メインコンテンツにスキップ

人は誰もがテレパシーを備えている、信じる者なら再現可能(フィリピン超心理学者)

記事の本文にスキップ

57件のコメントを見る

著者

公開:更新:

この画像を大きなサイズで見る

 人の考えを読めてしまう超能力”テレパシー”についてはほとんどの人がご存知のことだろう。つまり”心と心”によるコミュニケーション能力だ。

 テレパシーはラテン語で”遠くから感じる”を意味するteleとpathosにちなんで名づけられた。もちろん誰もが超能力を信じているわけではないだろう。

広告の下に記事が続いています

 フィリピンの超心理学者であるハイメ・T・リカウコ博士によると、テレパシーあるいは心と心のコミュニケーションを実証するのは簡単なのだそうだ。ただ実験に協力的で、偏見のない人が2人いれば再現可能なのだという。

 テレパシーを最初に調査したのは、デューク大学のJ・B・ライン博士をはじめとする研究者である。1970年代以降、ライン博士が集めた数多くの証拠にもかかわらず、科学者は相変わらず懐疑的なままだ。だがこの記事の目的はそうした懐疑的な人を説得することではない。ただテレパシーに関する興味深い科学的な発見について少し紹介するだけだ。

 テレパシーは聖書の中にも登場する。新約聖書には、キリストが「人の心の中を知り給う」と記載されている。

 それが最も上手く働くのは、感情的に相性が良い者同士との間においてである。一緒に暮らしている仲の良い夫婦ならなおさらだ。だが赤の他人同士でも発揮されることはある。

この画像を大きなサイズで見る

妻の異変を感じ取った夫のケース

 ここではある若い既婚女性の事例を紹介しよう。彼女は引っ越して来たばかりの新しいアパートに1人でいた。すると彼女は突然酷い腹痛に襲われた。夫はアパートから少々離れた場所で友人とビリヤードに興じていた。彼女には近所の知り合いなどおらず、助けを求めることができないほど弱っていった。

虫の知らせ

 そのとき彼女は夫に対して心の中で呼びかけた。「あなた、早く帰ってきて。お腹が酷く痛むの」と。夫に話しかけている場面を想像しながら、彼がメッセージを受け取り、夫がバスに乗って帰路についた姿を思い浮かべた。すると間もなく彼が帰宅し、病院へと搬送したのだ。

 彼はいきなりビリヤードを止めて帰宅した理由を問われて、「さあ。ただ家に帰らないといけないって思ったんだ」と答えている。

この画像を大きなサイズで見る

 以下では過去30年間で行われた科学的な調査や人の体験から判明した、テレパシーに関するあまり知られていない事実だ。

テレパシーに関する知られざる5つの事実

1. テレパシーは自然な精神的機能であり、誰でも例外なく持っている。

2. 穏やかな状態、不活発な状態、瞑想時などに見られる”アルファ波”が脳に出ている状況において、最も上手く働く、あるいは発現しやすい。

3. 他人に向けられたテレパシーのメッセージは、無意識であっても受け取られる。

4. テレパシーのメッセージが送信機である脳から送信されるのは、送信者がそれに集中しているときではなく、メッセージを考えることを止めた瞬間である。

5. テレパシーは距離の影響を受けない。アメリカの宇宙飛行士エドガー・ミッチェルは宇宙から地球上にいる3人にテレパシーのメッセージを送信。3人ともそのメッセージを正確に受け取ることができた。リカウコ博士はその1人、スウェーデンの超能力者オロフ・ジョンソンに会ったことがあるが、彼の口から確かにメッセージを受け取ったと聞かされた。

メッセージの内容を尋ねると、ライン博士のテレパシー実験でも使用されたゼナー・カード(ESP実験用のカード)の記号だったと教えてくれた。なお、NASAはミッチェルの実験を承認していない。

via:Everyone has telepathic abilities/ translated hiroching / edited by parumo

広告の下にスタッフが選んだ「あわせて読みたい」が続きます

同じカテゴリーの記事一覧

この記事へのコメント、57件

コメントを書く

  1. いつものオカルトの、違う者がいると再現できないという言い分を、別の言い方をしただけだよね。
    疑う人がいるとインチキがバレるのでできないとか、 信じる人は 疑わしい実験も好意的に見てしまうというだけでしょ、たぶん。

  2. 子どものころ外で友達と遊んでた時に、なぜだか行き止まりの道へ1人走り出し、着いてみると田舎にいるはずのおばあちゃんが立ち往生していた。あれはテレパシーだったのかな?

