PCの基本!インテルCPUの種類と性能の違いは?
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『インテルCPUの型番の見方を理解して性能を比較してみよう』(最終更新:2018年10月)
パソコンを購入するときにCPUの欄を見ると、「インテル(Intel)」という名前を目にすることがある思います。
このインテルとは、世界で最もシェアの大きいアメリカの企業名で、販売されているパソコンの多くはこのCPUが搭載されています。
でも、ひとくちにインテルのCPUと言っても、いろいろな種類があるので違いがわからければ選べないと思います。
そこで今回は、自分に合ったものを選べるように、インテルCPUの種類と性能の違いについてまとめました。
インテルCPUの大まかな種類を以下に紹介します。CPUがどういったものなのかがよくわからないという方は、「CPUとは何か?初心者にもわかりやすく解説」でまとめましたので、こちらの記事から読まれると理解しやすいと思います。では、早速見てみましょう。
以下のCPUは、下に行くほど性能は下がります。
◆Xeon:企業向けの高価格CPU
◆Core-i7:高機能&高価格CPU
◆Core-i5:一般向けの高機能なCPU
◆Core 2 Quad:i7の前に主流だったCPU
◆Core-i3:価格も性能も標準のCPU
◆Core 2 Duo:i5とQuadの前に主流
◆Pentium:i3より低機能&低価格
◆Celeron:かなり機能を抑えた廉価版
◆Atom:性能と消費電力が最も低いCPU
全てを覚える必要はありません。なんとなく「こんなのがあるんだ」といった程度で大丈夫です。
CPUは常に改良されて進化しているので、現在主流のものは過去のCPUを改良したものになります。最新のものの方が性能は高くなりますが、それだけだとバリエーションが少ないので、性能を下げた廉価版も作られています。これを踏まえて上記のものを分類すると以下のようになります。
◆「Core-i7」は「Core 2 Quad」の最新型
◆「Core-i5」は「Core 2 Duo」の最新型
◆「Core-i3」は「i7とi5」の廉価版
◆「Pentium」は「Core 2 Duo」の廉価版
基本的に安価なパソコンであれば廉価版のCPUが使われていることが多いです。これがわかれば、お店で選ぶ際もなんとなく選べるようにはなりますが、もう少し判断材料を増やしてみましょう。
実は、これらのブランド名の後ろにもさらに番号が付いています。たとえば、2000番台の数字や3000番台の数字などが振られていて、この番号でさらに細かい性能がわかるようになっています。
一つ例を挙げると、「インテル Core-i5-3320M プロセッサー(2.60GHz)」のCPUの見方は、「企業名+ブランド+型番(クロック数)」といった具合です。
もう少し詳しく説明すると、「i5-3320M」の部分は3000番台の数字が入っていますよね。これがわかれば、「Core-i5」の「3000番台」のCPUの特徴を把握すれば、どのような性能なのかがわかるわけです。(調べ方は後述します。)
ちなみに、この型番のことを「プロセッサナンバー」とか「モデルナンバー」といいますが、基本的にこの数字が大きければ高性能という認識で問題ありません。
また、パソコンを購入する際に目にすると思いますが、「インテル 第4世代CPU搭載」といった文言が書かれていることがあります。「なんだか最新のCPUっぽくて良さそう…」という雰囲気は伝わってきますが、一体どういったものなのかわかりますか?
