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腸みたいで脳みたい。ウニャウニャの有機体っぽいアート。穴に手を突っ込み内部を探るインスタレーション作品「トルー」

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41件のコメントを見る

(著) (編集)

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image credit:Behance

 いろんなものが集まって一つのものを形作っているようでもあり、何かの一部分を切り出したかのようでもある。

 アーティストのミレイア(MIREIA DONAT MELUS)さんは、そんな不思議な見た目の作品を生み出している。

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 2017年に発表した「トルー(TROU)」もその一つということで、とても奇妙に魅力的な印象のインタラクティブなインスタレーション・アートとなっている。

穴に手を突っ込むインスタレーション作品

 「トルー」はフランス語で「穴」という意味があり、作品にもしっかり穴があいている。

 うにゃうにゃとしたさまざまなものが集まったみたいなオブジェにあいた穴。そこに手を突っ込むのが「トルー」の鑑賞方法だ。

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image credit:Behance

 内部にはカメラが設置されており、それがとらえた映像はオブジェ横のモニターに映し出される。

 鑑賞する人はモニターを見ながら、「トルー」の内部を手で探索するのだ。

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image credit:Behance

有機的であり無機的でもある不思議ビジュアル

 ミレイアさんはこの作品について、

「トルー」は性別がはっきりとしないもの、内側と外側の境界が曖昧なもの、不潔なもの、よろこばしいもの、そういったすべてを表現しているの。内部のカメラは、公共の場とプライベートの壁を破り、侵入してくる手をいつも待っているわ

と語っている。

 「トルー」そのものはナイロンやアルミニウム、シリコンなどでできているとのこと。

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image credit:Behance

 人間が作り出したもののようでもあるけれど自然界に存在したもののようでもあり、有機物のようでもあり無機物のようでもあり・・・なんともいえない作品だね。

 ミレイアさんのほかの作品が気になる人はインスタグラムをチェックしてみよう。

References:Behance written by usagi / edited by parumo

本記事は、海外の記事を参考にし、日本の読者向けに独自の考察を加えて再構成しています。

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この記事へのコメント 41件

コメントを書く

  1. 中で寝ているおじいちゃんを引っ張り出してバスルームまで連れて行くゲーム

  2. ウシの直腸検査的な感じかとオモタが、モニター見る限り想像より内部がスカスカしてる…

    1. ※29
      たぶん合ってると思うよw
      ナイロン綿、ナイロン生地、あとは針金だろうね

  3. この作品はこのアーティストの作品の中では一番気持ち悪くないほうだな。インスタ見てきたけど、もっともっとヤバそうなのがいっぱいあったよ

  4. 部屋の中を真っ赤にライトアップすればもっとイイ感じになりそう

  5. 何しても自由なんだけど、コレにしても水玉模様にしても、「アート」ってなんだ?

  6. こんだけ本能的にゾワゾワくるものを造れるのってすごいな
    気持ち悪いのにどうしても手をつっこみたい衝動に駆られる

  7. インサイド という海外ゲームの最後のシーンを思い出したよ。

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