【参加】今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9【企画】
すっかり参加が恒例となったこの企画。
『化物語』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:1
演出:3
音楽:2
総合的な評価:4
合計点:15
作品として、トータルバランスでなんとか楽しませるレベルになっているのが脅威というしかない作品。新房×シャフト演出はさすがなのだが、最近量産しすぎたために目新しさにも限界を感じる。むしろ普通。女性キャラも色々出したが、基本ボケキャラばかりで萌え要素のヴァリエーションがあるばかり。会話の相方としては忍野と羽川だけいれば、基本ドラマとして成立する。他ヒロインとの会話はオタク方面に先鋭化しすぎて、西尾ファンやオタク素地のある人以外でなけらば楽しむ余地も極めて少ない。つーか、放送時に出来てない映像多すぎのβ版完成度では、さすがに作画オタではない層でも厳しい。これでパッケージ版は大ヒットなのだから、正直オタは食い物にされすぎだと言いたい。
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:5
演出:3
音楽:2
総合的な評価:4
合計点:23
5クールに及ぶ超大作を、原作準拠で再現。製作会社的に、毎度オリジナル展開で残念な事になるのがお約束だっただけに、そこは高く評価したい。ちゃんと原作完結していれば、出来る子なんです。とはいえ登場キャラクター数が多く、かなり早い展開が行われたため、各キャラクターの魅力を完全に描き切れているかどうかは疑問。それ以上にOPやEDの楽曲は、作品の世界観にさして合っていない物も。その部分を改めれば、相当な良策でした! で終われたんですがね。
『Angel Beats!』
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:5
演出:2
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:22
各所で2クールあればと言われているが、最初から枠が決まっている以上、そこで不満が出るのはボリューム調整不足でしかありません。特にSSSの個々のキャラに対する掘り下げが出来ておらず、枠を考えれば正しいんだけど、ならあそこまで個性的なサブキャラを大量に出す必要があったのかは疑問。同様に何処までもスベっていた死ねないギャグもどうしたものかと。結果、ストーリーは相当に駆け足ですぎ、見る側の補完力に頼る作りです。OPED、およびガルデモの楽曲はいずれも良く出来ているものの、ゆい参加後のガルデモは本編中でほとんど活躍せずに作品内でほとんど機能せず。CDを売るためだけの存在? ただしさすがの作画と、そこでのバランス取りで何となく見れるように作られているのは、評価したい。全体の構成力を覆すほどではなかったですけどね。
『WORKING!!』
ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:25
基本、ファミレスとルル山自宅で進行する小さな範囲での日常ドラマ。だからこそ余裕のある枠で伊波さんの魅力を展開できました。とはいえ伊波さんのキャラによるごり押し感も結構感じます。極めて個人的ながら、なずな派としてはもっと彼女にフィーチャーして欲しかったかなぁ。…ちっちゃくロリじゃないよ!?
『閃光のナイトレイド』
ストーリー:2
キャラクター性:2
画:1
演出:2
音楽:3
総合的な評価:1
合計点:11
早くもチカラ尽きた感のあるアニメノチカラ第2弾作品。特に作画面での尽き加減はかなりアレ。普段作画はあまり気にしない方だけど、今回は目に付きましたね。個々のパーツだけみれば、実はそれほど作画以外は致命的ではないのだが、半端に小ぶりな作り。序盤、制限のある超能力に魅力を感じたものの、あまり活用されないうちに終了。なんか、能力者は預言者だけいればよかったような…。
『さらい屋五葉』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:4
演出:1
音楽:2
総合的な評価:1
合計点:13
今時なシリアスなドラマ展開作品としては、珍しいほどスローテンポ。こういう会話の間合いは嫌いではないが、わざわざこのテンポにする理由が分からない。とりあえず最後まで見てみたものの、語るところがないなぁ。こういう作品に限って、なぜか作画がしっかりしているという状況。なんとも上手くいかないものですね。
『四畳半神話大系』
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:4
演出:4
音楽:3
総合的な評価:5
合計点:25
終盤になるまで、クドイほど繰り返し大学サークル生活を描く展開は、もう勘弁! と思いつつも某8回ループしたアニメと違って毎回サークル違いで異なる展開をみせ、結果として新規キャラを出しつつも既存キャラの前回では見えなかった側面をみせる演出は素晴らしい。原作については詳しく知りませんが、かなり押井守の影響を強く受けているのでは? と思わせる作りであり、あの手のロジックギャグが大好物な人にはたまらない一品。#01時点で、明石さんとの約束が最終フラグと視聴者にモロバレにしておきながらどんどん脱線していく展開も素晴らしかった。ところで、猫ラーメンってどこで食べられますか?
