幼少期に虐待、ネグレクト、家庭崩壊といった辛い経験をすると、その後の人生でメンタルヘルスに問題を抱えるということはこれまでの研究結果で明らかとなっている。
一方でその逆境が優位に働くこともあるようだ。
新しい研究によると、幼少期につらい経験をした子供は、創造性が向上している傾向にあるという。
アーティストとメンタルヘルスの関係を調査
米カリフォルニア州立大学ノースリッジ校の心理学者らは、234名のプロのパフォーマンスアーティストたちを対象に、彼らの間でメンタルヘルス上の問題が多い理由を探ることにした。アーティストたちには双極性障害のような病気が多いというイメージがあるからだ。
研究では俳優・ディレクター・デザイナー83名、ダンサー129名、ミュージシャン・オペラ歌手20名を調査。アンケートを用いて、彼らに子供時代のつらい経験、羞恥心、創造的体験、空想・不安への傾向、活動への従事レベルに関する質問に回答してもらった。
幼少期につらい経験をしたアーティストほど創造力が増す
その結果、1998年に9508名の成人を対象に行われた「子供時代の逆境的体験」研究と比較して、パフォーマンスアーティストは子ども時代に感情的な虐待やネグレクトを受けていることが多かった。
被験者は子供時代のつらい体験のレベルに応じて、高、低および中、なしの3グループに分類することができた。
高グループに分類されるパフォーマンスアーティストはかなり強い不安感、内に秘められた恥意識を有しており、過去にトラウマ的な出来事を多く経験していた。また空想癖も強かった。
没頭状態と客観視を容易に切り替えられる
一方で、より深い創作従事レベルにも関連しているようだ。
彼らが創作を意識しするほどに、より深い没頭感を覚えると回答されている。創作の過程で強いインスピレーションや発見をしたという感覚も覚えているらしい。
また没頭している状態とそれを客観的に眺める状態を容易に切り替えることができ、芸術に対する理解力も優れていた。
さらにこのグループは、創造による変化的な性質の価値を高く評価していた。特に創作プロセスによって自己や世界とより深く関与できることを評価しており、それが人生における強力なパワーとして行われていると認識していた。
芸術への情熱が生きる支えとなっている可能性
無論、本研究は自己申告に基づくもので、個人的なバイアスの影響はあるだろう。またパフォーマンスアーティストに限られているため、他のデータと簡単には比較できないという難点もある。
それでも子供時代につらい目にあった成人のパフォーマーは、創作プロセスとその価値の理解に長けており、さらに創作プロセスを楽しめる能力は回復力を示唆しているかもしれない、と研究者は指摘している。
被験者の多くが幼少期につらい体験をしていたことは悲しむべきことだが、彼らはそれでいてパフォーマンスや創作への情熱を失ってはいない。
彼れはそれらを含めて人間であるのだと表現する方法を大切にしているということだ。
この研究は『Frontiers in Psychology』に掲載された。
References:ncbi / psypost / frontiersin/ written by hiroching / edited by parumo
病跡学(pathography)と創造的個性の正の関係はほとんど古典だし
間違い無いと思うよ。コリン・ウィルソンの『アウトサイダー』
なんて、そのものだね。
逃げ場や回避手段が少ない子供の内は、自分の中に空想や想像の世界を作り上げでもしないと心が耐えられないから、っていう防衛本能みたいな側面もあるんじゃなかろうか。
※2
本当それだと思う。
マイナス要素ばかりだから、少しでもこの記事みたいなプラス要素があるって知ると
慰めにはなるかな。
活かせてるかは別だけど。
どうにもならない現実とは違った自由な世界
それは妄想ではないの?(´・ω・`)
※4
妄想もあると思うがシミュレーションだったりもするね
考え得る最悪のケースを想定して回避するにはどうしたら良いかとかね
酒乱の父親のクセ読んで先回りして回避行動したりね
観察と行動ですよ
そして上手く回避できてもできなくても、そこから先は妄想だね
酒を飲まない父親と公園に行ってキャッチボールする妄想や
酒の無い世界を妄想したりもするかもね
頭の中で妄想ストーリーが常時展開されているのもこれの影響カナ?