    1. ※2
      逆も考えられないかな
      テレパシーが存在するとして
      懐疑的な見方や全く信じていない人がいると
      「絶対に有り得ない」という考えがテレパシーとして伝わり
      能力を発揮できなくなる人がいるのかもよ
      スポーツでもアウェイだと勝ちにくいし

  3. 毎日上司に「帰りたい」ってテレパス送ってるのに通じねーぞ
    どうなってんだ

  4. テレパシーによる情報伝達はどのくらいのデータ量になるんだろう。
    文字列を言語野にワンライナーで送るのか、それとも瞬間的にイメージとして一気にそして一瞬に送受信となるのだろうか。
    テレパシーの仕組みが解明できたら(できないだろうけど)超高速通信かつ低レイテンシなインターネットの実現も可能かも(夢ではない、または妄想の域を出ない方が優勢かも)。

  5. もしかしたら
    今バカにされてるオカルトが将来体系的に説明されて実用化されるやも知れん

  6. 勉強する能力とか、早く走る能力でさえも人によって
    あったり無かったりするのに、超能力者いわく誰にも偏在する
    「超」能力www

  7. まぁ意味が見いだせる偶然っていうのは
    印象に残りやすくなるからなぁ

  8. 虫の知らせ、なんて言葉が現に日本でもあって、これだけ多言語多文化の世界で、各々がテレパシー的な言葉を備えているのなら、何かあるのかもしれない。
    上から目線で可能性を潰す事が趣味ならともかく、簡単に否定すべきではない。

  9. 年に一回も買う事のない商品を同じタイミングで親が買ってくる事がある。
    とくに買うか買うまいか強く悩んだものに限って。
    そして今、ホタテのダシの素が二瓶ある…

  10. 虫の知らせって不幸なことだけじゃなく確かに何回も経験してるなぁ

    1. ※16
      虫の知らせ、なんて言葉が現に日本でもあって、これだけ多言語多文化の世界で、各々がテレパシー的な言葉を備えているのに、まだ何も見つかっていないんだよ…

    2. ※16
      もちろん可能性を否定すべきではないんだけれど、これだけ現代の科学が物事の仕組みを上手く説明している(複雑な系の解明とかはともかく、原理の解明という意味で)なかで、それと真っ向から反対する内容を主張しようとするのなら、相当に確実な証拠が必要だからなかなか難しいでしょう。
      とりあえず、世界各地に「虫の知らせ」と似たような概念があるということなら、新たな物理現象ではなく、人間の脳の錯覚しやすい特性として見たほうがよほど理解しやすい。だから、その線で研究して錯覚とは関係ないことを証明してからではないと「虫の知らせ」という表現を根拠には出来ないよ。
      ※33
      医薬品で見つかっていないとしたら薬が働く仕組みであって、薬が働くということは確認されている。テレパシーはその原理は言うまでもないが、現象自体の存在が極めて疑わしい。前者は活用可能だけれど、後者は活用のしようがないでしょう。

  11. 私の父は若い頃、田舎から一人上京。親方(職人さん)の家に丁稚奉公してました。
    当時(1950年台)は各家庭に必ず電話機があるわけではない時代でした(特に田舎は)。
    順調に修行をしていた父は、ある日、なぜだか分からないが『帰りたい。帰りたい。』という気持ちに襲われ「なぜ、こんなに帰りたい気持ちになるのだろう?」と不思議に思いながら一日の奉公を終えました。
    そしてその夜遅く、電報が届き田舎の母が危篤との知らせを受け、ショックとともに、奇妙な思いの理由に合点がいったそうです。
    オカルト番組をいつも鼻で笑っている父が、しみじみと語ってくれた話だったので、今も印象に残っています。

  12. これ本当だったらいいな。
    俺、人と話すの苦手だから店員さんに話しかけなくてもファミチキ買えるじゃん

  13. 長年連れ添った夫婦みたいに、常日頃の状態を知ってる相手にしか通じなかったりしませんかね?
    僅かな変化を無自覚に感知してるとかではないんですかね?

