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現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究)

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(著)

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 ピザ大好き国家、アメリカの研究である。

 月曜の朝、職場に到着すると3通のメールが届いている。いずれもその日の成果に対する報酬を約束するものだ。1通目には現金のボーナスが。2通目は上司から滅多にもらえない褒め言葉。そして、3通目にはピザの無料クーポンが提示されている。さてこれらのうち、社員のその日一日の仕事のモチベーションが最もあがるのはどれだろうか?

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 アメリカ、ニューヨーク州デューク大学の心理学と行動経済学の教授であるダン・アリエリーの実験によると、1位がピザだったそうだ。そして、2位には僅差で褒め言葉だったそうだ。

工場勤務者に3種の報酬メールを発送しその日の成果を測定

 彼の著書『Payoff: The Hidden Logic That Shapes Our Motivations(給料日:やる気を形作る隠れた論理)』では、イスラエルにあるインテルの半導体工場で働く従業員が参加したある実験について語られている。

 その実験では、まさに先ほど説明したようなことが起きたのだ。従業員は週明けに「現金(約3000円)」、「ピザ」、「ボスからの褒め言葉」のうちの1通の報酬に関するメールを受信した(ただし、4分の1は対照群としてメールを受け取っていない。ゆえに報酬もなし)。

 この工場はこの類の実験には理想的な場所だった。なぜなら、そこで作られているものは有形のもの(無数のコンピューターチップ)であり、計測可能だったからだ。

従業員のやる気を一番引き出したのはピザ

 実験初日が終わったとき、従業員からもっともやる気を引き出していたのピザだった。対照群との比較で、生産性が6.7パーセント上昇していたという。

 そして次が上司からの褒め言葉(上司から「よくやったぞ!」というメールが届く)で、生産性を6.6パーセント上昇させた。

 更に会社にとってかなり驚きだったことに、現金のボーナスでは4.9パーセントと最下位の結果に終わっている。

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現金報酬を受け取った場合、2日以降の生産性が落ちることも判明

 30ドル(約3,000円)はそれほど大きな額ではないが突然の報酬となればうれしいはずだ。ところがその後数日で意外すぎる結果が生まれる。

 2日目、現金ボーナスが提示されたグループは、ピザ・褒め言葉などの対照群と比べて、13.2パーセントも生産性が落ちたのだ。

 それから数日はこの結果が続く。そして、1週間全体としては、会社が資金を投じたにもかかわらず、生産性が6.5パーセント低下するという結果に終わった。

 従業員の目には、現金のボーナスはインセンティブを提示されないよりも嫌なものに映ったのだ。

 もちろんピザも、時間が経つとその生産性は徐々に低下し始め、一週間が終わる頃にはその効果がほとんど見られなくなったものの、現金に比べれば依然として高い。

 1週間スパンでみると、褒め言葉がもっともやる気を引き出すという結果だったが、これについてアリエリーは自分が狙った通りに実験が行われてれば、ピザが1番だったはずだと述べている。

 当初の予定では、目標を達成した従業員の自宅に直接デリバリーされるはずだった。こうすることで、家族からも尊敬の眼差しで見られるという寸法だ。

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社員のやる気をアップさせるのは現金だけとは限らない

 これは非常に巧妙な実験であり、人が一体何からやる気を感じるか調べるうえでも実に効果的な手法である。

 感謝などの社会的要因は、幸福感や仕事でのやる気の形成に大きな役割を果たしている。例えば、職場でのモチベーションに関する50の研究をレビューした2011年の調査では、人は自分の仕事が感謝されていると感じている場合にはより一層頑張って働くことが明らかとなっている。

 一方でノルマ達成など、成績に基づく報酬インセンティブは逆効果になる傾向にあった。それどころか、公正さといった職場での社会規範を遵守しようという倫理観などの根拠までも薄めてしまう場合がある。

 言うまでもなく、従業員の実績を正しく評価し、公正な給与を支給することは大切なことである。だがポイントは、それが従業員のやる気を引き出す手段として唯一のものではなく、最良のものでもないということだ。

