＜早くもカツオギャルに愛想をつかされ始めてるカツオ人間。この先も、嫌な予感ばかり。大丈夫か？カツオ人間！＞
（前回「妄想大暴走！カツオ人間が案内する春の高知旅行 for カツオギャルズ　ーおまち観光編ー」）


「ねぇねぇ、カツオちゃん、おなかすいたー」
「えーっ、さっき食べたばっかりやんか」
「おなかがすいた！おなかがすいた！」
「はいはい、じゃ、高知の人気スポット、ひろめ市場に行こ！」

「わー！すごーい！フードコートみたい！カツオちゃん、カンパーイ！」
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「カツオのタタキにサバ寿司。田舎寿司、あおさ海苔の天ぷらにウツボの唐揚げ」
「ぜーんぶ美味しそうー！ぜーんぶ食べるー！」
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「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ…」
（まゆこちゃん、めっちゃ食べるちや…）
「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ………あっ！！」
「え、どーしたが？まゆこちゃん」
「お土産買うの、忘れてた！大変！行くよ、カツオちゃん！」
「えーーーーーーー」
「デパ地下行こ、デパ地下」

「まゆこちゃん、着いたで」
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「このお店は？」
「ここのお赤飯が美味しいがよ」
「へー、そうなんだー。でも、お土産じゃないかなー」
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「わー！これ懐かしいー！回ってる中から選ぶのが楽しいんだよねー」
（んー、若干お土産から外れちゅう気がするがやけんど…）
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「このお惣菜、ぜんぶ美味しそうー！」
（もはやお土産やないし…）
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「ねぇねぇ、まゆこちゃん、こればぁ買うたらえいがやない？」
「んー、もうちょっと…」
（これ以上は持てんき…）
「よし！お買い物終了ー！」
「荷物がいっぱいやき、一回ホテルにチェックインしてから、おまちに出ていこうや」
「いい考えだね！賛成ー」
「ホテル、ホテル、ホテル～♪」
「カツオちゃん、急にスキップになって、どうしたの？」
「なんちゃぁ、ありませんよー。ひゃっひゃっひゃ…あっ…」
「あー、カツオちゃんがその笑い方する時は、ロクなこと考えてない時だー」


「ホテルに到着ー。えーと、今夜一泊でダブル…」
「シングル禁煙ひと部屋お願いしまーす！」
「あ…、シングルで…」
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『お客様、お支払いは現金で、それともカードになさいますか？』
「イケちゅうカツオ人間はだいたいカードやき！」
「えーーーー、カツオちゃん、バブル臭がするーーーー」
（いちいちヘコむちや）
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「さーて、高知の夜のおまちに繰り出すでー！」
「チョー楽しみー」
「この路地も昭和な雰囲気がえい感じやお？」
「ホントだー、ステキ！」
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（それから3時間…）


『カツオちゃん』
「…んーーーーーー…」
『カツオちゃん、起きや』
「…んーーーーーーまゆこちゃーん…」
『まゆこちゃんち、彼女、帰ったで』
「…えー…だいちゃん、お会計は…」
『はいはい。もう、とっくりかやしてしもうて…。気をつけて帰りよ』
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どーも、局長です。
酒は飲んでも飲まれるな。
カツオ人間、飲み過ぎて失敗するの、何回目でしょうねぇ。
いよいよ次回は 「妄想大暴走！カツオ人間が案内する春の高知旅行 for カツオギャルズ」完結です。
みなさん、お楽しみに！