評価では、SFらしさだけでなく俳句としての良さも考慮されるので、可能な限り守りましょう。また、上の条件には記載しておりませんが、俳句らしさには「切れ」が大事です。これには定義に個人差があるのでルールに加えませんでしたが、上位を狙われる方はそこもチェックして俳句作りをされるとよいかもしれません。形式は大事です。縛りがあった方が燃えます。
ゾンビはSF! クトゥルフはSF! 触手はSF! という代物も歓迎しております。
最後に補足として、俳句とは何か、俳句のどこが楽しいのか、ということについて少しご説明できたらなと思います。
例えばあなたが突然17音の言葉で人を楽しませろと言われたとします。
まあまずはたった17音で何ができるだろうという話になるでしょう。とりあえず、普通だったら17音になるような文を考えると思います。
でも、そういう一意に固定された言葉をつくることは容易いけれど、一意に固定された言葉というものはそれ単体では概ねつまらないものです。
きょうのごはんはペペロンチーノでした。
こういう事になってしまいます。だから、もうちょっと嘘をつかなければいけない。
きょうばあちゃんはペペロンチーノでした。
これで、ばあちゃんのご飯の話なのか、それともばあちゃんがペペロンチーノなのか、という風にちょっと意味が揺らいできました。でももうちょっと嘘をつきたい。そしたらもっとイメージ喚起能力の高いことばを使おう。例えば季節感の強いもの。
きょうばあちゃん春のパン祭りでした。
いいんだか悪いんだかはさておいて、わけがわからない。もうちょっと面白くするために、「切れ字」となる言葉を足してリズムをよくしてみましょう。ついでに、季節感のある言葉、もっと言うならば季節感に伴う一定のイメージ喚起能力のあることばである季語をいれてみましょう。
うぐいすやばあちゃん春のパン祭り
まあ……面白くなったということにしましょう。
俳句をざっくりと定義するとしたら、17音前後で構成された言葉です。
何かを説明するには短すぎるものですし、説明できすぎてしまっているものは想像の余地がないから面白くないというのが今どきの考え方のひとつです。上に書いたような季語や五七五のリズムや切れといったルールは、いわば飛ばなくてもよいハードルのようなものだと思ってください。季語を読み込まない無季俳句や自由律俳句は昔からあるものですし、また字余り字足らず句またがりといった破調は珍しくないことです。
だからまずは、言葉遣いが好きかどうかとか、妄想が膨らむかとか、あるいは萌えるとか苦しいとかびっくりしたみたいな感情が湧くかどうかとか……そういう感じで俳句を眺めてみてください。季語からあなたがイメージするものと、ほかの言葉との響き合いを味わってみてください。
それが一番大事で、五七五やら切れのことなんてその後に考えればよいことです。こんなふうに考えてみてください――こんなにいい句なのに、音数まで守っている。切れすら入っている。あるいは、そういうものが入っていないことやリズムが乱れているということがあなたにとってどう感じられるかを、考えてみてください。
あなたがこれは愛のことばだと言えば、それは恋愛の句になる。誰かが戦争のことだと言った句を、あなたは日常のさりげない一瞬を切り取った言葉だと思うかもしれない。何だっていい。俳句には解釈の可能性が無限にあり、楽しい句会に大事なのはあなたの愛ある解釈です。
今回はSF句会と銘打ってはおりますが、主催者が一番大事にしてほしいのは、あなたが「これはこういう句なんだ!」と思うその感覚です。私たち主催者は、皆さんが「こう」だと言うのであれば、SFでもミステリでもホラーでも映画でも漫画でもアニメでもゲームでもBLでも百合でもなんでもかまわないというスタンスでおります。
世には色々な句会があると伝え聞いておりますが、私たちが続けてきた句会は、〈17文字から膨らませたイメージをみんなでワイワイ語り合う会〉です。お気軽に参加してください。最初は知らない人の前でしゃべるのが恥ずかしいかもしれないですが、すぐ慣れると思います。
]]><![CDATA[ ]]>当サークルは今年度も夏コミに出店します。
スペースは
3日目(8/12 日曜日)の東ニ-16a
サークル名は「京都大学SF・幻想文学研究会」です。会場では新刊「WORKBOOK110号」に加え、委託本の販売も予定しています。以下、頒布物の紹介です。
○新刊 WORKBOOK 110
今年は「バカミス・バカSF」特集となります。内容は以下の通りです。
・バカミスレビュー列伝
京大SF研会員によるバカミスレビュー。
レビュー対象作品は、
小山正編『バカミスの世界—史上空前のミステリガイド』/小山正編『バカミスじゃない!?―史上空前のバカミス・アンソロジー』/島田荘司『斜め屋敷の犯罪』/中西智明『消失!』/蘇部健一『六枚のとんかつ』/門前典之『屍の命題』/清涼院流水『カーニバル』/藤岡真『六式金神殺人事件』/小森健太朗『大相撲殺人事件』/小島正樹『十三回忌』/ジェイムズ・グレイディ『狂犬は眠らない』/鳥飼否宇『官能的 四つの狂気』/倉坂鬼一郎『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』/芦辺拓『綺想宮殺人事件』/駕籠真太郎『アナモルフォシスの冥獣』/霞流一『落日のコンドル』/早坂吝『○○○○○○○○殺人事件』/早坂吝『誰も僕を裁けない』
となっています。
・バカSFレビュー
会員それぞれが、それぞれの思うバカSFをレビュー。
レビュー対象作品は、
ミハイル・ブルガーコフ「運命の卵」/沼正三『家畜人ヤプー』/ノーマン・スピンラッド『鉄の夢』/筒井康隆『残像に口紅を』/田中啓文『銀河帝国の弘法も筆の誤り』/佐藤哲也「かにくい」/円城塔『後藤さんのこと』/宮内悠介『超動く家にて』
となっています。
・新入生レビュー
毎年恒例、新入生による好きなものレビュー。
文学や映画、漫画、さらにはそこから大きく飛び出したものまで。枠にとらわれない自由なレビューの数々となっています。
B5中綴じ・48ページ・300円
○委託本 『少女終末旅行トリビュート』
京大SF研有志+αによる終末SF短編集。
詳しい内容はこちらでご確認ください。
A5・128ページ・500円
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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