  14. こういう時に便利な言葉、「量子のもつれ」「量子テレポーテーション」

    1. ※23
      月並みだけど、これで説明して良さそうだね
      量子テレポート自体を上位次元構造(いうまでもなくラインの端と端だけ空間にある)としてしまい
      どれだけ距離をおいても繋がってるとするだけ!
      いうのも恥ずかしくバカげてはいるけど矛盾の介在する余地もなく安心安定的でいいじゃない

  15. あるんだけどまだ秘密にしといた方が良い
    社会的に追い付かない
    テレパシーに対してジャミングみたいなのも有るかもね

    1. ※24
      見つかってないけど有効活用されているものは沢山あると思うよ
      薬物なんかが特にそう
      麻酔なんかも何で効いてるのか謎らしい

  16. 以心伝心ってあるよな。なんとなく考えていた人間が連絡とってくるとか。
    ただ、テレパス能力を皆が皆持つとウソはつけなくなるぞ。言葉じゃなくて心と心の伝達になるから本音と建前は崩壊する。

  17. ふと見たときの時計のゾロ目現象はテレパシーなんじゃないかと思ってる

  18. 送る相手が選択できるとはとうてい思えないなあ。
    座標?名前?一卵性双生児やシャム双生児は?
    むしろサトラレの方が可能性ありそう。

  19. 仕事中、マナーモードのはずのスマホが鳴ってるような気がしたんだ。
    耳を澄ますと確かに鳴ってる。
    おかしいなぁ?とスマホの置いてある部屋に行くと、鳴ってない。
    気の所為?と、チェックしてみたら10分前にダンナから着信があった。
    そして、やっぱりマナーモード。
    普段は仕事中に電話して来る人じゃないから、心配になって即電話してみた。
    山道のアイスバーンでスリップ、崖から落ちてJAF待ちだったよ。
    つい先週の出来事。
    あ。幸いダンナは無傷です。

  20. こういう能力持ってる人、私の周囲には多いかも。
    知り合いが自殺した瞬間が分かったり、身内が死ぬ1年前からその状況がぐるぐると頭の中に浮かんだり。
    私も身内が死ぬ1年前から様々な不思議なことがあった。
    あと動物と生活をしていると、犬猫も特殊な能力があるのが分かる。
    また、その人の言葉と内心にある感情が全く違うと感じることが多く、後々あたってることが多いと分かったし。
    情報に依存していない時代は、普通にあったんじゃないかな。

  21. テレパシーがあると仮定して、その感覚がテレパシーなのか錯覚なのかは区別しようがないよね

  22. 無理矢理科学的にこじつけて考えて見ると…
    考え方の近い者同士、なにがしかで共感する者同士は、脳の電気的なパルスも似通ってくる物なのだろう。
    それが夫婦のような長年連れ添っている、もしくはお互いが相手のことを考える時間が長い…等の場合もそう。
    脳の働きというのは一種の電気信号なのだから、そこにはほんのわずかに磁界も発生する。事実、脳波を検出する機械があるわけだし、そこは科学的にも誰も異を唱えないはず。
    であれば、共感する者同士の場合、そのわずかに変化する電気的な信号が伝わりやすい状態にあるというのは、考えられなくも無い。距離が関係ないとなると微妙だが、電磁波であれば、人間が存在する地球上であれば、ほぼ一瞬で伝わるわけだし…
    どうだろうね。

  23. この記事を読んで思ったんだけど
    手と手を握るだけでも電気信号って
    伝達すると思うんだよ
    微弱な電気信号は事実出てるわけでしょ
    なんで意思伝達できないのかな
    それこそテレパシーみたいに・・・
    いやこの場合は攻殻機動隊の電脳技術か?