まず、第4世代CPUというのは、第3世代CPUの後に登場したCPUということです。つまり、第4世代の方が新しいということですね。
そしてこれらの見分け方は、厳密ではありませんが以下のようになります。
◆第8世代:Core-i7/i5/i3-8000番台
◆第7世代:Core-i7/i5/i3-7000番台
◆第6世代:Core-i7/i5/i3-6000番台
◆第5世代:Core-i7/i5/i3-5000番台
◆第4世代:Core-i7/i5/i3-4000番台
◆第3世代:Core-i7/i5/i3-3000番台
◆第2世代:Core-i7/i5/i3-2000番台
つまり、先ほど上で説明した型番でなんとなく判断できるわけです。
Core-i7/i5/i3の型番は、例外(※)もありますが同じ基準で番号が振られていて、「千の位が4であれば第四世代、千の位が3であれば第三世代」となります。そして、百の位から下の数字が大きいほど高性能となるわけです。
ちなみに、それぞれきちんとした世代の名称があります。厳密にはこちらの名称で調べた方が間違いありません。
◆第8世代:Coffee Lake マイクロアーキテクチャ/Cannon Lake マイクロアーキテクチャ
◆第7世代:Kaby Lake マイクロアーキテクチャ
◆第6世代:Skylake マイクロアーキテクチャ
◆第5世代:Broadwell マイクロアーキテクチャ
◆第4世代:Haswell マイクロアーキテクチャ
◆第3世代:Ivy Bridge マイクロアーキテクチャ
◆第2世代:Sandy Bridge マイクロアーキテクチャ
◆第1世代:Nehalem マイクロアーキテクチャ
これらの名称は開発コードネームから来ているようです。世代ごとに構造に違いがあり、若い世代ほど性能も向上します。
ちなみに、2018年10月には第9世代の「Ice Lake マイクロアーキテクチャ」というのも発表されていますね。確認してみたらわかると思いますが、九千番台の数字が並んでいると思います。
こうした点を覚えておくと、パソコンを選ぶ際にどの世代なのかがわかるので選びやすくなると思います。
下記のWikipediaのリンク先で、型番から「世代」「コア数」「クロック数」「ターボブースト機能の有無」などがわかるので購入する際に調べてみましょう。
◆Intel Core-i7
※前述の例外のものは第二世代の型番3930K、3820の2つです(Sandy Bridge-Eマイクロアーキテクチャ)。
◆Intel Core-i5
◆Intel Core-i3
◆Intel Core 2
◆Intel Pentium
◆Intel Celeron
◆Intel Atom
それともうひとつ、アルファベットの意味についても知っておくと便利です。
先ほど例として挙げた「インテル Core-i5-3320M プロセッサー(2.60GHz)」というCPUでは、数字の後に「M」と記載されています。これは「モバイル用」という意味で、主にノートパソコンに使われるCPUを表しています。
デスクトップのCPUに比べると消費電力と発熱が抑えられますが、同時にコア数が少なかったり、性能も低くなるなどの特徴があります。
これがウルトラモバイル用のCPUになると、軽量・薄型・長時間駆動が求められるので、さらに低電圧になり性能も低くなります。
つまり、数字の後に来るアルファベット(型番の特殊記号)を確認することでも性能をなんとなく把握することができるわけです。
たとえば、ノートパソコンを自宅で据え置きで使うのであれば、わざわざ超低電圧のウルトラモバイルの製品を選ばなくてもよいということがわかると思います。あるいは、デスクトップPCでも消費電力を減らしたものを使いたければ、それに合ったものを選べばいいというわけです。
この区別もできるようにしておくと選びやすいと思います。
では、どのような記号があるのかを以下に簡単に挙げてみます。
◆Q:クアッドコア(4コア)
◆M:モバイル用(ノートPC用)
◆U:ウルトラブック用
◆X:最上級モデル(Extreme Editionの略)
◆XM:最上級のモバイル用
◆QM:クアッドコアのモバイル用
◆LM:低電圧版のモバイル用
◆UM:超低電圧版のモバイル用
◆S:デスクトップ用の低電圧版
◆T:デスクトップ用の超低電圧版
◆K:最大クロック数の調整が可能(倍率ロックフリー)
◆G:最新のPentiumやCeleronで使われ、CPUに内蔵グラフィック機能があるという意味。Core-i7/i5/i3には内蔵グラフィックがあってもGは付かない。
◆P:内蔵グラフィック機能付きのCPUから内臓グラフィック機能を取り除いたもの。
近年は、低電圧版や超低電圧版は記号が使われなくなり、型番の数字で表記されるようです。たとえば、下一桁が「0だと通常版」「9だと低電圧版」「7だと超低電圧版」という意味で使われています。
ただし、このあたりはあまり気にしなくても問題ありません。なぜなら、メーカーがパソコンを作るときに、その使用目的に合ったCPUを考慮しながら選んで製造し販売しているからです。
確認しなければならないのは、「Core-i7」や「Core-i5」といった種類と、「第8世代」や「第7世代」などの世代ですね。これらの点に注意して選ぶようにします。迷ったときは、通常の使い方であれば「最新か一世代前」の「Core-i5」を選んでおけば問題ないと思います。(Amazonなら品揃えも豊富:パソコン)
全てのCPUの名前が「Core○○」だと統一感があるので区別しやすいのですが、PentiumやCeleronは名称が少し違いますよね。廉価版ということはわかりますが、どのような特徴があるのかわからないとしっくりこないと思います。そこで、このことにも少し触れておきます。