危険な調査結果だな
つまり、親からの暴力、学校でのイジメ等の経験をさせたほうが創造性が向上するというのは、その子供のLOQに大きな毀損を生じるという事であってとてもでは無いが、賛成はできない
※6
× LOQ=Limit Of Quantification(定量下限)
○ QOL=quality of life(生活の質)
使い慣れない言葉を使うから・・・
※9
指摘するのはいいと思うが、最後の行みたいに余計なことをつけると正しいことでも相手に受け入れられにくくなるだけだよ。
※9
LOQ=Life of quality
知ったかでコメント書くとw
※73
QOLは医療現場で普段使っていますが、LOQは聞いた事ないです。※6本人のようですが、間違いは誰にでもある事です。あまりお気になさらぬように。
※38
その発想に至らなかった。確かに!
※84
※6と※73のID比べてみ、別人だぞ
間違いはry
※6
それはさすがに極論じゃないかな。
というか、「創造性の向上のために子供につらい経験をさせよう」と結論づけた研究ではないのだから、賛成も反対もないよ。
こういう研究結果が出て、じゃあそれは確実な物なのか、事実であればなぜそうなるのかと、次の研究に発展させる為の種のようなものじゃない?
妄想でも文章にすれば文筆家になれるで。
世の中には信じられないバカがたくさんいるからなあ
これみて虐待すれば天才にできる!とか思うかもな
想像の世界に逃げ込むしかないからな…
軽いネグレクトされてた経験あるので納得
意外と見落とされがちだが、何かでかい嫌な事があった子供だけじゃなくチマチマとストレスに晒されて来た子供もそうなる
現実逃避能力の一種だよ。
楽しいことをよりリアルに想像する力が身につくんだ。
いいことかどうかは知らないけれど。
この研究だとエド・ゲインとかがその最たる例になりそうだな
子供時代のストレスは脳を萎縮させるって言うから、後天的なサヴァンみたくなるのかもね
ヨシフ・スターリンもつらい子供時代送って人間不信を積み上げた結果なんだよなぁ
自分は20代前半の家から出るまで毎日毒親が暴れていたから
将来に希望もなくて勉強は意味がないものであって
とりあえず高校だけは赤点まみれでギリギリ卒業した。
毒親から離れて平和な生活になってIQテストしたら150はあった。
だから毒親が才能を潰していただけな気がする。
空想、妄想が大好きで1人の時間も暇だと感じたことがない私。親が3度離婚して大正生まれの厳しい祖父に軍隊のように育てられたからだったのかな?
現実逃避かはたまた妄想か空想か
恐らく危機的状況になると人間はその経験から
危機判断のために
危機予測のための
空想や予見、予測能力が顕在化するのが
原因じゃないか?
平和な環境で生きてる奴は
そんな事しなくても生きていけるわけだし
痛みや恐怖も無いわけだから
自然の畏怖の念のない
非常識な動物愛護なんかも平気で
かませるだろうし
明らかに行動のリアリズムは違うだろうね
たまたま創作活動に向いていた人が結果としてこうなっただけで、他ではひどい犯罪を繰り返す社会不適合者になることも非常に多いから、子供にひどくあたればアーティストに成長してワンチャンなどと考え出すクズ親が出てこないことを祈るよ
知ったところで活用しようがない知識。宮崎駿氏なども幼少期にコンプレックスで相当悩んだらしいけど・・
この記事に幾つ『納得した』ってコメントがつくのかと思うとやるせない
まあ納得したんだけどさ
どういう辛い経験なのか、どの程度の辛さなのかに相当
依存するるわな。
でも、そういう特定の体験、在るレベルの辛さまでの人は
なんとか合理化するために、自己や物事を客観視する習性
がつくのは確かだと思うな。
日本の漫画家とかがその結果じゃない
めっちゃいいのたくさんやし
逆に陽キャさんの芸術やら音楽とかゴミすぎるわ
つらい現実から逃れるために仮想空間を作り上げる能力が発達するんだろう
芸術家やアーティストは根が暗い人多い気がする。
※28
そりゃ同じ環境で育っても
根がポジティブなら外向的にグレて珍走化するからな
創作分野には来んだろう
楽しい幼少期を経験した人間は無気力になる。
人間って満足すると無気力になるから。
一生潤せない何か暗い部分があった方が創造的に生きれる。
少々創造性が向上するより、幸せな子供時代を過ごせた方が100倍良い。
80年の人生で子供時代と言えるのは10年そこそこだろうが、かけがえのない物。
後の人生ではどうやっても取り返せないものだよ。
虐待と引き換えの創造性なら欲しくない(なかった)人が多そう。
現実であった嫌なことを考えないために空想で頭の中を埋める感じ それで空想力が育つから芸術とかに強いのかな?
