Amazon Echo Dotの壁掛け設置から便利な活用法までを紹介

f:id:karaage:20180128001025j:plain:w640

Amazon Echo Dotが家にやってきました

 結構迷っていたのですが、買ってしまいましたAmazon Echo Dot。

f:id:karaage:20180127233946j:plain:w640

 毎日それなりに便利に活用していますので、我が家の設置方法から使い方を簡単に紹介してみようと思います。

Amazon Echoの設置は個人的には壁掛けがベストと思う

 最初に困ったのは、Amazon Echoの置き場所です。そんなに大きくはないのですが、電源コードもあるので机の上に置くのもコード含めて結構邪魔です。そんなときにnorifumiさんの下記記事で知ったのが、Amazon Echoを壁掛けするというベストプラクティスです。

 この発想はありませんでした。というわけで早速採用です。真似して自分で3Dデータ作って3Dプリントしても良かったのですが、norifumiさんの発想に敬意を評してDMM.make経由で購入しました。長く使うなら、DMM.makeでプリントしたやつの方がよいですしね。

Amazon Echoの壁掛け設置に必要なもの

 壁掛けホルダ。もちろん必須です。

 壁掛けホルダに関しては、固定するのに必要な180度開くホチキスと錆びない針(ステンレス製)なども合わせて用意しましょう。私の場合は、たまたま家にありましたが無ければnorifumiさんが上記記事でオススメのものを紹介していますので、そちらを購入するのが良いと思います(私は同じものを買ってないので、リンクは控えます)。

 あとは、妻の

「コードと電源アダプタが黒いのが嫌、壁に合わせて白にして!」

「壁を這うコードはカバーして隠して!」

 という厳しい要求に対応するために、以下を購入しました。

 電源アダプタ

 ケーブル

 ケーブルカバー

 Amazon Echoの電源は、5.3Vというちょっと変わった電圧なのですが、恐らく長めのケーブルのインピーダンスによる電圧ドロップを考慮しているだけなので、多少電圧低い5Vの電源アダプタなら基本は問題なく動きます(実際動きました)。ただ、もちろん保証があるわけではないので、電源アダプタ、ケーブル共に自己責任でご購入下さい。

Amazon Echo壁掛け設置方法

 norifumiさんの下記記事に買いてあるので、詳しくはそちらを参照下さい。

 簡単に写真で設置の様子を紹介します

f:id:karaage:20180128000605j:plain:w640  取りいだしたるは、Amazon Echoホルダ

f:id:karaage:20180128000448j:plain:w640
 ホチキスでとめるぜ

f:id:karaage:20180128000639j:plain:w640  とまったー!…ん?

f:id:karaage:20180128000732j:plain:w640
 ざ、雑ー!

 いや、ほんとホチキス難しかったんです…不器用ですみません。私は「とまってりゃいいや!」とそのままAmazon Echoを取り付けるという暴挙にでました。

f:id:karaage:20180128000923j:plain:w480
 あとは、こんな感じにケーブルを伸ばしてカバー

f:id:karaage:20180128001025j:plain:w640
 壁掛け成功!

Amazon Echoの我が家の活用方法

 続いてAmazon Echoの我が家での活用方法です。

リマインダで子供の生活リズムを作る

 我が家での毎日の悩みのタネが子供の生活リズム。毎朝、なかなかトイレもご飯も決まった時間に始めて終わることができず、保育園や親の仕事も遅れがちになってしまいます。そこで活躍するのが、Amazon Echoのリマインダ。以下みたいに設定しておきます。

f:id:karaage:20180127233204j:plain:w480

 こうすると、朝になるとAmazon Echoが決まった時間に

「レモンちゃん(娘の名前)、朝ごはんを食べる時間ですよ」

 と娘に行動を促してくれます。Amazon Echoに言われるとちょっとキョトンとした顔をするものの結構言うことを聞いてくれます。親が言うよりも今のところは効果があるみたいです。もし、この時間で会社や保育園に間に合わない場合は、リマインダの数字を調整するだけです。基準があるので調整もしやすいですね。

 ちなみに、この発想は私の発案ではなく、koike moyashiさんの以下記事を参考にさせていただいたものです。感謝。

 もちろん、ゴミ出しなどの予定をしゃべらせるのも良いですね。ただ気をつけないといけないのが、その時間にAmazon Echoの近くにいないと(トイレなどで)聞き逃してしまう場合があることです。iPhone経由でも通知が来るように設定しておいた方がよいですね。

キッチンタイマ

 タイマは地味に便利で、妻はキッチンタイマとして活用しているようです。使い方は簡単で

「アレクサ 2分タイマー」

 というとタイマをかけれます。途中で残り時間が知りたくなったら

「アレクサ あと何分」

 と聞けば残り時間を教えてくれます。複数のタイマを設定することも可能です。タイマを取り消したいときは

「アレクサ タイマー取り消し」

 というだけです。こういった操作が直感的にできるのが良いですね(妻は特に調べずに使いこなしていました)。

Amazon Echoに計算させる

 「アレクサ 150かける5は?」とか「220の5%は?」と聞くとすぐに答えを教えてくれます。料理の時とかに便利かもしれませんね。

 「アレクサ 165かける3367は?」と聞くことで「すべてがFになる」のあの名シーンを再現することもできますよ!