PentiumやCeleronは歴史のあるCPUです。Core○○が若者とすると、PentiumやCeleronは高齢者みたいな感じです。でも、まだまだ現役で元気に活躍しています。
昔は両方ともインテルのCPUブランドを支えた中心的な存在で、2コアが主流だったころには「Pentium Dual-Core(Pentium DC)」などと呼ばれていたこともあります。今は「Pentium」と呼ばれています。
そんな彼らの型番は、若者たちの型番とは少し違います。
若者の場合は最新のものほど番号が大きくなっていましたが、PentiumやCeleronは、Sandy Bridge世代では三桁、それ以前は四桁で付けられていました。つまり、最新の方が数字が小さくなっているんですね。
また、それぞれの世代によって型番の付け方の基準が違うので、数字だけで最新かどうかを判断することはできません。
なので、先ほど上で紹介したウィキペディアの記事で世代ごとに確認してみてください。
ちなみに同じ世代内であれば、十の位の数字が大きくなればなるほど最新になります。
それと、アルファベットの付け方も少し違います。数字の前に来たり後ろに来たりところころ変わりますが、判断の仕方は同じです。
Atomは小型機器用のCPUで、消費電力が小さくて低価格のものになりますが、こちらも判断の仕方は同じです。Atomはパソコン用というよりも携帯電話や小型機器に用いられます。
長くなりましたが、インテルCPUの種類と性能の違いについてはこんな感じです。区別ができるようになると選ぶのも楽しくなり、パソコンの買い方も変わってくると思います。
CPUについてもっと知りたい方は、「CPUとは何か?初心者にもわかりやすく解説」「AMD CPUの種類と性能の違い」で、わかりやすくまとめましたので、こちらの記事を参考にしてください。
なお、パソコンの選び方については「初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点」でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。
パソコンを購入するときにCPUの欄を見ると、「インテル(Intel)」という名前を目にすることがある思います。
このインテルとは、世界で最もシェアの大きいアメリカの企業名で、販売されているパソコンの多くはこのCPUが搭載されています。
でも、ひとくちにインテルのCPUと言っても、いろいろな種類があるので違いがわからければ選べないと思います。
そこで今回は、自分に合ったものを選べるように、インテルCPUの種類と性能の違いについてまとめました。
インテルCPUの種類と性能の違いは?
インテルCPUの大まかな種類を以下に紹介します。CPUがどういったものなのかがよくわからないという方は、「CPUとは何か?初心者にもわかりやすく解説」でまとめましたので、こちらの記事から読まれると理解しやすいと思います。では、早速見てみましょう。
以下のCPUは、下に行くほど性能は下がります。
◆Xeon:企業向けの高価格CPU
◆Core-i7:高機能&高価格CPU
◆Core-i5:一般向けの高機能なCPU
◆Core 2 Quad:i7の前に主流だったCPU
◆Core-i3:価格も性能も標準のCPU
◆Core 2 Duo:i5とQuadの前に主流
◆Pentium:i3より低機能&低価格
◆Celeron:かなり機能を抑えた廉価版
◆Atom:性能と消費電力が最も低いCPU
全てを覚える必要はありません。なんとなく「こんなのがあるんだ」といった程度で大丈夫です。
CPUは常に改良されて進化しているので、現在主流のものは過去のCPUを改良したものになります。最新のものの方が性能は高くなりますが、それだけだとバリエーションが少ないので、性能を下げた廉価版も作られています。これを踏まえて上記のものを分類すると以下のようになります。
◆「Core-i7」は「Core 2 Quad」の最新型
◆「Core-i5」は「Core 2 Duo」の最新型
◆「Core-i3」は「i7とi5」の廉価版
◆「Pentium」は「Core 2 Duo」の廉価版
基本的に安価なパソコンであれば廉価版のCPUが使われていることが多いです。これがわかれば、お店で選ぶ際もなんとなく選べるようにはなりますが、もう少し判断材料を増やしてみましょう。
実は、これらのブランド名の後ろにもさらに番号が付いています。たとえば、2000番台の数字や3000番台の数字などが振られていて、この番号でさらに細かい性能がわかるようになっています。
一つ例を挙げると、「インテル Core-i5-3320M プロセッサー(2.60GHz)」のCPUの見方は、「企業名+ブランド+型番(クロック数)」といった具合です。
もう少し詳しく説明すると、「i5-3320M」の部分は3000番台の数字が入っていますよね。これがわかれば、「Core-i5」の「3000番台」のCPUの特徴を把握すれば、どのような性能なのかがわかるわけです。(調べ方は後述します。)
ちなみに、この型番のことを「プロセッサナンバー」とか「モデルナンバー」といいますが、基本的にこの数字が大きければ高性能という認識で問題ありません。
また、パソコンを購入する際に目にすると思いますが、「インテル 第4世代CPU搭載」といった文言が書かれていることがあります。「なんだか最新のCPUっぽくて良さそう…」という雰囲気は伝わってきますが、一体どういったものなのかわかりますか?