創作とかはしてないけど毒親育ちだからなんとなくわかるわ
心の傷から復活出来た人はその強さを武器にする事も出来る
復活出来なかった人は…? またその特性を生かせる職に就けなかった人は…
※34
復活するまでに数十年を要した。
人生を浪費したため特性を活かせる職業に就けなかった俺だが、
今ではそれも良かったと、そう思えるようになった。
家族はもちろん、モノ・金にいたるまでほぼ全てを失ったが、
いい人生だったと思う。
どーなんでしょ?
某お禿さまとか、最近だとマリーさんが
ピンと浮かびましたがねぇ…
うーん、幼少期につらい目にあいつつ創造性の欠片もない人生を生きてる大人が調査対象(234名)の数千倍いるでしょ。分母をアーティストに限定してる時点で非常に意義の薄い調査。
そりゃそうだろうな
どうせならもうちょい詳しく調べて欲しい
辛い経験の種類によって発揮される創造性の種類も変わるのかとか
つまりイジメなら○○、虐待なら××になりやすいみたいなのがあるかとか
まーそこまでいくと数が少なくて統計的に信用しにくくなるだろうけど
もともと創造性のある人間は物語る才能にも恵まれているから、
自分への親のひどい仕打ち(これ自体はもともと誰にでもある)を「虐待経験」として心理学者に印象深く語ることができる
創造性のない人間は自分への親の仕打ちを印象に残るように語ることはおろか、話の素材として思い出すこともできない
結果として創造力のある人間の「虐待経験」が心理学者により多く観察される、というバイアスがかかる
という解釈もできる
そんな創造性なら持たない子(の挙げ句の果ての大人)が一人でも減るといいねぇ。寂し過ぎる。
それと「信者」の攻撃性についても一部説明がつくのかもしれない。自分の、安寧の聖域に誰も踏み込ませたくないわけか。
そりゃ、色んな人との妥協とは真逆スタンスにもなるかー…悲しいお話です
子供の創造性の向上のために虐待する
若いときの苦労は買ってでもするというが
虐待は子供への愛なんでしょうねえ
かなりのネグレクトを受けて育った女が
現実社会で自分の世界を持って周囲の人々に迷惑を
かけているのは知ってる
脳を使うってことが大事なんだろうな
たとえば幼少期の脳の発達が著しい時に絵本をたくさん読んであげると頭のいい子になると言われている
大人が本を読めって言うのはそういうことなんだろう
+方向に働けば問題ないけど、必ず-方向に振れちゃう奴がいるからさあ
猟奇殺人みたいにさあ、そこどうにかしてみろよ学者、そうしたら誉めてやるぞ
自分も学校で虐められたり今の価値観だと虐待になりそうな躾をされてたけど、やっぱり空想の世界に現実逃避してたなあ
子供の世界には家と学校しか無いから本を読んだり空想するくらいしか逃げ場がないんだよね
虐待までいかなくとも、厳しめの教育やしつけでも創造力は上がるような気がする(この感じ方は本人次第か)。ゲームで言うところの縛りプレイを人生で行なっていく感じな。
叱らない教育だったり、モノばかり買い与える生活だと創造力は伸ばせない。従順な情報弱者になってゆく。
思うに、創造性が高い子はADHDであったりとか、大人が期待するいい子ちゃんではない
制限を多くされ余分に叱られ、周囲から厄介者扱いされていた可能性は高い
子供であると、そう言った状況に抗うすべもなく辛い経験が多くなるだろう
つまり、創造性の高い人は、子供時代に抑圧されていた可能性が高いと言えるかもしれない
※47
加えて、その親からして普通とは違うから、パニック的な激しい怒り方をされることがある。普通じゃない子が普通じゃない親の異様な怒りと、いわゆる「まとも」な人たちからの叱責やつまはじきによって、まれに特異な芸術を生み出す(大部分はそうはいかない)ってとこだろう。
いつも思うんだが、統計学って胡散臭すぎるよな。そういう傾向にある、とか言って数値だすけど、信用できるんかね?