  24. こういうトンデモ話はまともに聞いてはいけないのだが、
    脳も物理的存在であることを考えると、
    テレパシーもできないことではないよねきっと。
    ただ、このフィリピン「超」心理学者とかいう謎の肩書きのオッサンは
    スピリチュアルなんとかと大して変わらない信頼度だと思う

  25. 完全否定はできないでしょう。
    全て化学で実証されたわけじゃないんだし、あっても不思議じゃない。

    1. ※45
      静電気と電気信号は別のものだよ
      思考や感情を電気信号に変換して出力したり、外部からの信号をデコードするような器官なんて人間には付いてないんだ

  26. 超心理学者はおもに超能力を証明しようとする実験をしている人たちで、作為性や不正を防止する手法として、統計的手法を用い、超能力者ではない(を名乗ってない)一般人を被験者とした実験を行っている。
    実験内容は、他人のイメージした画像を当てる、視線を向けられているかいなか、精神によって乱数発生器や光子の軌道が変動するか、とか色々。Wikipediaの気功の項でも書かれているが、気の測定にも乱数発生器などを用いているらしい。

  27. いつか実を結ぶと良いね。
    ただ、金儲けのために他人を騙すようなのは許さない。

  28. わかるわかる
    俺もオナラしたとき「ん?」と違和感あったらすぐトイレに行くんだが
    やっぱりちょっぴりウ○コもれてるもん!

  29. 見たい夢を見る時に、いろいろ考え出すと見れないヤツ。
    超能力もそういう部分があるのかなぁ。
    てかフィリピン超心理学者っていうのがなんかなぁ。。。^^;

  30. 現代の科学で「存在する」と証明されていないだけであって
    「存在しない」という証明もできないわけだよ
    各分野の偉人は超自然的な感覚を信じてる人が多いと思う。「今、やらないといけない気がした」とか

  31. 早く帰らせろと言うテレパシーを上司の死ぬまでこき使ってやるテレパシーで相殺されてしまっている、戦い

  32. イエスが最後の晩餐で膨らんだパンを「私の体」として配ったのは酵母がエンパシー(共感能力)やテレパシーをサポートする菌だからです。他にも黒カビは予知能力をサポートして、麹カビは癒やしの能力をサポートする。枯草菌(しめ縄に住む菌)は願いを叶える力をサポートします。乳酸菌は強い体を作ります。腸内細菌の偏りで性格も行動も変わります。だから人が(今)どんな超能力を秘めているかは性格で判断できるのです。昔は水見式というやり方使い。コップの水に「枯れ葉(雑菌の着いた葉)」を浮かべて気を送って活性化した菌を見て判断しました。酵母なら炭酸ガスで葉が揺れる。麹なら甘くなる。乳酸菌なら水が溢れる。などの水の(菌に因る)変化を見るのが水見式です。

  33. 人の心が読めるなら、未解決事件を解決したらいいよ。
    つまらない一般人の心の中なんか仕事や私生活くらいなもんだし読んだところで何の役にも立ちやしないんだよ。

    もう一度いう。
    テレパシーとやらを未解決事件の犯人探しに使いなさいよ。出来ないなら役立たず決定なんだよ。
    役立たず決定なんだよ。
    二回言いました。

  34. 人間に知覚できない(まだ発見できてない)伝達手段はあるだろうね。他の動物は鋭敏に感じられるものでも人間とは脳の作りが違うのだから、直ぐにこういうのを脊髄反射で否定するのは逆に科学的ではないよ。

    二度言おうが何度言おうが限られた範囲の話を全体化して結論付けるのは頭悪くみえるから止めなさい。

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

知る

知るについての記事をすべて見る

最新記事

最新記事をすべて見る