いけやんのお部屋なの～♪（＾▽＾）

たまこまーけっと　最終回（第12話）「今年もまた暮れてった」

この商店街が大好きだから…。



なくしたかと思われたメダルをたまこに差し出したのは、デラの国の王子・メチャだった。
心優しい王子の登場に、すっかり盛り上がってしまう商店街の人達。どの店も臨時休業になる。しかしその光景を見たたまこはある出来事を思い出し、ひどく動揺してしまう。

年は変わっていくけれど、ちっとも変わらぬものもある。それは夜目には見えないが、心で見れば見えるもの

（公式HPより抜粋）


最初、太り過ぎのせいで王子に本人だと気付いてもらえなかったデラｗｗ

王子をもてなす商店街が臨時休業で静かに。こんなのは「あの時以来」か…。デラが動揺するたまこの顔を隠し、友人達が彼女を支える。気遣いが温かいですなぁ。
たまこはここで生まれてここで育った。やっぱりここを出ていくことは選択肢として考えられなかったようですね。予想通りの答えだったとはいえ、にじみ出るたまこの想いがとてもよく伝わってきました。あの糸電話を考案したのはもち蔵のお母さんでしたか。
結局、たまこがお妃候補っていうのは、チョイの早合点だったようで。みどりともち蔵、凄く安心していましたね（＾＾；

チョイと王子は帰国しちゃった。かんなのネタとして渡した金鎚が普通に受け入れられたｗ　たまこのメダルはさすがに受け取らなかったチョイ。チョイももう家族みたいなもの。またいつでも遊びに来て。いいですね、この辺のやり取り。
彼女が首輪を触ったのにはどういう意味があったのでしょう。まさかあの下にホクロが…？　だとすると、王子の運命の人はチョイということに…。

デラは結局残りましたなｗ　かんなとたまこが鳥肉にしようっていうのがウケタｗｗ
来た時と同じように花屋に。箱で運ばれてそのまま遠い新天地へ…とも思ったけど。
もち蔵はこの間誕生日を祝ってもらっていましたし、さすがに今回は祝わなきゃ…ということで、たまこの誕生日イベントがデラ帰還の演出のための伏線になっていましたねぇ。凄い。
いやはや、最後までほのぼのでしたなぁ(ノ´ω｀)ノ


評価です（各項目10点満点）
○ビジョン：10点――さすが京都アニメーションクオリティー。
○キャラ：7点――かなり丁寧に描かれていました。
○シナリオ：7点――刺激は少なかったですが、メリハリは付いていたかと。各話テーマになっていることも単純明快ではっきりしていましたし。
○燃え：2点――ま、ほのぼのモノですし。
○萌え：7点――お色気少なくてもみんな可愛いですよねぇ。男性キャラですら魅力的で。
○意外性：7点――なんか思いがけないところに仕込まれていた伏線や設定が効果的になっているんですよ。
○歌・曲など：7点――主題歌が結構いい感じ。
○熱中度：7点――今期夢中になっていた作品の1つです。
○オススメ度：7点――ほのぼのストーリーがお好きならぜひ。
○全体：7点――刺激は少なかったですが、人物描写がしっかりしてたため、キャラクターの魅力が十分伝わってきて、感情移入できました。原作のない完全オリジナルなので、最初の方は厳しかったですが、どんどん世界にのめり込んで行けました。商店街の温かい雰囲気が伝わってきました。たまこがここで生まれ育ったのを誇りに思っているのが頷けます。また見返したい気分です。
しいて難点を挙げるなら、やはり話数が全12話と少なかったことでしょうか。1年間を12話に…というのは、やっぱりやや詰め込みすぎでした。たまこ、みどり、史織、もち蔵、あんこを掘り下げた話はありましたけど…かんなや商店街の人々のエピソードももう少し詳細を見たかった気がします。小説版が出るらしいですが、2クール作品にしてそれも映像化して欲しかったところ。

MVP：デラ・モチマッヅィ
ある意味、北白川たまこより作品の顔だったと言えるでしょう。要所要所で重要な役割を果たし、笑いを誘うピエロのような働きもしてくれました。空気の読めないお調子者という第一印象だったのですが、実は人の気持ちを察する洞察力に優れていて、思いやりもあるんですよね。鳥で、男性ですが、魅力的なキャラだったと思います。


ラスト、いつもの予告の代わりに、「中二病でも恋がしたい！」の宣伝がありましたね。契約更新…？　新展開来るか！？
オイラも六花ちゃんのほっぺムニュムニュしてぇ(ノ´ω｀)ノ


関連：『たまこまーけっと』最終話・・・いい最終回だった！　人と人のつながりは大切だね
関連：たまこまーけっと 12話(最終話)感想まとめ。まだ続きそうな終わり方だったな