『デュラララ!!』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:4
演出:2
音楽:4
総合的な評価:3
合計点:18
全体を俯瞰で見るとよく考えられた構成なのだが、根本として厨二病臭プンプンなので受け入れがたい部分もあり、かなり人を選ぶ。そこをキニシナイ人、むしろ大好物な人ならバッチコーイなんだろうな。キャラ的にはOPで取り上げておきながら、本編であまり取り上げられていないキャラがいるのは残念。なら、最初からOPからカットすべきではないかと。それよりも一番残念なのは、セルティに中の人が居る事である。映像作品なのだから、全編字幕でやるぐらいの思い切りが欲しかった。せっかく首がない設定なのにな…。
『真・恋姫†無双~乙女大乱~』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:3
演出:3
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:19
前クールではブッチされた呉軍がついに登場。なんだが、あまり活躍しませんでしたね。もっぱら百合な2人のシーンは活躍しすぎでしたが。子安導師vs医者王の対決をバックグラウンドにしつつ、さらにキャラを登場させる手法は悪くはなかったんだけどね。
【ベストキャラクター賞】伊波まひる(『WORKING!!』)
なずな派だけど、阿澄佳奈ファンだけど、この位置に選ぶなら彼女しか居ないかなと。並み居るライバルを、文字通り殴り倒してたどり着いたこの境地。なんというか、ツンデレもここまで来たかと思いにふけってしまう。ホント、2次元だからこそ許されますよね!
【ベストOP賞】SOMEONE ELSE(『WORKING!!』)
某天使鼓動なアニメのOPはほっといても票が入るはずなので、ここではあえてワンワン押しで。それがなくても普通に楽しく、最近では少ないアニメらしい楽曲は、今だからこそ新しい。
【ベストED賞】君の知らない物語(『化物語』)
これを今期の、そしてED枠にいれて良いのか少し躊躇ってしまうけども、あえて採用。今更語ることもないですよね~。
【ベスト声優賞・男性】浅沼晋太郎
『四畳半神話大系』での語りは圧巻。かつての押井守×古川登志夫を髣髴とさせる。他作品での演技幅も広く、声優業の活躍を更に増やしてもらいたいところである。
【ベスト声優賞・女性】該当者なし
今期は特に突出して活躍した人がいなかったので、こういう結果に。
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:1
演出:3
音楽:2
総合的な評価:4
合計点:15
作品として、トータルバランスでなんとか楽しませるレベルになっているのが脅威というしかない作品。新房×シャフト演出はさすがなのだが、最近量産しすぎたために目新しさにも限界を感じる。むしろ普通。女性キャラも色々出したが、基本ボケキャラばかりで萌え要素のヴァリエーションがあるばかり。会話の相方としては忍野と羽川だけいれば、基本ドラマとして成立する。他ヒロインとの会話はオタク方面に先鋭化しすぎて、西尾ファンやオタク素地のある人以外でなけらば楽しむ余地も極めて少ない。つーか、放送時に出来てない映像多すぎのβ版完成度では、さすがに作画オタではない層でも厳しい。これでパッケージ版は大ヒットなのだから、正直オタは食い物にされすぎだと言いたい。
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:5
演出:3
音楽:2
総合的な評価:4
合計点:23
5クールに及ぶ超大作を、原作準拠で再現。製作会社的に、毎度オリジナル展開で残念な事になるのがお約束だっただけに、そこは高く評価したい。ちゃんと原作完結していれば、出来る子なんです。とはいえ登場キャラクター数が多く、かなり早い展開が行われたため、各キャラクターの魅力を完全に描き切れているかどうかは疑問。それ以上にOPやEDの楽曲は、作品の世界観にさして合っていない物も。その部分を改めれば、相当な良策でした! で終われたんですがね。
『Angel Beats!』
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:5
演出:2
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:22
各所で2クールあればと言われているが、最初から枠が決まっている以上、そこで不満が出るのはボリューム調整不足でしかありません。特にSSSの個々のキャラに対する掘り下げが出来ておらず、枠を考えれば正しいんだけど、ならあそこまで個性的なサブキャラを大量に出す必要があったのかは疑問。同様に何処までもスベっていた死ねないギャグもどうしたものかと。結果、ストーリーは相当に駆け足ですぎ、見る側の補完力に頼る作りです。OPED、およびガルデモの楽曲はいずれも良く出来ているものの、ゆい参加後のガルデモは本編中でほとんど活躍せずに作品内でほとんど機能せず。CDを売るためだけの存在? ただしさすがの作画と、そこでのバランス取りで何となく見れるように作られているのは、評価したい。全体の構成力を覆すほどではなかったですけどね。