芸人さんって、凄絶な生い立ちの人が多いイメージ。
求めても得られない物事に対するハングリー精神な、みたいな。でも表現力があって内向的な人たち限定と思う。才能なく外交的だとひたすら攻撃的(荒む)になるだけだわ。
俺も母親に散々な目に遭ったから色々な空想に浸って逃げていた。
だから小説書いているんだろうな。
腹立たしいのは社会的な立場はあるから、周りからは「立派な母親だね」といわれたこと。
クズだといいまくっていたけどねw
母や祖母には「普通は人にそういうことをいわない」と怒られたがw
辛い経験なんてしないほうがいいよ
これは当たってる。俺がそう。
小さい頃、夫婦喧嘩で母親が義理父に馬乗りにされて首絞めたり包丁突き立てたりとか、この男は母親に嫉妬して俺に暴力やつまらない仕打ちをしたりなど。
でも小さいころから空想癖があったわけじゃなくて、18歳くらいから異常に出てきた。いまでも一日の大半、妄想や空想してる。
洋画が好きでよく見るんだけど、見ながら同時に見てる映画と似たような新しい物語が1~2つくらい脳内で同時進行するん。だから映画のストーリーとか設定のアイデアはしょっちゅう思いつく。
普段も現実世界と脳内の空想世界2~3つを同時進行で生きてる。
現実に生きてる実感がなくなるときもある。正直やばいと思ってる。
たしかにおれの場合は孤独を紛らわすため、人形の世界やミニカーの世界によく入り込んだ
いったん入ると抜け出るのにしばらく時間がかかったな
川端康成さん思い出した。
幼少期に両親亡くし、祖父母宅に行くも、祖母も早く死去。
子どものうちから老祖父との二人暮し。
五歳より前の記憶殆ど無いんだけど、その間色々あった筈なんだよね。
二度の引っ越し両親の離婚、左腕骨折(高椅子から落ちた)
骨折する時のイメージは今でも残ってる。
んでいじめられっ子だった。
うん、創造は逃げ道だったね。
アーティストを育てるために辛い経験をさせる親が増えるよ
現実が幸せなら創造性なんていらんだろう。
優れた創作はいくらでもあるし幸せに暮らしつつそれらに触れられるのが一番良い。
共感覚持ちのIQ128で芸術的に天才とか奇才ていわれるけど、幼少期は悲惨なものだった
才能なんかいらんから、普通に愛されて幸せを感じたかったよ
そのほうがずっと価値がある
記事を読み、ネガティブな事柄を賛辞するような違和感を感じる方がおられるようですが。
例えばシリアルキラー(連続殺人鬼)の多くも幼少期につらい経験をしてます。
子と親とかその周辺の事象は多面的であり、その数ある事象の一つにポジティブに受け取れる要素があったとしても、総体でネガティブである事実は揺るぎようがないでしょう。
そもそもこの研究一つを見て、恒常的に幼児を虐待するような人間は異常者です。
当たってるわw
学生時代は図書室しか居場所がなかった
しかしいくら創造力があったってコミュ力がないと世の中生きていけないから困ったもんだ
芸術は自己治癒とつながっていると思う。自分の精神的な問題を解決するために様々なイメージを組み合わせてみる。その試行錯誤から普遍性のあるイメージが生まれるのだろう。個人の治癒行為が普遍性を持つと芸術と呼ばれるわけだね。
つらい経験が無く健康に育つと芸術的な創造力は育たないのかぁ
どこか歪んでいるから人と違う素晴らしいものを生み出せるというのも何だかなー
『元祖天才バカボン』というアニメで、バカボンパパの友達で、人を感動させる物凄く美しい文章を書く作家が出て来たが、この人は風呂にも入らず不潔で臭いホームレスのような生活をしていた
それを知ったバカボンママが身の回りの世話をして小奇麗な格好にまともな食事を与えたら酷い文章しか書けなくなってしまった、、という話を思い出した
現実逃避の成れの果て
別に生きる上で困窮する程の酷い目に遇う必要なんてないよな
ただ、今の色々便利な環境だと想像力が育たないのは慥かだと思う
苦手な科目の勉強とか面白くないけど遣らなくてはいけない事が有ったら、如何したら楽しみつつ遣れるか自分で構築してたのに、楽しみながら覚えられます~みたいなのが乱立してるの見ると一寸不安になる
創意工夫する余地がないもんな
此の手のに頼り過ぎると、何か壁があっても自分で克服する力も付かないと思う
成功した人だけを調査対象にしてる事で生存者バイアスみたいな事になってるよねこれ。
ずーっと自問自答の輪の中で考え続けるからね、