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本人も自覚していないやる気スイッチ

 問題は、これが見過ごされてしまうことだ。そしてより肝心なことは、仕事をする本人も自分が何によってやる気が出ているのかをわかっていないということだ。

 その証拠として、アリエリーはシカゴ大学の研究者の実験に触れている。これはジム通いの人の内因的、外因的モチベーションを調査したものだ。

 実際にエクササイズを継続できる人は、トレッドミルやウェイトリフティングなどで感じるポジティブな経験(外因的なモチベーション)と合わせて、エクササイズを通じて湧き上がる内因的なモチベーションがあるから続けられている。だがエクササイズを始める前は、外因的なモチベーションのみが継続の秘訣だと考えていた。

 ピザとジムの研究から、人は仕事から離れている間、外因的なモチベーションを過度に重視し、内因的なものはほとんど見向きもしないことを示唆している。

 これについて、ウォートンスクールのアダム・グラントは、お金や地位がもたらすやる気の力は”感謝されている”という感覚よりもずっと早く萎んでしまうと説明している。

 昇給は当然のものとなり、一度手にしてしまえば肩書きもほとんど意味をなくしてしまう。しかし、自分の行った行為によって感謝されていると言う感覚はいつまでも続くのだ。人には欲しいものを与えてやろう。そして、それは褒め言葉とピザなのだ。

 ピザはアメリカ人の最も大好物な食べ物である。言い換えれば褒め言葉とその人の一番大好きな食べ物といったところだろう。私ならしろたえのチーズケーキかな。

 尚、ダン・アリエリーに興味を持った人はTEDにて講演映像「仕事のやりがいとは何か?」が公開されている。

References:How to Motivate Your Employees: Give Them Compliments and Pizzaなど / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 127件

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  1. サムネほどの巨大ピザが出されたら、そりゃ大興奮だね!
    ピザでは無いが、たまに上司が食事に誘ってくれたりすると、しばらくモチベーション上がる。
    食べ物で釣られるってところは万国共通なのかも

  2. 月1ぐらいで不定期に「最近頑張っているからちょっとしたボーナスだ。」といって全員にピザをデリバリーするのはどうなんだろ。
    動物は「たまにいいことがある」に弱いから、日常的に少しだけ、頑張るんじゃないかな・・・?

  3. まずはピザ自体が依存性の高い料理だからね
    これが無料となると、飛びつく奴もいる
    あとはイヤミのなさも良いところだった
    一方的に渡されるにしても
    ピザの無料券なら変な引け目もないしね

    1. ※4
      これ、ピザという特定の食品うんぬんよりも
      「予想外の臨時収得」に人間は心ときめく、
      って心理が働いてるんじゃないだろうか。
      臨時ボーナスや褒め言葉は、業績への褒賞として
      普通に存在する予想範囲内のものだけど、
      「えっ! ピザ? ピザくれるの!?」という意外性が
      臨時報酬感をアップさせている気がする。
      例えばこれが、ピザじゃなくても
      チョコレートケーキとか、フライドチキンパックでも。
      でも、そういう即物的なご褒美より
      評価と感謝の言葉が一番効果が長続きする、
      という結果にも納得。

    1. ※5
      実際、戦後の貧しい時代から高度成長の頃
      上司が部下を引き連れて飲み食いさせてやったり、
      バブル期の社用族で、新入社員を綺麗なオネーチャンのいる店
      に連れてって大人の世界を体験させたり、といった頃までは
      ある程度モチベーションの向上に役立っていたと思う。
      今では、無意味にプライベートの時間を拘束され、
      上司の機嫌を伺いながら神経をすり減らさなければならない、
      デメリットしか無くなってきてるけど。

  4. 現金もらうより、みんなでわいわいピザ食うなら、それはそれでモチベーション上がりそう

  5. サムネのピザを焼けるオーブンも凄いがテーブルまで運ぶのも大変だったろうな

  6. ブラック企業も普段は暴力・罵倒・恫喝しつつ、たまに飯を食わせながら褒めてやったりしてアメと鞭を使い分けてるらしいが、飯と褒め言葉というトップ2にランクインする効果的なアメを知っていたわけだ

  7. お金はもちろん大事だけど、それだけじゃ人は動かないもんだよね
    この記事じゃピザのインパクトが強いけどやっぱり言葉だよ言葉
    良し悪し関わらず、ふとした言葉が部下に与える影響はことのほか大きいもんだ

  8. 昼に不味いエサみたいな飯食わせる会社は論外だな。
    やっぱ、たまにおごってくれる上司は優秀な奴なんだ。(笑)