まず、第4世代CPUというのは、第3世代CPUの後に登場したCPUということです。つまり、第4世代の方が新しいということですね。
そしてこれらの見分け方は、厳密ではありませんが以下のようになります。
◆第8世代:Core-i7/i5/i3-8000番台
◆第7世代:Core-i7/i5/i3-7000番台
◆第6世代:Core-i7/i5/i3-6000番台
◆第5世代:Core-i7/i5/i3-5000番台
◆第4世代:Core-i7/i5/i3-4000番台
◆第3世代:Core-i7/i5/i3-3000番台
◆第2世代:Core-i7/i5/i3-2000番台
つまり、先ほど上で説明した型番でなんとなく判断できるわけです。
Core-i7/i5/i3の型番は、例外(※)もありますが同じ基準で番号が振られていて、「千の位が4であれば第四世代、千の位が3であれば第三世代」となります。そして、百の位から下の数字が大きいほど高性能となるわけです。
ちなみに、それぞれきちんとした世代の名称があります。厳密にはこちらの名称で調べた方が間違いありません。
◆第8世代:Coffee Lake マイクロアーキテクチャ/Cannon Lake マイクロアーキテクチャ
◆第7世代:Kaby Lake マイクロアーキテクチャ
◆第6世代:Skylake マイクロアーキテクチャ
◆第5世代:Broadwell マイクロアーキテクチャ
◆第4世代:Haswell マイクロアーキテクチャ
◆第3世代:Ivy Bridge マイクロアーキテクチャ
◆第2世代:Sandy Bridge マイクロアーキテクチャ
◆第1世代:Nehalem マイクロアーキテクチャ
これらの名称は開発コードネームから来ているようです。世代ごとに構造に違いがあり、若い世代ほど性能も向上します。
ちなみに、2018年10月には第9世代の「Ice Lake マイクロアーキテクチャ」というのも発表されていますね。確認してみたらわかると思いますが、九千番台の数字が並んでいると思います。
こうした点を覚えておくと、パソコンを選ぶ際にどの世代なのかがわかるので選びやすくなると思います。
下記のWikipediaのリンク先で、型番から「世代」「コア数」「クロック数」「ターボブースト機能の有無」などがわかるので購入する際に調べてみましょう。
◆Intel Core-i7
※前述の例外のものは第二世代の型番3930K、3820の2つです(Sandy Bridge-Eマイクロアーキテクチャ)。
◆Intel Core-i5
◆Intel Core-i3
◆Intel Core 2
◆Intel Pentium
◆Intel Celeron
◆Intel Atom
それともうひとつ、アルファベットの意味についても知っておくと便利です。
型番のアルファベットの意味は?