でも、将来社会不適合者になるリスクも持ち合わせているもろ刃のやいば
ソースは自分
親に精神的虐待受けて育ったけど、子供の頃は毎日のように想像の世界に逃げてたな。独り言も酷かった
空想の中に理想の両親も居て思い切り甘えられた
空想の中の親と兄姉が居なければ今頃精神崩壊してたと思う
シンゴジラの庵野監督とかが小さいころから父親が荒れまくって家庭環境そうとう悪かったって話思い出した
幼少期辛い目にあいすぎると対人恐怖から一人でもやれる趣味をするしかなくなる。
辛い目にあった分幸せになりたいってハングリー精神から成功掴んだ人もいるだろうね。
しかし健康的で特に辛い目にあったことがないタイプが創造性に欠けるとは全く思わない。
狭い人間関係だからサンプル少ないけどアウトドア派で普段絵を描かなそうな人の方がセンスと発想力は優れてると感じた。ただ現状で満足するか、こうしたタイプは社交性も高いから他の職につくか。
反対に想像力の豊かな人間は試練に強いとも言える
ただ現実逃避して空想の世界に浸っているだけじゃないですよ。
人間の脳は強いストレスに晒されると、それを解消するために自分の感じたことやイメージをなんとかして外に発信しようとするという機能があるんです(本当の話)。
これが人によっては文章だったり、絵だったり、音楽だったり、ダンスだったり、造形だったりするわけです。
幼少期じゃなくても、欝などで苦しむ人がそれまで芸術に何の興味もなかったはずなのに突然アート作品を作り出す、なんてこともよく聞く話ですね。
外傷的な育ち方をして大人になっても苦しんでる人っていうのは
生きること=自分と向き合うこと
みたいになってることが多い。
普通は、というか、まあいわゆる健全な育ち方をした人は生きてること自体に苦しさを感じないし、自分の心を詳らかに解剖して観察することなんてしんどくて出来ないんだけど、
生きてる事自体が苦しみである人はその苦しみと向き合うために自分自身を徹底的に対象化しないといけない。
そういうとこから生まれてくる芸術ってのもあるんだろう。
ほとんど生まれつきの生きづらさを抱えてるなかで、それでも自分をこの世に留まらせているものはなにかって追求していった結果、非常に研ぎ澄まされた美意識や実存主義的な哲学に至るっていう。
むしろ高度な美意識や人間性に対する洞察っていうのはそういう絶望を前提としてしか生まれないんじゃないかという気もする。
サイコパスとも言えるくらいに喧嘩が好きな男の子
海外で暴力的なその子供を止めるのに効果的だった方法
それはね、 絵 を 描 く こ と だ っ た ん だ よ ?
この研究が言っている面はあると思う。でも、その人が語っていないだけかもしれないけど、幼少期のびのび育って大人になって創造性を発揮している人もいる。そっちの方がずっと良い。
極端な言い方だけど、平穏無事な人生で常識人なタイプの人がお話書いても面白そうなイメージあんまない…
あと、絵でも物語でも、とにかく創作物って普通の人が拘らない細かい所に拘って仕上げるから、結果大半の受け手は自覚はなくてもそれがあるからこそ惹かれるっていうのはあるんじゃないかと思う
台詞とか情景描写の拘りとか、絵なら違いよくわからないけど描き手は何かしら感じる繊細な色調とか線の置き方とか
あくまで素人が勝手に思ってるだけだけど…
やっぱり、人間ちゅうもんは、苦労したらそのぶん中身が豊かになって、ねうちが増すもんやなあ。結構ずくめの人生を送って来た奴は、たいてい残酷な上に浅はかな、嫌な奴が多いでえ。
客観視がうんたらって話もあったけど
匿名掲示板のコメント欄で
俺すごいアピールしている人は
本当に創造力に優れているんでしょうか…
その「創造性」って決してポジティブな方向性のものではないでしょ。
自由に生活に何不自由なく、かつ成功している人のほうが、明るい創造性を発揮している。
そもそも日々の生活にも苦労するような状態では、決していいものは作れない。それでも創作しているようなら、そのアーティストは最期は悲惨な状態を迎えている。
>新しい研究によると、幼少期につらい経験をした子供は、創造性が向上している傾向にあるという。
結論からいえば現実逃避だな。
確かに同人作家には、幼児期が良くなかった人が多い
自分を含めて
創造性が高いって事は生産性も高いのだから悪い事ではないだろう
子供に環境の選択肢はないんだし
要は頭がおかしくなる一歩手前ってことでしょ?