  9. 現金だと少ないなで終わるが、食べ物だとその部門の従業員全員で
    食べれるので、その日はホンワカ気分で出来る
    日本だと同じように小分け可能なケーキとか寿司、おにぎりなど
    比較的安いモノでもうひょーと嬉しいよな

  10. どう考えても現金しか選ばない自分には理解不能な話だった

  11. 金はいつも出てる報酬がちょっと増えただけって感じしかしないけど、ピザなら
    ラッキーな驚きになるでしょ 
    みんな金のためにイヤイヤ働いてるから金がちょっとだけ増えても嫌な気持ちは
    なくならないんだよ

    1. ※16
      現金にも【やる気を上げる】効果は確かにあるけど、そのやる気が余りに短いってことみたいだからね
      何だろう、あくまでお金は労働への対価であって、何かプラスに働かせるのには少額では不足ってことなんだろうか
      お金だと毎回事あるごとに出すと会社にもダメージだし効果は薄いしで確かに非効率に感じる。褒め言葉なら財布も傷まないし部下の事もちゃんと見るようになるし、言葉って本当に上手く出来てるな

    2. ※16
      人間には自分のことを認めてほしい、無視しないでほしい、という本能的で強力な欲求があるとされている。
      おそらく、人間が群れで生きる動物であることからきている欲求だと思われる。ちなみに人間は、物理的な痛みを感じると活性化する脳の部分が、無視されることによっても活性化するという知見もあるんだ。
      褒め言葉には、こういう根本的な社会欲求を満たしてくれるところがあって、何気に人を動かすには強い力だったりする。
      極端なことを言うと、お金というのは帳簿上のデータで、相手の人間性を一切無視しても出せるわけでね。その点褒め言葉は、相手のことをちゃんと見てないと出てこない報酬だから(お世辞は除くよ)、長期的なやる気に対する効果が、お金<褒め言葉、なのはおかしなことではないのではないかと思うよ

  12. 飲みニケーションに否定的だったり、
    そもそもアフター5なんてものが存在しなかったり、
    今の若者は元気がないと言われだした原因だったり…?

  13. これおごる側が嫌われてるとなんの意味も無いよね。
    へたすれば逆効果。

  14. アンダーマイニング効果ってやつ?
    ボーナスだって言って3000円だけだったら馬鹿にされてるように思える。30000円なら嬉しいけど。

  15. お金は確かに大事だけど、だからと言って極端な話、「お金さえ貰えれば満足だろ」という感じでそっけなく金だけをポイッと与えられるのは普通いい気分じゃないよな。
    どんなに貧しくても、札束で頬をペチペチ叩かれながら「これが欲しいか?欲しいんだろ?おん?」ッて言われてまでしてお金なんて欲しくないわ。
    心を持っていてこそ人間だからね。

  16. 現金の場合「くれたはいいが他の人より低いんでは?」って疑念が浮かびやすそう

  17. 現金だと
    「この行為の対価はこれくらい」っていうのが目に見えすぎるんじゃないかな。
    わざわざ何かを用意してもらったっていう有難味も無いし、
    次回、もらえなかったら不満に繋がる。
    単純に、普段会社がやらないことをしてもらえるのが
    サプライズで嬉しいんじゃないかな。

  18. 3000円の現金もらっても、そのお金でピザ買いに行くんだから同じことのような気もするが違うのか…

    1. ※28
      確かにお金だと価値が見えすぎるのかも。
      ピザってプレゼントに近いと感じる。そのものの価値だけじゃなくて上乗せされてるものがお金より多いのかも。

  19. 現金だと次もくれるだろうとか儲かってるならボーナス上げろとか色々考えて能率下がるんだろな
    ピザだと嫌味に感じないしセロトニンに直結するし何より生存欲求に直結するから能率が上がるのもわかる

  20. 金はいつも貰っているが、褒め言葉はともかくピザはかなりのサプライズだよな。
    初めてのピザだからテンション上がったって事もあるんじゃない?

  21. しろたえ一度しか行ったことないけど美味しかったなー また行きたい(*´▽`*)

  22. おいらも社畜だったころは、昼飯アレコレ考えてやり過ごしたよ。

  23. ttps://twitter.com/FatDigester/status/758664433862336512
    なお一枚目の画像はイギリス人
    スチームでROBOCRAFTという無料のサンドボックス系メカバトルゲームを開発している
    イギリスのゲーム開発会社FREE JAMの食事風景である

  24. アメリカンはピザを愛している
    そしてピザも俺を愛してくれ!という隠れた願望を常に抱えてる
    そこにピザ投入
    つまりピザis愛
    当たり前ですわ

  25. 焼肉ご馳走になってる間に褒められてお金渡されたら明日もがんばる!

