6月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが好調を維持
電気通信事業者協会(TCA)は、2010年6月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。
6月末時点の携帯電話純増数は、ソフトバンクモバイルが22万9500件(ダブルナンバーは300件の純減)、NTTドコモが16万4600件(2in1は2400件の純減)、イー・モバイルが7万1500件、au(KDDI/沖縄セルラー)が6万1300件で、全社純増となった。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の利用件数は、ドコモが1万7900件、auが2万2100件、イー・モバイルが600件のマイナスを記録する一方、ソフトバンクモバイルは4万600件のプラスとなった。なお、携帯電話全体で見ると、契約数は52万6900件の増加(前月比0.5%増、前年同月比4.8%増)となっており、累計契約数で1億1371万6400件となっている。またイー・モバイルの累計契約数が250万件を突破している。
純増数のうち、3Gサービスでは、ドコモが26万8100件、ソフトバンクモバイルが22万9500件、auが7万5800件、イー・モバイルが7万1500の増加となる。また携帯電話のインターネット接続サービスでは、Yahoo!ケータイが14万4200件、iモードが2万3000件、EZwebが2万3200件とそれぞれ純増し、EMnetは1600件の純減となった。
プリペイド契約では、ソフトバンクモバイルが1万4300件、イー・モバイルが1000件の純増で、auは5200件、ドコモは100件純減している。通信対応デジタルフォトフレームの契約数などを含む通信モジュールは、ソフトバンクモバイルが6万1500件、ドコモが4万5100件、auが2万1000件となった。
無線ブロードバンドサービス(BWA)となるUQコミュニケーションズは、2万1300件の純増で、累計契約数は21万3900件と、20万件を突破した。
このほか、PHSサービスのウィルコムは、6万1200件の純減。前月400万を割り込んだ累計契約数は、388万2800件となっている。ドコモ網を借り受けている3Gサービスのユーザー数は前月より4200件増加しており、PHSサービスの契約数とあわせると、ウィルコムの累計契約数は399万4900件となっている。
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 164,600 | 56,514,500 |
KDDI | 61,300 | 32,091,400 |
ソフトバンク | 229,500 | 22,573,200 |
イー・モバイル | 71,500 | 2,537,300 |
総計 | 526,900 | 113,716,400 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 268,100 | 54,162,200 |
au | 75,800 | 31,880,500 |
ソフトバンク | 229,500 | 22,573,200 |
イー・モバイル | 71,500 | 2,537,300 |
総計 | 644,900 | 111,153,200 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
iモード | 23,000 | 49,060,600 |
EZweb | 23,200 | 27,118,100 |
Yahoo!ケータイ | 144,200 | 17,660,600 |
EMnet | -1,600 | 49,700 |
総計 | 188,800 | 93,889,000 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
ウィルコム | -60,600 | 3,882,800 |
総計 | -60,600 | 3,882,800 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
UQコミュニケーションズ | 21,300 | 213,900 |
2010/7/7 16:00