うん、わかる。自己表現て心の穴を埋める行為なんだよね。
満ち足りた人は今更表現しなくていいもの。
自分は子供の頃、つらかったときはずっと妄想ばかりしてた。
妄想がひどすぎて頭が狂うんじゃないかって日記にかいたこともある。
大人になって妄想癖はなくなったし、いま特段創造性があるとも思わないけどね。
辛い子が妄想にひたり才能のある子はどんどん伸びるんだろうとは想像つくね。
誰でも自分なりの辛い思いはしてきただろう。
ゲイ=優れてる人が多い。ぐらいにくだらんわ。
この逆で、高収入高学歴の親に愛されて、かつ精神的抑圧とかを感じてきたわけでなく、のびのび天真爛漫に育ち家族に感謝友人に感謝し、それでいて芸術的に大成している……って人間を探したらどのぐらい居るんだろう?
※96
確かにあまり見かけない気がする。
※96
自分の経験からだけど、絵を描くのは自分の欲望・希望を現実に書き起こしたいわけで
こんな幸せな人生だったらそもそも絵を描く必要性が無くなっちゃうね
今まで積み上げてきた物がろくでもない親のおかげだったとは、なんだか悲しくなっちゃうね・・・
記事にするには訳が短絡的すぎない?これ少し古い研究まとめだよ。
最近この手のネット依存者に受けの良い記事が多い気がするんだけど。
この法則のせいで2世の作家達が微妙になるのか、、
まあ特別に悪い環境で育たなくても、生まれつき知能が高かったり感性が鋭い人っていうのはなんとなく世の中とそりが合わなくて孤独になりやすい傾向はあるかもしれない。
大人になって世界が広がって行動力も伴えば自分にあったポジションを見つけられるんだろうけど。
兄が絵描きだけどあってるな。祖父母が近くに居て初孫でめちゃ厳しく育てられた結果……まあ、現実逃避するしかないし。
上から目線いばり屋へ増援、やだやだ
芸術に限らず、商品とかでも「お!?」って思うような新製品は満たされた環境では出にくかもしれない。
会社が業績不振で存続が脅かされている状態とか。
リストラ寸前の人間。
閑職に追いやられて鬱屈した不満が「ナニクソ!」という反発心に変わったとか。
開発の裏話を聞くと、そういう事例が多い。
※104
最初のファイナルファンタジーみたいな?
幼少期に辛い思いをしていない芸術家と聞いてふと思いついたのがフレディ・マーキュリー。
彼は家がいいおうちで、実はお坊ちゃん。頭のいい家系で医者とか弁護士になる人が多かったそうな。両親からの愛情もたっぷり受けて育った。
ただ、自分がゲイだったことや、移住を何度かしていること、移住先のイギリスで、移民ということもあり、実は差別を受けた経験が…あるのかもしれない。本人が周囲に明かさなかっただけで。亡くなる前日まで自分の病名も明かさなかった(本人は発表するつもりはなかったようだけど)秘密主義など。
辛い経験に絞らなくても、幼い頃に色々な経験をしているか、さらにその経験を活かす頭の良さが、芸術家としての複雑さを生むんじゃないかな。
想像の世界に入り込むからね
そら鍛えられるよね
現実に安全地帯が無ければ、空想世界しか安全地帯候補は残らないもの。
メンタルクリニックとしての切実な需要がある以上、そっち方面へ脳ミソを使えば使うほど次第に強化されていくのは当然かな。
まぁ、だからってそれを利用しようなんてアホな親は…
…居るだろうなぁ。虐待の正当化にも悪用できそうだもん。
それと、満ち足りてる人は「無気力」と言うより「穏やか」な人になると思う。まぁ、一概には言えないけど。
無気力ってのは『欲を満たせば』なるんじゃなくて、『自由意思を否定され続けて』なるもんだし。
ただ、満ち足りてる人って何だか平和ボケしてるのがデフォみたいだから、考え方の違いを感じてしまう事も多々あるね。
想像力も豊かになるだろうし、いわゆる普通の家庭というものを経験してないから物事に対しての視点も普通とは違ってくるだろうしね。なんかわかるわ。
この前、デイヴィド・リンチの映画監督になるまでの人生をドキュメンタリーで撮ったアート・ライフという映画を見ました。