先ほど例として挙げた「インテル Core-i5-3320M プロセッサー(2.60GHz)」というCPUでは、数字の後に「M」と記載されています。これは「モバイル用」という意味で、主にノートパソコンに使われるCPUを表しています。
デスクトップのCPUに比べると消費電力と発熱が抑えられますが、同時にコア数が少なかったり、性能も低くなるなどの特徴があります。
これがウルトラモバイル用のCPUになると、軽量・薄型・長時間駆動が求められるので、さらに低電圧になり性能も低くなります。
つまり、数字の後に来るアルファベット(型番の特殊記号)を確認することでも性能をなんとなく把握することができるわけです。
たとえば、ノートパソコンを自宅で据え置きで使うのであれば、わざわざ超低電圧のウルトラモバイルの製品を選ばなくてもよいということがわかると思います。あるいは、デスクトップPCでも消費電力を減らしたものを使いたければ、それに合ったものを選べばいいというわけです。
この区別もできるようにしておくと選びやすいと思います。
では、どのような記号があるのかを以下に簡単に挙げてみます。
◆Q:クアッドコア(4コア)
◆M:モバイル用(ノートPC用)
◆U:ウルトラブック用
◆X:最上級モデル(Extreme Editionの略)
◆XM:最上級のモバイル用
◆QM:クアッドコアのモバイル用
◆LM:低電圧版のモバイル用
◆UM:超低電圧版のモバイル用
◆S:デスクトップ用の低電圧版
◆T:デスクトップ用の超低電圧版
◆K:最大クロック数の調整が可能(倍率ロックフリー)
◆G:最新のPentiumやCeleronで使われ、CPUに内蔵グラフィック機能があるという意味。Core-i7/i5/i3には内蔵グラフィックがあってもGは付かない。
◆P:内蔵グラフィック機能付きのCPUから内臓グラフィック機能を取り除いたもの。
近年は、低電圧版や超低電圧版は記号が使われなくなり、型番の数字で表記されるようです。たとえば、下一桁が「0だと通常版」「9だと低電圧版」「7だと超低電圧版」という意味で使われています。
ただし、このあたりはあまり気にしなくても問題ありません。なぜなら、メーカーがパソコンを作るときに、その使用目的に合ったCPUを考慮しながら選んで製造し販売しているからです。
確認しなければならないのは、「Core-i7」や「Core-i5」といった種類と、「第8世代」や「第7世代」などの世代ですね。これらの点に注意して選ぶようにします。迷ったときは、通常の使い方であれば「最新か一世代前」の「Core-i5」を選んでおけば問題ないと思います。(Amazonなら品揃えも豊富:パソコン)
PentiumとCeleronの注意点は?
全てのCPUの名前が「Core○○」だと統一感があるので区別しやすいのですが、PentiumやCeleronは名称が少し違いますよね。廉価版ということはわかりますが、どのような特徴があるのかわからないとしっくりこないと思います。そこで、このことにも少し触れておきます。
PentiumやCeleronは歴史のあるCPUです。Core○○が若者とすると、PentiumやCeleronは高齢者みたいな感じです。でも、まだまだ現役で元気に活躍しています。
昔は両方ともインテルのCPUブランドを支えた中心的な存在で、2コアが主流だったころには「Pentium Dual-Core(Pentium DC)」などと呼ばれていたこともあります。今は「Pentium」と呼ばれています。
そんな彼らの型番は、若者たちの型番とは少し違います。
若者の場合は最新のものほど番号が大きくなっていましたが、PentiumやCeleronは、Sandy Bridge世代では三桁、それ以前は四桁で付けられていました。つまり、最新の方が数字が小さくなっているんですね。
また、それぞれの世代によって型番の付け方の基準が違うので、数字だけで最新かどうかを判断することはできません。
なので、先ほど上で紹介したウィキペディアの記事で世代ごとに確認してみてください。
ちなみに同じ世代内であれば、十の位の数字が大きくなればなるほど最新になります。
それと、アルファベットの付け方も少し違います。数字の前に来たり後ろに来たりところころ変わりますが、判断の仕方は同じです。
Atomは小型機器用のCPUで、消費電力が小さくて低価格のものになりますが、こちらも判断の仕方は同じです。Atomはパソコン用というよりも携帯電話や小型機器に用いられます。
長くなりましたが、インテルCPUの種類と性能の違いについてはこんな感じです。区別ができるようになると選ぶのも楽しくなり、パソコンの買い方も変わってくると思います。
CPUについてもっと知りたい方は、「CPUとは何か?初心者にもわかりやすく解説」「AMD CPUの種類と性能の違い」で、わかりやすくまとめましたので、こちらの記事を参考にしてください。
なお、パソコンの選び方については「初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点」でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。
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