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

Amazon EchoにWunderlistのタスク追加をさせる

 Amazon EchoからWunderlistにIFTTTというサービスを使うことでアイテムを追加することができます。

 Wunderlistに関しては、以下サイト参照下さい。

 IFTTTの登録の仕方と基本的な使い方は色んなサイトで説明があるので、ここでは説明はしませんので各自調べて下さい。 PCでもスマホアプリでも簡単にレシピ(サービス同士を連携させるカスタムの設定)が作れます。

IFTTT

IFTTT

  • IFTTT
  • 仕事効率化
  • ç„¡æ–™

 Amazon EchoとWunderlistを連携させるには、まず以下のサイトに行き、Wunderlistにログインします。

Sign In: Wunderlist

 そしたら以下のように「Wunderlistにメールするの機能を有効にする」を有効にし、使用するメールアドレス(Gmailが良いでしょう)と、行き先(登録したいWunderlist上のリスト)を選択しましょう。

f:id:karaage:20180131224957j:plain:w640

 これで指定されたメールアドレスから[email protected]にメールを送ると、そのメールのタイトルのアイテムがWunderlistの行き先のリストに追加されるようになります。

 Wunderlist側の設定が完了したので、後はIFTTTに以下のようなレシピを作るだけです。

f:id:karaage:20180129005757p:plain:w480

f:id:karaage:20180129005811p:plain:w480

 これでAmazon Echo経由で以下のように話せば、Wunderlistの設定した行き先のリストにアイテムを追加できます。

「アレクサ、やることリストに◯◯◯を追加して」

f:id:karaage:20180131225230j:plain:w480
 リストにアイテムが追加された!(テストというアイテムで試した例です)

 私はリストに夫婦共用のリストを設定したので、私か妻がAmazon Echoのやることリストにアイテムを追加すると、お互いアイテムが追加されるようになっています。便利ですね。問題は、IFTTTを経由する関係でAmazon Echoが反応してからWundrlistにアイテムが追加されるまでに数分のタイムラグがある点と、いつまでWunderlistがサービスを続けてくれるか分からない点でしょうか…

Amazon Echo経由で通知させる(Twitter/Slack/LINE)

 こちらもIFTTTというサービスを使うことで、Amazon EchoをTwitter, Slack, LINEをはじめとした、様々なWebサービスと連携できます。私は、以下の「からあげDashボタン」を、Amazon Dashボタンの代わりにAmazon Echoにやらせて見ました。

 具体的には、妻がAmazon Echoに「アレクサ ダッシュ トリガー」と言うと、Slack経由で以下のように通知が来ます(最初Twitterでやろうとしたのですが、同じ内容を短時間に送ると重複エラーになってしまうのでSlackに切り替えました)。

f:id:karaage:20180129003019p:plain:w480

 これはかなり便利で応用も利く、と言いたいところなのですが、いちいち「トリガー」と言わないといけないのがダサいのと、日本語の認識率が異常に悪いのが致命的です。IFTTTはまだ正式に日本語対応してないらしいので、IFTTT側の問題なのかもしれません。単語によっては全然認識しないです。調べたら多くの人が同じ問題で困っているようです。

 ちなみに私の環境だと、何故か一番認識率が良い単語が「うんこ」だったので、夜な夜なスマートスピーカに人間が「うんこ」と語りかけて「すみません、そのIFTTTトリガーが 見つかりません」と言われ続けるディストピアな未来に突入してしまいました。認識率は今後のバージョンアップに期待ですね。

まとめ

 Amazon Echo Dotの壁掛け設置から我が家での使い方を簡単にまとめてみました。他のサイトの使い方を見ると、音楽を再生させたり、いろいろなスキルを試している例が多かったのですが、我が家はほとんどそういう使い方をしていないですね。十人十色の使い方ができるのがスマートスピーカの面白いところなのかもしれません。

 ちなみにAmazon Echo、めちゃめちゃオススメかと言うと、全然そんなことは無いです。無くても全然困らないですしね。あくまでアーリーアダプタ向けのおもちゃと思います。ただ、数年経つと状況はかなり変わってきて、今よりずっと広く普及するのではないかなと思います(理由の詳細はここでは割愛します)。

 実は当初、Raspberry Piで似たようなbot作ろうと思って、昔作った自作デジカメのケースと初音ミクのおもちゃを組み合わせて以下のような形まで作っていたりしました。

f:id:karaage:20180129010322j:plain:w640

 これ、音声認識してミクさんの声で天気予報やその日の予定を教えてくれるところまで作ったのですが、結局運用(設置)までは至りませんでした。何故かと言うと、電源コード含めて置き場所に困ってしまったり、気軽に電源オフにできないというハードウェアの面の問題もあるのですが、設定のGUIとかスマホ連携の部分作るのが辛かったり、他の人が作った機能(スキル)を簡単に取り込むのが出来なくて寂しいというソフトウェアの面の課題も大きかったです。

 自分は何か作るのは好きなのですが、あるものは買えば良いかなと思っています。Amazon Echoはクラウドとスマホ対応の音声認識デバイスとしては格安と思うので、そういう見方ができる人にとってはとてもお得なデバイスだと思います。そのうちRaspberry Piとの連携で何かしてみようと思っているので、うまくいったら応用編として紹介しようかなと思っています。

関連記事