  26. 会社から貰う額にしては少なすぎるという不満の表れな気がするがな。逆に頑張ってもこの程度かという。

  27. 給料日前の金欠が解消されて、
    子供の出産費用が用意出来てからの話だ。
    そりゃ、インテルの社員は最低限度は恵まれてるだろうから、
    ささやかな幸せが案外効くんだろう。
    一方ここ2年ほど赤字のためボーナスを貰ってないウチはry

  28. 現金給付金など生は一度財布に入れたら有り難み消える財布中の現金以上に入れば多少思い残る

  29. いやいやコレ現金の額がセコすぎるでしょう
    同様の事を日本でやったらかえって頭にくるやつ多いんじゃない?
    30万とかだったらヤル気出ると思うよ
    その金額でピザもたらふく食えるんだし。

  30. まぁわからなくもないw
    腹が膨れりゃ、機嫌も良くなるものだ。

  31. >家族からも尊敬の眼差しで見られるという寸法だ。
    いかにもアメリカ人らしい考え方だな。 平均的に日本人にとっちゃ地位は二の次だしなぁ

    1. ※52
      なるほどなるほど。
      つまり現金作戦はマジツカエネーってことですな。
      3000円あれば、日本ですらMサイズにトッピングつけられる程度の額だし
      メリケンならLサイズを少なくとも2枚は頼める。
      30万も出さなきゃヤル気出ないなら、
      費用対効果で考えれば不採用だね。

  32. ダンさんはプチ講義がNHKで白熱教室として放送されたり和訳が豊富に出てたりと入手しやすく、中身も真面目だけどガチガチじゃなくて行動経済面白エッセイなノリでゴロ寝しながら読めるので好きです。

  33. ご飯と同じで単品は良くないよね。
    だから褒めてご飯おごってお金をください。

  34. 現金を貰えるタイミングでコレは嫌だけど
    祝られるタイミングでないところで、まじで?ってタイミングが良いので
    そこらへんを履き違えられるとこまるよね

  35. 現金がいくらかによる。生産性が上がったと認められるたびに万単位もらえたら、どんどん生産性あがりそう。数千円だと、大人にとっては子供の小遣いみたいなものだから…インパクトとしては小さいのかな。

  36. アメリカに20年住んで仕事もしてたけどそりゃやっぱしピザでしょう。 
    $30位もらってもアッと言う間になくなる金額だから、たとえピザが一人$30と同等か、それ以下でも美味しいピザを仕事仲間で和気あいあい、ガンバったもんね~!って言いながら食べる、その雰囲気がうれしいし大切だと思うな~。

  37. 昔働いてた所では従業員全員に菓子折が出たこともあるけど、
    一時的にでも雰囲気は変わったなぁ

  38. そもそも実験地がイスラエルの時点でピザ選ぶのおかしくないか?

  39. 転職をする人の理由には、賃金への不満より人間関係への不満のほうが圧倒的に多いらしいよ。やる気スイッチって金じゃなくて人間が押すんだね。

  40. 暑い日にアイスだぞーってガリガリ君差し入れてもらうのと、ガリガリ君相当の現金もらうのとなら、まあ前者やろうな

  41. 少ない給与、少ないボーナスでガッカリするより
    ネガティブ要素のないピザの方がうれしいとは思う。

  42. 現金は嬉しいがそれが続くと当たり前になって感謝しなくなる、という話かもしれない
    人間の本能に近いとこ、褒める、食欲を満たす、が一番飽きないのかもね

  43. アメリカのボスは部下の褒め方など上手そうだ。ジョーク文化もあるしね。
    日本だと褒められてることすら嫌味に感じる程、褒め下手なケースが多いからなんとも。。
    そもそも会社の人間と一緒に飯なんて食いたくないしという人も多い日本では、
    現金配布がそこそこ無難だと思うかな。