『WORKING!!』
ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:25
基本、ファミレスとルル山自宅で進行する小さな範囲での日常ドラマ。だからこそ余裕のある枠で伊波さんの魅力を展開できました。とはいえ伊波さんのキャラによるごり押し感も結構感じます。極めて個人的ながら、なずな派としてはもっと彼女にフィーチャーして欲しかったかなぁ。…
『閃光のナイトレイド』
ストーリー:2
キャラクター性:2
画:1
演出:2
音楽:3
総合的な評価:1
合計点:11
早くもチカラ尽きた感のあるアニメノチカラ第2弾作品。特に作画面での尽き加減はかなりアレ。普段作画はあまり気にしない方だけど、今回は目に付きましたね。個々のパーツだけみれば、実はそれほど作画以外は致命的ではないのだが、半端に小ぶりな作り。序盤、制限のある超能力に魅力を感じたものの、あまり活用されないうちに終了。なんか、能力者は預言者だけいればよかったような…。
『さらい屋五葉』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:4
演出:1
音楽:2
総合的な評価:1
合計点:13
今時なシリアスなドラマ展開作品としては、珍しいほどスローテンポ。こういう会話の間合いは嫌いではないが、わざわざこのテンポにする理由が分からない。とりあえず最後まで見てみたものの、語るところがないなぁ。こういう作品に限って、なぜか作画がしっかりしているという状況。なんとも上手くいかないものですね。
『四畳半神話大系』
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:4
演出:4
音楽:3
総合的な評価:5
合計点:25
終盤になるまで、クドイほど繰り返し大学サークル生活を描く展開は、もう勘弁! と思いつつも某8回ループしたアニメと違って毎回サークル違いで異なる展開をみせ、結果として新規キャラを出しつつも既存キャラの前回では見えなかった側面をみせる演出は素晴らしい。原作については詳しく知りませんが、かなり押井守の影響を強く受けているのでは? と思わせる作りであり、あの手のロジックギャグが大好物な人にはたまらない一品。#01時点で、明石さんとの約束が最終フラグと視聴者にモロバレにしておきながらどんどん脱線していく展開も素晴らしかった。ところで、猫ラーメンってどこで食べられますか?
『デュラララ!!』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:4
演出:2
音楽:4
総合的な評価:3
合計点:18
全体を俯瞰で見るとよく考えられた構成なのだが、根本として厨二病臭プンプンなので受け入れがたい部分もあり、かなり人を選ぶ。そこをキニシナイ人、むしろ大好物な人ならバッチコーイなんだろうな。キャラ的にはOPで取り上げておきながら、本編であまり取り上げられていないキャラがいるのは残念。なら、最初からOPからカットすべきではないかと。それよりも一番残念なのは、セルティに中の人が居る事である。映像作品なのだから、全編字幕でやるぐらいの思い切りが欲しかった。せっかく首がない設定なのにな…。
『真・恋姫†無双~乙女大乱~』
ストーリー:3
キャラクター性:2
画:3
演出:3
音楽:4
総合的な評価:4
合計点:19
前クールではブッチされた呉軍がついに登場。なんだが、あまり活躍しませんでしたね。もっぱら百合な2人のシーンは活躍しすぎでしたが。子安導師vs医者王の対決をバックグラウンドにしつつ、さらにキャラを登場させる手法は悪くはなかったんだけどね。
【ベストキャラクター賞】伊波まひる(『WORKING!!』)
なずな派だけど、阿澄佳奈ファンだけど、この位置に選ぶなら彼女しか居ないかなと。並み居るライバルを、文字通り殴り倒してたどり着いたこの境地。なんというか、ツンデレもここまで来たかと思いにふけってしまう。ホント、2次元だからこそ許されますよね!
【ベストOP賞】SOMEONE ELSE(『WORKING!!』)
某天使鼓動なアニメのOPはほっといても票が入るはずなので、ここではあえてワンワン押しで。それがなくても普通に楽しく、最近では少ないアニメらしい楽曲は、今だからこそ新しい。
【ベストED賞】君の知らない物語(『化物語』)
これを今期の、そしてED枠にいれて良いのか少し躊躇ってしまうけども、あえて採用。今更語ることもないですよね~。
【ベスト声優賞・男性】浅沼晋太郎
『四畳半神話大系』での語りは圧巻。かつての押井守×古川登志夫を髣髴とさせる。他作品での演技幅も広く、声優業の活躍を更に増やしてもらいたいところである。
【ベスト声優賞・女性】該当者なし
今期は特に突出して活躍した人がいなかったので、こういう結果に。
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