その中だけでは家族や友人に恵まれ、のびのびと創作活動してきたようでした。作風からすると意外ですね。もしかしたら前世での経験も影響してるとかあったりしてとか考えちゃいます。
こうした創造性は現実世界(他社と共有される社会世界)と自分の内的世界(自分が主体となり自分が環境を理解するための自意識世界)との間に深い溝があると感じた場合、それを埋めるための第三の世界として発達するのだと思います。多くの人は社会共有に自分の中のある面を無視するなどして重ね合わせることにあまり苦労はしないはずですが、それができない人には想像という迂回世界が必要なのかと。現実逃避ではなく、それでもなんとかして現実にリンクしようとした結果、生み出されるものだと考えます。例えばゴッホのように、その作品が完成した一作品として完結しているのではなく、ゴッホ自身の行為の痕跡として鑑賞できるように。
ポンポさんで見た
芸術家を集めてアンケートとったらその中で~って話であって虐待されたら芸術家になるわけではない、とアレな人たちのために赤太字で記事の最後に書き加えてどうぞ。
あからさまに分かりやすい虐待から当人達が分かっていない虐待もあるから全ての虐待が悪い訳では無いと思う。躾の一環で殴る行為も、殴られる側が自分に非がある事を認めたうえで殴る側も過剰に殴らなければ虐待には当たらないのでは?。勿論自分に非が無いのに殴られるのは看過できないけど。
最近は躾が虐待に当たるから何もしないで放置(育児放棄)した方が楽という考え方もある。私の家では食事やテレビと音楽の鑑賞等は普段から個人で行い、家族揃って何かするという事はありませんが、他人から見たら放置している様に見えるらしい。
騒音等の極端な行為でも無い限りはこちらから態々話しかけたりもしない程度なんだけね。
※116
躾の一環で殴る行為も、殴られる側が自分に非がある事を認めたうえで殴る側も過剰に殴らなければ虐待には当たらないのでは?
そもそも何故躾で殴る必要があるのか理解に苦しむ。言葉でコミュニケーション取れるんだから言葉で躾ければいいと思うよ。虐待というのは加害者の行為が過激かどうかではなく、被害を受けた側が苦痛を感じたかどうかだと私は思う。育児放棄も虐待だよ。ただ116の放置は育児放棄ではなく、放任主義なだけでは?
KORNのジョナサンとか
すごくわかる。
あとは芸術家になる程感受性が豊かだから、同じ体験をしてもより傷つきやすいというのも大いにあると思う。
これはありそう
ただし創造性があってもそれがイコール優れた作品制作に結び付くかと言われると残念ながら答えはNOなんだよな
それはけっきょくのところ表現分野における別の才能が必要だから
だから辛い事を体験した人間は腐るほどいても優れた芸術家はほんの一握り
芸術系のプロをサンプルに使っちゃダメじゃないか。というのはプロはその仕事によって創造性や芸術性が磨かれている可能性があるから。これらが天賦の才で磨けないと言うならばそれこそ「向上」に反するのだから仕事で磨かれているという可能性は無視してはいけないと思う。他にも可能性があるのに幼少期の経験ゆえに磨かれたとは言い過ぎじゃないか。調べるなら素人同士で比べる方がまし。それに、辛い体験が創造性をはぐくんだのではなく、創造性ゆえに辛い体験をしたという可能性も無視してはいけない。他と違う子はえてして排斥されるのだから。
自分も幼少期の頃は楽しい思い出が大かったけど、その頃からマリオペイントやRPGツクールなどの子供でも楽しめる創作ツールが欲しかった記憶もあるし苛めの経験が無い友達の絵や創作物も上手い絵や冗談やらで笑った事があったから、この記事に書いて在る事には一概には賛同できないし好きになれない。
はいはい新潟新潟、外には雪と田しかない
だから漫画家がいっぱい出たらしく
それを受けて県は何を起こすのかわからんが起こしとしてアニメがどうこう言ってるが、アニメは何も放映していない