  44. 国によって価値観は違うけど、日本だって金が出ても休日出勤より休みをとる人達は多い訳で、モチベーション上げるのが何かっていうのが違うだけw
    10年以上前の話だが、日本が中国に工場を移してた頃、中国人の工員がなかなか居着かないくて原因を調べたところ、賃金は他の工場より良いが工場の食事が不味いっていう答えが返ってきたそうだ。日本の工場責任者はそう不味いとは思わなかったが、とりあえず業者を代えたところ 従業員が定着するようになったという話がある。
    働く人間ていうのは金だけで仕事を選ぶ訳じゃないってこと。

  45. 現金でもらうと、なんとなく「自分のお金」だからすぐには使いたくないし、もちろん超嬉しいけど3000円はすぐになくなってしまうから、保守的な考えに回ってしまいそう。
    でもピザ(美味しい食べ物)のチケットなら、もらった瞬間から「ご馳走を食べる」ことが決定づけられていて、しかも自分の財布から現生を崩す必要がない。
    そういう心理で、現生3000円よりピザ券のほうが嬉しいのかもしんない。
    ・・・純粋な食の欲求を何も(つまり、得ていた現金を)失うことなく、得られるからだ。

  46. 日本では飲み会が相当するんじゃね?
    みんな頑張ってるようだかこれで飲んで来いと上司が金出してくれる
    みんな喜ぶが俺はちっとも楽しくないんだな、早く帰らせろと

  47. これ普段の待遇や賃金水準によって大分結果が変わりそう。俺だったら休みが一番嬉しい

  48. これお金は振り込みなのかピザのように現場で手渡しなのかで
    結果が変わるインチキ実験の気がする

    1. ※81
      飲み会は正直半分くらいの人しか楽しくないと思う
      それよりデリバリーのピザもらって
      その場でワイワイ食べてすぐお開きのほうがずっといいね

  49. 社員食堂を正規・不正規で分けていた企業は為替乱高下に耐えられず労働者を一事帰休するという段になって
    引き留めたかった優秀な労働者が続々と退職してしまい工場を再開できる環境が整っても人が足らず再建を断念する事例もある
    飯の怨みは怖いのだ

  50. このピザが食えるだけの現金をくれればもっと喜ぶな。自分だったらw

  51. 現金の報酬が少なすぎて気持ちが萎えたんだろう。
    普段頑張っている自分たちへの上からの評価がこんなもんか・・・って。
    日本の企業がこれを曲解して、賞与減らして現物支給とかしなきゃいいけどな。切実に。

  52. ブラック企業で部下を叱りつけまくるとこあるけどモチベーション上がるわけないよな
    離職率も増えるし
    ただ管理者のストレスが解消されるというメリットはある
    ただ会社的にはそれ以上はない

  53. そりゃ褒め言葉に決まってる
    どうでも良いことでも褒められてたら頑張ろうと思う

  54. サムネのクソデカピザホモクラ運営のランチなんだよなぁ…マクソ氏ね

  55. 仕事終わってロッカールームに戻ったら
    巨大なフルトッピングのピザが用意されてるサプライズとかなら正直共感できる
    でも、現金3000円も、ピザの無料クーポンもただ封筒で渡されるだけなんだよね
    自分だったら絶対現金の方だけどなあ、文化が違うね
    折衷案の提案が許されるなら、1000円くらいの持ち帰りピザに、5ドル札をドリンク代として添えて
    仕事終わりにねぎらいの言葉と共に渡してあげる
    ぐらいがいい

  56. 上司が柔軟性があって、公私混同しなくて、性格イケメンなら別に報酬とかいらない。

  57. 『現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究)』
    との事だそうですが、そんな訳きゃぁ無いww
    世界中が本当に欲しい物はお金であり、その中でも『日本円 JPY』が欲しくて堪らないのです。

  58. ビジネススクール当たりでは、モチベーションの源泉は、自律(自分の意志で決めることができる)、成長感、コミュニケーションの3つ、と紹介している。興味深いのは、外的報酬、金銭報酬がモチベーションの源泉として定義されていないこと。
    自律:例えば経営者、またはプロジェクトなどを自分の裁量で実施できる状況
    成長:仕事を通して自分の能力が向上している、自分の価値・信用が向上していると感じることができる
    コミュニケーション:文字通り人とのつながり
    お金は、使い方によってはモチベーションを下げたり、麻薬的な快楽を得たりすることができる。給料が下がったら、「自分の価値が下がった」ような気がしてやる気がなくなるし、多すぎるお金は麻薬同様に脳側頭部のドパミン放出を促す。すなわち、金銭的報酬は、「業界水準より若干良く、それがじりじり上がっていく」状態が理想、としている。
    すなわち、お金が万能のモチベーションの源泉、という感覚が間違っている。場合によっては、職場のコミュニケーションを活性化させるピザのほうが安上がりで効果がある。
    お金で人を動かそうとすると、職場が殺伐としたり、社外よりも社内の競争に意識が向きがち。サラリーマン上がりの経営者は高額報酬に快感を覚える。