育成は順調らしい
ても今はBSと動画配信サービスで全部追えるけどな
そう言えばブラッドベリに、公園という暴力地獄へ我が子をデビュったんに忍びなく、入れ変わってるー!?する親父の話があった
その地獄を子供の時間感覚で過ごす事になる訳で、先が遠い遠い事をわかってる分、逆に辛いよね、という話
色々あったんだろうねえブラッドベリ
幸せな幼少期を送ったと思っているし、家族は何よりも愛しい。少々一人で読書や創作活動にいそしむ自覚はあるが、大切な友人や幼なじみもいる。
芸術や物語は幸せなものであって欲しい。不幸や苦労は報われてほしい。ハッピーエンド(私の思うハッピーエンドは世間的にバッドエンド、メリーバッドエンドであることもままあるが)が大好きだ。みんな納得できる、みんな幸せな世界が、創作の中なら可能だ。現実もいつかそうなってほしい
文学や絵画彫刻などで、不幸なものを「これ不幸でしょ?」、不浄のものを「これ汚いでしょ?」(それを美しいって言う自分カッコいい)って言う精神は、美しくあるべき創作という世界を汚されているようでとても不快。そしてなにより、現実を美しくすることを諦めているように思える。
より良い世界を求めるのに、不幸かどうかなんて関係あるもんか。多少の瑕はあれど、私は幸せだ。それでもより良い世界、より美しい世界を求めるし、その欲望を芸術や弁論を通して周りにアピールする。私が芸術を好むことで私を奇人と言う人もいるし、親や友達でさえネガティブだと言ってくる。でも私は幸せだ。そして私は芸術が大好きだ
ていうか生き物って
ヤバイ状況を脱するために
知恵をふり絞るもんだろ?
アーティストになってからだって
〆切とかハングリーとかが無いと
創造性を発揮できんこともあるし。
なんてことない。
心の避難場所。没頭することでケアしてる。熱中してる時は嫌な記憶にも囚われない。
つらい現実とのバランスを取るために空想の世界に逃避して創造力を身につけたってことだ。
ワイもつらい時はそうしてた。
結構、芸術面では評価されて賞も何個か貰ろったで。
その内容の苛烈さに関わらず、問題解決能力が同世代に比べ高くなる傾向はあるかもしれません。
自分で達成出来るという経験や、周囲に任せられないといったやや閉鎖的な感性が、独創性を育んだりもします。
しかしながら、その独創性や想像力を発揮できる舞台を作れない場合もあり、多くは自己否定的な生活を送っているせいでもあります。
前向きという言葉は、甘い薬のようでいて割と苦いし、長い拷問のようでもありますけど、だからこそ続けていく事でチャンスも見つけるし、舞台も作れるのだろうと、今にして思うのです。
過去どうあれ、私は今の自分と戦うのがもっぱら日課です。
そりゃそうだ
もう想像の世界にしか平和はないからな
家族が統合失調症なんだけど、
当事者同士でも精神疾患のある人は絵が上手い人が多いのではないかと感じている人が多い。
訓練しなくても上手だったり、画力が高くなくても魅力的で引き込まれる絵を描く人が多い。
家族関係が良好でも子供の頃から疾患がある方は
安心した子供時代を送るのは難しかっただろうし、
そもそも劣悪な家庭環境が引き金で発症する人も多い。
この研究結果とも繋がってるのかもしれない。
赤毛のアン著者のモンゴメリーは
知って(感じて)いたのかな。
学も愛情もある両親の下金銭的不自由なく育ち最高の教育をうけて成長
成人後は創造性にあふれる創作者になった天才を探したら星新一をおもいついた
でもこの人は大学院を途中で辞めて、30半ばまでの10年間急死した父親の会社の後始末をした経験があるんだね
この時期は地獄で思い出すのも嫌だ、とエッセイに書いていた
そしてこの時期がなかったらおそらく作家にはなっていなかっただろうと
嫌な時代が彼を創作活動へと向かわせたわけだから
創作者にはどうにもならないドロドロとした時代が必要不可欠なのではないのだろうか?
この研究の趣旨には自分は賛同する