  59. 確かに、3000円もらうより回転寿司連れて行ってもらうほうがモチベ上がるかも。

  60. ピザを10回早口で言ってみろ‼
    海外旅行に必要な身分証は?
    ブーッ‼
    パスポートです(´・ω・`)

  61. ピザは偉大だってことですな
    緑のニンジャも大喜び!
    ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪

  62. 遅延の小麦アレルギー持ちなんで、しかも大好きだったから余計にうらやましいわ…

    1. ※108
      15年くらい前に高橋伸夫が成果主義批判で「モチベーションに金銭報酬は下策」と述べていたな
      業務効率化のモチベーションに金銭を使うと、従事者に「仕事=労働対価」を強烈に意識させ、(※108が述べた)他のモチベーションを上書きしてしまう、という趣旨だったはず
      彼の主題は「成果主義による生産性向上なんて大嘘、業績悪化による賃上げ原資不足を誤魔化す便法」というものだったけど

  63. >現金報酬を受け取ったグループは2日目以降生産効率が一番落ちる
    これは、まぁそうだろうな。
    一日の労働に対し、(A+3000)円の報酬を得る経験をした後で
    元に戻って「今日からはまたA円しか貰えないのか…」
    と思うと、バカらしくてやる気が出なくなってくる。
    同様の実験結果は古くからあったし、
    小学生に勉強の習慣をつけさせる際の発破がけとして
    「テストで○点とれたらお小遣い△円(orお菓子、おもちゃ)」
    等の即物的なニンジンをぶら下げてしまうと、
    次から何もくれなきゃ勉強しないようになる、ってのも同種。

  64. まあ言いたいことはわかるけどモチベーションの源も人により違うからなぁ
    承認欲求や自己実現欲求だったり、けっこう人により違うからひとくくりでこうですとは言いにくいと思うんだけど
    今日目標達成したらあなたは上司から褒められます、と
    事前に通達されてもやる気が増すとは自分の場合は思えない
    達成後に褒められたらそりゃ嬉しいしやる気にもなるけど
    やった結果を認められるのは嬉しいけど褒められるためにはしていない…わかりづらいか
    ピザや食べ物が支給されるなんてその心遣いは嬉しいけど、本音を言えば食べたくもないものをもらうのはありがた迷惑で重荷だしプラマイゼロかマイナス寄りだわ

  65. ここで重要なのは上司が部下のいい仕事を褒めれば無料でやる気を出すという事
    下からすれば多少無理な注文でも労われたらやってやるかって気になるし
    当然のような顔されてたら転職するかってなる

  66. もっとボーナスの費用抑えたいなら就業時間終了ちょい前にピザ一切れ配布でいいんじゃないか。良い区切りになるしおなかのすいたちょっとした腹ごしらえとして。ただずっとってなればなんかありがたみ無くなっちゃって飽きるか。

    ただ、最もな前提条件として、普段の給料に不満が無いことが条件だが。そんな現場じゃ何を施したって「その施し分の給料上げろ」になって不満が増すだけ。

  67. チーズって麻薬効果みたいな中毒性あるらしいからわからんでもない

  68. ピザに限らず、辛い仕事を片付けたあとでみんな一緒に「会社/上司のおごりで」食う飯は最高に美味いし、社員のモチベーション向上に有効
    例えば棚卸しとか、そういう誰もがやりたくない仕事の最後に「おごり」を入れるだけで結構不満を抑えられるもんだ
    なんだったら棒アイス一本ずつとか、缶コーヒー一本ずつ配るだけでもだいぶ違う

  69. お金だと貯金に回したりで嬉しさを実感できるのは間接的になってしまうけど、明らかにピザっていう食欲をダイレクトに満たしてくれるものは影響が強いのかも

  70. 現金の場合これでボーナス終わりかよっていう落胆もありそう

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